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コメント

rijin

 長崎で日本外科学会が開催中ですが、本日、診療関連死のセッションがありました。

 モデル事業の高本眞一教授が主役でしたが、パネリストの一人のヤメケンの飯田英男弁護士が、河上氏と全く同じ論調で、聞いていて笑ってしまいました。

 因みに日本外科学会は代議員の約95%の圧倒的賛成で、第3次試案を支持しました。

 記者会見もあったはずです。

僻地の産科医

さすが、ヤメケン(笑)。

すばらしいですね。徹底的ですo(^-^)o
内科学会の見解も読みましたが、あれは賛成ではないですね。

外科学会の方の見解をもし入手できるようであれば、どなたか送ってくださると嬉しいのですがo(^-^)o ..。*♡

rijin

              平成20年5月14日

        声明

              社団法人 日本外科学会

 厚生労働省の「診療行為に関連した死亡の死因究明などの在り方に関する検討会」に於いて議論されている中立的専門機関としての医療安全調査委員会の設立の主旨が厚生労働省の第3次試案として提示されました。これに関しては々日本外科学会の見解を述べます。

 日常診療の中でも外科診療は最もリスクの高い医療であります。我々外科医が誠意と善意に基づいて診療を行ったとしても、その結果によっては、現時点ではいつでも医師法21条による警察届出から刑事捜査の対象になる可能性があります。こうした現状が小児科産婦人科、外科における萎縮医療や医療崩壊の元凶となっています。
 厚生労働省第3次試案として提示された中立的専門機関としての医療安全調査委員会は、医療者が自ら医療安全を目指して医療事故の原因究明と再発防止を図ろうとする新しい仕組みであります。現在の医師法21条の取り扱いを改めて、我々医療者を突然の逮捕や不合理な刑事訴追から守るものであると共に、医の原点に立ち戻って、患者と医師の信頼関係を再構築するための新たな仕組みであると考えます。
 我々日本外科学会は第3次試案に提示された「医療安全調査委員会の設立」の精神を支持し、委員会が真に医療者と患者のためによりよい医療を目指すものとなるように、その成立に向けて努力します。また、この医療安全調査委員会が設立された暁には、この委員会の精神を正しく遂行するために、学会としてあらゆる協力を惜しまない所存です。
 医療は患者と医療者の相互の信頼の上に成り立っています。我々日本外科学会は、患者と共に、また国民とともに日本の医療を守る努力をする決意です。

***

…だいたいこんな感じです。

僻地の産科医

ありがとうございます!

たったこれだけなのですね。。。。
産婦人科と同じような崩壊がすぐそこに見えている外科なのに。あまりののんきさに驚きました。

rijin

 外科の場合は比較的中堅層が健在で、まだ団塊の世代のお歴々の負担が重くはないからだろうと思います。

 外科の世界は上下関係も厳しく、あまりやんちゃをやる先生はいらっしゃいません。

 代議員会でも反対票を投じたのは300人中18人(?)だったそうです。反対の論を張る先生が居たと言うことですが、外科学会としては珍事の類に属します。

 (遠くて見えませんでしたが多分)東北大学の里見教授から、医療安全の確保には医療費の拡大が必要である旨、きちんとしてくれるようにフロアからご発言がありました。

 団塊の世代よりも下の教授陣だと、身近に崩壊の危機が迫っているという実感もあるのでしょう。

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