(関連目次)→本日のニュース・おすすめブログ..。*♡ 目次
ぽち→
(投稿:by 僻地の産科医)
昨日と今日の医療ニュースですo(^-^)o ..。*♡
今年で最後になるかな?
来年もよろしくお願いいたします!
医師確保険しく 来春産科医0の日製病院
ある産婦人科医のひとりごと 2008/12/23
http://tyama7.blog.ocn.ne.jp/obgyn/2008/12/post_d6f6_10.html
連載第三回、第四回 「リヴァイアサンとの闘争―正当な治療行為で冤罪にならないために」
紫色の顔の友達を助けたい 2008年12月25日
http://kazu-dai.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-c6ad.html
涌谷国保病院に婦人科 来年度開設 常勤医1人新規雇用/宮城
河北新報 2008年12月29日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081229t15022.htm
宮城県涌谷町町民医療福祉センターは来年度、町国保病院に婦人科を開設する。女性特有のがん検診や思春期相談などの町民ニーズに応える。
町は常勤医師1人を新たに雇用する。町議会12月定例会で婦人科医療機器購入費1460万円を盛り込んだ2008年度町国保病院事業会計補正予算案が可決された。同病院には1989年6月から91年3月まで、産婦人科が開設されていたが、医師確保が難しく、担当医の退職に伴い休診、事実上廃止となっていた。婦人科の開設について青沼孝徳センター長(56)は「地域包括医療という町の取り組みに賛同する医師が見つかったことが大きい」と説明した。町内では年間約110件の出産があり「住民の強い要望があれば、産科の開設も検討したい」と前向きな姿勢を示した。
佐賀・武雄市長選、市立病院民営派の樋渡氏が当選
読売新聞 2008年12月29日
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20081229-OYS1T00138.htm
武雄市民病院の民間移譲の是非を争点とした佐賀県武雄市長選は28日、投開票され、民間移譲を推進してきた前市長・樋渡啓祐氏(39)(無所属)が1万5739票を獲得し、1万2945票を得た新人の旧武雄市長・古庄健介氏(70)(同)を破って2度目の当選を果たした。2010年2月の民間移譲に向け、動きが加速するとみられる。
市民病院存続を求める市民団体が起こした市長の解職請求(リコール)運動を受け、樋渡氏が「民意を問う」と辞職したことに伴う出直し選で、住民投票の性格も帯びた。当日有権者数は4万978人、投票率は70・84%だった。樋渡氏の任期は残任期間の2010年4月15日まで。
樋渡氏は、市民病院の累積赤字や医師不足の問題を解決するには「民間移譲がベスト」と強調。選考委員会の選考、市議会の議決を経て北九州市の医療法人財団「池友会(ちゆうかい)」への移譲を決定した経緯を説明し、休止していた救急医療を再開した実績などを訴えた。民間移譲に反対した地元医師会や一部市議らが擁立した古庄氏は「公立病院でないと、市民が安心して通えない」と主張。専門家の意見を聞かず、市民への説明責任も果たしていないと樋渡氏を批判したが、支持を広げられなかった。
◆樋渡氏「移譲に全力」
28日投開票された武雄市の出直し市長選は、市民病院の民間移譲を進める前市長・樋渡啓祐氏(39)が新人の旧武雄市長・古庄健介氏(70)を破って2度目の当選を果たし、多くの市民が民間移譲を支持した形となった。
樋渡氏は、民間移譲を決めた経緯について理解を求め、「市民病院は市の直営では限界。小手先の経営改善に取り組んでも存続の危機に変わりはない」と主張。市議の約3分の2から支援を受けて「前進」を合言葉に手堅い選挙戦を展開し、支持を広げた。古庄氏は、市民病院の開設に携わった実績を示し、「これまでのところ、赤字は許容範囲内。市の一般会計からの繰り入れはなく、現状では民間移譲する必要はない」と訴えた。武雄杵島地区医師会のメンバーらの支援で草の根運動を展開したが、及ばなかった。当選が決まると、樋渡氏は事務所で支援者らと喜びを分かち合った。医師会との関係修復や反対派の市民との融和など課題は残るが、樋渡氏は「2次医療を中心に1~3次、救急、救命、終末とバランスのとれた市民医療を提供していく」と抱負を語った。
