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(投稿:by 僻地の産科医)
おはようございますo(^-^)o..。*♡
にて現場のための情報共有トピックから
はじまった『産科医療のこれから』ですけれど、祝1周年です。
副管理人に指名されたことではじまった活動でしたが、
裁判まで行くようになり(二回だけですが)、
ちょっとこの一年で考えもつかないくらいの人脈も広がりましたo(^-^)o..。*♡
勉強させていただく機会を得て、本当にありがたく思っております。
どこまで続くかわかりませんが、とりあえずよろしくお願い致します!
ではどうぞ。
医師不足影響 浮き彫り 勤務医激務に悲鳴 1108人調査回答/三重
読売新聞 2007年12月24日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news/20071224-OYT8T00110.htm
実労働週64時間以上3割
勤務医の実労働時間は週64時間以上が3割、産婦人科医の半数が月5回以上の当直――。今年、県医師会が県内の勤務医を対象に行ったアンケート調査で、病院での厳しい労働実態が明らかになった。回答者からは「深刻な医師不足が生じ、地域医療は崩壊している」「何人過労死するまで、この環境で働かされるのか」といった悲痛の声も上がった。調査結果を踏まえ、県医師会は「勤務医の実態を広報していく活動が求められる」と総括している。アンケートは、県内91病院の非常勤を含む勤務医約2300人を対象に行い、1108人(うち女性170人)が回答した。質問事項は勤務状態、医療政策など多岐にわたった。
週平均の実労働時間は、64時間以上が30%で、このうち79時間以上は12%に上った。診療科別では外科医が最も長く、64時間以上は36%。産婦人科医の労働環境も深刻で、当直回数は月5回以上が49%、緊急時の呼び出し回数も月5回以上が43%に達した。
当直明けで通常勤務をしている医師は全体の7割を占め、「長時間勤務による悪影響」について尋ねた質問では、「健康不安」(71%)に次いで「医療ミスを誘引」と心配する医師が60%もいた。「現在の仕事内容や労働時間に見合う収入を得ていると思うか」(以下は複数回答)との質問には、「我慢できないほど不満」と答えた小児科医と産婦人科医がいずれも2割にのぼり、診療科別では最も多かった。さらに、「勤務の上で負担に感じていること」として、「医師不足による過重労働」と挙げた医師が半数を占めた。
現在の医療政策について不満のある医師は9割に及んだ。関心のある政策に「医師不足と偏在」と挙げた医師が67%と最も多く、医師不足が深刻な県内の医療事情を表した。自由回答では、「勤務医は開業医に比べ、肉体的にも精神的にも多くのストレスを強要されている」といった不満の声が多くを占めた。
医師不足で公的病院再編の波
中国新聞 2007年12月23日
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200712230065.html
広島、島根、山口県内で、医師不足が引き金となり、公的病院の再編計画が相次いでいる。2004年度からの新臨床研修制度の影響で、医師確保がさらに困難になり、病院収支も悪化した。過疎地域では統合予定先の中核病院も医師不足が深刻で、医療崩壊の危機にある。計画のある4カ所のうち広島県安芸太田町、島根県津和野町、山陽小野田市の3カ所は、市町村合併に伴う病院統合の色彩が強い。三原市立くい市民病院と公立世羅中央病院(広島県世羅町)は、市町境をまたいでの再編を模索する。
縮小再編の対象となる4病院とも、大学医局が医師を引き揚げたり、退職者の後任が派遣されなかったりして医師不足に陥った。新臨床研修制度の導入で医師の医局離れが進み、医師配置の調整がひっ迫したためだ。
仕事か育児か 悩む女性医師 岡山県や一部の病院、支援の動きも
山陽新聞 2007年12月23日
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/12/23/2007122311111414009.html
地方での医師不足が指摘される中、女性医師が子育てしながら働き続けられる環境整備が課題となっている。20年前の倍以上に増え、医師としてのウエートが高まっていながら、育児休業の取りにくさや厳しい当直勤務などから離職に追い込まれるケースも。岡山県が対策の検討に着手したほか、個別の希望に配慮した勤務体系を導入する病院も出てきている。
「えっ、6カ月も!?」
岡山県内の総合病院に勤める内科系の女性医師(33)は、育児休業を申請した際、上司にこう反応された。制度上、認められた育休は3年間。だが人員補充の面で病院に迷惑がかかるという引け目や、長期間休んで、めまぐるしく変わる先端医療に対応できるかという不安を感じていた。悩んだ末での半年間という結論だった。
育休からの復帰後は夜間の当直や急な呼び出しを免除してもらうため、非常勤のパートを選択。午前8時半から午後6時ごろまでほぼフルタイムで働くが、ボーナスと給料は激減した。「辞めた同僚の気持ちが痛いほど分かった。子育て中も常勤医として第一線で働ける柔軟な雇用形態と周囲の理解がほしい」
4万5000人
厚生労働省によると、全国の病院や診療所に勤める女性医師の数は2004年現在、約4万5000人で全体の16%。皮膚科(38%)や眼科(37%)のほか、緊急時の呼び出しなどが多く女性医師にとって条件が厳しい小児科(32%)、産婦人科(22%)などでも比率が高い。
岡山県は7月に「県医療対策協議会」を設置、産科と小児科の専門部会で女性医師の離職問題を大きなテーマに掲げた。院内保育所の整備や勤務体制の改善など、働きやすい環境づくりへ向けて協議を進める。厚生労働省もワークシェアリングを進めるため、退職医師らを病院がアルバイトで雇った際に給料の一部を補助する制度などを検討中だ。
