(投稿:by 僻地の産科医)
ネタ元は勤務医 開業つれづれ日記さまです(>▽<)!!!!
いつもありがとうございます!!!
奈良県の産科医療の状態の報告書です。
「2007年8月奈良県妊婦救急搬送事案調査委員会」 奈良妊婦死産事件 ご意見募集中
勤務医 開業つれづれ日記 2007-09-14
http://ameblo.jp/med/entry-10047100307.html
http://www.pref.nara.jp/imu/2007-8ninpukyukyu/dai1kai/siryo/7_bunpu.pdf
うろうろドクターさまが、
これをきれいにまとめてくださっています!!
広大なる空白地、これは三国志のゲームじゃないのですが・・・
うろうろドクター 2007/9/14(金)
http://blogs.yahoo.co.jp/taddy442000/16768669.html
広域災害・救急医療情報システムに参画している病院の産婦人科の受け入れ可否等について(8月29日)
http://www.pref.nara.jp/imu/2007-8ninpukyukyu/dai1kai/siryo/2.pdf
県立医科大学付属病院 産婦人科医数 13人 当直医 2人
県立奈良病院 3人 0人(宅直)
近大医学部奈良病院 6人 1人
済生会中和病院 2人 0人(宅直)
天理市立病院 1人 0人(宅直)
天理よろず相談所病院 5人 1人
奈良社会保険病院 2人 1人
大和高田市立病院 3人 0人(宅直)
県立奈良病院 6人 1人
県立三室病院 2人 1人
高の原中央病院 2人 0人
――――――――――――――――――――――――――――――――
合計 45人 7人
この人数で毎日の当直をまわしているのです(;;)。
ありえない労働条件です(>_<)!!!!
ちょうど、と言ってはなんですけれど、
広島から産科医労災の話題が(※2)!
昔から産科医は50代での脳出血や突然死が多いとは言われてきましたが、
やっぱりキビシイ状態ですよね(;;)。
みなさま、無理をされませんように。
やはり、夜間に多い分娩を「当直」というシステムで支えていくのは
大変に厳しいと思います。いつまでも続く態勢ではありません。
患者さんの安全のためにも、また産科を志す若い方々のためにも、
きちんとした24時間態勢、つまり時間交代制に基づいた
勤務状況が望まれると思います。。。。
産科医療はぎりぎりです。
特に奈良の状況は、
すでに厳しい状態であると言わざるをえません(>_<)!!
いつでも専門医の診察を受けられるわけでも、
いつでも「飛び込み」分娩が受けられるわけでもないのです。
日頃からの妊婦さんご自身が医療機関と連携し(妊婦検診など)
妊婦検診の結果もらえる、緊急時の対処方法、
病院への連絡方法をもっと大事にしてください。
産科において最も大事なのは、
「いつか陣痛を含んだ緊急事態が
かならずくる!!!」
ことです。
その「緊急事態への心構え」が大事です。
産科医療を守るために、妊婦さんご自身と赤ちゃんを守るために、
きちんと妊婦検診をうけていただくこと、
非常事態に備えて連絡方法をきいておいていただけることが
とても大事です。よろしくお願いします(>▽<)!!!
「2007年8月奈良県妊婦救急搬送事案調査委員会(第一回)の概要」
http://www.pref.nara.jp/imu/2007-8ninpukyukyu/dai1kai/index.html
平成19年9月7日に開催した「2007年8月奈良県妊婦救急搬送事案調査委員会(第1回)」の概要を掲載します。
県民の皆様からのご意見をお願いします。
2007年8月奈良県妊婦救急搬送事案調査委員会(第1回)の概要
http://www.pref.nara.jp/imu/2007-8ninpukyukyu/dai1kai/siryo/gaiyo.pdf
出席者名簿
http://www.pref.nara.jp/imu/2007-8ninpukyukyu/dai1kai/siryo/meibo.pdf
資料1 妊婦救急搬送事案の経過(平成19年8月29日)
http://www.pref.nara.jp/imu/2007-8ninpukyukyu/dai1kai/siryo/1_keika.pdf
資料2 広域災害・救急医療情報システムに参画している病院の産婦人科の受入可否等について(8月29日)
http://www.pref.nara.jp/imu/2007-8ninpukyukyu/dai1kai/siryo/2.pdf
資料3 奈良県広域災害・救急医療情報システム応需情報画面
http://www.pref.nara.jp/imu/2007-8ninpukyukyu/dai1kai/siryo/3_kyukyusystem.pdf
資料4 県立医科大学附属病院の産婦人科当直医の状況
http://www.pref.nara.jp/imu/2007-8ninpukyukyu/dai1kai/siryo/4_toutyokui.pdf
資料5 奈良県周産期医療情報システムの概要
http://www.pref.nara.jp/imu/2007-8ninpukyukyu/dai1kai/siryo/5_syusankisystem.pdf
資料6 奈良県周産期医療情報システム応需情報画面
http://www.pref.nara.jp/imu/2007-8ninpukyukyu/dai1kai/siryo/6_jyohomoniter.pdf
資料7 奈良県産婦人科医療機関の分布
http://www.pref.nara.jp/imu/2007-8ninpukyukyu/dai1kai/siryo/7_bunpu.pdf
資料8 奈良県内の産婦人科医療機関一覧
http://www.pref.nara.jp/imu/2007-8ninpukyukyu/dai1kai/siryo/8_iryokikanichiran.pdf
ご意見は、下記メールアドレスまでお願いします。
[email protected]
(※1)
現場の疲弊浮き彫り 医師不足解消に道筋を
中国新聞 '07/9/14
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200709140128.html
激務の産科医、労災認定 広島記念病院、中国地方初
中国新聞 '07/9/14
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200709140143.html
2007年9月13日(木) 再放送:9月20日(木)
教育テレビ福祉ネットワーク
金子勝の緊急点検・日本のセーフティーネット(四夜連続)
第4回 医療制度・崩壊をどう防ぐか
安倍総理の退陣と同時の方向転換か?と思うほど、全うな意見ばかりで、びっくりしました。
投稿情報: 麻酔科医 | 2007年9 月14日 (金) 18:59