投票率は、同じ顔ぶれの一騎打ちだった2006年の前回市長選より12ポイントも下がった。前回が市議選との同日選だったことに加え、今回は年末の選挙となったこと、医療問題に特化した選挙だったことなどが響いたとみられる。
当日有権者数 4万978人▽投票者数 2万9028人▽投票率 70・84%(前回82・84%)
「県立こども病院」総合周産期母子センターに指定 静岡
MSN産経ニュース 2008年12月28日
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/081228/szk0812280201000-n1.htm
救急外来「軽症者に加算金」拡大、夜間・休日医師の負担軽減
読売新聞 2008年12月28日
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20081228-OYT8T00253.htm
緊急性がないのに夜間・休日に救急外来を受診する軽症患者から、全額自費の時間外加算金を徴収することを地方厚生局に届け出ている病院が、123施設に上ることが読売新聞の調査で分かった。制度は1992年に始まったが、最近5年間で76施設も増加。このうち最も多かった理由は軽症患者の抑制で、44施設と6割近くに上る。医師不足などで患者の「たらい回し」が相次いでいるほか、軽症患者が安易に病院に行く「コンビニ受診」が問題になっているが、勤務医の負担を軽減するための“自衛策”が広まりつつある。
時間外加算金は、例外として保険適用外が認められた制度。医療機関は、管轄の地方厚生局に届け出れば、緊急性がないと判断した患者から徴収できる。本社が12月1日時点で調べた。過去5年間に届け出た病院の設定額は8400円~300円。7施設は徴収を始めていない。
夜間・休日の軽症患者の受け皿としては、地域の夜間診療所や当番医がある。時間外加算金を徴収している複数の病院によると、軽症患者が「病院の方が安心でき、夜だと待ち時間が短い」「当番医は毎日変わるので、分かりにくい」などとして、病院に来るという。
最高額8400円を徴収しているのは、山形大医学部付属病院(山形市)。今年5月には840人いた時間外の患者は、徴収を始めた6月以降、毎月600人台に減少。一方で、このうち入院した重症患者は、5月の119人から128~156人と増加した。同大は「金額は、大学病院としての役割、医師の人件費などを勘案した。入院患者が増えたのは、医師に余力が生まれたからではないか」(医事課)としている。
静岡県の志太榛原(しだはいばら)地域では、焼津市立総合病院など4自治体病院が、足並みをそろえて今年4~6月にかけて導入。いずれの病院も時間外の受診者数が前年比で1~3割減った。
[解説]「コンビニ受診」に歯止め
患者にすれば時間外加算金など、ない方がいい。それでも徴収する救急病院が急増している背景には、軽症にもかかわらず、夜間・休日に気軽に来院する“コンビニ受診”が、勤務医を疲弊させている事情がある。
軽症患者が増えると、重症患者への診療に支障をきたしかねない。保険証一枚で自由に診療先を選べる「フリーアクセス」が認められているとはいえ、病院での専門的な治療を求めようとする軽症患者に、病院側が待ったをかけた格好だ。徴収を始めた病院では、時間外の患者が減る一方、重症患者が増加するなど、効果が出ている。目立ったトラブルもないが、緊急性や症状の軽重など徴収の条件を巡って、一部の患者から、戸惑いや不満の声も出ているという。
過剰な受診抑制につながりかねない懸念もある。埼玉医大総合医療センター(埼玉県川越市)は今年6月からの徴収を昨秋に公表したところ、制度が始まったと勘違いし、受診を控えていた軽症者の症状が悪化したケースもあり、現在も徴収を保留している。
兵庫県立柏原病院(兵庫県丹波市)では、周辺の住民グループが地域でコンビニ受診を控えるよう呼びかけ、時間外の軽症患者が減った。医療崩壊に歯止めをかけるには、患者側も「医療は公共財」と認識し、モラルある行動をとることが求められる。
時間外加算金
医療機関が金額を設定し、表示した診療時間以外(深夜、休日など)に受診した患者から徴収できる。掲示や窓口で事前に患者に知らせ、同意を得る必要がある。救急搬送のような緊急性が高いケースや、地方厚生局に申請のない医療機関では、通常の保険適用の時間外料金(初診時850~4800円)がかかり、患者は3割負担。
軽症救急患者:15病院で特別料金
