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(投稿:by 僻地の産科医)
ADRについて調べていたのですけれど、
ある方の日記で目から鱗がおちました(>▽<)!!!!
っていうか、ADRっていうのはとことん話合いをするものだとばかり
おもっていたからです。
<対話型>ADRとは、<裁判型(仲裁)>ADRがあるんですね。不勉強でした。
下記は裁判型ADRのお話です!
これ↓はどちら側なんでしょうか。対話型なのかな!?
医療問題中立処理委員会 発足一年の成果
いつもありがとうございます。
日記を全文引用させていただきます(>▽<)!!!!!
この辺りは他の方が詳しいので、私は肝のところだけ。 一般的な感覚では、仲裁と言えば、間に誰かが入って、まあお互いに話して解決ましょうやという語感がある。 「仲裁」は、或る裁定者の判断に任せる、という解決方法である。 「仲」よりも、「裁」に重きがあると考えると分かりやすい。 例えば、和解を左端に置き、裁判を右端に置くとすれば、仲裁は右側の「裁判」に近い所に位置する制度であって、和解とはかなりかけ離れたものである。 これを和解に近い左側にあると考えると、大きな誤解の原因となるので、注意しておいてください。手続は裁判より簡素で、費用も安いと言われており、何と言ってもその道の専門家を選べるという点で利点はあります。 なお、ADRは広義では「裁判(判決・決定)以外」を言いますので、訴訟における和解や、裁判所を利用した調停(裁判所付設型)も含まれます。もちろん、仲裁は裁判所以外のものになります。
仲裁は話合に非ず
医療関連の紛争で、訴訟ではなくADRに期待する声がある。
Alternative Dispute(s) Resolution
何に対してAlternative(代わり)かというと、裁判・訴訟に対しての代替。
ADRの一つに「仲裁」(Arbitration)というのがある。
この仲裁という用語が非常な誤解を招く。
ところが法律用語の「仲裁」は全く違う。
「裁判官以外の或る裁定者に任せてその裁定に従うこと」を合意しておく、というもの。だから、裁判と同じく、結果は自分が負ける場合を覚悟しておく必要がある。
和解や調停が内容に関する当事者の合意であるのに対し、仲裁は手続的合意で,内容に関しては裁定を受けるのみ(その裁定に従わねばならない)。
昔で言えば、長老の裁断を仰ぐのと似ている。
少なくとも西洋人はそのように意識している。
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