体調悪くって。
ごめんなさい。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
« 2007年8月12日 - 2007年8月18日 | メイン | 2007年8月26日 - 2007年9月1日 »
(関連目次)→これって、おかしい! 目次
(投稿:by 白熊もどき)
今回、白熊もどき先生に投稿をお願いしました!
診断書に関して非常に怒っておられます。
わたしもあの制度、なんなんだ~とよくおもいます。ではどうぞ..。*♡
『病気がない!』なんて診断書は書けません!
狩猟の資格を取りたい方がこんな診断書を持ってきました。
「上記のものは、統合失調症、そううつ病(そう病及びうつ病を含む)、てんかん(発作が再発するおそれがないもの、発作が再発しても意識障害がもたらされないもの及び発作が睡眠中に限り再発するものを除く。)、自己の行為の是非を判別し、またはその判別に従って行動する能力を失わせ、または著しく低下させる症状を呈する病気、麻薬、大麻、あへん又は覚せい剤の中毒者、自己の行為の是非を判別し、又はその判別に従って行動する能力がなく、または著しく低い者、ではないものと診断します。」
なんでしょうか、この文章??切れ目がないのですが・・・。日本語として非常にわかりにくいです。しかもこのようなことを診断できる医者がいますでしょうか???
統合失調症(昔の分裂病)もそううつ病も外来にはじめてきた患者さんに100%この疾患がないと診断することは不可能だと思います。
てんかんも、発作が無いときは普通の人なので、てんかんじゃないと100%診断することは出来ないと思います。ましてや未来の発作のことに関してはどんな医者でも100%、「発作が再発するおそれがないもの、発作が再発しても意識障害がもたらされないもの及び発作が睡眠中に限り再発する」と診断出来ないです。
麻薬、大麻、あへん又は覚せい剤の中毒者なんて、話聞いても、皆やってないっていうだけですよね。
普通だと思っていた人間が猟奇的殺人を起こしたりする昨今、「自己の行為の是非を判別し、又はその判別に従って行動する能力がなく、または著しく低い者」なんて診断できません。
こんなに診断できないものを、法律で診断させようというのはおかしいのではないかとあまりに腹がたったので、担当の 愛知県 自然環境課 野生生物グループのSさんという方に問い合わせをしました。
回答は「国家試験をうけて受かっている、専門家の医師なのだから、どういう風に診断するかは自分で判断してください。診断できないなら断って下さって結構ですよ。診断してくれる医師のところにその人が探していけばいいことです。こちらはその診断書をお渡しするだけです。」との事。
病気があるという診断書は容易にかけるが、その疾患がないと証明することは非常に難しいと思います。医者だから何もかも診断できるわけではありません。話を聞くだけでいいというなら(実際外来に来たらそうせざる得ません)、県の職員が聞いたって同じ事ではないでしょうか。自費である診断書で検査を沢山すると、診断書を持ってきた方の負担になるのみです。診断書の診断ガイドラインもなく、医師への責任転嫁を法律で行っているだけのような気がします。
県の回答に納得が出来なかったため、関係省庁の環境省に問い合わせをすることにしました。 実は4年前の法律改定のときの意見募集のときに同様の意見が出ているのですが、無視されてしまっています。
意見を提出させていただいて、1ヶ月たちますが、環境省からはなんの返答もありません。
(関連目次)→本日のニュース・おすすめブログ..。*♡ 目次
(投稿:by 僻地の産科医)
おはようございますo(^-^)o..。*♡
朝から大ニュースです!!!
大学医局をぶち壊して、結局は大学がいないと何もできない、
という結論にいきついたのでしょうか!?
ナニをいまさらっ!またまた~って言ってあげたくなっちゃうニュースです!!どうぞ。
さて、各地で産科崩壊してきています。
【産科・小児科 休止一覧 4 】 日本全国 今後の崩壊予定
よろしくお願いいたします!
長野と宝塚から、今日は崩壊のニュースです。
長野須坂の原因は、産科医の交通事故、肩の骨折だけです(涙)。
たったこれだけのことが地方産科医療崩壊の原因となるのが、私たちの現状です。
あとは何紹介したらいいのだか(笑)。話題多すぎです。
最近、個人的に注目の拘置所ニュースなどいいかもしれません。
適当にピックアップしてみてくださいね!ではどうぞ!
大学病院から医師派遣 支援へ
NHK 2007年8月24日
http://www3.nhk.or.jp/knews/news/2007/08/24/t20070824000012.html
医師不足が深刻となるなかで、文部科学省は、大学病院を中心とした医師の養成システムを整備するため、臨床研修の際に大学病院から地方の拠点病院に派遣される医師の旅費や滞在費などおよそ100億円を来年度予算の概算要求に盛り込むほか、大学病院に勤務する医師の処遇の改善を求めていくことになりました。
宝塚市立病院の産科休診へ
NHK 2007年8月23日
http://www.nhk.or.jp/kobe/lnews/01.html
医師不足による産婦人科の閉鎖が全国で相次ぐなか、宝塚市の市立病院でも、産婦人科の医師が全員退職するため、来年3月末で産科を休診する見通しになりました。
宝塚市立病院の産婦人科には、現在3人の医師が勤務していますが、宝塚市によりますと、医師を派遣していた兵庫医科大学から全員を呼び戻したいという連絡があったということです。
このため、宝塚市ではほかの医師を派遣してもらうよう依頼しましたがメドが立たず、このままでは婦人科の外来を残したうえで来年の3月末で産科を休診する見通しになりました。
宝塚市立病院は、内科や外科など20の科にベッド数が480ある総合病院で、産婦人科では年間およそ350人が出産しています。また、現在、宝塚市内で出産できる民間のクリニックや医院は4つあり、市立病院では来年2月以降に出産を予定している人は、すでに診察を断っているということです。
宝塚市立病院の小坂井嘉夫院長は「これからも全国に公募するなどして何とか産婦人科の医師を確保し、休診しなくてすむよう努力したい」と話しています。
須坂病院のお産は、来年3月15日以降は休止
長野県会議員 永井一雄 2007年8月18日のページ
http://www.ne.jp/asahi/suzaka/nagai-k/
県立須坂病院の産科問題について、8月5日「緊急事態!!須坂病院のお産休止か」と書きましたが、この間、齊藤院長さんはじめ関係者の努力を頂いてきましたが、来年3月15日以降の出産は受けられないと決定した。
須高地域にあってお産の出来る病院・産院が全て無くなることになってしまう。安心安全を担う須高医療の歴史の中では過去に無いことだ。
日本の自由主義社会の中にあって、いつでも安心してお産が出来る、お医者さんにかかれると思っていたし、産科が無くなると報道があっても須高は違うと(それは辺鄙なところと思っていたが)医療に関心を持たない(医療費負担が高くなったことだけは、別だったが)国民・県民・住民をいいことに、知らず知らずの内にこんな社会になっていた。
ただ、一方的に医療関係者だけを攻められない事情もある。特にお産関係にあっては、命の大切さなど含めて、医療事故の責任を担当医に取らされると言うことが社会問題になっているからだ。医療の技術だけでなく、今の皆さんは、スマートを取柄としているから、いざ出産と言うときには、体がついてこないことも多くあると聞いている。こんなことを言っていれば、小さな時から生命の誕生には、普段の生活をどうしているべきかをしっかりと教えるべきではないかと言うことになってしまう。(ここの所を理解せずお医者が悪いという風潮があるようだ)
(後略)
須坂病院の産科医確保を要望/長野
信濃毎日新聞 2007年8月22日
http://www.shinmai.co.jp/news/20070822/k-3.htm
県立須坂病院で、産婦人科の常勤医2人のうち1人がけがのため出産に対応できない状態が続いている。21日は須坂市、小布施町、高山村の首長らが県庁に村井知事らを訪ね、産科医の確保を要望した。県側は現状のままだと来年度以降、同病院でのお産の扱い休止も検討せざるを得ないと説明。知事は医師確保に努力するとした上で、緊急避難的に隣接市の産科の利用も探る考えを示した。
丹波市でも勤務医不足 2病院支援か県立を優先か
神戸新聞 2007年8月23日
http://www.kobe-np.co.jp/news_now/news2-771.html
勤務医不足が深刻化している兵庫県立柏原病院と柏原赤十字病院への公的支援をめぐり、地元の丹波市が揺れている。辻重五郎市長を座長とする「丹波市地域医療協議会」が6月末、両病院への支援を表明。これに対し、同市会最大会派の清政会と公明党が7月、「2病院が共倒れする恐れがあり、県立への支援を最優先すべき」と辻市長に提言し、市会内で意見が割れた。また、両病院の設置主体が県、日赤と異なるため医師交流などの議論も進まず、支援する立場の市は、長期的な展望を描けないままだ。
地域医療死守へ意見二分/2施設連携不足 医師集める環境整備を
市立病院を持たない丹波市は、公的医療を両病院に頼ってきた。県立は篠山市を含む丹波圏域の中核病院として主に高度医療を担い、日赤は救急や産科などを看板としてきた。
しかし二〇〇四年度、国が新しい臨床研修制度を導入すると、研修医が大学病院に残らなくなり、大学は地方へ派遣していた医師の引き上げを始めた。このため、県立の常勤医はこれまでに、十七人減って二十六人になった。日赤も十三人減って四人となり産科、外科などは休診に追い込まれた。経営は悪化し、〇六年度の赤字は県立が十一億九千万円、日赤は二億五千万円に上った。同市は約二年前、日赤の市民病院化を提案したが断念。その後、県立の機能も低下し、市と医療関係者、住民らが今年一月、「市地域医療協議会」を発足させ、六月下旬、県立に対して医師派遣の際の経費や医療機器購入を援助することや、日赤には施設改修費や運営費を一部負担するなどの支援策をまとめた。
◆ ◆
市会は二病院への支援を全会一致で決議したが、その後、会派で意見の違いが表面化した。
「日赤は必要ないってことですか」。今月三日、県立への重点的支援を掲げる最大会派の清政会と公明党が開いた市民ミーティング。参加者の不安そうな質問に議員は「焼け野原になってからでは遅い。両方の存続は現実的ではない」と否定しなかった。
割れる市会だが、辻市長は「今ある医療資源に対して、できることをやる」との姿勢を崩していない。県立病院に対して土地や医療機器を貸与する例はあるが、市はさらに踏み込んで医師派遣に直接つながる方法を模索している。県立の酒井國安院長は「県はこの病院にだけ特別に力を注ぎにくい。医師を呼ぶため、市が主体的にこの病院の魅力をつくることが欠かせない」と歓迎する。一方、日本赤十字社兵庫県支部は、市の支援策に対して、病院を存続するかどうか示していない。
◆ ◆
但馬や北播地域のように、医療連携へ向け病院同士の検討が進まないのは、両病院が市立ではない上、設置主体が異なることも要因だ。病院関係者は「県が開いている丹波地域医療確保対策圏域会議が議論にふさわしい場だが、県のリーダーシップがない」とこぼす。一方、県健康局の髙岡道雄局長は「会議は地元の医療関係者の協議の場。県の役割があれば果たす」と話し、地域でまず意見をまとめるべきだ―とする。同協議会は一月以来、開かれていない。
神戸大学の千原和夫医学部長は、地元自治体による支援の成否について「病院内と地域の両面から、医師の負担を軽減する仕組みがいる。診察に集中できるよう周辺業務を手伝う補佐役の配置や、地域を挙げて病院と診療所の使い分けを徹底することも重要」と強調。「魅力的な環境を示せば、医師は集まる」と話している。
厚木市立病院 産婦人科医確保に新手当 市議会9月定例会に条例案提出へ /神奈川
タウンニュース 2007年8月23日
http://www.townnews.co.jp/020area_page/02_fri/02_atsu/2007_3/08_24/atsu_top2.html
藤枝市立総合病院の不適切請求:治療費負担が焦点--指定取り消し前提の聴聞 /静岡
毎日新聞 2007年8月23日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shizuoka/news/20070823ddlk22040053000c.html
◇経営に重大影響も
インプラント(歯根治療)の診療報酬を不正請求していた藤枝市立総合病院(金丸仁院長)に対し、静岡社会保険事務局は22日、保険医療機関の指定取り消しを前提として、病院側の弁明を聞く聴聞を行った。同事務局は、聴聞結果や28日に開く静岡地方社会保険医療協議会の議論を踏まえ、最終決定する。指定取り消しが決まれば、治療費の負担問題が焦点になる。一部は病院が負担せざるを得ないとみられるが、再指定まで時間が掛かれば、病院経営に重大な影響を与える恐れもある。金丸院長は「患者には迷惑が掛からないようにする」と話す。念頭にあるのは「療養費払い」制度。やむを得ない事情があれば、保険を使わなくても保険者(健康保険組合など)が保険分を支払う制度だ。患者は自己負担分(原則3割)を支払い、病院に保険者への請求を委任。病院が保険者から支払いを受ける=図参照。これなら患者の負担は変わらない。
この仕組みは県立総合病院(静岡市葵区)が90年に指定を取り消された場合に使われた。ただ、「やむを得ない事情」を判断するのは保険者の側で、もし保険者がノーと言えば病院が治療費の7割を負担せざるを得なくなる。県立総合病院のケースでも支払いに応じない保険者があり、藤枝市立総合病院も「自腹」は避けられそうにない。
ある藤枝市議は「一般財源から出すことには市民の理解が得られない。病院の内部留保で対応すべきだ」とする。県も「不適正な行為で発生した費用は分担できない」(医療室)と財政支援には否定的。しかし関係者は「内部留保だけでやっていけるのは1カ月が限度」とみる。指定取り消しが長引けば、病院の存続にもかかわってくる可能性がある。
勤務医 開業つれづれ日記さまの日記を参考に!!!
