(関連目次)→産科医療の現実 目次 なぜ産科医は減っているのか
(投稿:by 僻地の産科医)
きゃー(>▽<)!!!ばみゅ先生だっ!!
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医師の労働実態 外科医の場合
まーしーの独り言 2008年08月27日
http://blog.goo.ne.jp/marcy1976/e/1dfd22f7b5a7b9159078e68504d614b3
【産科医解体新書】(1)同期6人のうち4人が去った
産経新聞 2008.8.27
(1)http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080827/trd0808270740001-n1.htm
(2)http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080827/trd0808270740001-n2.htm
僕が産婦人科医として働きはじめて7年になります。産婦人科医局の同期は6人いました。5年以内に4人が産婦人科を去りました。当時から産婦人科医不足が叫ばれていましたが、やがて良くなるだろうと楽観していました。平成20年現在、状況はまだ悪化しているようです。僕の周りだけでなく、全国の産婦人科で同じようなことが起こっているのかもしれません。
僕が医者になった時代には、まだ臨床研修制度がありませんでした。医学部卒業直後に大学病院の産婦人科医局に直接入局し、先輩たちの臨床を見よう見まねで覚えた時代です。その日のうちに帰宅できたことは数えるほどでした。優秀な同期たちと比較されることに気を重くしながら、「今日こそ産婦人科を辞めさせてもらおう」と考える毎日でした。みんな給料なんてもらっていなかったけれど、新人の僕らにはそれが当然だと思っていました。金を払ってでも勉強したいくらいでした。少しでも早く一人前になって、少しでも役に立ちたい。お荷物になりたくない。その一心でした。
それでも毎日よく怒られました。点滴を失敗して患者さんに、検査入力を忘れて看護師さんに、書類が遅くて事務さんに、最後は全部まとめて上司に怒られました。おかげで、多少仕事を覚えることができました。でも、まだまだ学ぶことばかりです。何年もかかって、やっとこの程度の医者であるという現実に満足しているわけではありませんが、これ以上早い成長は見込めそうもありません。
医者が出来上がるのには年単位の時間がかかり、出来上がっても全員が名医になるわけではありません。しかも、出来上がる産婦人科医の数よりも去っていく医者の数が多い。こうした事情をふまえて、僕が見た産婦人科の状況を紹介させていただきます。
◇
社会問題となっている産科医不足など産婦人科の現状を、当の産科医はどう受け止めているのだろう。中堅医師の本音コラムを連載する。
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【プロフィル】田村正明
たむら・まさあき 埼玉県出身。昭和46年9月生まれ。日本大学医学部卒業後、産婦人科医局に入局し、同大付属病院で診療。現在はフリーの産科医として複数のクリニックで働く。ブログ「毒舌ドクターBermudaの三角形な気持ち」では、産婦人科医の現状の一端をフィクション仕立てで書いている。
はっきり言って、産婦人科の先生の方が過重労働だと思っていますが、自分の(過去の)労働ライフを暴露してしまいました。
バミュ先生、実名を公開されましたね・・・
驚きました。
投稿情報: まーしー | 2008年8 月27日 (水) 23:01
うちも、地方大学(もと医科大学)ですが、同期4人のうち、皆いなくなりました。。。。。先輩も、後輩もぽつりぽつりと・・・
つい先日、同期の友人(産婦人科ではない)としんみり話し込んだところです。
私も、とうとう決断しまして、地方ブランド病院、とうとう辞めちゃいました。これからは、時間と家族を大切に、身体を大切に生きてゆきます。
投稿情報: なつみかん | 2008年8 月27日 (水) 23:08
バミュ先生が実名を公開されたのは、意図的なんでしょうか・・・いやまさか本人の承諾なしに実名公開なんてするはずないですよね・・・でも産経か・・・(笑
すごく読者が多いブログだしすごい影響あるでしょうねえ
投稿情報: koume | 2008年8 月28日 (木) 07:56
いまや所属がないから、へんな手紙も出しようがないので、それで実名出されたのではないでしょうか?
〇〇病院××医師だと、ラブレター届きまくりかねません(笑)。
投稿情報: 僻地の産科医 | 2008年8 月28日 (木) 14:32
私は身に覚えのないクラミジアに
人生を翻弄された1人です。
医者には関係ないけど、母はおなかの子供に感染するのではないかと・・半狂乱になったことを昨日のように思い出します。
“潔癖だからなー”で片付けられてもこっちもね。
人の人生まで背負ってたら医者なんてやってられない。そう思います。
でも心と身体が一緒なのが人間だからなー。ここが難しい。
医者も人間。患者も人間。お互い少しずつの我慢と思いやりが必要な時代なのかも知れませんね。
投稿情報: ハイテンション | 2010年7 月20日 (火) 16:25