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おはようございますo(^-^)o..。*♡8月ですね!
今日も崩れゆく地方医療の現状をお知らせいたします。
リハビリ病院でも集団退職、それから赤字と大規模な集約化。
北海道の多くの病院が淘汰される勢いかも!北海道大丈夫!?
必要ないのに救急車を呼ぶ人が逮捕されました(>▽<)!!
あと私としては「新生児の看取り」について。
これはNICU治療に携わる者が日々抱える問題です。
できれば多くの方々に読んでいただきたいですo(^-^)o!!!!では!
院長ら4医師退職へ、浜松市リハビリ病院
静岡新聞 2007年7月31日
http://www.shizushin.com/local_social/20070731000000000019.htm
浜松市リハビリテーション病院(同市中区和合町)の医師10人のうち4人が今月末までに退職してリハビリテーション科の入院取り扱いを休止することが30日、市議会厚生保健委員会の市の報告で明らかになった。うち1人は本田哲三院長(56)で、さらに来月退職の意向を示している医師がいるため「病院の存亡にかかわるのではないか」と委員の市議から運営状態を危惧(きぐ)する意見が出た。
4人はリハビリテーション科の3人と内科の1人。既に2人が6月末に退職し、本田院長ら2人が今月31日付で退職する。理由は「健康上の問題や家庭の状況、大学の医局の異動」と市側は説明し、「目指す医療と違いがあったかも知れない」と医師の考えと病院の現状にギャップがある可能性も示唆した。
同病院は平成11年に浜松市が国立浜松病院の移譲を受けて開設した。昨年9月には初の外部登用のリハビリ専門医の院長として、東京都リハビリテーション病院副院長で慶応大客員助教授の本田医師が就任し、本年度から理学療法士や作業療法士を増員して、リハビリに特化した医療体制の充実を目指していた。
病床数は132で、現在の入院患者は約50人。医師は8月からリハビリテーション科3人と内科3人となるが、さらに退職者が出ると、病床数変更なども検討課題になる。現状では関係医療機関からの紹介患者の受け入れを制限し、市側は医師の確保に努める。
八戸市民病院/06年度赤字10億
東奥日報 2007年7月31日
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070731131742.asp
八戸市民病院の二〇〇六年度決算見込みは約十億円の赤字となり、不良債務は十五億四千五十一万六千四十三円に膨らんだことが三十日、分かった。医療診療報酬の改定による診察や手術の技術料の減額が大きな要因。病院側が同日、病院運営審議会で報告した。
事業収益は、約百二十六億八千三百九十万円。外来患者の減少で外来収益は約三千九百万円の減収だったが、入院による診療収入は約八十五億九千二百万円と、前年度比で約二億四千七百三十万円(3%)増となった。
支出である事業費は、約百三十六億九千百四十万円。人件費が前年度に比べ約八千八百十万円(1.3%)増加した。資金収支は約三億八千八百五十万円の赤字となり、不良債務が増大した。累積欠損金は、約百四十三億円から約百二十四億円に減少。〇五年度の決算後、市議会の議決を経た上で資本剰余金から約二十八億七千六百万円を繰り入れ補てんしていた。
また、経営健全化に向けて、医師確保のための給与・手当などの処遇改善、実績評価に応じた給与制度導入などに取り組んでいくと報告した。
自治体病院 道内30区域で再編案 道医療対策協提示、年内に構想策定
北海道新聞 2007/08/01
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/life/41009.html
赤字が深刻化している自治体病院の再編に向け、道医療対策協議会は三十一日の分科会で、道内を三十の区域に分けるたたき台案を提示した。区域ごとに、総合的な医療を行う中核病院に医師や設備を集約することで、病院の共倒れを防ぎ、地域医療の空洞化に歯止めをかける狙い。今後、各地域の意見を聞きながら、年内に「広域化・連携構想」を取りまとめたい考えだ。
道内に九十七カ所ある市町村立病院の累積赤字は、二○○五年度で約千二百億円に上り、自治体経営を圧迫している。このため、区域ごとに中核病院をつくるとともに、その他の病院を初期医療を行う診療所などに再編。中核病院を中心に地域内で連携を強め、各自治体の負担減や地域医療の充実を目指す。
たたき台は
《1》現在の患者の通院動向
《2》二百床程度の中核規模の病院が含まれている
-などの条件を基に、道内百八十市町村を最小三市町、最大十八市町村からなる三十区域に分けた。ただ、通院に車で片道二時間程度かかったり、十八市町村が含まれる広大な区域もあるため、各地域の事情をふまえながら、同協議会はさらに区域割りを調整し、十月をめどに素案としてまとめたい考え。その上で、各区域ごとに保健所や各自治体関係者などから意見を聞きながら、年内に構想をまとめる方針だ。
医師確保へ医療対策協設置
中国新聞 '07/8/1
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200708010017.html
岡山県は31日、県医師会や病院などと連携して医師の確保や偏在解消策を検討する「県医療対策協議会」を設置した。4月に施行された改正医療法に基づく法定組織で、中国地方5県では初の設置となる。県施設指導課によると、2004年の県内の人口10万人当たりの医師数は258.8人で、全国平均(211.7人)を上回る。一方、小児科医など多くが県南の都市部に集中し、地域間の偏在が課題となっている。
構想には強制力はないが、自治体の病院再編の方向性を示すものとなる。同協議会関係者は「このままでは地域医療は崩壊する。地域で十分に議論しながら、自治体病院を再編し、医療資源を集約化することで、医療の充実につなげたい」と話している。
