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コメント

森 安佐代

一人飲みについて、新聞で拝見しました。この痛ましい事態の改善のために声を上げてくださっていること、すばらしいと思います。
でも、看護師は、絶対数が不足しているのですね。そこで思ったのですが、看護師の絶対数が不足している中で、赤ちゃんの一人飲みを改善するために、母親を活用するというのはどうでしょうか。低出生体重児を出産した母親の母乳は、低出生体重児に必要な成分が多く含まれているとききます。また、免疫や抗体など、低出生体重児や病気の赤ちゃんにとって、かけがえのない薬のようなものがたくさん含まれていると聞きます。母乳を与えられた赤ちゃんや、カンガルーケアをした赤ちゃんは、病気からの回復が早いというデータもあると聞いたことがあります。経口摂取できる赤ちゃんであれば、毎回母親が直接授乳することが、理想であり、回復の早道なのでしょうね。
看護師を増員すること。とても大切だと思います。その一方で、母親が病院に寝泊りできる施設を整えるなどの対策を取るというのはどうでしょうか。赤ちゃんにとってかけがえのない母乳とスキンシップを提供できる母親を、大切なケアスタッフの一員と考えることで、赤ちゃんにとって一番望ましいケアが実現できるのではないかと思います。
今、新生児医療は、とても厳しい中にありますね。望ましいケアを与えられる条件がなかなか整わないことに、とても歯がゆい思いをされていることでしょう。そのなかで、いろんな解決策を提案されていて、とてもすばらしいと思います。そのすばらしい解決策の中に、母親を活用するというアイディアを取り入れる余地はありますか。せっかく生まれた赤ちゃんがNICUに入院するというのは、母親にとって、とてもつらい経験になると思います。そんな時、母乳をあげるという自分にしかできないことがあり、しかもそれが、赤ちゃんにとってとても大切なことであるとわかると、母親の気持ちも励まされるでしょう。網塚さんがおっしゃっているように、患者が、母親のみ、赤ちゃんのみ、でないところが、産科・新生児科の問題の複雑なところですね。ラクテーションコンサルタントなども含め、赤ちゃんをケアする母親を赤ちゃんごとケアする、ような体制が作れたら、すばらしいなと思います。
本当にお忙しい中、こうやって、積極的な活動もなさっていることに、感銘を受けています。どうか、日本中のお母さんと赤ちゃんにとって、少しでも満たされた条件の整備が進むことを、応援しています。

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