「指定取り消し前提の聴聞」 藤枝市立総合病院の不適切請求:治療費負担が焦点
勤務医 開業つれづれ日記 2007-08-23
http://ameblo.jp/med/entry-10044418396.html
女性医師の現場復帰を支援 厚労省、概算要求へ
朝日新聞 2007年8月24日
http://www.asahi.com/life/update/0824/TKY200708240003.html
厚生労働省は来年度、出産などで現場を離れた女性医師の復帰を支援する病院に補助金を出す制度を新設する。医師不足が深刻な産婦人科や小児科に多い女性医師の現場復帰を促し、医師不足解消につなげる狙いだ。女性医師バンクの拡充や病院内保育所の整備などと合わせ、08年度予算の概算要求に23億円を盛り込む。これを含め、同省の医師確保対策の概算要求総額は、07年度予算(92億円)比73%増の160億円となる。
同省によると、20代医師は、産婦人科医で3人に2人、小児科医で2人に1人が女性。出産や育児で休職した後、「最新の医学知識や医療技術についていけない」などの理由で復職できない女性医師が多いことが医師不足の一因とされる。
このため、現場復帰を目指す女性医師の再教育研修を行う病院に研修費用を補助。復職希望の女性医師と病院の求人を結ぶ事業として日本医師会に委託している「女性医師バンク」では、勤務希望に沿った病院を探したり、電話相談に応じたりするコーディネーターを増員する。
このほか、同省は医師確保対策として▽国や都道府県が仲介する緊急医師派遣に協力した病院への補助▽地域医療の担い手育成に積極的な臨床研修プログラムを実施する病院への補助の上乗せ▽医師の交代勤務制を導入した病院への補助、などの予算を要求する。
地域療育センター開設予定/ 神奈川
タウンニュース 2007年8月24日
http://www.townnews.co.jp/020area_page/02_fri/01_miya/2007_3/08_24/miya_top2.html
平成17年に閉鎖した向丘診療所の跡地に、民設民営による地域療育センターの設置が計画されている。発達障害者支援センターも併設される見通しで、平成22年度の開設を予定している。
地域療育センターは知的障害、身体障害などを抱えた子どもやその家族に相談・指導・検査・判定・医療の提供や療育訓練を行う施設で、障害の早期発見と軽減を図ることを目的にしている。また平成17年に定められた発達障害者支援法により、同地域療育センターには発達障害者支援センターも併設される予定だ。
開設の背景には、障害児の急激な増加があるという。現在市内には約15000人の障害者がいるとされており、施設利用者(相談児童総数)を見ると平成3年から17年で223%の伸びを示している。しかし市内にある南部・中部・北部3箇所を合わせた地域療育センターの定員は240名しかない。そのため早期に発見し、2週間以内に評価、2ヶ月以内に診察、通園療育を行うのが望ましいとされる障害児療育が約半年待ちという状態。各療育センターでも通園回数の日数を減らし、受け入れ人数を増やすなどの対応を行っているが、それでも対処しきれないのが現状だという。
また向丘診療所跡地については小児科医療設置を求める声も根強いが、小児科医の確保が難しく向丘地区には小児科が数件あることや現状では障害児への対応が急務であること、また併設する際の障害児への感染症対策などを踏まえ「難しい」との見解を示している。
慈恵病院、赤ちゃんポストで電話相談件数が大幅増加
クリスチャントゥデイ 2007年8月23日
http://www.christiantoday.co.jp/society-news-627.html
東大病院、潜在看護師の確保へ
キャリアブレイン 2007年8月22日
http://www.cabrain.net/docomo/news/article.do?newsId=11436
県内病院、「潜在看護師」の復職支援へ/福島
福島放送 2007年8月23日
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2007082310
看護師の応募低調 獲得競争激しさ増す 宮城県立病院
河北新報 2007年8月24日
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/08/20070824t13034.htm
宮城県立病院の看護師募集(2008年4月採用)に対する応募が低調だ。35人の募集枠に対して23日現在、応募はわずか12人にとどまっている。募集締め切りは31日で、県は「看護師が確保できなければ、十分な医療サービスの提供だけでなく、経営にも支障を来す」と気をもんでいる。
募集対象は1968年4月以降に生まれ、看護師資格を持つか、08年4月末までに資格取得見込みの人。勤務先は、県立の循環器・呼吸器病センター(栗原市)、精神医療センター、がんセンター(ともに名取市)、拓桃医療療育センター(仙台市)となる。過去の応募者数は、04年が101人(募集枠30人)、05年96人(40人)、06年53人(30人)、07年47人(20人)と減少傾向が続いていた。
看護師確保をめぐる状況は厳しい。昨年の診療報酬改定で、最も高い診療報酬を受けるには、入院患者7人に対し、看護師1人が必要となった。そのため、病院間の看護師の獲得競争が激化している。県は3月末、看護師、保健師を養成してきた県総合衛生学院を廃止した。このため「看護師確保は一層難しくなった」(県立病院課)という。
今回、採用年齢の上限を従来の29歳から39歳に緩和した。出産、子育てのため、離職した「未就業看護師」の取り込みを狙う。今月上旬には就職説明会や病院見学会を開き、看護師確保に向け取り組みを強化している。
子育て中の女性内科医を募集 高畠病院が勤務医減少対策
山形新聞 2007年8月23日(木)
http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200708/23/news20070823_0335.php
竹田医師会病院:「志願医」が来月、着任 態勢手厚く /大分
毎日新聞 2007年8月23日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070823ddlk44100605000c.html
後発医薬品、利用促進へ協議機関
2007年8月24日/日本経済新聞
http://health.nikkei.co.jp/news/top/
厚生労働省は新薬と成分は同じだが価格が安い後発医薬品の普及を目指し、2008年度中に各都道府県に利用促進のための協議機関をつくる。都道府県の医療担当者、製薬会社や地元の医師会、薬剤師会などがメンバーとなり、後発薬の情報提供や安定供給について改善策をまとめる。運営費は厚労省が補助する考えで、08年度予算の概算要求に盛り込む。
厚労省は後発薬の国内シェアを約2倍の30%に引き上げて医療費の膨張に一定の歯止めをかける方針。ただ、医師などの間では「後発薬メーカーは問い合わせへの対応が不十分で、供給も不安」との声があり、普及はやや足踏みしている。
医療タイムス 2007年08月23日
http://times-net.info/news/2007/08/23/
ドクヘリの助成の在り方検討に着手 厚労省
厚生労働省は23日、救急医療用ヘリコプターの導入促進に係る諸課題に関する検討会を設置し、初会合を開いた。本年6月に施行した「救急医療用ヘリコプターを用いた救急医療の確保に関する特別措置法(ドクターヘリ法)」で、都道府県ドクターヘリ運用費の助成金交付事業を行うことが決まったことについて、どのような内容の交付を行うか、新たな医療計画にドクターヘリをどのように位置づけるかなどを検討する。
「ネットワークを形成し生活習慣病対策を」 検討会が中間報告
糖尿病等の生活習慣病対策の推進に関する検討会(座長・久道茂宮城県対がん協会会長)は22日、初期診療を行う医療機関から専門的な診療を行う医療機関まで多くの施設が、国立国際医療センターなどのナショナルセンターを中心にネットワークを形成して生活習慣病対策を進めるべきなどとする、同検討会の中間報告を大筋で了承した。
放射線治療、緩和ケアを診療報酬で評価
厚生労働省保険局医療課の原徳壽課長は23日、日本医師会の社会保険指導者講習会で講演し、2008年度の診療報酬改定で、「政府が力を入れているがん対策については、診療報酬の面でも推進していく。放射線治療や緩和ケアはしっかりと考えていく」と述べ、診療報酬で評価する考えを示した。
「地域の実情に配慮した報酬体系の検討を」 四病協 近く提案書を提出
四病院団体協議会総合部会は22日、地域の実情にあった診療報酬体系の検討などを求める「医療提供体制と2008年度診療報酬改定に関する提案書」を、近く関係方面に提出することを決めた。
自治医大生ら9人が、辺地医療実習に出発(高知)
2007年8月24日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/20070824wm02.htm
県立中央病院 新人臨床研修の核に/富山
中日新聞 2007年8月23日
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20070823/CK2007082302043238.html
患者や家族が率直意見 信大病院、診療体制などで懇談会
中日新聞 2007年8月23日
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20070823/CK2007082302043027.html
山陽市民病院に関する中間答申案/山口
宇部日報 2007年8月23日
http://www.ubenippo.co.jp/one.php?no=4338
シンポ「病院医療が危ない!」開催
キャリアブレイン 2007年8月21日
http://www.cabrain.net/docomo/news/article.do?newsId=11411
小野町地方綜合病院、廃止 年内は回避/福島
福島放送 2007年8月23日
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2007082312
大村市立病院が未返済 競艇から5億5000万円長期借り入れ
長崎新聞 2007年8月23日
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20070823/03.shtml
県立病院事業経営評価委員会が発足/福島
福島放送 2007年8月23日
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200708239
病院向けシステム開発会社が破産
キャリアブレイン 2007年8月21日
http://www.cabrain.net/docomo/news/article.do?newsId=11400
全国自治体病院協精神科特別部会が岡山で総会
山陽新聞 2007年8月23日
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/08/23/2007082309515834009.html
介護疲れで脳梗塞 妻のわがまま 負担に
2007年8月23日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kaigo/note/20070823-OYT8T00067.htm
四病協、地域一般病棟など提案へ
キャリアブレイン 2007年8月23日
http://www.cabrain.net/docomo/news/article.do?newsId=11458
国4600万円支払いで和解 広島拘置所の後遺症
中国新聞 2007年8月23日
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200708230115.html
広島拘置所(広島市中区)が医療措置を怠ったため肺結核になり後遺症が残ったとして、元男性被告(39)=神戸市=が国に損害賠償など約九千二百万円の支払いを求めて広島地裁に起こしていた訴訟で、国が男性に約四千六百万円を支払うことで和解していたことが二十二日、分かった。
訴状などによると、男性は二〇〇二年三月に広島拘置所に入所。四月中旬から、せきや体がだるくなる症状が現れ、五月上旬には三九度を超す高熱があったが、拘置所の医師は「軽い肺炎」と診断。症状が悪化し、六月下旬になって肺結核と診断され、市内の病院に入院した。だが、左肺の機能が失われるなど現在も後遺症があるという。
男性は〇三年九月、「肺結核の進行と後遺症は、注意義務を怠った拘置所の過失が原因」として国に損害賠償などを求めて広島地裁に提訴。「適正な診療をせず放置した」と主張した。国側は「過失はなかった」などと争ったが、地裁が今年六月に和解案を提示。七月十七日に成立した。国側は「今後とも健康管理が適正に行われるよう努める」とコメント。男性は「二度と私のような人が出ないよう、拘置所内での医療体制を整えてほしい」と話している。
服役中の男性が熱中症で死亡 熊谷拘置支所と大阪刑務所
朝日新聞 2007年8月24日
http://www.asahi.com/national/update/0824/TKY200708230335.html
病院でお茶に異物混入か 患者3人が吐き気など訴え
中国新聞 2007年8月24日
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200708240161.html
新種の病気が40年で39種 WHO「前例のないペース」
2007年8月23日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070823-OYT8T00203.htm
集中治療室の赤ちゃんの動画、携帯電話に送信 長野・信州大病院
中日新聞 2007年8月24日
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007082402043353.html
アジア人男性は前立腺癌(がん)の予後が良好
2007年8月13日/HealthDay News
http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20070823hj001hj
看護職員を2時間人質=母の治療ミスと息子逆恨み=聖市
ニッケイ新聞 2007年8月24日
http://www.nikkeyshimbun.com.br/070822-24brasil.html
「培養皮膚」の製造販売を承認 再生医療、初の商業化
朝日新聞 2007年8月24日
http://www.asahi.com/health/news/TKY200708230328.html
欠陥住宅 勝訴しても救われず 業者に支払い能力なく
中日新聞 2007年8月23日
http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2007082302043201.html
三菱UFJニコス、保険証にクレジット機能
日本経済新聞 2007年8月23日
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070823AT2C2103A22082007.html
県内HIV感染者・患者が急増/沖縄
琉球新報 2007年8月23日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-26526-storytopic-1.html
全中核病院にカウンセラー エイズ診療強化で厚労省
東京新聞 2007年8月24日
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007082401000025.html
女性働けば成長率アップ 経済効果0・4ポイント
東京新聞 2007年8月23日
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007082301000459.html
県が消防本部再編 広域化へ検討委
岡山日日新聞 2007年8月23日
http://www.okanichi.co.jp/20070823131932.html
(関連目次)→事例集
(投稿:by 僻地の産科医)
たまには息抜きo(^-^)o..。*♡
産科や関係症例ばっかりやってると、もう嫌になってきちゃうんです。
というわけで、みつけた症例です!どうぞ。
診療のポイントは
眉間部に異物を注入する際、重篤な合併症の可能性に留意して行うべきである。だそうです!