病院薬剤師の配置標準引き上げは盛り込まず 厚労省の検討会
医療タイムス 2007年7月30日
http://times-net.info/news/2007/07/30/
後期高齢者の診療報酬体系の骨子は9月中旬以降に取りまとめか
医療タイムス 2007年07月31日
http://times-net.info/news/2007/07/31/
必要ないのに救急車呼ぶ 業務妨害で男逮捕
中国新聞 2007年7月31日
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200707310285.html
救急搬送の必要がないのに救急車を要請したとして、広島西署は三十一日、広島市西区鈴が峰町、無職広野昌人容疑者(61)を業務妨害の疑いで逮捕した。
調べでは、広野容疑者は二月三日から四月四日にかけて、「腹が痛い。救急車を回してくれ」「傷害事件だ」などうそを言うなどして一一九番と一一〇番に計四回通報し、西消防署の救急車を自宅などに出動させた疑い。広野容疑者は「正しい通報だった」と容疑を否認している。西署によると、確認のために折り返しかけた電話には出なかったり、応対しても一時間以上、救急隊員を待たせたりすることもあったという。西署はこのほかにも余罪があるとみて追及する。
未収金の解消へ外部委託を検討/行政懇で県が示す
沖縄タイムス 2007年7月31日
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200707311300_04.html
県行政改革懇話会(会長・大城常夫琉球大教授)の二〇〇七年度第一回会合が三十日、県庁で開かれ、「県行財政改革プラン」の〇六年度の実施状況と〇七年度の取り組みについて意見交換した。
同プランの推進項目のうち、進ちょくが遅れている「未収金の解消」について、委員は「民間では、未収金の回収がどれだけできるかが成功の鍵を握る。押しが弱い」と指摘し、行革のスピードアップを求めた。県観光商工部は「未収金はできるだけ事業者の理解を得て納入してもらっているが、徴収対策は強化していく必要がある」と外部委託を検討する意向を示した。
また「市町村への権限移譲」についても委員から「沖縄は全国で一番権限委譲が遅れている。優先順位を付けるなど、市町村が積極的に手を挙げる環境づくりが必要」と助言があった。県総務部は「人的支援や財政的支援など、市町村が受け入れやすい仕組みづくりを考えている。県内は小規模の市町村が多いので、受け皿作りが大切。市町村合併と並行して進めることが重要ではないか」と述べた。〇六年度の進ちょく状況は推進項目四十二のうち、三十六項目が、おおむね目標を達成あるいは目標を超えている。一方、適正な基金残高の確保や病院事業の経営健全化の推進などが遅れている。現業職の給与の総点検は実施時期が未到来のため、行われていない。
死亡女性の遺族勝訴 浦添総合病院に賠償命令
琉球新報 2007年7月31日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-25918-storytopic-1.html
2001年3月に急性心筋梗塞(こうそく)で浦添市の浦添総合病院に搬送された女性(69)=当時=に適切な治療を早急に施さず死亡させたとして、女性の遺族が同病院を相手に約6800万円の損害賠償を求めていた訴訟の判決で、那覇地裁の大野和明裁判長は31日、原告の主張をほぼ認め、病院側に約3400万円を支払うよう命じた。
原告らは訴状で、担当医師らはどの血管が詰まっているのかを確認する作業を怠って梗塞血管を取り違えたり、血管拡張で使う風船を血管内で誤って大きく膨らませた結果、血管が破裂したなどと主張。また、止血処置を施す位置も誤ったため、心臓が壊死(えし)し、女性は死亡したなどと訴えていた。
大野裁判長はこれらの訴えを認め、別の医師の証言や鑑定結果などから、担当医師が狭さく血管の特定や血管の大きさに適さない処置をしたなどと認定した。
中国産サバにも抗菌剤 韓国産シジミに殺虫剤 厚労省が検査命令
2007年7月31日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/20070731gr01.htm
赤ちゃんABC 一覧 事故防止 読売新聞
(1)ちょっとの気配りが大切 (2007年6月5日)
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/childcare/baby/20070605ok02.htm
(2)「大丈夫だろう」の落とし穴 (2007年6月12日)
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/childcare/baby/20070612ok01.htm
(3)「危険」根気よく聞かせる (2007年6月19日)
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/childcare/baby/20070619ok01.htm
(4)高層階の危険 常に意識 (2007年6月26日)
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/childcare/baby/20070626ok02.htm
(5)意外な行動 HPに事例集 (2007年7月3日)
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/childcare/baby/20070703ok01.htm
(6)車の危険「慣れ」が大敵 (2007年7月10日)
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/childcare/baby/20070710ok01.htm
