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コメント

風邪ぎみ

 助産所待望論といい、看護師内診問題といい、なぜこのような恣意的な流れが厚労省から発信されるのでしょうか?
 助産師さんは産科医にとって貴重な戦友であり、辛苦を分かち合える貴重な仲間です。
 ある地域での助産所の歴史をたどってみると、その興亡の過程には、今の産科医が味わっている悲哀と同じ構図のあることがわかります。
 「厚生労働省が助産師の権限をねらっている」などということは信じたくありませんが、確かに「プロセスを間違えれば、産科医療の崩壊に拍車が掛かる」ことは実感として感じます。

 もしお時間があれば、
http://www.kaibara-hp.jp/download/20071107.pdf
をご覧下さい。
力作です(笑)。

まーしー

日本助産師会の加藤尚美専務理事と山口病院の助産師の渡辺小百合さんのあまりにも対照的過ぎる意見に笑えます。

Dr. I

まずは、内診を経験のある看護師は可能にする事だね、それよりも。

僻地の産科医

風邪ぎみさま、これ!
面白いですねo(^-^)o ..。*♡

私も同じ様に感じています。
実の所、助産所待望論には無理があると思うのです。というのは、三次病院があってこそで、やっぱり助産所だけじゃやっていけない。
お産って、分娩って重いんですよね。
最終判断の最後の砦が自分だと、やっぱり精神的にもつらいところがありますよね。

ssd

だからさあ。

助産師足りないのに、産科医の代わりができるなんて、クソ戯言をほざく、絶対現場を知らない、行政職・教育職のボケなんちゃって助産師。

医療の世界では、自分の能力を客観的に判断できない「分際」を知らないヤツは、絶対に不的確なんだよ。

一産科医

>子どもを産むという機能を備えている女性の体の本質論から考えたらどうなのか。

「250人に1人が医療介入を必要とする可能性がある、生命に危険が及ぶ重篤な状態になる」というのが、「自然な」女性の子供を産むという機能の本質、だと思いますが?

産科医療の現場では、医師と助産師・看護師がちゃんとチームワークを発揮して診療をしているところが大部分です。学歴は立派でも、最近の現場での臨床経験に乏しいペーパー助産師は、黙っていていただきたい。もっと、第一線で働いている助産師たちの声もきいてほしい。(これは医師も一緒ですが)

産科開業医

はじめまして。
現場の助産師さんと助産師会の上層部の見解の相違は明らかです。いきなり権限と責任を与えれても、危険性を分かっている平均的な助産師は逃げるのが普通です。前線にいないから(責任は取らないから)上層部はいい加減な事を言えるのです。僅か1年の教育で出来ると思うなら、ご自分でやってみればいいのです。
業務拡大が本当に医師不足を補えるのなら(そんな気は無いのは明らかですが)そもそも看護師の内診を禁止する理由は無いはずです。いかに詭弁か明らかと考えます。現場の(良く出来る)助産師は大好きですが、現場がどうなろうとも自分たちの地位拡大しか考えていない協会の上層部には怒りを感じます。

day_dreamer

男性助産師について考察したら、けっこう一般の人からの反響がありました。

http://blog.days.yahoo.co.jp/blog-P2P_qwo9cqDmkFmIUwQC?p=309

風邪ぎみ

「男性助産師」 面白いですね。
 日本の第二次お産革命は助産師から産科医への転換期であったのですが、同時にそれまでの女性ばかりの助産婦に代わって、男性産科医がお産に主体的に関与しはじめた時期でもあったのですな。
 考えてみれば現在のファナティックな助産所礼讃は、この時期、男性産科医に侵入された助産師の全面復権とともに、社会における女性としての一種の自己完結性(男なんていらない?)への憧憬の性急な現れの部分もあるのでしょうな。
 「しかし、子どもを産むという機能を備えている女性の体の本質論から考えたらどうなのか。」
という一文は、そうしたプライドの喪失とでもいうべき心の襞の作用の存在がなければ、あまりに合理性に乏しい考えのようにしか思えませんな。

day_dreamer

風邪ぎみ先生 

コメントありがとうございます。
諸外国の例では、男性助産師が当然認められている国が いくつもります。

2002年3月より看護師、保健師と同様、性別による名称の違いを伴わない助産師へと助産婦から名称が変更された過程の中で、男性への助産師資格の開放に関して具体的な動きが存在し、法改正の寸前まで行ったようですが、民主党のフェミニストたちいより直前に阻止されたようです。アダルトアニメ規制推進で脚光を浴びた円より子女史など反対運動を起こしたようです。

アメリカ、イギリス、オーストラリアなどでは男性の助産師が存在し、活躍しています。

day_dreamer

http://days.yahoo.co.jp/profile-P2P_qwo9cqDmkFmIUwQC
10名ほどの先生がたが足跡をのこしてくれました。
コメントもいただけると新人として励みになります。

鶴亀松五郎

ちょうどタイムリーな内容の、イギリス保健省の出版物から。
10ページほどで読みやすく、内科医の私でも産科医療の問題点がわかりました。

Making it better: For mother and baby

http://www.dh.gov.uk/en/Publicationsandstatistics/Publications/PublicationsPolicyAndGuidance/DH_065053

EU労働時間(週48時間を超えない)をきちんと守って、NHSの病院が1日24時間、1年365日のサービスを提供するには一つの産科ユニットに”最低でも”8人の産科専門医が必要で、そのうえ産科麻酔専門医も必要とのこと。
なかなか人員が確保できないので、産科の専門医トレーニングを受けている研修医も駒にしなければやっていけないこともあるそうです。
全ての出産を病院で行う必要はないが、正常で通常の分娩は助産師のユニットでもよいが、不都合が生じた時には、すぐに病院の産科ユニットに転送できるようなシステムを構築する必要があるとのことです。

日本じゃ病院の産科ユニットに最低でも8人の産科専門医を確保するだけでも大変なのに、イギリスでは、それにむけた努力を進めていすようですね。

こちらは長いけど(60ページ以上ある)、
Maternity matters: choice, access and continuity of care in a safe service

http://www.dh.gov.uk/en/Publicationsandstatistics/Publications/PublicationsPolicyAndGuidance/DH_073312

Download Maternity matters: choice, access and continuity of care in a safe service (PDF, 324K)
イギリスも国が必死で産科医療の改善に取り組んでいるようで。

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