冷や汗ファイル
美容整形手術のため自己脂肪を眉間に注入した後、
眼動脈閉塞による失明に至った30歳女性例
松本市/信州大学病院眼科 森紀和子
(日本医事新報 No.4341 2007年7月7日 p47-48)
※提示例は実例に基づき筆者が再構成したものである
A case introdudion
症例紹介
30歳女性。生来健康であった。イタリア人のような鼻になりたいと、これまでにも美容整形手術を3回受けていた。今回は4回目で、局所麻酔下に両腎部の脂肪吸引の後、胸部、鼻部、眉間部に脂肪注入を受けた。眉間部注入時突然、悪心、右眼痛、右視力低下を自覚し、同日総合病院眼科に紹介された。同院初診時、右眼視力は光覚なく(完全失明)、右眼底に広範な網膜の白色化を認め、右網膜中心動脈閉塞症の疑いでウロキナーゼ点滴を開始された。
翌日、高圧酸素療法を行うため、近くの脳神経外科病院に転院となった。しかし、視力の改善なく、発症2日目、当科外来に紹介となった。
当科初診時、鼻根部に皮膚への刺入部と思われる小さな創を認めた。右眼に上転障害と眼瞼下垂があり、右視力は光覚なしであった。左眼視力(1.O)および所見は正常であった。右眼所見では瞳孔散大、間接対光反射は正常であったが、直接対光反射は減弱していた。眼圧は右/左:6/16mmHgと右眼で低下していた。眼底所見では、網膜全体の高度の浮腫と白色化した網膜血管を認めた。蛍光眼底造影検査では網脈絡膜血管はまったく造影されず、脳血管造影では右眼動脈が起始部で完全に閉塞していた。また、通常眼動脈が閉塞していても外頸動脈枝との吻合を介して脈絡膜が淡く造影されるchoroidal blushもみられなかった。
高度の右眼動脈閉塞症の診断で、同脳神経外科病院に入院のまま、抗凝固薬、副腎皮質ステロイド薬などの投与を受けたが、視力および上転障害の改善はなかった。1週間後、自宅近くの某大学病院眼科へ転院したが、その後受診なく、経過観察はできなくなった。
A problem and measures
問題点および対策
1)問題点
眼周囲への自己脂肪注入直後に発生した視力障害について、現在までに海外で7例報告されている。それらによれば、顔面の末梢動脈は細く虚脱しやすいため、注入時に逆血を確認する際に誤認される可能性がある。誤って眼動脈の枝である鼻背動脈、眼窩上動脈、滑車上動脈などの末梢枝に高圧で注入された異物が逆行性に進んでいき、より中枢の動脈を閉塞すると考えられている。時に眼動脈、内頸動脈にまで逆行し、そこから本来の動脈圧によって各々の末梢枝である網膜中心動脈および後毛様体動脈、中大脳動脈に塞栓形成を来す機序が考えられている。実際、脂肪注入後に眼動脈閉塞と同時に中大脳動脈閉塞を来し脳梗塞を引き起こした例や、外頸動脈枝閉塞を来し皮膚壊死を起こした例もある。
本例も、自己脂肪を眉間部に注入した際、眼動脈の末梢枝に脂肪片が入り、シリンジ圧により逆行性に押し込まれ、眼動脈が起始部で閉塞し、その緒果、網膜中心動脈・毛様体動脈を含めたきわめて広範囲の閉塞が起こったものと考えられた。軽度の眼瞼下垂と上転障害は、脂肪が押し込まれた血管とは別の末梢血管である上直筋または眼瞼挙筋への栄養血管が閉塞したためと推測された。動脈硬化などに伴う眼動脈閉塞では、通常、外頸動脈系の吻合を介し、わずかながらも眼内への血流はあると考えられる。しかし、脳血管造影でそれを示すchoroidal blushがなく、また蛍光眼底造影にて右眼底では網膜、脈絡膜動脈も含めまったく造影されなかった。以上より、本例は右眼動脈起始部の単なる閉塞ではなく、網膜中心動脈、上直筋枝、鼻背動脈などの血管内脂肪塞栓と考えられた。血管内脂肪塞栓のため顔部の外頸動脈系からの吻合による血液供給もなく、眼球全体に高度な虚血が生じていた。
2)対策
脂肪だけでなく、副腎皮質ステロイド薬、コラーゲンなどの眉間部への局注により失明を来した報告があり、同様の機序が考えられている。眉間部に異物を注入する際には、緩徐に、極カ圧をかけずに行うことが重要である。また、このような重篤な合併症の可能性を含めた十分なインフォームドコンセントを行う必要がある。
A point of medical examination
診療のポイント
眉間部に異物を注入する際、重篤な合併症の可能性に留意して行うべきである。
文献
1)森紀和子,太田浩一,永野咲子,他;日眼会誌111:22.2007.
(関連目次)→ある日つかまる可能性があるあなたへ
ADRと第三者機関 目次 ぽち→
(投稿:by 僻地の産科医)
個人的に注目しているサイトがありますo(^-^)o..。*♡
「医療訴訟専門」弁護士事務所で働いていらっしゃる弁護士先生のサイトです。
マチ弁日記おばさん弁護士の独り言
http://machiben-nikki.at.webry.info/
というより、あまりにもちょっぴり不勉強にすぎるものですから、
みなさんの顰蹙をかってしまい、いろいろ書込まれていたり、
大阪高判平成17年9月13日(徳島脳性麻痺訴訟)
http://www.geocities.co.jp/Milano/1115/hanketsu.html
の患者側弁護士さんをやっていらっしゃったりする方なのですけれど、
(これまた産科医には「これで一億!?」ってひどい判決ですが)
弁護士さんという職業は、雇用主の言い分を体現する職業ですので
この方がわるいんじゃないんですけれど、うごご~(>_<)!!!!
とか思ってたら、もうブログ主さまはでてこなくなり、
みんなであれこれ議論していたら、かなりおもしろいコメント欄になってきています。
(今みても日記は改変されていて、当初の問題はわかりにくいとおもいます)
というわけで。コメント欄から。
元内科医先生のひとりごと!!!