毎日新聞 2008年12月28日
http://mainichi.jp/select/science/news/20081228ddm002040111000c.html
休日夜間診療所を再整備、集約し足利日赤内に
下野新聞 2008年12月28日
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20081227/93502
六日市病院が社会医療法人に
山陰中央新報 2008年12月28日
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=508909006
急患「管制塔」で対応、病院振り分け 受け入れ拒否問題で厚労省案
MSN産経ニュース 2008年12月28日
(1)http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081228/plc0812280102000-n1.htm
(2)http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081228/plc0812280102000-n2.htm
厚生労働省は27日、患者受け入れ拒否問題への新たな対応策として、地域の医療機関をネットワーク化して管制塔役を担う病院を定め、病状に応じて患者を振り分ける仕組みの具体案をまとめた。「管制塔機能病院」には救急対応の医師が常駐し、地域内の医療機関で受け入れ困難な場合に患者を引き受ける。病状が落ち着けばネットワーク内の病院に転院させて空きベッドを確保し、次の患者の受け入れに備える。早ければ今年度中に体制整備に着手する考えだ。
救急医療では初期救急を担う医療機関、入院が必要な患者を受け入れる2次救急、重症患者を扱う3次救急(救命救急センター)と、病状に応じて受け入れ先が3段階に分かれているが、実際には振り分けが十分機能していない。管制塔機能病院の整備は、2次救急医療を担う病院への患者搬送を円滑にし、重症でない患者が救命救急センターに集中するのを防ぐ狙いもある。
厚労省の具体案では、都道府県が調整役となり地域の複数の医療機関のネットワークを作り、この中で地域の中核的な病院を管制塔機能病院と位置付ける。管制塔機能病院には、救急対応を行う専任の医師と看護師を置き、休日や夜間の輪番制の当番病院に受け入れられなかった患者の最終的な受け入れ先となる。対応できない病状の患者は、救命救急センターなどに再搬送する。一方、ネットワーク内の各医療機関は、管制塔機能病院から受け入れる患者用に、入院ベッドが満床にならないようにするほか、必要に応じて管制塔機能病院に医師を派遣する支援体制をとる。
整備を推進するため、管制塔機能病院に対しては、救急対応に従事する医師と看護師の人件費などとして、国と都道府県がそれぞれ年間1000万円を補助。支援するネットワーク下の各医療機関にも、空きベッドの確保や医師を派遣(派遣手当1回1万3570円)した場合の経費の3分の2を上限に国と都道府県とで補助する。
「盛岡方式」揺らぐ体制 夜間の輪番小児救急
岩手日報 2008年12月28日
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20081228_1
県立中央病院 鰺ヶ沢中央に非常勤医 来月から1年間派遣/青森
読売新聞 2008年12月28日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20081227-OYT8T00765.htm
公立病院:市民・原爆病院統合 長崎市の質問に県が一部回答 /長崎
毎日新聞 2008年12月28日
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20081228ddlk42010199000c.html
臨時国会 厚労関係の請願採択 衆院9・参院7種類
しんぶん赤旗 2008年12月28日
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-12-28/2008122802_02_0.html
11病院赤字12億円 全体では4億円改善 県内自治体病院07年度決算
岡山日日新聞 2008年12月29日
http://www.okanichi.co.jp/20081229130907.html