道広がる
個々の病院でも“離職阻止”の環境づくりを模索する。
岡山済生会総合病院(岡山市伊福町)は、出産前の女性医師が上司と相談して勤務時間や仕事内容、育休後の復帰プログラムなどを個別に決める「産前・復帰後プラン」を作成。これまでに3人が利用した。女性医師が事前に希望を伝え、カバー体制などを職場で話し合うことで、復帰後に常勤のまま働き続ける道が広がったという。
一方で、制度と勤務実態にギャップを抱える所も少なくない。岡山県内のある総合病院では、今年から勤務時間を通常より短くできる制度を取り入れたが、医師の取得実績はゼロ。「仕事を穴埋めできるめどがないので正直、大きな声ではPRできない。女性医師もそれを分かっており、離職や非常勤を選んでしまう」と漏らす。
小児医療圏は4圏域を設定 県が方針/熊本 熊本中央を除く三圏域は、小児医療の重点化施設と強化施設を配置。重点化施設に小児科医を六人~十人確保し、入院管理体制の整った一般小児科と一次・二次小児救急を提供する。県北は公立玉名中央病院、県南は熊本労災病院と水俣市立総合医療センター、天草は天草地域医療センターが、重点化施設と想定される代表的病院とみられている。 強化施設は小児科医三人~五人を確保。軽症用入院病床はあるものの、当直医は不在で重点化施設などに紹介する。 一方、熊本中央は小児医療拠点化施設に熊本赤十字病院(集中治療型)と熊本市民病院(NICU型)を想定。小児科医十人のほか、救急担当または新生児専任四人が常勤する。また熊本中央病院、熊本地域医療センターなどを特定機能小児医療施設とする。 小児科学会構想で浮かんでいる小児救命救急センターは熊本大付属病院が考えられている。 救急車運転の男を逮捕 交差点事故で4人軽傷 新潟大病院の医療事故:「スタッフの数足りず」 ミス、月400件も /新潟 解剖医、3年で15%減…学会調査 政府、育成へ検討会議 薬害C型肝炎:「全員一律救済」法案提出へ 福田首相 損賠訴訟:出血死「転送義務怠った」 福岡地裁、産婦人科医院に3360万円賠償命令 判決によると女性は妊娠中の03年1月、出血があり同クリニック経営の診療所に搬送され、緊急の帝王切開で男児を出産した。しかし産前から産後に多量の出血があり、治療を続けたが呼び掛けに応じなくなった。その日夕に転送先の病院で腎不全などに陥り、死亡した。 クリニック側は「早期に転院しても死亡回避は困難」と主張したが、永松裁判長は「女性は出産後の診察で出血性ショックに陥っており、早急に高度医療機関に転送する義務があった」と過失を認定。「早期に高度医療機関で治療を受けていれば、生存した可能性が高かった」とした。同クリニックは「担当者が不在でコメントできない」としている。 富山呼吸器外し:「6人余命24時間内」 調べでは、7人は男性4人、女性3人で50~90歳代の県内在住者。鑑定では、呼吸器を外さなくても余命2、3時間の患者が3人、12~24時間が3人だった。残る1人は、呼吸器を装着したままなら数日間は生存した可能性があったが、回復不能の状態で遺族に処罰感情はないという。 患者や家族から呼吸器を外す承諾を得ていたケースは少なくとも2件以上認められたが、意思が確認できないケースも数件あった。伊藤医師の指示で、同僚医師が外したケースが1件あった。伊藤医師は毎日新聞の取材に、7人中6人について関与を認めたうえで▽50歳代の女性は生前に本人から延命治療を望まない意思を確認した▽別の2人は延命拒否の意思が家族の話などから推定できた▽すべての患者は回復不能の脳死状態だった--などと話し、「犯罪ではない」との認識を示している。伊藤医師は現在、別の病院に勤務している。 ある捜査当局幹部は「呼吸器を外さなくても余命がほとんどない患者の場合、現実的には死との因果関係を問いにくい」と語っている。呼吸器外しを巡ってはこれまで、北海道立羽幌病院と和歌山県立医大付属病院紀北分院の医師が殺人容疑で書類送検されたが、いずれも容疑不十分で不起訴になっている。 ▽射水市民病院の呼吸器外し問題 05年10月、伊藤雅之医師が昏睡(こんすい)状態で搬送された男性患者の呼吸器を外そうとしているのを知った看護師長が、院長に報告して発覚。病院の内部調査で00~05年に死亡した7人のカルテに「ファミリーの希望」などの記載があり、呼吸器が外されていたことが分かった。 富山呼吸器外し:終末期医療 議論のきっかけに 女児死亡で両親が青森市を提訴 訴状によると、女児は母親とともに、同市の母親の実家に帰省していた。三月二十四日夜、嘔吐(おうと)などの症状があるため、母親らが同病院に連れて行った際、診察した小児科医は点滴などをしただけで女児を帰宅させた。母親は翌二十五日も女児を同病院に連れて行ったが、小児科医は点滴や薬を出して帰宅させた。 二十六日、白目がちになるなど女児の様子がおかしくなったため、母親は同病院に連絡したが病院側は多忙を理由に受け入れを拒否。個人病院で危険な状態と診断された女児は、救急搬送された同市民病院で、ロタウイルスによる重い脱水症状を合併したウイルス性胃腸炎と診断され、同日中にショック状態となり、多機能不全で死亡した。 刑務所に「高齢者収容棟」設置へ、歩行・入浴に支障例増え 医療人を育てる(5)患者役「プロ」の心得 フェンタニル:張り薬で死亡例、FDA警告 「高次脳機能障害」理解深める講習会 週刊医学界新聞 第2762号 2007年12月24日
熊本日日新聞 2007年12月24日
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071223200020&cid=main