もう個人的にめっちゃ共感です。どうぞ..。*♡
かなり素晴らしい帰着点に辿り着いているように思われます。
突然 マチ弁日記おばさん弁護士の独り言
http://machiben-nikki.at.webry.info/200708/article_1.html#comment
お時間ある方はもうちょっと上の方から読んでみてください。
300くらいコメントあります。
先にもコメントが付いていますが「被害者救済策」という言葉そのものに問題があるのではないでしょうか?そもそも医師に治療してもらうのは「病気」に罹患しているからです.病気によっては放置すると「死亡」するものも沢山あるわけです.医師に掛かれば「運がよければ治癒するのであり,生存できる」のです.そもそもがマイナスポイントから始まっているのですから,「治って当然,治らなかったら被害である」という発想が間違っているのではないですか? ■棒先生 level 3様が非常に良いコメントをしてくださいましたが、 保険の話は非常に参考になります。 例えば、 飛行機事故の場合はいわゆる義務のない営みであり、 火災や自然災害の場合は、「加害者」がいない。従って「被害者」が保険に入る。 医療の場合は、「疾病」という自業自得か災害か他害かは別にしてそれを背負ったものに対して、「応召義務」で介入した場合の帰結。 だから脆弱な保険しかできない。 ある専門家の受け売りですが、 いわゆる「被害者救済型」判決という言葉の定義に違いがあるのかもしれませんが、 例えば羊水塞栓が良い例ですが、 しかし、 「その患者様が死に至るのに、少なくとも明らかな過失」はないけれども、 「こんなかわいそうな人がいるのだから」 と裁判官が思い、7000万円払えという。 そういう場合に私達は皮肉を込めて、 「被害者救済型判決」 勿論民事裁判にはその意味合いがあるという考え方もあるかもしれませんが、 ■元内科医先生 現在の国家政策は医療費削減です。なので、現在の医師の過酷な労働条件はそのままで、また医師の診療・手技に対する病院への診療報酬は減ることはあれ上昇することはないと思われます。私は、「どんどん訴訟すればいいのではないか」と思うのですが、 するとどうなるか。 実際訴訟リスクの高い現場で勤労する医師は裕福でも何でもないので、そんな金銭的負担には耐えられませんので退職者が続出するでしょう。技術の伝承は途絶えます(既に)。 患者さんのフリーアクセスが堅持された下での医師の労働条件はひどいものですから、肉体的負担も耐えがたくなります。 するとどうなるか。 防衛的な医療に勤しむことになるのですが、防衛医療って時間がかかるのね。説明して説明してカルテに書いて陰性所見を漏らさず書いて書いて検査して検査して同意を得られなければ確認して記録して時には録音して。 するとどうなるか。 医療費は上がります。診療報酬も上がります。そうしないと医師の加入する医療裁判保険の加入料がまかなえなくなるからです。保険会社が最もウマー。でも患者さんの金銭的負担は劇的に上がるでしょう。医師自体は労働条件がどうなるかはわかりませんが、裁判に費やす時間が増えるのは間違いないでしょう。医師はこれまで以上に医療訴訟に積極的に介入して自分の名誉を守るようにがんばらないといけません。 私は患者さんが訴訟を起こすのは制限できないと思います。今の医療政策の下でその要求に対応できるような余力が医師にはないので、みんな病院からいなくなります。しかし、そういう現実がおこってもなお、患者さんの要求はそれはそれで正当なのです。「被害者がだれでも裁判できるし、その結果を意識した濃厚?な医療を医療者が提供する」という非常に高いクオリティーの医療を受けたい、というのが今の日本の国民の欲求なのです。それを制限することはできません。人間の欲求に制限をかけることなど出来ません。 ただ、質の高い医療は非常に高価なものであると言う自覚が足りないだけです。それもじき強制的に理解させられる時がじきに訪れます。 あくまで皆さんが望んだことであり、皆さんが望んだことであり、皆さんが望んだことなのです。 一般の方は、恐らく要は医師集団の「自浄作用」を求めているのでしょう。懲戒制度がないとだめだって感じで。日弁連に懲戒制度は確かにあり、その処分もHPで閲覧できます。それがあるから偉いのだ、と弁護士の中には居丈高になる方もいます。そこまでいわれるほど素晴らしいものなのでしょうか…。弁護士の懲戒制度と医師の懲戒制度って違う気もしますけど。 で、 被害者救済はどうするか。 私は今のままでも仕方ないと思います。医師にもっと時間が出来れば、きっと医学的にも妥当な判断がなされる仕組みを作ることができると思いますが、もうちょっと時間が必要です。その前に、医師は医師の労働条件を確保することが必要です。それが確立されて初めて、司法の問題にも本腰をいれて取り組むことが出来ると思います。労働条件の確保に向けて、医師はもっとがんばりましょう(私も含めて)。 ■Level3先生 >で、被害者救済はどうするか。 「救済措置」については本来は,医療を受けようとする人間が「保険」の入っておき,その保険によって救済されるようにする,というのが妥当かなと個人的には考えています. すくなくとも今の医療訴訟の賠償金の算定はあまりにも現実離れしていると思います.「病気になっている人間」というマイナスポイントを基準に考えていないからです.これは現在の医療訴訟が続くとしても是非とも改善すべきポイントであると思います.例えば瀕死の人間を救命できなくても,賠償金はほとんどゼロということです.
■Level3先生
先にも書いたと思いますが,医師だって人間でありいくら医学が発展したからといってできることなど限られています.過大な期待をすること自体に誤りがあると考えるべきです.
「被害」というなら「病気になったこと」が被害(天災?一部は自己責任?)ですね.
まず間違いなく、過失は運営側が問われます。
だからいわゆる「加害者」が保険に入って賠償する。
「被害者」が加害者を求めた際、必ずそこには責任をなすりつけることが可能な者がいるものの、必ずしもその人の責任ではない。
不明瞭な前提、
だから医師賠償保険は脆弱。
責任の帰着が少なくとも医学的にははっきりすることはあっても、
昨今の裁判を見る限りは不明瞭。
この点もかんがえてみてください。
この場合現在の医学では救命不可能とされています。
と呼びます。
払わされた医療従事者からしたらたまったものではないのです。
支払いを命じられた損害賠償請求の総額が増大することは避けられないのではないでしょうか。確かに昨年の医療訴訟の数は減少しているようなのですが、今後弁護士増員の時代に入り、到底楽観視はできません。
するとどうなるか。
医療訴訟(民事のみ)に対する保険に医師が加入していることが多い筈ですが、その保険が破綻しかねませんので、保険加入料は高騰するもしくは支払い渋りが数多く発生することも考えられます。
するとどうなるか。
患者さんはフリーに原則どの病院にも受診できますので、またそれを制限することは国民の不満を掻き立てるのでそのまま据え置かれるでしょう。
民事訴訟における裁判官自身の判断に医学的・学術的基盤がないので、過失の線引きが場当たり的な傾向があると思われるのですが、それは放置されますと、「何でも敗訴しそうだな」という空気が医師の判断を支配し精神的負担を増大します。
するとどうなるか。
金銭的・肉体的・精神的負担に耐えられなくなった医師は医師であることを辞めます。実際私もそうです(キャー)。「前線で働く医師」であることを辞めるのです。
するとどうなるか。
特に急性期を扱う病院はどんどんつぶれるでしょう。一部のメガ病院だけ残るかもしれません。医師は奴隷ではありませんし、侍医でもありません。主治医制には法的根拠はないのに24時間呼び出しに善意で応えています。それは無理なのです。元々無理であった状態に、訴訟の圧力がチョッとかかるだけで、もう最後の一線が切れて雪崩を打つように医療が崩壊します。というかもうしています。
例えば受任した案件の処理をあまりに放置するとか、代理人として機能しないとか、詐欺行為を働くとか、弁護士の世界における懲戒処分に相当する、医師のよろしくない医療行為って何なのでしょう?システムエラーの犠牲者もそれに相当するの?だれでもその被害者になりえるのに懲戒するのは妥当なの?一般的なケアレスミスがそれに相当するの?
でも、形だけでも懲戒制度を持っておくことは大切だと思います。対外的にも申し訳が立ちます。
今のままの裁判の仕組みでいいのか?
旅行する時にはみなさん?「旅行保険」に入られますよね.基本的に医療を受給する方が「保険の費用を負担すること」自体おかしなことではないでしょうか.(ちょっと言い過ぎのところもあるかもしれませんが...)
(関連目次)→本日のニュース・おすすめブログ..。*♡ 目次
(投稿:by 僻地の産科医)
おはようございますo(^-^)o!!!!
厚労省もさすがにヤバいとおもいだしたのでしょうか~。
医師不足対策に160億円だそうです。
大きな病院に流したいという考えなのかもしれませんが、
どちらかといえば「正当な医療」を「正当なお値段で評価」してくださる
つまり、「診療報酬を適正にする」ほうがずっと妥当で長続きします。
厚労省は「補助金」ならすぐに打ち切りますし!
長期的な視野で政策をくみたててくださいo(^-^)o..。*♡
青森は常勤医のお値段アップなのだそうです。
ICU24時間化するからモチベーションアップのためだそうで。。。(涙)。頑張れ。
産業医も法律ほどには人がいないみたい。
(だからみんな次々やめて産業医になっちゃうんだ。。。)
なんだか全体的に厳しいです!
みなさま、そろそろ試験に向けて頑張ってくださいね!!
夏休みも終わりですよん。ほら、ブログ更新してないで(笑)!がんばれ~。
医師不足対策費7割増、厚労省が160億円予算要求
日本経済新聞 2007年8月23日
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070823AT3S2201B22082007.html
厚生労働省は医師不足問題の対策費を大幅に増やす方針を固めた。医師不足の病院に研修医や若手医師を勤務させた病院への補助金を増額。長時間労働が敬遠されている病院勤務医の負担軽減も支援する。5月末に政府・与党がまとめた「緊急医師確保対策」に基づく具体策で、厚労省分として2008年度予算の概算要求に約160億円を盛り込む。
厚労省と文部科学省、総務省は今月末に局長級の3省会議を開き、医師確保に向けた各省の対策をまとめる。厚労省は07年度予算でも「医師確保対策」として、休日・夜間の急患センターへの医師増員などに合計で92億円の予算を計上した。一部地域などで医師不足が深刻なことから08年度予算で約7割増額したい考えだ。
上伊那の救急救命センター「指定替え必要」
長野日報 2007年8月23日
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=8113
医師不足に伴う上伊那地域の公立病院の連携について、伊那中央行政組合の小坂樫男組合長(伊那市長)は22日の組合議会全員協議会で、救急救命センターに昭和伊南総合病院(駒ケ根市)が指定されている現状を疑問視し、「この問題が解決できなければ、上伊那で協調していくことはできない」と、伊那中央病院(伊那市)への指定替えが必要との認識を示した。
小坂組合長は、連携の前提として救急救命センターの指定問題を指摘。伊那中央病院は「上伊那の救急の半分以上を占める。専門の医師もおり、24時間態勢」と実績を強調した上で「県の意向もくんで昨年、増床の際に救急対応の病床も新たにつくったが、ふたを開けてみたら3次救急の指定は昭和伊南病院」と述べ、県の方針を批判した。
前日の県衛生部長との懇談で、昭和伊南が来年4月から産婦人科を休止するのに伴い、伊那中央病院に医師を配置していく考えが示されたとし、「施設的に目いっぱいで、当然、増床しないとできないが、その金を伊那中央行政組合で出すのは納得いかない。他の地域の患者のために、特に産科は病気ではない。もしやるなら、県に(負担してもらいたい)」とも述べた。
さらに上伊那地域の医療体制について「信大病院長は、これからは中核病院としての伊那中央病院にしか(医師を)派遣できないと言っている。上伊那全体としてどういう形でいくのがいいか。きちんと今までの総括の中で、この問題をやっていかないといけない」とした。
組合側は、上伊那では伊那中央病院が事実上の救急救命センター事業を行っていると説明。昨年度決算ではセンター部門で約1億3000万円の赤字を出しており、センターの指定替えによる収入増が見込めない限り、構成市町村外の患者を受け入れている中で、構成3市町村だけで赤字を補てんしていることの妥当性も検討課題とした。センターに指定されると特定の症例で入院料が加算できるなど財政上の優遇措置がある。
医師の手当引き上げ 青森市民病院 ICU24時間体制で 10月から
2007年8月22日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news003.htm
豊橋で県自治体病院協議会/愛知
東海日日新聞 2007年8月23日
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=20230&categoryid=1
愛知県自治体病院開設者協議会(会長=早川勝・豊橋市長)は22日、豊橋市役所で総会を開き、自治体病院をめぐる厳しい医療環境について相互に確認、国や国会議員らに対し、積極的に改善を求めていくことなどを決めた。
全国自治体病院の06年度決算見込み(推定)によると、75%近くが赤字経営を強いられており、過去最悪だった73(昭和43)年度の70%を上回ると見られる。医師不足や診療科による偏在が顕著となり、とりわけ小児科、産科、麻酔科の医師不足解消が喫緊の課題になっている。開設者である首長と病院だけで改善するのは難しい状況だ。
そのため、事業計画として
①関係行政機関や各政党、関係国会議員に積極的に要請
②財政安定対策を充実強化するため、諸事業に積極的に参加する
③全国自治体病院協議会愛知県支部および愛知県公立病院会と緊密な連携を図る―の3項目を承認。
役員改選で再選された早川市長は「急速に進む高齢化社会の中、医療費が増加する一方で公立病院として不採算部門を担う自治体の病院運営は、国の方針に左右される面が非常に大きいわけで、これに働きかけることが不可欠だ」とあいさつした。同協議会の総会は2年に1回開かれる。
道内国立病院 治療費未収9090万円 医療費負担増響く、厚労省対策強化へ
北海道新聞 2007年8月23日
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/life/45005.html