岡山県内自治体病院の07年度決算は、半数以上の11病院が赤字だったことが、県国民健康保険団体連合会などのまとめで分かった。赤字病院の数は、前年度から2病院減ったが、県内自治体病院全体の収支は4億4500万円のマイナスで、黒字の病院との格差も広がっている。県内の公立病院は07年度、13市町に20病院あり、06年4月に美星国保病院(井原市)が診療所となったため、前年度から1病院減った。うち19病院が救急機能を持ち、7病院が不採算地区の指定を受けている。11病院が赤字決算となり、前年度の13病院から減少したが、損失額は合計11億8143万円と、8359万円悪化。黒字は9病院で、1病院増えた。利益は合計7億3577万円で、5億1687万円伸びた。赤字額が最も大きかったのは、吉永病院(備前市)の3億5796万円。前年度は1285万円の黒字だったが、移転関連経費3億7246万円を特別損失として計上し、赤字に転落した。備前病院(備前市)、瀬戸内市民病院(瀬戸内市)は、赤字額が膨らみ、収支が悪化した。国保成羽病院(高梁市)、矢掛町国保病院(小田郡矢掛町)など6病院は、赤字ながらも収支が改善。国保福渡病院(岡山市)、国保湯原温泉病院(真庭市)は黒字転換した。黒字額を伸ばしたのは、県精神科医療センター(岡山市)、児島市民病院(倉敷市)、鏡野町国保病院(鏡野町)、岡山市立市民病院(岡山市)、熊山病院(赤磐市)の5病院だった。黒字総額から赤字総額を引くと、全体では4億4566万円のマイナスで、前年度から4億3327万円圧縮。ただ、公的負担の総額となる他会計繰入金は26億6005万円で、7億4451万円減ったが、それでも黒字総額の3・5倍に及ぶ。県精神科医療センターは、独立行政法人化に伴い繰入金(前年度5億2682万円)が廃止されたが、新たに運営費負担金6億644万円が入っている。このため、鏡野町国保病院を除き、繰入金なしではすべて赤字になる計算。累積損失の合計は156億1304万円で、1億9315万円増加。12病院で累損があり、最大は岡山市立市民病院の57億4109万円で、笠岡市民病院(笠岡市)も24億5512万円を抱えている。
県立病院好生館:10年度に独法化 県職労は「時期尚早」 /佐賀
毎日新聞 2008年12月29日
http://mainichi.jp/area/saga/news/20081229ddlk41040150000c.html
12年度に佐賀市嘉瀬地区に移転する県立病院好生館(佐賀市水ケ江)が、地方独立行政法人化されることになった。県の計画では、法人は移転に先立ち、10年4月に設立する。しかし、県職員労働組合(武広辰次委員長)は「県民に周知されていない上に病院職員の多くは反対している。時期尚早だ」と抗議声明を発表し、法人化に反発している。
法人化する理由について県は、欠員が生じるなどした場合の医師の採用試験を随時行えることや決裁の迅速化、民間手法導入によるコスト削減--などのメリットがあると強調。こうした変化の結果、「現場の自由度を高められる」と話す。また、09年度に策定する新病院の実施設計には、法人のトップとなる理事長の候補者も交えて取り組むこととした。理事長候補は、来春までに絞り込む方針。
隠岐島前病院 「採用決定」36万円/島根
読売新聞 2008年12月29日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20081228-OYT8T00571.htm
雑記帳:千葉県が情報誌発行 医師や看護師目指す学生向け
毎日新聞 2008年12月29日
http://mainichi.jp/select/science/news/20081230k0000m040024000c.html
県立安芸病院の医療死亡事故:医師、不起訴に 「遺族の思い考慮」--地検 /高知
毎日新聞 2008年12月28日
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20081228ddlk39040342000c.html
◇入院男性へ投薬ミス
県立安芸病院に入院中の男性(当時69歳)が投薬ミスで死亡した事故で、高知地検は26日、業務上過失致死容疑で書類送検された男性医師(38)を不起訴処分とした。同地検は「被害者の特定になり、公表を望まない遺族の要望に反することになる」と処分理由を明らかにしなかった。
