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金木病院、赤字3億円 06年度決算見込み、救急休止で患者減/青森
2007/03/30 陸奥新報
http://www.mutusinpou.co.jp/news/07033006.html
医師不足で今年1月から救急車受け入れを休止している公立金木病院(五所川原市金木町)の2006年度の収益的収支の決算見込みが29日、分かった。休止が明らかになった昨年12月以降、入院・外来患者数とも減少が顕著で、同年度の純損益は前年度(約1億3800万円の赤字)を上回る約3億円の赤字見込み。
入院・外来の1日平均患者数は昨年12月ごろから落ち込みが続き、今年2月は入院106・8人(06年度目標値151人)、外来は249・3人(同268人)。同年度の経常収益は約15億2670万円、経常費用は約18億6880万円。純損益は約3億円の赤字。累積欠損金は約19億2480万円の見込み。
病院を運営する事務組合管理者の平山誠敏五所川原市長によると、救急車受け入れ休止後も、タクシーや自家用車での外来は時間外も受け付けている。しかし「時間外診療すべてが休止した」と誤認する地域住民もおり、収支を圧迫する要因になっているという。
このため同事務組合側は時間外診療の周知を図るとともに、救急体制の早期復活に向け、現在2人の常勤内科医を3人体制にするため医師確保に努めている。
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