道内の全七カ所の独立行政法人・国立病院機構で、患者が支払わない治療費の残高が昨年度末で九千万円を超えたことが二十二日、分かった。生活の困窮や医療費負担の増加で支払いが困難な患者が増えており、本年度末には残高が一億円台に膨らむ可能性が高い。厚生労働省は、全国的に医療機関で治療費の未収問題が深刻化していることから、回収強化を柱とする対応策の本格的な検討を進める。
国立病院・療養所は二○○四年に独立行政法人に移行。全国に百四十六病院、道内には札幌や函館、旭川などに七病院がある。道内の病院の治療費の未収金残高は昨年度末でそれぞれ百五十万-二千百万円、合計で九千九十万円に上った。
治療費が支払われない背景には、国の医療制度改革で高齢者などの自己負担割合が引き上げられたほか、支払い能力の低い非正規雇用者など低所得者が増えたことがあるとみられる。各病院とも電話や訪問して支払いを督促しているほか、分割払いや支払い延期などの対応策を講じている。ただ、「支払う気があっても家計が苦しく、治療費を支払えない人は増えている」(帯広病院)とされ、未収金残高の高止まりが続いているのが現状だ。
厚労省は公立、民間を問わず未収金が医療機関の経営の圧迫要因になっていることを踏まえ、今年六月に省内に有識者による検討会を発足させ、対応策の検討に入った。今秋から本格化させる論議では《1》未収金の発生防止策《2》回収の強化《3》正当な理由なしに診療を拒めない医師法の「応召義務」の見直し-がポイントとなる見通しだ。
発生防止策ではクレジットカード決済や医療相談員の活用、回収については督促体制の強化などを先行事例をもとに検討する。また、「応召義務」に関しては、現行では診療を拒否できるのは医師の病気や不在などに限られているが、患者が未払いを繰り返した場合にも拒否できるよう見直しを求める意見がある。ただ、「命にかかわることだけに、見直しは慎重に考えるべきだ」とする声も根強い。 厚労省の調査によると、今年一月現在の全国の国立病院機構百四十六病院の未収金残高は、計四十六億三千九百万円。前年同期とほぼ同じ水準となっている。
香住総合病院:眼科医院が「院内開業」 スペース活用、元勤務医が10月から /兵庫
毎日新聞 2007年8月22日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070822ddlk28100348000c.html
香美町香住区の公立香住総合病院で10月から、院内で民間の医師が眼科の診療所を開業する。但馬地方の公立病院では初めての取り組み。香住総合病院では05年度末に常勤の眼科医が派遣元の大学病院に引き揚げた。06年4月から開業医が週1回の診療を始めた。今年4月からは月2回となり、同病院では大学病院などを通じ人材確保に動いていた。院内開業するのは現在、養父市の公立八鹿病院で勤務している村田吉弘医師(43)。同病院で6年間勤務した経験がある眼科医で、産婦人科の外来診察室を診療スペースとして利用する。
現在、病院施設と診療所施設を分ける工事を行っており、10月中旬ごろに眼科医院を開所する予定。民間の医師に病棟の一部を診療場所として貸し出し、独立採算方式で運営する院内開業は、県内では市立芦屋病院が導入しており、但馬地方では初めての取り組みとなる。
◇「地域医療守る」住民ら歓迎の声
同病院では眼科の常勤医が勤務していた05年度まで月約640人が利用していたが、06年度からは月約230人に減少。診察を受けられないため、豊岡、養父市の病院まで通うなど患者の負担が増していた。藤原久嗣香美町長は「医師確保が難しくなっていく中で、地域医療を守っていく方策の一つ。地域住民にとって、開業は大変ありがたい」と話している。
月1回勤務、3割が未達成 県内事業所の産業医
神戸新聞 2007/08/22
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000559743.shtml
全国的に医師不足が問題となる中、企業などで社員の健康管理を担う産業医についても、労働安全衛生法で定める月一回の勤務を確保できない事業所が、県内で三割に上ることが、兵庫産業保健推進センター(神戸市中央区)の「二〇〇六年度産業保健調査」で分かった。 調査は、工場などの事業所に所属する衛生管理者の活動実態や問題点を把握するため、同センターが昨夏、初めて実施。千三百四十二カ所の衛生管理者を対象にアンケートし、五百四十二カ所から回答があった。
それによると、96%の事業所が産業医を選任しているが、うち八割は複数企業を兼務している嘱託、非常勤などの「非専属」医師。従業員が千人以上の大規模事業所では法的に専属の選任が必要だが、約三割が確保できていなかった。また、産業医の勤務回数は五十人以上の事業所では「月一回」と法律で定められているが、満たしているのは全体の63・1%にとどまった。無回答を除くと30・3%は満たしておらず、法令に違反していた。このうち、千人以上の事業所は一カ所を除き法の定める条件を満たしていたが、25%は週一回未満と不十分な勤務実態だった。
こうした問題の背景として、同センターは専門性の高い産業医が不足していることや、企業側の産業医に対する評価が低いことを挙げ「金銭面など選任条件で改善の余地がある」と指摘。医師会を通じての認定産業医の紹介など、事業所に対する支援強化の必要性も強調している。
調査に携わった同センター基幹相談員の横田雅之医師(54)は「近年は職場の人間関係によるストレスなど精神面の相談が増え、産業医の役割も重要度を増している。今回の調査結果が、改善に向かうきっかけになってほしい」と話している。
青森急病センターに小児科医常駐
北海道新聞 2007年8月22日
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/44882.html
青森市は二十一日、同市中央一丁目の市急病センターに小児科医を常駐させることを明らかにした。市医師会からの派遣提案を受けたもので、医師会は九月にも小児科医を配置する考え。今後は内科系・外科系医師と合わせて医師三人体制になる。同センターへの小児科専門医常駐は一九七八年の開設以来初めてで、市は小児科の初期救急医療体制強化、子育て環境充実につながると期待している。
同センターは平日は午後七-十一時、日曜・祝日と年末年始は夜間に加え正午-午後六時に診療している。市医師会が内科系医師(小児科医を含む)一人と外科系医師一人を派遣し内科系医師が小児科も担当。大型連休と年末年始の日中は小児科専門医を配置してきた。
小児科医常駐は七月上旬の同センター運営審議会で取り上げられた。市によると、青森市民病院の夜間救急外来を利用する小児患者が多く、小児科医の夜間呼び出しが日常化。疲労が限界、との報告があり、小児科医会から同センターへの医師派遣が提案され、八月上旬には医師会が正式に派遣を提案した。
市は医師会に医師二人分の委託料約五千四百六十万円(二〇〇六年度決算見込み)を支出している。新たな医師派遣は委託料増を伴うため、当初は慎重姿勢を示していたが、子育て施策を充実させる観点から庁内で協議を進め、財源の見通しが立ったことから二十日、医師会に対し「小児専門医による診療の環境が整った」と回答した。
二十一日の市議会民生環境常任委員会で大柴正文健康福祉部長が報告。同部長は「この機会を逃したくなかった。専門医常駐で、より安心してもらえるのではないか」としている。
一方、市医師会の斎藤勝会長は「(環境が整えば)九月からでも開始したい。小児科医会会員十六人が交代で三百六十五日常駐を予定している」と話し、市民病院の畑山徹副院長は「勤務医の負担軽減だけではなく、本来担うべき高度医療に専念できることに意義がある」と歓迎している。
救急救命センター開設へ
三陸河北新報 2007年8月22日
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2007_08/i/070823i-kyukyu.html
石巻赤十字病院(飯沼一宇院長)は、二十四時間体制で救急医療を担う救急救命センターを、二〇一〇年四月をめどに設置する方針を決めた。夜間も医師、看護師が待機して重症の救急患者を入院診療するセンターの設置は、石巻医療圏の中核的急性期病院を目指す石巻赤十字にとって必要不可欠であると判断した。今後、開設作業を本格化させ、設置に必要な専門医の確保や診療体制整備に力を入れる。
救急救命センターは、いわば救急外来の集中治療室(ICU)で、救急医療の質の向上を目的に開設する。従来は専用病床三十床以上が義務付けられたが、石巻赤十字が設置を目指す新型救急救命センターは「おおむね十床以上」と要件が緩和されており、既に昨年五月の新病院開業時に専用病床を確保している。
今後は、設置に必要な要件である日本救急医学会が認定する救急科専門医一人の確保をはじめ、医師、看護師を増員して診療体制を整備しなければならない。石巻赤十字は、医師を現行の八十四人から百人に増やし、看護師も三百六十人から十数人程度増やす予定だ。二十四時間体制で医師は三交代の計十二人を想定している。石巻赤十字の救急患者は一日平均四十-五十人で、救急室で診察後、入院が必要な患者は各診療科病棟に入院する。
これに対して、救急救命センターの場合は、入院が必要な患者のうち、重症度が高い患者だけを専用病床に入院させて治療するという。金田巌副院長(地域医療連携室長)は「救急医療は不採算部門だが、急性期医療に特化した石巻赤十字の使命として、救急救命センターを設置、地域の期待に応えていきたい」と話している。
県内では、国立病院機構仙台医療センター、仙台市立病院、古川市立病院に救急救命センターが整備されているが、「新型」センターの設置は石巻赤十字が初のケースとなる。石巻赤十字は、「断らない救急」「患者志向の切れ目のない連携」をスローガンに、救急医療体制の充実や疾病別ネットワークの構築などを基本戦略として、二〇一〇年度をめどにした中核的急性期病院構想を掲げている。
青森市が医療職の手当引き上げ
東奥日報 2007年8月22日
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070822143342.asp
北方領土 関連予算を病院整備に 衆院沖北特別委、根室を視察
北海道新聞 2007年8月22日
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/44789.html
医療チーム自主出動/中華機炎上で迅速対応
沖縄タイムス 2007年8月22日
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200708221300_03.html
地域医療体制など協議 田辺市が県議と懇談会
紀伊民報 2007年8年22日
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=130307
06年度県内まとめ 高齢者への虐待125件 防止策を県が強化 介護疲れが誘発の傾向
2007/08/22付 西日本新聞朝刊
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kagoshima/20070822/20070822_002.shtml
岡山の病院で3人O103感染
岡山日日新聞
http://www.okanichi.co.jp/20070822124829.html
岡山市内の病院に入院中の高齢者3人が、腸管出血性大腸菌O(オー)103に感染していたことが分かった。岡山市が21日発表したものだが、現段階では散発事例としての取り扱いで、病院名も公表していない。 患者は80歳代女性、同男性、70歳代女性の3人。12日から13日にかけて下痢などの症状を呈し、20日にベロ毒素が確認された。3人とも既に症状はなくなっている。 3人は同じ病院に入院中に感染したが、部屋は別々で1人は個室、ほかの2人は2人部屋、4人部屋に入っていた。 食事は2週間分保存されており、市保健所は80食を持ち帰り、検査結果が出るまでには約1週間かかるという。また患者と同室だった人や職員30人の接触者調査も行っており、同病院で検便を行う予定。 病院名を公表しない理由について、同市は「検査で集団発生と特定できていないため」と説明している。
日本医師会が終末期指針案 チームで患者の意思確認を
西日本新聞 2007年08月22日
http://qnet.nishinippon.co.jp/medical/health/20070822/20070822_005.shtml
10キロ超の体重増にご用心 心疾患のリスク高まる
産経新聞 2007年8月22日
http://www.sankei.co.jp/seikatsu/kenko/070822/knk070822001.htm
医薬品「個人輸入」への規制 実効性ある対策を
Japan Medicine 2007.8.22
http://megalodon.jp/?url=http://www.japan-medicine.com/shiten/shiten1.html&date=20070823085921
二日酔いの原因物質、排出速める薬販売 エスエス製薬
朝日新聞 2007年08月22日
http://www.asahi.com/health/news/TKY200708220288.html
GSK、インフルエンザの情報サイトを更新
2007年8月23日/日経産業新聞
http://health.nikkei.co.jp/news/top/
赤ちゃん0.5%減も…出生率は上昇か
産経新聞 2007年8月22日
http://www.sankei.co.jp/shakai/wadai/070822/wdi070822012.htm
“適齢期”の男女差拡大 1人っ子政策の中国 2020年には3000万人に
西日本新聞 2007年8月23日
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/20070823/20070823_004.shtml
公的医療保険、仏が自己負担上げ
日経新聞 2007年8月9日
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070809AT2M0700B08082007.html
(関連目次)→本日のニュース・おすすめブログ..。*♡ 目次
(投稿:by 僻地の産科医)
本日のおすすめブログですo(^-^)o..。*♡
私としては、藤枝のニュースが一番衝撃的なんですけれど、
藤枝市民の危機 / 静岡 ←こちらをみていただいて。
ところで『脳性麻痺』の賠償額は異状だ~っ!!!!