地検などによると、男性医師は05年2月、看護師への投薬指示を間違ったため、誤った薬剤を投与し、男性を死亡させたとして、07年11月に同容疑で高知地検へ書類送検されていた。地検の調べに対し、医師は「薬剤の誤投与は確かだが、死亡との因果関係はない」と話したという。事故を巡っては、県と遺族の間で損害賠償金2700万円を支払う示談が成立している。
過って肝臓刺し失血死 茅ケ崎市立病院、警察に届けず
朝日新聞 2008年12月28日
http://www.asahi.com/national/update/1227/TKY200812270243.html
神奈川県の茅ケ崎市立病院呼吸器外科で9月下旬、患者の胸部に特殊な管を差し込む際に過って肝臓を刺し、患者が失血死していたことが病院側への取材で分かった。病院側は「出血は、通常の手術を行った結果、起きた合併症」として過失を否定、警察に届けていなかった。
病院側の説明によると、死亡したのは60代後半の女性で、「気胸」を患っていた。肺の穴から空気が漏れ、肺と肋骨(ろっこつ)の間のすきま(胸腔=きょうくう)=にたまって呼吸が苦しくなる病気で、同病院で春から9月までに3回の手術を受けた。胸腔にウミがたまる「膿胸(のうきょう)」を繰り返していたという。このため、呼吸器外科の医師が、「ドレーン」と呼ばれる管を胸の表面から挿入してウミを出そうとしたところ、挿入口から血液があふれ出した。ドレーンの先端の針によって肺の下にある肝臓が傷つけられており、4時間後に出血によるショックで患者は死亡したという。死亡は、仙賀裕院長らに報告され、市幹部にも報告された。病院内の医療事故などを扱う安全管理委員会で、「重症の合併症」と判定され、警察に届ける必要はないと決めたという。
失血死を重症の合併症としたことについて、安全管理委員長の望月孝俊・副院長は「担当医からの聞き取りや、カルテを調べた。医療の世界では、今回のような出血は、一般的に行われる医療行為、手術を行った時に起こる合併症とされており、ミスではない。止血の措置もちゃんとやっていた。家族にも原因を説明し、警察に届けないでいいと言われた」と説明している。
茅ケ崎市立病院 肝臓損傷で失血死 「合併症」と医療過誤否定/神奈川
東京新聞 2008年12月29日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20081229/CK2008122902000069.html
茅ケ崎市立病院(仙賀裕病院長)は二十八日、九月に女性患者の体内にドレーンと呼ばれる管を挿入した際、肝臓を傷つけ、この患者が失血死していたことを明らかにした。会見した望月孝俊副院長は「適正な処置をしても一定の確率で起こり得る『合併症』のひとつ」と説明。「医療ミスには当たらない」として警察には届け出ていない。病院側によると、遺族も了解済みで、訴訟を起こす意思はないとしている。病院の説明では、死亡したのは茅ケ崎市在住の六十代の女性。肺から漏れた空気が胸にたまる気胸を患い、患部には膿(うみ)もたまっていた。四月の入院後、七月までに三度手術を受けた。
九月下旬の処置には、膿を排出するドレーン(直径八ミリ)が使われた。ドレーンが外れたため、同じ場所から再度挿入したところ、先端の金属製突起物が肝臓に刺さって大量出血。女性は約四時間後に死亡したという。経過は病院幹部と、院内の医療事故を扱う安全管理委員会に報告され、いずれも「合併症」と判断された。
望月副院長は「臓器を傷つけるリスクが高く、場合によっては命にかかわる、とご家族に説明し、了解を得ていた。亡くなられたことは残念だが、医療過誤の認識はない」と話した。
遺族に3600万円支払い 手術後の男性死亡で紀南病院
紀伊民報 2008年12月29日
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=159719
紀南病院(田辺市新庄町)で2001年1月に心臓冠動脈バイパス手術を受けた串本町の男性(当時76歳)が死亡したのは、病院の止血処理が十分でなかったと、男性の遺族が損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は病院側の過失を認めた一審の判決を支持し、病院側の控訴を棄却した。病院を運営する公立紀南病院組合は上告せず、26日に遺族に対し、約8年間の利息分を含め約3593万円を支払ったという。病院事務局によると、狭心症で入院中だった男性に01年1月24日、心臓の冠動脈バイパス手術を実施。心外膜に1~3センチの傷が3カ所見つかり出血していたため、止血措置をした。翌25日に血圧が低下し、応急措置をしたが27日に死亡した。男性の遺族は同年9月、手術ミスで心臓に裂傷を起こし、その後の止血処理などが十分でなかったとして、病院を相手に和歌山地裁田辺支部に3668万円の損害賠償を起こした。
