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(投稿:by 僻地の産科医)
(あ、傍聴記はもう、私十分メモもとれなくって~
下記を参考にしてくださいo(^-^)o..。*♡)
お決まりの日々?
(1)http://okimari.blog26.fc2.com/blog-entry-1698.html
(2)http://okimari.blog26.fc2.com/blog-entry-1698.html
の記述にも
日々のたわごと・医療問題資料館
(1)http://symposium.b-r.under.jp/?eid=777039
(2)http://symposium.b-r.under.jp/?eid=777136
血圧などのバイタルの説明で、
「4時ごろに国立循環器から搬送OKの依頼が来て、
移動などの準備をして、救急車を呼んでいざ乗せようと運んでいったら
救急車に乗せようとした途端 呼吸が止まって、
どうしようということで、救急外来にもどして挿管して、
それから搬送したのでバタバタしていて記録がありません」
というようなこと。
それまでは、病室を動かしていないんですよね。たぶん。
そういった記述はなかったから。
これって、子癇で
「うごかした途端に再痙攣や、脳出血が起きる」
とされる病態そのものです。
でも、CTにいくのは「危ない」といったのが医師の判断です。
CTを撮るか撮らないかは高度な医学的判断であり、
CT内部で、挿管しない状態で呼吸停止した場合などは目もあてられません。
ましてや、絶対に動かしてはならない、刺激を与えてはならない子癇発作です。
そして、実際、その通りのことが搬送時に起こっているのです。
のは正しかったんじゃないか。
搬送先の決まらない状態でCT撮りに行って、
もっとひどい目にあっていたのでは?
救急車がそこに来ていたから、
国立循環器のうけ入れ態勢が整っていたから、
それでも最低限で済んだものの。
0:14 までの間にバイタルがないのは、ルート確保、医師のコール、
プリンペラン静注などドタバタやっていたから。
当日の病棟看護師は一人、もう一人は待機、コールでやってきています。
緊急時の働きとしては、
少ない人手でよくやっているな、というのが私の感想。
これくらいで0:40くらいじゃないでしょうか。
もしもこの後、CTを撮ることになったとしても、
当直中の技師を起こし、オーダーをいれ、
病院側の回答からでは35-40分でCTを撮れるくらいと
今回の公式解答の中にありました。
最初の意識消失発作は、
過呼吸でなければ、子癇の前駆症状じゃないかと思っています。
CT内部で発作があった場合はもっと大変でしょう。
1:37の痙攣後にCTを撮っていたなら。。。もっとひどい状態でしょうね。きっと。
さて、裁判資料の閲覧感想の続きについては、また。
こちらもどうぞo(^-^)o!
CT室で失われた命
日々是よろずER診療 2007-12-18
http://blog.so-net.ne.jp/case-report-by-ERP/20071218
それが真実意外のなにものでもないでしょう。
しかし、せんせいは「狂った裁判官」という本をご存知でしょうか。
http://www.amazon.co.jp/狂った裁判官-幻冬舎新書-い-2-1-井上/dp/4344980247
果たして、真実や正義を主張したところで、無罪を勝ち取れるのか疑問です。
私は、この本に書かれている驚愕の実態を、この前思い知ったばかりです。
投稿情報: せんせい ありがとう♥ | 2007年12 月18日 (火) 13:47