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(投稿:by 僻地の産科医)
今日のニュースですo(^-^)o ..。*♡
なんか。介護休業・育児休業の記事が心にしみます。
日本はどうなっていくのでしょうね。
大野事件のニュースはこちらです!↓
勤務医に短時間雇用制の導入促進、厚労省が全国の知事に通知
日本経済新聞 2008年3月21日
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080321AT3S2101N21032008.html
厚生労働省は21日、勤務医の労働状況を改善するため、短時間の労働でも正規の雇用扱いになる制度の導入を求める通知を全国の都道府県知事に出した。女性医師などが働きやすい労働環境を整え、出産後の離職を防ぐ。全国的に勤務医の不足が指摘されていることに対応する。フルタイムより労働時間が短く、残業のない勤務形態を想定している。働いた時間に応じて給料を受け取り、社会保険も適用される。大阪厚生年金病院で導入例がある。女性医師が短時間でも正社員として働けるようにすることで、離職を防ぎ、復職を促す効果が上がっているという。
厚労省によると、全国の産婦人科と小児科で医師が不足する事例が目立つ。女性医師の割合が比較的高いのが特徴で、離職を防げば改善にもつながるとみている。長時間労働のため出産や子育てをきっかけに離職する女性医師や看護師が後を絶たないという。
小児科重症患者の入院を制限 東濃厚生病院
岐阜新聞 2008年3月22日
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20080322/200803220831_4348.shtml
瑞浪市の中核病院である同市土岐町の東濃厚生病院(平石孝院長)が、来月1日から小児科の重症患者の入院受け入れを休止することが21日、分かった。
同科は現在、常勤の男性医師(63)と20代の非常勤女性医師の2人体制だが、常勤の男性医師が3月末で退職し、非常勤勤務になる。4月からは新たな非常勤医師1人を含む非常勤医師の3人体制となるが、長期入院となる重症患者の受け入れはできなくなるという。同科の入院者数は年間約930人だが、一部休止に伴い、来年度は5分の1程度の180人を想定している。同院では「重症患者は、県立多治見病院など3次救急医療機関に頼らねばならない。今後も常勤医師の派遣を継続的に要請していきたい」としている。瑞浪市では、4月から中学卒業までの通院・入院医療費の無料化を開始する予定で、有賀教明市民福祉部長は「全国的な医師不足で地方へのしわ寄せは大きい。市民病院の役割を担う東濃厚生病院の小児科で入院が制限されるのは不安。1日も早く通常の体制が再開できることを望んでいる」としている。
軽症には時間外料金 徳島赤十字病院 重篤患者の救急優先
読売新聞 2008年3月22日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20080321-OYT8T00771.htm
「勤務に疲れ開業」4割 道医師会調査 「経営厳しさわかった」も8割
北海道新聞 2008年3月22日
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/life/82827.html
北海道医師会が二十一日までにまとめた過去四年間に開業した道内医師の意識調査で、勤務医をやめた医師の四割が、その理由として「病院勤務に疲れた」と感じていたことがわかった。医師が勤務医の過重な労働から逃げ出している現状が浮き彫りになった形。一方、開業後は「経営の厳しさがわかった」とした医師も八割おり、現実とのギャップを感じていることも明らかになった。
道内の病院では、医師が救急対応や夜間勤務などを嫌って退職・開業する例が増え、地域の医師不足の原因の一つと指摘されている。こうした現状を把握するため、道医師会は二〇〇二-〇六年に道内で開業した医師二百四十六人を調査し、百四十三人から回答を得た。開業医のほとんどは勤務医を辞めて開業している。
複数回答で開業の動機を聞いたところ、「勤務に疲れた」が39・2%と最も多く、「労働時間が自由になる」とした人も16・8%だった。勤務医時代の一週間の労働時間は「五十六時間以上」が37・1%で、五日勤務の場合で一日十一時間以上働く医師が四割近いことも明らかになった。