今年3月、田辺支部は病院の過失として、約2573万円の支払いを命じた。病院はこの判決を不服として大阪高裁に控訴したが、大阪高裁は今月11日、一審の田辺支部の判決を支持して棄却した。病院組合は「今回の判決結果を真摯(しんし)に受け止めたい」と話している。
治療費未収金:県が強制徴収 民事勝訴後、男性口座から7万円 /群馬
毎日新聞 2008年12月29日
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20081229ddlk10040038000c.html
◇未収金増で“異例”の手段
県立病院の医療費支払いを拒否したとして、県が退院した男性を民事提訴した問題で、県が勝訴後に男性の銀行口座を差し押さえ、一部を強制徴収したことが28日、分かった。総務省によると医療費未収金に対する強制徴収は極めて異例。県は膨らむ県立病院の未収金対策として、悪質な滞納については今後も法的措置を辞さない構えだ。
県病院局によると、県は04年夏、県立心臓血管センター(前橋市)に糖尿病治療のため約2週間入院した千葉県浦安市の60代男性に医療費約25万円を請求。しかし、男性は「2週間の後半は無理やり入院させられた」と支払いを拒否し、再三の督促にも応じなかった。県の独自の調査で、男性が千葉県や東京都内に高級マンションを借りていることが判明。資力があると判断して県は07年8月、市川簡裁に支払いを求め提訴し、今年2月に全面勝訴した。これを受け、6月に銀行口座を差し押さえ、預金全額約7万円を徴収。ところがその他の口座は判明せず、12月に同じ口座を差し押さえようとしたところ、既に閉鎖されており7万円以上は徴収できなかった。県立4病院では未収金の累積額が07年度末に約9700万円と5年前から倍増。県病院局は「資力があるのに支払わないなど悪質な場合は今後も法的措置を検討したい」としている。
総務省によると、都道府県立病院の未収金は年々増え、同年度末に累積額は約87億円に達した。同省は「未収金は病院経営を圧迫する一因になっている。各自治体が個別に取り組むことは問題ない」と話す。
石綿、労災基準は「不合理」 肺がん死男性の遺族提訴へ
朝日新聞 2008年12月28日
http://www.asahi.com/national/update/1226/OSK200812260116.html
結核2次感染:請負労働者の診断書を偽造 神奈川・相模原
毎日新聞 2008年12月29日
http://mainichi.jp/select/biz/news/20081230k0000m040047000c.html
「少子化・子育て」 新春有力テーマに浮上
NSJ日本証券新聞 2008年12月29日
http://www.nsjournal.jp/column/detail.php?id=132045&dt=2008-12-29
第8回「社会の中の精神現象」 臓器移植法改正案(下)高岡健
Fonte 2008年12月29日
http://www.futoko.org/column/page1229-328.html
タミフル、今冬も使用中止を継続 厚労省、10代患者へ
中国新聞 2008年12月29日
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200812300023.html
飲酒ひき逃げ後絶たず依存症と一体、根絶難問
日経ネット関西版 2008年12月29日
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news004261.html
医療施設「免震構造」でも医療機器転倒などの被害
朝日新聞 2008年12月28日
http://www.asahi.com/science/update/1227/OSK200812270044.html
県「妊婦さん注意を」 年末年始、多忙で早産増
琉球新報 2008年12月28日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-139448-storytopic-1.html
