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(投稿:by 僻地の産科医)
産婦人科医師のみなさまへお願いですo(^-^)o..。*♡
2007年12月号の日産婦誌に産科ガイドラインの案がでています。
(2007年12月号 p1867~)
p1866を切りとって、Faxで御意見を送れるようになっていますので、
臨床に携わっている方々には特に、自分の所でできそうかどうかを
考えていただき、御意見を送ってください(>▽<)!!!!
締切りは1月16日(水)です!!!
この案ですが、
にもありますように、
今後訴訟などの際に、使われる可能性のある重大なガイドラインです。
問題点がいくつかあると思います。
・ABCのグレードわけが、特に治療成績と相関していないこと
・回答の文章がわかりにくかったりして、BとかCがついていると、
推奨しているんだかしていないんだか、わかんない(;;)。
(例 CQ16頸管無力症の取り扱いは?に対して
感染兆候がある場合には、原則として感染の治療を優先する(C)。
「原則として」と「C」の整合性がわかりにくい。。。)
・解説がだらだらまとまっていなくて、わかりにくい
(教科書じゃなくてガイドラインなのに)
・妊娠中のサイトメガロウィルスなど、
治療法のないものに関してまでガイドラインがある
(しかも、めっちゃマニアック)
・微妙に全体的にマニアック
・私達、マニアック産科だけではなく、
日常には婦人科もやってかなきゃいけないんです!
・妊娠初期の子宮頸癌取扱いについて、
頚癌のガイドラインと一部違うことも書いてある(こういうのは困る)
・NTなんて、開業医の先生(70台とかのおじいちゃん開業医さん)とか
知らないんじゃないかなぁ(失礼?) ガイドラインに書いて大丈夫?
・TTTSのところにいきなりレーザー凝固について言及してあったりする
(一部地域でしか行えないような気がします)
推奨してるんだかどうだか不明だし
・骨盤位の取扱いについて、
「経腟分娩と帝王切開双方の危険性と利益にかんし(略)経腟分娩を選択できる」
というのはACOGに反している一意見なのでは?(訴訟対策の記述?)
・全体的に、設問をもうちょっと重要なものだけにまとめてほしい
・低位胎盤の取扱いなどは、主旨はわかるけれど、
現在係争中の裁判に影響を与えかねない
(最初のガイドラインでなにもそこまで切り込まなくても~)
・もうちょっと困っていることに関してまとめてほしい
などなど。
一方でメリットもあります。
・妊娠中の放射線被爆について統一見解があって答えやすい
・インフルエンザワクチン、抗インフルエンザ薬について、答えやすい
・妊婦のう歯、歯周病などについて
とりあえず、まずは読んでください!
それから、御意見があったら、手間を惜しまずにFaxお願いします!
全部が全部、「ガイドライン」どおりのことができるなら、いいのですが、
かなりわかりにくいので、ナニを推奨しているのか
わかんないところもあるんです~(>_<)!!!!
指摘していかないと、このまま発刊されてしまいます!(4月の日産婦で発売予定!)
だから、みなさま急いで急いで!!!!
よろしくおねがいいたします!!!!!お友達にも声かけてください!
はじめまして。
いつも興味深く拝見しています。
群馬県太田市の医療の中心を担ってきた総合太田病院でも、4月以降の分娩中止になるそうです。
http://www.ota-hosp.or.jp/topics/topcs_20080104.html
NICUがある施設だけに、分娩中止は地域に大きな影響を及ぼすとおもいますが、このニュースはまだ地方紙でちょっと取り上げられただけのようです。
投稿情報: rinyu | 2008年1 月 7日 (月) 16:38
「NICUがある」といえば聞こえはいいですが、2年前に慶応小児科が引き上げたあとは、名前だけで、、、、
投稿情報: 匿名希望 | 2008年1 月15日 (火) 20:01