一方、開業後の状況では「経営の厳しさがわかった」が最も多く、「過重労働から開放されていない」も五割を超えた。また、35%が「開業前の考えと現実が違った」としており、その理由として「従業員を抱え精神的に圧迫される」「診療報酬がどんどん下がり、経営が苦しい」「医師としてのやりがいは、勤務医のほうが上」などの声が目立った。肯定的にとらえている点では、「他の医療機関と連携しやすい」「収入が増えた」との声が多かった。 北海道医師会の畑俊一副会長は「自治体病院などの労働環境が悪くなっているが、開業しても診療報酬改定などで収入が少ないことも多い。政策的に医師を増やしていくことが必要」と指摘している。
聖マリアンナ医科大横浜市西部病院:看護師不足で24日から1病棟運用休止 /神奈川
毎日jp 2008年3月22日
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20080322ddlk14040358000c.html
聖マリアンナ医科大横浜市西部病院(横浜市旭区)は21日、52床が入る3階北病棟の運用を24日から休止すると発表した。4月の採用内定者が100人の募集に対して45人と極端に少なく、現在の夜勤体制を維持するのが難しいことから、苦渋の決断となった。休止する病棟には脳神経外科と神経内科が入り、21日現在で個室や大部屋など計15部屋に約30人が入院している。病院側はこの病棟に勤務する25人の看護師を再配置し、看護師不足で患者への対応が手薄になるのを防ぐ方針。病棟の再開は長引けば09年3月になるという。
同病院では、07年度中に59人の看護師が退職予定。急性期医療の病院で、患者の平均在院日数が13・5日と入れ替わりが激しく、仕事量が多いことから、看護師への負担が増えているとみられる。採用数も▽04年度79人▽05年度67人▽06年度46人--と減少傾向にあり、06年度からは退職者数が採用者数を上回っている。病院側は08年度内に院内保育所を開設するなどし、看護師の離職防止に務める。石田隆弘総務課長は「募集の強化を図り、早く病棟を再開したい」と話している。
和歌山市:医大以外の産院紹介 付属病院に情報センター、重症者優先へ /和歌山
毎日新聞 2008年3月22日
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20080322ddlk30040722000c.html
県立医大付属病院(和歌山市紀三井寺)に通常の分娩(ぶんべん)が集中し、重症の妊婦を受け入れられないことがあるため、和歌山市は、同病院内に和歌山周産期情報センターを設置した。県外在住の妊婦に対し、和歌山・海南・紀美野の3市町にある他に出産可能な医療機関を紹介、同病院が満床にならないようにする。
同病院は05年12月、県内唯一の総合周産期母子医療センターに指定された。分娩数は、05年は361件が、06年は506件と急増。07年も565件と増加傾向にある。県外からの利用者は里帰り出産のほか、大阪府南部の人も多いという。同病院のベッド数は母親用25床、新生児用20床。母親用のうち6床は母体・胎児集中治療室、新生児用のうち9床は新生児集中治療室、8床は回復期の継続保育室で、通常分娩を受け入れる余地は少ない。ただ、県内では分娩可能な施設が96年の46施設から今年1月現在で27施設に減少するなど、妊婦側が病院を探しにくい事情もある。周産期情報センターには認定心理士が常駐。3市町の12医療機関で、相談者の出産時期にどこが空くかなどの情報を伝える。平日午前9時~午後4時、電話で受け付ける。
産科医療補償制度、運営組織設置へ
読売新聞 2008年3月22日
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080322-OYT8T00199.htm
財団法人「日本医療機能評価機構」は21日、出産時の医療事故で脳性まひとなった障害児に対し、医療機関側に過失がなくても補償する「産科医療補償制度」の運営組織を同機構内に設けることが正式に決まったと発表した。同日開かれた同機構の理事会・評議員会で決定した。
制度は、脳性まひの障害児に対し、医療機関が支払う保険料をもとに、民間保険会社から養育準備の一時金と20年分割払いの介護費用など、総額2千数百万円を支給する仕組み。来年度中にスタートする予定で、同機構は補償対象かどうかの審査や医療機関の保険加入に関する事務を担う。
室蘭市内総合病院・新制度に向け受付業務の混乱懸念
室蘭民報 2008年3月22日
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2008/03/22/20080322m_03.html
救急出動ピーク時のトリアージなど求め、報告書
キャリアブレイン 2008年3月21日
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/15193.html
在宅療養テーマに医療シンポ 出雲
山陰中央新報 2008年3月22日