県健康増進課は、多忙で無理をすることが多い年末年始に妊婦の早産が多くなることから、妊婦に対して自己管理を呼び掛けている。
県内では早産などで低体重で生まれた新生児や重病の新生児を治療する新生児集中治療室(NICU)が県立中部病院、県立南部医療センター・こども医療センター、琉大付属病院、那覇市立病院、沖縄赤十字病院の5カ所に設置されているが、1000グラム未満の未熟児出生が増加すると、長期入院が増えるため、NICUが不足する。
県は妊娠中は少なくとも月1回以上、特に妊娠24週以上は月2回以上、36週以上は毎週1回の妊婦健診の受診を呼び掛けている。またおりものが普段と違う、性器出血、腹痛、強い張りの頻発、破水、胎動減少の印象、発熱、頑固な便秘、強い頭痛、吐き気など気になる症状が出た場合は早めにかかりつけの医師への相談も呼び掛けている。
献血:「A型が不足してます」 血液センターが呼びかけ /大阪
毎日新聞 2008年12月28日
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20081228ddlk27040245000c.html
殺人:介護に疲れ?夫を殺害 71歳女、容疑で逮捕--鶴ケ島 /埼玉
毎日新聞 2008年12月28日
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20081228ddlk11040171000c.html
ノロウイルス:大分市の病院で27人が感染 /大分
毎日新聞 2008年12月28日
http://mainichi.jp/area/oita/news/20081228ddlk44040254000c.html
ノロウイルス?:16人、おう吐などの症状--呉の特養老人ホーム /広島
毎日新聞 2008年12月28日
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20081228ddlk34040300000c.html
食中毒:10人がノロウイルスで症状--三島の飲食店 /静岡
毎日新聞 2008年12月28日
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20081228ddlk22040076000c.html
保育園児ら40人食中毒=ノロウイルス検出-名古屋
時事通信 2008年12月28日
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008122800073
ピザの宅配の依頼も 豪州で救急当局、受難
MSN産経ニュース 2008年12月29日
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/081229/asi0812291357000-n1.htm
オーストラリア・ニューサウスウェールズ州の救急当局の不満がたまっている。つめが折れたと訴えたり、ピザの配達を要請したりするなど、本来の業務と関係ない電話が相次いでいるためだ。地元紙によると、中には、ベッドから枕が落ちたので拾ってほしいとか、寝付けないから手伝ってくれといった電話も。
当局は「救急車は緊急の手当てが必要な人のためのもの」と訴えるため、ラジオでキャンペーンを始めた。
妊娠前検査を呼びかけ、障害児出産の減少に―中国
Record China 2008年12月29日
http://www.recordchina.co.jp/group/g27098.html
2008年12月26日、中国の国家計画出産委員会は、先天性障害児出産を減らすため妊娠前検査を提唱した。中国新聞網が伝えた。
中国では、先天的な障害を持って生まれてくる子供の割合が比較的多く、新生児の死産あるいは出生後まもなくの死亡の直接の原因となっている場合が少なくない。あるデーターでは、障害が重いと30%が出生後に死亡、40%が一生涯身体に障害を負うことになるという。
国家計画出産委員会の李斌(リー・ビン)主任によると、当局は1999年から既に障害児出産予防に関する取り組みを行ってきたが、昨年から広告、健康促進、カウンセリング等、早期予防の徹底を目指している。また家族の苦しみと負担を減らすため、妊娠前の検査と医学鑑定から、障害児出産のリスクがある人々を識別し、先天性障害児出産の減少に力を入れていくとしている。
最近のコメント