生涯賃金の三分の一以上だよ!やってられっか!!!と叫んでいたら、
ssd先生がなぐさめの歌を作ってくださいました(>▽<)!!!!!
日本ネバダ化計画
ssd's Diary August 22, 2007
http://ssd.dyndns.info/Diary/archives/2007/08/post_347.html
涙が止まりませんw ありがとうございますo(^-^)o ..。*♡
こちらもどうぞ!!!溶けるガーゼほしいな~o(^-^)o!!
医学の進歩
ssd's Diary August 22, 2007
http://ssd.dyndns.info/Diary/archives/2007/08/post_345.html
高額給与
ssd's Diary August 22, 2007
http://ssd.dyndns.info/Diary/archives/2007/08/post_346.html
こちらもステキです(>▽<)!!!!
「今日の毎日新聞社説」
がんになっても、あわてない 2007/8/22
http://air.ap.teacup.com/awatenai/371.html
> 今日の毎日新聞社説に、医療を崩壊しないうちに立て直せという
> 意見が載っている。
> 毎日新聞は掲載基準がないのかと思うほどひどい
> 医療記事もあれば、とてもまともな記事もある。今回はまとも。
(>▽<)!!!!!!
こんな意見もあります!
待ち時間が長いのは、医療機関の所為?
ステトスコープ・チェロ・電鍵 2007/08/21
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/blog-entry-590.html
患者集中による交通渋滞みたいなものですよね!ダラダラしてないもん。
こちらも!ほんとにそのとおりっo(^-^)o!!!!
理解し難い訴訟記事
ステトスコープ・チェロ・電鍵 2007/08/21
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/blog-entry-591.html
> 毎日新聞は、こうした(内容のよく分からぬ)訴訟記事を、
> 提訴の時だけでなく、継続して結審するまで報道し続けて欲しい。
ちゃんと時々は復習しないとねo(^-^)o..。*♡
「マスコミたらい回し」とは?(その86) 奈良県南部の産科を絶滅させた毎日新聞、社説でぬけぬけと「産科・小児科の医師が足りない」
天漢日乗 2007-08-22
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/08/86_89d4.html
あ、がんばって~無理しないでくださいね(>▽<)!!!!
今日から休暇
いなか小児科医 2007年8月21日 (火)
http://swedenhouse-oita.cocolog-nifty.com/pediatrics/2007/08/post_70df.html
これ、本当に楽しそうですo(^-^)o!!!
株式会社日本ヘリ共同運用機構…、なかなか楽しそうな組織ですね
うろうろドクター 2007/8/16(木)
http://blogs.yahoo.co.jp/taddy442000/15645325.html
楽しそうだけどね(笑)。
タッキーがドラマで暴力振るってますけど・・・
うろうろドクター 2007/8/20(月)
http://blogs.yahoo.co.jp/taddy442000/15798228.html
らしいですね~。。。。(´・ω・`) 。。。
妹の病院では今日も看護師さんがなぐられたって(涙)。
患者さん側に覚悟がないことが問題なんです。だから「病気」を、受容れられない。日頃から論じておくべきなのです。
ステキな文章です。
英国型崩壊を前に・・・
東京日和@元勤務医の日々 2007-08-22
http://blog.so-net.ne.jp/TL2007/2007-08-22-1
こちらも医療費との関係でとても無理な要求ですし(;;)。
医療(費)には限界がある
東京日和@元勤務医の日々 2007-08-22
http://blog.so-net.ne.jp/TL2007/2007-08-22
こちらは本当に実現するのかどうか。。。。
医師交代勤務導入
東京日和@元勤務医の日々 2007-08-21
http://blog.so-net.ne.jp/TL2007/2007-08-21-1
厚労省のデータ、洗いなおしてくださっています(>▽<)!!!ブラヴォーっ!!!
やっぱり変だよ 医師平均労働時間 「医師の交代勤務を支援へ 導入病院に補助金 厚労省」
勤務医 開業つれづれ日記 2007-08-22
http://ameblo.jp/med/entry-10044247148.html
>>厚労省によると、30~40代男性の病院勤務医の1週間の平均勤務時間は
>>約50時間で、同年代の診療所医師より10時間近く多い。
> どう考えてもおかしい、平均50時間じゃ短すぎ
> (それでも労働基準法の40時間を越えてますが)、
> と思って、裏を取ってみました。
> やはり、
> 厚労省のデータでは、
> 30-34歳男性で71.2時間/週 35-39歳男性で69.7時間/週
> 30-34歳女性で64.2時間/週 35-39歳女性で61.3時間/週 なんです。
> 一体どこから50時間労働なんて言葉が出てくるんでしょうね?厚労省さん?
> どうしてこんな恣意的な間違いを報道するのでしょう?
あ、つけたし~o(^-^)o..。*♡ 当直時間を除いてですからね~!!
というか、私もヤバいです。これ読んでもどこが問題なのかわかんないもん!
徳島乳房温存術訴訟・経過編
新小児科医のつぶやき 2007-08-22
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070822
なんのことだか分かんない方はこちら!日経メディカルに載ってたの。
どないせぇっちゅーねん!!
癌治療医のつれづれ日記 2007/8/12(日)
http://blogs.yahoo.co.jp/bluesky822jp/49485468.html
なにかやればいいってもんじゃない
エレキも医療も整備しなきゃ。2007-08-21
http://d.hatena.ne.jp/mosriteowner/20070821/1187669423
あああ。それで藤枝市民病院か~。。。。自治体病院が(涙)。
ええいっ!こっちもおすすめだっ!!!
藤枝市民は一揆を起こすべし! 厚生労働省と社会保険事務局の横暴を許すな!
うろうろドクター 2007/8/22(水)
http://blogs.yahoo.co.jp/taddy442000/15885796.html
素晴らしきかなアメリカ医療
新小児科医のつぶやき 2007-08-20
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070820
(>▽<)!!!!!
そして術前日はモーテルに泊まるそうです!
術前モーテル一泊なり
マイアミの青い空 2007.08.22
http://blog.m3.com/Neurointervention/20070822/1
> 日本人だと入院を勧めてすぐにOK出ることが多いですが、
> アメリカ人を説得するのは結構大変だったりします。
> 入院費用が馬鹿になりませんからね。
なるほどな~o(^-^)o..。*♡
なんかねぇ。いろいろ疑問。。(´・ω・‘)
「救急搬送人件費」と「新生児搬送車代」
助産院は安全? 2007.08.21
http://plaza.rakuten.co.jp/josanin/diary/20070821/
> 助産院でお産をし、途中で搬送となった場合、助産院と病院へとの
> 二重の支払いになると解釈して構わないのでしょうか。
> (助産院で産む方は、この覚悟も必要ですね。
> 助産院で満額とまでいかなくても、それ相当の額を要求されますし、
> 更に病院での費用…結構な額になるとおもいますが)
うーん。たしかに覚悟は必要でしょうね。。。。
放送は誰のものか
DrPoohの日記 2007-08-21 Tue
http://d.hatena.ne.jp/DrPooh/20070821/1187632062
> 「市民視線」より本来の業務である「事実の報道」を全うすることの
> 方がよほど「社会への還元」という題目に叶うと思います。
なんてズバシと本質を突いたお言葉でしょう(>▽<)!!!!
公務員の心の病①:NEWSから (68)
精神科・りんご・考え中 2007.08.21
http://blog.m3.com/psy-apple/20070821/_NEWS______
さ、今日もお勉強です!
日々是よろずER診療
謎の腹痛 2007-08-20
http://blog.so-net.ne.jp/case-report-by-ERP/20070820
謎の腹痛(続き) 2007-08-21
http://blog.so-net.ne.jp/case-report-by-ERP/20070821
さて。今日最後のおすすめはこちらでo(^-^)o!!!!!
potential conflict
産婦人科残酷物語 Ⅱ 2007-08-20
http://ameblo.jp/sanfujinka/entry-10040700335.html
> 特に妊婦さんは少しでも異変があれば
> 決して無理をしないでください。
> 夏はまた来ます。お腹のその子は一度しかやってきません。
> 僕の上司の言葉です。
人の力の及ばぬもの
ある内科医の嘆息 2007/8/9(木)
http://blogs.yahoo.co.jp/seita/23137103.html
破水も、切迫早産も、助けられない時はどうにもしてあげられません(;;)。
何か事が起こるまえに、予防を。用心を!
この夏だけのことですから頑張ってくださいな..。*♡
あと1週間!暑いですけれど、頑張りましょうね。
(関連目次)→地方医療の崩壊 実例報告 目次
(投稿:by 僻地の産科医)
静岡県藤枝市立総合病院の
保険医療機関の指定が取り消される見通しです。 詳細はこちら!
「見せしめ?」
がんになっても、あわてない 2007/8/22
http://
とりあえず、
保険医療機関の指定が取消されるとはどういうことでしょう。
健康保険が使えないということです。
普段、私たちが病院にかかる時、多くの人は3割分だけを払います。
7割が健康保険がお金を払ってくれますo(^-^)o。
わけのわからない医療機関が、
雨後の筍のように生えてくると困っちゃうので、
健康保険の使える病院はお上が決めています。
普段意識しないですけれどね。 保険を使えないよう除外されることになります。
たとえば。
指定を取消された市民病院で救急外来にかかるとします。
ナニの検査をするかわかんないけど、かるく2-3万でしょう。
受診しませんよね? あ、それでもやってほしい場合は別ですけれど。
藤枝で手術をするとします。
。。。。。何万だろ。。。。
帝王切開ならかるく150万ですね。
さて、そんな藤枝市立病院!
どんな病院かと申しますと、かなり頑張ってる市立病院です。
施設の概要
ア 当院は、藤枝市における唯一の総合病院であり、藤枝市並びに周辺の約18万住民の健診業務から終末医療までを取り扱う地域中核病院である。地域医師会との協力関係は病診連携室を中心に極めて円滑に運営されており、更に地域の1次から3次までの救急医療を24時間体制で受け入れている。また、日々の診療にトータルオーダリングシステムを採用し、心電図画像等のファイリングシステムとともに、医療情報の各部門への迅速、正確な伝達とその活用により、極めて機能性の高い医療環境が整備されている。
イ 病床数 654床
ウ 診療科目
内科、心療内科、精神科、神経内科、呼吸器科、消化器科、
循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、
呼吸器外科、心臓血管外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、
耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、歯科口腔外科、
麻酔科
市の唯一の総合病院です。
NICUあります。産婦人科分娩数は平成17年度で1000近く。
病院統計はこちらです。
そしてっ!!!!