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=501366004
豊後大野市病院統廃合問題:病院のあり方検討委の公開を--自治会連合会長ら /大分
毎日jp 2008年3月22日
http://mainichi.jp/area/oita/news/20080322ddlk44100617000c.html
県の医学生奨学金制度の利用者 4月1日から募集
信濃毎日新聞 2008年3月22日
http://www.shinmai.co.jp/news/20080322/KT080321ATI090044000022.htm
富山市民病院が新生児集中治療室を休止 医師不足で4月から
北國新聞 2008年3月22日
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20080322202.htm
11歳女児、手術後に死亡 青森県立病院が調査委
産経新聞 2008/03/21
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/131675/
青森市の「青森県立あすなろ医療療育センター」に入院していた同県むつ市の女児(11)がひざなどの手術中に容体が悪化し、5日後に死亡していたことが21日、分かった。死因究明のため同センターが調査委員会を設置する予定。
同センターによると、女児はひざなどの関節が固くなり歩行困難になる病気。今月14日、けんなどを切って歩行機能を改善する手術中に血圧や脈拍が下がり、一時心肺停止状態となった。女児は19日、転院先の弘前大医学部付属病院で死亡した。
女児には死亡原因につながる既往症はなかった。同病院は医師法に基づき異状死として青森県警に届け出た。県警は女児を司法解剖したが、死因は明らかにしていない。
執刀医の岡村良久同センター所長(57)は「手術では大量の出血などもなく、特にミスはないと思っている」としている。
6万人追跡アトピー調査、化学物質の影響探る
読売新聞 2008年3月22日
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080322-OYT8T00241.htm
復職はまだ先に
毎日jp 2008年3月22日
http://mainichi.jp/life/love/kimochi/news/20080321ddn013070063000c.html
介護休業
毎日jp 2008年3月22日
http://mainichi.jp/select/opinion/yuraku/news/20080322k0000e070051000c.html
「育児休業も取れない企業が、介護休業が増える超高齢社会を乗り切るなんて無理ですよ」。少子化取材で聞いた企業経営者の言葉が耳に残る。
経営者いわく、育児休業は「先が見える」。出産で休むのは分かってから半年程度先で、会社は体制を整えられる。しかし、介護の場合はある日突然、社員から「休ませてほしい」と言われる。介護施設にと思っても、すぐに入れるとは限らない。その時、その社員がいないと仕事にならないでは、企業として成り立たない。
団塊の世代がすべて75歳以上になるのは16年後の2024年。そのころ子どもたちは40代、50代で企業の中核だ。育児休業は女性の問題とされがちだが、介護問題は男女を問わない。介護休業の実態は国もよくは分からない。ただ、介護経験者の2割が前の仕事を続けられず、離職、転職をせざるを得なかったとの調査もある。
晩婚化で介護と育児のダブルパンチも耳にする。もう多様性のある働き方をお題目にしないでほしい。長時間労働なんてもっての外だ。
睡眠導入剤服用後の死亡事故で実刑判決
レスポンス 2008年3月21日
http://response.jp/issue/2008/0321/article107270_1.html
ハリウッドスター御用達の病院、医療ミスで罰金/アメリカ
AFPBB News 2008年3月22日
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2367841/2761781
北海道新聞に記事ですが、
「勤務医は、留まるも地獄 逃散も地獄」
ってことですね。
ということは、医師免返上が正解になるのか!?う~む・・・。
投稿情報: 風はば | 2008年3 月23日 (日) 21:39
岐阜新聞の記事ですが、
東濃地域も大変ですねぇ、やっぱり。
中濃地域の小児科夜間救急はすべて、岐阜の長良医療センターに運ばれています。
中濃病院は昨年の時点で既に、小児科の夜間救急は受けられないようです。
投稿情報: ばあば | 2008年3 月24日 (月) 18:53