(7)公園遊び 目を離さずに (2007年7月17日)
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/childcare/baby/20070717ok01.htm
(8)水のレジャー 一人にさせない (2007年7月24日)
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/childcare/baby/20070724ok02.htm
(9)誤飲…どうする応急処置 (2007年7月31日)
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/childcare/baby/20070731ok01.htm
百日ぜきの患者数、00年に次ぎ最多 大人の割合も増加
朝日新聞 2007年07月31日
http://www.asahi.com/health/news/TKY200707310486.html
エムスリー、治験協力医師ネットで募集
2007年8月1日/日本経済新聞
http://health.nikkei.co.jp/news/top/
体外受精卵のマイクロ培養装置=不妊治療や畜産に応用期待-東大など開発
時事通信 2007年8月1日
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007080100079
差別ない環境整備を 養護教諭ら小児糖尿病の研修会
中日新聞 2007年8月1日
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20070801/CK2007080102037542.html
停電になった手術室、携帯電話の明かりで手術を完了
CNN Japan 2007年7月31日
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200707310034.html
避難所の被災者、疲労色濃く
新潟日報 2007年7月31日
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=1569
「枯れ葉剤の恐怖」
沖縄タイムス 2007年7月30日
http://www.okinawatimes.co.jp/col/20070730e.html
カニの“はさみ”のような太い二本指の手でハイハイする七カ月児。両足の指の数が違う生後間もない赤ちゃん。
アメリカとの戦争終結から四半世紀後の一九九八年に、ベトナムを訪ねた。同国で最大規模のツーズー産科病院では「猛毒のダイオキシンを含む枯れ葉剤の影響」を受けた子どもたちが、次々と生まれていた。病院の説明によると、九七年時点の方が終戦直後よりも出産数に占める先天性異常児の割合は増加。死産の多い傾向は今も続いている。
首都ハノイにはインターネットカフェや外国人目当てのショップも目につき一見、華やかな雰囲気に包まれていた。だがホテルに戻ろうとすると、両足の長さが異なる幼い弟を抱き、玄関をふさぐように「ワンダーラ、プリーズ(一㌦、下さい)」と懇願する女の子に服を引っ張られた。年を聞くと七つという。米政府は「科学的に証明されていない」と因果関係を認めていないが、戦争と枯れ葉剤の影響が、今日までどれほどベトナム社会をむしばんできたかは計り知れない。
米軍が六〇年代初頭、北部訓練場で枯れ葉剤を散布していたことが米政府機関の公式文書で明らかになった。同訓練場では十五―二十年ほど前から、「顔や指先がドロドロに溶けた」奇形のナミエガエルやイボイモリなどの絶滅危惧種が見つかっている。一世代で終わらないのが枯れ葉剤の恐怖だ。政府が米側に働き掛け、徹底的に調査する姿勢を示さない限り、県民の不安と政府への不信は募るばかりだ。
新生児の看取り医療、生命の意味を問う
クリスチャントゥデイ 2007年7月31日
http://www.christiantoday.co.jp/society-news-611.html
日本クリスチャンアカデミー関西セミナーハウス活動センターが主催する講演会「はなしあい・生命の意味を問う」(全4回)の第2回目が28日に開催された。「新生児の看取りの医療・いのちを慈しむ医療を求めて」と題して、船戸正久氏(淀川キリスト教病院医務部長、周産期母子センター長、小児科部長)が、新生児医療の現場から見た治療の現状について講演し、看取り医療の重要さを伝えた。これまで、極小未熟児(出生体重1500グラム未満)は、未熟児特有の病気を起こしやすく、さまざまな合併症が起こる確率が高いことから、生存が困難であった。しかし、治療医学の発展が著しい現代、出生体重1000グラム以下の超未熟児であっても、8割以上が救命されるという。
船戸氏はそうした医療の進歩によって、従来は生存できないとされた子どもの命を救えるようになったが、それに伴い、「もう治療の施しようがない」という段階で、看取り医療へ移行する判断とその時期の見極めが、非常に重要になってくると伝えた。新しい命の死を迎える現場で、当事者たちの治療に対する思いは複雑だ。医師と家族との十分な話し合いがあっても、裁判になることがある。参加者たちは、そこに医療従事者の葛藤があることを真剣に受け止めていた。
参加者からは、「新生児は自分から何を望むか伝えられない、医療スタッフと家族側とのミュニケーション、その話し合いが十分にされることが必要と知った」「とても難しいけれども、答えが出にくい現場で、最善なことが何かを考える現場の方たちの苦労を知りました。この現実を他者へと伝えていくことが大切だと思います」などの感想が聞かれた。次回は8月10日から、1泊2日の宿泊プログラムを行う。臨床精神医学を専門にする工藤信夫氏(平安女学院 人間社会学部 福祉臨床科教授)が講演を予定している。
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