となりの市民病院群(掛川・袋井)は全体的に崩壊しています。
以下すべて伊関友伸のブログより
掛川市立病院・袋井市民病院 夜間休日救急医療、総合病院は重症限定
http://
掛川市 医大生奨学金見直し 応募ゼロで浜松医科大以外も対象
http://
袋井市民病院:内科外来は予約制に 経費を10%以上削減-来月から
http://
袋井市民病院:2病棟来月閉鎖、稼働は7病棟に 看護業務を効率化
http://
掛川市立総合病院のあり方に関する検討委員会が意見書提出
http://
県立こども病院小児科医師 袋井市民病院に派遣
http://
袋井と掛川の市立病院統合構想:袋井市長「多くが賛成」 /静岡
http://
あ。そうだ!
掛川市立病院の院長挨拶が絶品なのでした。
◆院長あいさつ |
http://www.kakegawa-hsp.jp/info/incho.htm
当院では、患者様への診察・検査・手術などの診療は、夕方から夜遅くまで及んでおり医師の時間外労働時間は極限といえるまでに達したうえ、さらに夜間時間外の受診が増え、医師を始め病院スタッフはその対応に追われておりました。このような状態では昼間の診療時間内での診療にも差し支えが生じたり、あるいは医療事故が発生したりするようになってくるとも限りません。そのため、昨年10月から当市の救急医療体制を改め、一次救急は輪番で診療に当たっておられる開業医にお願いすることとしました。
ぜひとも、夕方以降に受診される場合にも、まず輪番で診療に当たっておられる開業医を受診していただき、必要に応じてそのご紹介で当院を受診していただくようご理解ご協力をお願いいたします。
とまぁ、こんな状態なんですよう!!!!
ちなみに分娩制限もしていたとおもいますが、
今は記事は見当たりませんけれど
袋井・掛川では夜間は間違いなく診てもらえそうもありませんね。
というわけで藤枝市民、仕方なく浜松まで押し寄せるしかないのかな。
長期入院中のおじいちゃんおばあちゃん、転院先ありますでしょうか(;;)。
分娩予約取っちゃった方、
どうせ分娩自費だから大丈夫ですよねo(^-^)o!!!
帝王切開に切り替わった場合や、抗生剤必要だったり、
おしもの傷の縫合にも保険が使えず自費でかなりお高いとは思いますが、
いまから分娩予約取れる病院なんてそんなにありませんから、
ちょっぴり我慢するしかないかもしれませんし!
というわけで実はこの処置。
困るのは病院職員ではないのです。
藤枝市も人件費がかかるでしょうけど、赤字は増えるでしょうけど
それだけのこと。むしろ患者さんが来なくなるので、いままで
使えなかった有給がしっかり消化できそうです!
入院1日につき何万も加算されていくので、
患者さんは空っぽになるでしょうし、
転院先が見つからなかった人は、高いけど、
いつも通りの営業です。
(お金だけです!それが大きいけどね)
ただ単に患者さんいじめして楽しいかな~厚労省。
というお話なんですよねo(^-^)o..。*♡
来週、保険医療機関取消処分とするかどうか、結果がでます!
(関連目次)→本日のニュース・おすすめブログ..。*♡ 目次
(投稿:by 僻地の産科医)
おはようございますo(^-^)o..。*♡
今日はすごいニュースから!海外みたいになってきました。
昨日お伝えした外務省のホームページみたい。
医師が少なくなってきたから、やむを得ないのかもしれませんね。
そろそろ国民にも覚悟が必要です。
農村からは厳しい声が。
藤枝市民病院の件でも、困るのは住民なのですよね。
(公立だから、別に儲けようとしていたはずではないのです。)
厚労省はそこまで住民を犠牲にして保険病院取り消しすべきか
考えた方がいいとおもいます。
(私が藤枝の医師だったら、ちょっと喜んじゃうかも!交替で年休とります!
だって有給だって残りまくりだし、患者さん来ないし
忙しいだけが取柄の公立病院!患者さんが来なくなっても休めないけど
お給料も普通に出るし、やっぱ休暇はその時に取るべきでしょう!)
はたしてその制裁は何のため?
あと青森県!お給料が高いよ~o(^-^)o..。*♡
って威張ってますけど、それでも人が来ないという内容に泣けます(涙)。
あとあれこれ。「子育て」に理解が得られないって気持ちとってもわかります!!
「高度急性期病院」新設 外来受け付けず、重症治療専念
産経新聞 2007/08/22
http://www.sankei.co.jp/seikatsu/kenko/070822/knk070822000.htm
厚生労働省は21日、救急医療などを行う病院を再編し、脳や心臓手術などの高度な医療技術が必要な患者を専門的に治療するための「高度急性期病院」(仮称)を新設する方針を固めた。外来患者は原則として受け付けず、医師や最新医療機器を集中させ、重症患者のたらい回しを避ける狙いもある。人口30万人に1カ所程度設置する考えで、各都道府県にある国公立病院からの移行を念頭に置いている。今秋、中央社会保険医療協議会(中医協)に提示、平成20年度診療報酬改定で報酬点数の加算を目指す。
専門医集中、たらい回し避ける
厚労省が急性期病院の集約・再編に乗り出すことにしたのは、勤務医不足の深刻化で、医師が各病院に分散すると、高度な医療を担える態勢づくりが困難になるとの懸念があるためだ。現在、患者が大病院に集中する傾向が続いており、外来患者の診察をしながら高度な手術などを行うには、十分な医師数を確保せざるを得ないのが実態だ。高度医療には専門的な医療知識のある医師のほか、最新の医療機器の充実も必要で、病院の集約・再編が不可避と判断した。
再編は、受け入れ患者の病状の重さに応じて高度急性期病院と「一般急性期病院」(仮称)に区分する。高度急性期病院は、他の医療機関などからの紹介を基本とし、各診療科の専門医など十分な人員配置を図り、総合的かつ専門的な診察ができる態勢をとる。具体的には、最新鋭の医療機器を集中的に導入し、難易度の高い手術にも対応できる環境を整える。ひとまず、各都道府県の国公立病院からの移行を念頭に、それぞれ数カ所から十数カ所を設置したい考えだ。これに対し、一般急性期病院は、従来のように救急搬送の患者や外来患者を受け入れる。比較的簡単な手術を実施するほか、各地域の医療拠点としての役割を担当。高度急性期病院を退院後に引き続き、入院治療を必要とする患者の受け皿としての機能も担う。
例えば、自宅近くの一般急性期病院に入院した患者が難しい手術が必要と診断された場合、高度急性期病院に転院。病状が良くなれば、再び自宅近くの一般急性期病院に戻って、術後の治療を受ける-といった流れとなる。交通事故などで大きなけがをした場合は、救急車で直接、高度急性期病院に運び込まれるケースも想定している。厚労省は、20年度の診療報酬の改定に合わせて導入を目指しており、高度急性期病院の入院基本料の設定など具体案づくりを急いでいる。
◇
急性期病院 病気を発症したり、けがをした直後の患者を治療するための病院。救急車で搬送される救急病院をはじめ、病気やけがで手術などの治療を受ける病院は一般的にこれにあたる。病状が安定した患者を対象に、慢性期医療を行う病院と区別するために使われることが多い。
命の格差/農村の医療過疎解消を
日本農業新聞 2007年8月21日
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/news1/article.php?storyid=285
農村は今、医師不足に泣かされている。地域の中核病院でも医師を確保できず、休日・夜間の救急診療ができないことや、産科などの休診も目立つ。「いざ急患になった時が怖い」「わたしの赤ちゃんはどこで産めばいいの」――命にかかわる不安の増大はもう看過できない。月の参院選は、格差拡大の痛みによる「地方の反乱」が響き、与党が惨敗した。だが、政敵同士の自民、民主党ともに、医師不足問題を重視し確保対策を公約した。当然のことだ。どの地域であっても、「命の格差」はあってはならない。農村の「医療過疎」解消に、国は全力を挙げるべきだ。
わが国の医師の総数は約26万人。決して多くない。世界保健機関(WHO)によれば日本の人口1000人当たりの医師数は1.98人で世界192カ国中63位、先進国では最低水準。この20年来、政府が医師を「過剰」として、大学の医学部定員を抑え続けてきたことによるものだ。さらに、2004年度からの新研修医制度が、医師の「都会偏在」を生んだ。新卒医が研修病院を自由に選べるようになり、勤務が過酷な大学病院を敬遠し、厚遇される都会の病院に集中。大学病院は医師を地方に派遣する余裕がなくなり、農村の医師不足を深刻化させてしまった。
日本農業新聞中部支所は東海4県(岐阜、静岡、愛知、三重)の市町村を対象に地域医療アンケートを行い、今月上旬に結果をまとめた。それよると、4分の3の市町村が医師不足を訴えている。同時に、本紙東海版で「危機に直面する地域医療」のルポ連載を開始。「救急時に病院をたらい回しにされた」「ここで子どもを産み、子育てをするのは難しい」。医療機能低下への住民の不安を生々しく伝えている。
厚生労働省の04年調査でも、医師不足は明らかだ。病床の数・種類などで国が定めた医師配置基準を満たす病院の割合は、全国で84%にとどまる。特に、青森県43%、岩手県55%などと東北・北海道が低い。政府は昨年、遅まきながら地方の医師確保に乗り出した。医師不足が深刻な10県の大学医学部と自治医科大学(栃木県)の定員を、08年度から最大10人ずつ増やせるようにした。さらに今年は、過疎地などの勤務医を増やす具体策として、地域勤務9年を条件に都道府県が奨学金を出す追加定員枠も認める方針を決め、追加定員は5人程度ずつとする方向だ。
だが、農村が求めているのは、「医療過疎」解消の即効薬だ。国の緊急医師派遣システム充実などとともに、地方自治体への支援も必要だ。政府は、参院選で与野党とも医師確保を約束した政治状況を真摯(しんし)に受け止め、命と健康をしっかり守る農村の医療体制整備に万全を期してほしい。
官僚への不信感増大=自衛隊、医療機関は評価維持-中央調査社まとめ
2007年8月21日 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070821-00000101-jij-soci
官僚に対する不信感が増大し、7割近い人が「信頼できない」と考えていることが、世論調査機関の社団法人「中央調査社」がまとめた日本の各種機関などに対する信頼感調査で21日、分かった。自衛隊や医療機関などは高い評価を維持した。
2000年に始まった調査は今回が4回目。7月6-16日、全国の20歳以上の4000人を対象に実施し、1344人から面接で回答を得た。5段階で信頼感を評価してもらい、平均値を算出した。
最も低かったのが官僚の2.0で、次が国会議員の2.1。「信頼できない」として「1」や「2」と評価した人は、官僚で前回調査(04年)より5ポイント上昇して68%に上った。国会議員も前回並みの62%だった。
一方、評価が高かったのは自衛隊と医療機関の3.2で、裁判官の3.1が続いた。ほかは銀行、警察が3.0、教師が2.9、大企業が2.8、マスコミ・報道機関2.6だった。
産科医の確保に全力
公明新聞 2007年8月21日
http://www.komei.or.jp/news/2007/0821/9485.html
7月から分娩1回に2万5000円
神奈川県大和市では産科医の確保を図ろうと、大和市立病院(五十嵐俊久院長)で7月1日から、常勤の産科医に対し、分娩手当の支給を始めた。同市の手当額は全国最高水準となっており、注目を集めている。支給額は、分娩1件に付き2万5000円。帝王切開など医師が複数携わった場合は、主となる医師に給付される。県内の分娩手当については、横須賀市立市民病院が2006年3月に分娩1件2万円、小田原市立病院が2006年10月に分娩1件1万円を支給する手当てを新設している。
大和市立病院ではこれまで、4人の常勤医で分娩に当たっていたが、6月末に1人が大学の医局に戻り、もう1人が個人的な事情で退職。7月からは2人体制となり、分娩件数の制限対策を行っている。現在は1人増え、3人体制となっているが、市内の約25%の分娩を扱う同病院において、分娩制限が地域に与える影響は大きい。大和市では現在、年間分娩件数が約3000件。そのうち、同市立病院での分娩件数は、2005年度が813件、2006年度が728件と減少している。しかし、産科医不足の影響で医師1人当たりの分娩件数は増加し、過重労働を招いている。
産科医の確保については、公明党が国政レベルでマニフェスト2007に掲げるなど、積極的に推進。また、党大和市議団の池田俊一郎議員が、2006年6月の定例会で「安心して出産できる環境づくりを」と述べ、「産婦人科の医師の確保を」と訴えるなど、一貫して推進してきた。五十嵐院長は「分娩手当の導入が医師の確保につながってほしい」と今後に期待を寄せている。
勤務医平均年収 本県が全国3位 /青森
東奥日報 2007年8月21日
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070821091118.asp