県内の小児医療体制を整備する際の基本になる小児医療圏を、「県北」、「熊本中央」、「県南」、「天草」の四つにする県の方針が二十三日、分かった。各医療圏に必要な医療機能などが検討されており、県が協議結果を基に医療圏別の整備計画を作成。〇八年度を初年度とする第五次保健医療計画に盛り込む。小児科医の不足と偏在が社会問題化しているため、厚労省が日本小児科学会の「小児医療提供体制の構想」を参考にして、各都道府県に対し二次医療圏とは別の小児医療圏の設定を求めている。 熊本県は十一の二次医療圏を設定している。小児医療圏は二次医療圏の有明と鹿本を「県北」、八代、芦北、球磨を「県南」、天草を「天草」、残る熊本市、宇城、上益城、菊池、阿蘇を「熊本中央」にする。
東京新聞 2007年12月23日
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007122301000051.html
毎日新聞 2007年12月22日
http://mainichi.jp/area/niigata/archive/news/2007/12/22/20071222ddlk15040394000c.html
2007年12月23日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20071223-OYT8T00189.htm
毎日新聞 2007年12月23日
http://mainichi.jp/select/science/news/20071223k0000e010015000c.html
毎日新聞 2007年12月22日
http://mainichi.jp/seibu/shakai/news/20071222ddp041040036000c.html
出産時の大量出血で死亡したのは医師らが適切な処置を怠ったためとして、死亡した女性(当時39歳)の長男らが福岡市の医療法人「愛育会渡辺産婦人科クリニック」に約4950万円の損害賠償を求めた訴訟で、福岡地裁は21日、約3360万円の支払いを命じた。永松健幹裁判長は「高度医療機関へ早急に転送していれば救急救命治療を受けられ、生存の可能性があった」とした。
毎日新聞 2007年12月23日
http://mainichi.jp/select/science/news/20071223k0000m040102000c.html
富山県射水(いみず)市の射水市民病院(麻野井英次院長)で人工呼吸器を外された末期患者7人が死亡した問題で、呼吸器外しの際の患者の容体が明らかになった。県警が複数の専門医に鑑定を依頼していた。6人は呼吸器を外さなくても余命が24時間以内で、残る1人は数日間は生存した可能性はあるものの回復不能の状態だった。呼吸器外しと死亡との因果関係の立証は難しいとの見方があるうえ、全員の遺族に処罰感情がないことなどから、鑑定結果は捜査当局の判断に大きな影響を与えそうだ。県警は、元外科部長の伊藤雅之医師(52)のほか、呼吸器外しにかかわったとされるもう一人の医師についても殺人容疑で捜査を続けており、立件の可否は最終的に検察が判断する。
毎日新聞 2007年12月23日
http://mainichi.jp/select/science/news/20071223k0000m040133000c.html
東奥日報 2007年12月22日
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20071222090036.asp
今年三月、青森市の青森市民病院で診察を受けた当時一歳の女児が、二日後に容体が急変して死亡していたことが、二十一日分かった。女児の両親は「医師が適切な診断や治療をしなかった」として、同病院を管理する青森市を相手に約四千五百万円の損害賠償を求める訴訟を青森地裁に起こした。市側は「医療過誤ではない」とし、争う姿勢。
2007年12月22日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071222i312.htm
2007年12月22日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20071222us41.htm
毎日新聞 2007年12月23日
http://mainichi.jp/select/science/news/20071223ddm041040142000c.html
読売新聞 2007年12月24日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20071224-OYT8T00034.htm
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/nwsppr_index.html
● 〔特集〕地域をつなぐ「連携パス」(岡田晋吾,他)
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2007dir/n2762dir/n2762_01.htm
○〔インタビュー〕岡田晋吾氏に聞く
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2007dir/n2762dir/n2762_02.htm
● 〔連載〕続・アメリカ医療の光と影(118)(李啓充)
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2007dir/n2762dir/n2762_03.htm
● 〔連載〕クロスする感性(2)(宮地尚子)
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2007dir/n2762dir/n2762_04.htm
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