本県の常勤医師の平均年収は約千六百万円で全国で三番目に高いことが、医療・介護人材紹介サービスの「キャリアブレイン」(本社・東京)の調査で分かった。医師経験五年目、十年目の平均年収は全国トップで、医師不足を背景に、本県医療機関が医師の雇用に向けて、多額の給料を提示している姿が浮き彫りとなった。
キャリアブレイン社は今年七月、人材紹介サービスに求人登録している医療機関(ほとんどが民間病院)の求人票(約千四百件)を基に、常勤医師の平均年収を試算した。それによると本県常勤医の平均年収は千六百七万円で、静岡(千六百九十六万円)、新潟(千六百三十三万円)に続いて第三位だった。経験年数別の求人条件を見ると、本県の経験五年目の医師は千四百九十八万円(全国平均千百五十九万円)、十年目が千六百七十二万円(同千四百十九万円)でいずれもトップ。十五年目は千七百八万円(千五百五十三万円)で全国四位。二十年目では四十一位と急激に落ち込んだ。全国的に前年度に比べ、給料は若干減少傾向にあった。
同社によると本県医療機関からの求人で、常勤医の紹介が決まった実績はなく、本年度は非常勤医の紹介実績もないという。同社は「青森県の医療機関は医師招聘(しょうへい)に苦労しており、若い先生に対しても高額な給料を提示しているのではないか」と分析。全国的に年収額が減っている理由について「診療報酬のマイナス改定などもあり、全国的に病院経営が厳しくなっていることも背景にある」と話している。
県補正予算案 49億円 友部病院改築費など/茨城
2007年8月22日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news002.htm
茨城県立友部病院、全面建て替えで11年度に開業/茨城
日本経済新聞 2007年8月22日
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20070821c3b2103z21.html
開業医にうつ病診断研修 厚労省、早期発見で治療促進狙う
西日本新聞 2007年08月21日
http://qnet.nishinippon.co.jp/medical/health/20070821/20070821_001.shtml
臨床の場で新薬開発 厚労省、研究施設整備へ
朝日新聞 2007年08月21日
http://www.asahi.com/health/news/TKY200708210247.html
藤枝の市立病院、保険指定取り消しへ/静岡
TBS 2007年8月21日
http://news.tbs.co.jp/part_news/part_news3638785.html
5年間に1億2000万円を超す診療報酬を不正に受け取っていたとして、厚生労働省は、静岡県藤枝市の市立病院に対し、保険医療機関の指定を取り消す方針を固めました。地域の中核病院の指定取消処分は異例です。
静岡県の藤枝市立総合病院は、歯のインプラント治療は医療保険の対象外なのに、事前にあごの手術が必要な場合は保険を適用し、診療報酬を不正に請求。その額は5年間で1億2000万円に上るということです。保険医療機関の取り消し処分が出された場合、問題となった歯科だけでなく、救急や外来、入院など、すべての科で保険の適用ができなくなるため、患者や市民に大きな影響が出ることも予想されます。
厚生労働省などは22日、病院から弁明を聞く聴聞会を開き、28日に処分を正式に決定します。取り消しは10月1日になる見込みで、期間は5年ですが、改善計画などを提出させ、1ヶ月程度で再指定する可能性もあるということです。
藤枝市立病院が不正受給 保険医療機関取り消し
中日新聞 2007年8月21日
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007082102042760.html
診療報酬約29万円不正請求、保険医取り消し 長野の歯科医
2007年8月22日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news004.htm
小野町地方綜合病院の院長が辞職願を提出/福島
福島放送 2007年8月21日
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200708212
小野町、田村、いわき両市、平田、川内両村の5市町村で構成する病院組合(管理者・宍戸良三小野町長)運営の公立小野町地方綜合病院の安田千尋院長が、9月末付の退職願を提出していることが20日までに分かった。病院長の退職は今後の病院存続に大きな影響を与えそうだ。
「県の施策に関する県民意識調査」気仙管内分調査結果/岩手
東海新報 2007年8月21日
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws2808
新救急体制が成果/八戸広域消防
東奥日報 2007年8月21日
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070821162940.asp
地方の病院が「研修医求む」 PRあの手この手
中日新聞 2007年8月21日
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007082102042765.html
ガーゼ置き忘れ30年放置 神戸市立中央市民病院
朝日新聞 2007年8月21日
http://www.asahi.com/national/update/0821/OSK200708210109.html
神戸市立医療センター中央市民病院(同市中央区)は21日、同病院で30年前に子宮摘出手術を受けた女性患者の体内にガーゼを置き忘れ、今年6月の手術で見つかったと発表した。女性は70代で、腹部に違和感を感じて同病院で検査したところ、下腹部に腫瘤(しゅりゅう)(肉の塊)ができているのが見つかった。摘出手術をしたところ、ガーゼが原因の腫瘤と判明。同病院は女性に謝罪した。 同病院によると、女性が1977年に受けた手術の際に残されたガーゼで、肉がガーゼを包むようにして直径約5センチの腫瘤ができていた。枚数などは分からないという。
当時の主治医は約10年前に退職しており、「よく覚えていないが、私が担当した手術で起きたミスならば申し訳ない」と話しているという。同病院はガーゼ枚数の確認などを徹底し、再発防止を図る。菊池晴彦院長は「30年前の事例とはいえ基本的なミスによりご迷惑をおかけしおわびします」とコメントした。
女性の退職理由 「出産・育児の理解得られず」
佐賀新聞 2007年8月22日
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=600483&newsMode=article
高齢者の雇用促進 厚労省が中期ビジョン
北海道新聞 2007年8月22日
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/life/44818.html
子の心を診る 専門医の養成を急げ
信濃毎日新聞 2007年8月22日
http://www.shinmai.co.jp/news/20070822/KT070821ETI090002000022.htm
「早期教育」にご用心!―教育者の顔をした詐欺師がいる―
JanJan 2007年8月22日
http://www.news.janjan.jp/culture/0708/0708150829/1.php
埼玉医大患者 VRE感染 60人に拡大 調査委 「死因とは関係なし」
2007年8月22日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news001.htm
赤ちゃんポスト 親が引き取る
NHK 2007年8月21日
http://www3.nhk.or.jp/knews/news/2007/08/21/t20070821000090.html
赤ちゃんポスト:新たに男児2人、計6人 熊本・慈恵病院
毎日新聞 2007年8月21日
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20070821k0000e040018000c.html
業界団体は「えらい人」ではなく「ふつうの人」を向こう
JanJan 2007年8月21日
http://www.news.janjan.jp/government/0708/0708201081/1.php
性同一性障害の自助支援団体「COMらっど」が釧路市・帯広市へ要望書提出
BNN 2007年8月21日
http://www.bnn-s.com/news/07/08/070821090833.html
韓国でツツガムシ病患者急増
朝鮮日報 2007年8月21日
http://www.chosunonline.com/article/20070821000056
貧困層を狙う違法臓器売買、パキスタン政府が外国人への販売を禁止
AFPBB News 2007年8月21日
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2269832/2034219
個人の医薬品入手「医療機関以外から15%」・ファイザー調べ
2007年8月22日/日経産業新聞
http://health.nikkei.co.jp/news/top/
米系製薬のファイザーはインターネット利用者約1万人を対象に医薬品に関するアンケート調査を実施した。過去5年間にインターネット通販など医療機関以外から医薬品を入手したことがある人は約15%にのぼった。海外の医薬品は自己責任で個人輸入などが認められているが、偽造薬が急増しており入手や使用に際して十分な注意が必要と訴えている。
アンケート調査は3月末に実施。20歳以上の男女9806人から回答を得た。
中国で豚の伝染病 6万8000頭が死ぬ
2007年8月21日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070821-OYT8T00059.htm
子供服から発がん物質 中国製 NZ政府が緊急調査
2007年8月21日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070821-OYT8T00058.htm
性犯罪に「去勢」措置も 再発防止誓う仏大統領
西日本新聞 2007年08月21日
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/20070821/20070821_001.shtml
(関連目次)→ADRと第三者機関 目次
(投稿:by 僻地の産科医)
ADRについて調べていたのですけれど、
ある方の日記で目から鱗がおちました(>▽<)!!!!
っていうか、ADRっていうのはとことん話合いをするものだとばかり
おもっていたからです。
<対話型>ADRとは、<裁判型(仲裁)>ADRがあるんですね。不勉強でした。
下記は裁判型ADRのお話です!
これ↓はどちら側なんでしょうか。対話型なのかな!?
医療問題中立処理委員会 発足一年の成果
いつもありがとうございます。
日記を全文引用させていただきます(>▽<)!!!!!
この辺りは他の方が詳しいので、私は肝のところだけ。 一般的な感覚では、仲裁と言えば、間に誰かが入って、まあお互いに話して解決ましょうやという語感がある。 「仲裁」は、或る裁定者の判断に任せる、という解決方法である。 「仲」よりも、「裁」に重きがあると考えると分かりやすい。 例えば、和解を左端に置き、裁判を右端に置くとすれば、仲裁は右側の「裁判」に近い所に位置する制度であって、和解とはかなりかけ離れたものである。 これを和解に近い左側にあると考えると、大きな誤解の原因となるので、注意しておいてください。手続は裁判より簡素で、費用も安いと言われており、何と言ってもその道の専門家を選べるという点で利点はあります。 なお、ADRは広義では「裁判(判決・決定)以外」を言いますので、訴訟における和解や、裁判所を利用した調停(裁判所付設型)も含まれます。もちろん、仲裁は裁判所以外のものになります。
仲裁は話合に非ず
医療関連の紛争で、訴訟ではなくADRに期待する声がある。
Alternative Dispute(s) Resolution
何に対してAlternative(代わり)かというと、裁判・訴訟に対しての代替。
ADRの一つに「仲裁」(Arbitration)というのがある。
この仲裁という用語が非常な誤解を招く。
ところが法律用語の「仲裁」は全く違う。
「裁判官以外の或る裁定者に任せてその裁定に従うこと」を合意しておく、というもの。だから、裁判と同じく、結果は自分が負ける場合を覚悟しておく必要がある。
和解や調停が内容に関する当事者の合意であるのに対し、仲裁は手続的合意で,内容に関しては裁定を受けるのみ(その裁定に従わねばならない)。
昔で言えば、長老の裁断を仰ぐのと似ている。
少なくとも西洋人はそのように意識している。
最近のコメント