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(投稿:by 僻地の産科医)
やっぱり公立病院は働きにくかったのでしょうか?
開業医さんに一度なったりしたら、もうみなさん、
「ぜ~ったい、あんな医師を大事にしてくれないところには
戻れない!!!!経営状態がなんぼのもんじゃ!」
と仰います(>▽<)!!!(by Yosyan先生)
というわけで、やっぱりダメだった藤枝市民病院、
分娩予約を休止です。
分べん予約を休止、藤枝市立病院 産科医「辞意」で
静岡新聞 2008年7月26日
http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20080726000000000015.htm
唯一の産科医が辞意を漏らしていることが分かった藤枝市立総合病院(藤枝市駿河台)の毛利博院長は25日、当面、新たな分べんの予約受け付けを休止する方針を明らかにした。既に来年3月まで、22件の予約を受け付けたが、今後、周辺の病院などに受け入れを依頼する。
院長と、管理者の北村正平市長が会見で明らかにした。両氏は「(医師の)辞職の意向は固い」との感触を示した。新たな医師の確保のめども立っていないため、休止を判断せざるを得なかったという。
院長によると、医師は18日に「退職願」と書いた文書を出してきた。内容は辞職する旨ではなく、診療体制の在り方などが中心で、「120%万全の体制でないと自信がない。医師が2人以上いる所で働きたい」などと理由を述べたという。
院長は「今後、地元住民に迷惑を掛けないようにしたい」と強調し、市長も「医師ともう少し話し合いたい」としている。
鳥取市立病院へ県が医師を派遣
朝日新聞 2008年07月26日
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000000807260001
鳥取市立病院の小児科が10月から休止される見通しについて、平井伸治知事は24日、同病院に県立中央病院の医師を派遣する方針を示した。市立病院の産婦人科で、小児科休止後に、出産から退院するまでの間の新生児を診察する医師がいなくなるのを防ぐ。平井知事は「産婦人科まで崩壊することはないようにしたい」と話した。県病院局によると、医師1人を週2回程度派遣する方向で調整していくという。
駒・産科、小児科の現状を知り、患者として心がけることを学ぶ学習会開催
伊那毎日新聞 2008年7月26日
http://inamai.com/news.php?c=shakai&i=200807251922010000030347
「安心して安全な出産ができる環境を考える会(in駒ケ根)」による産科、小児科の現状を知り、患者として心がけることについての学習会が24日夜、駒ケ根市駅前ビル「アルパ」であった。昭和伊南総合病院、伊那中央病院の助産師や小児科看護師によるパネルディスカッションでは、医師不足の影響で労働環境が激務化する勤務医たちの現状が示され、患者の立場からできることを語った。
学習会は産科、小児科の集約化が進む中、地元の病院がどういう状況にあるかを知り、患者としてできることを学ぼう―と計画。パネルディスカッションでは、所属する産科、小児科の現状を助産師や看護師が説明。
本年度から常勤医師が一人になった昭和伊南・小児科看護師の竹上由紀さんは「医師が365日病院にいなければならない異常な事態が生じている」とし、医療を受ける側も「『何かあったら昭和伊南に行けばいい』と考えるのではなく、その状況の緊急性を見極めてほしい」と訴えた。
また、昭和伊南が分娩(ぶんべん)を扱わなくなったことで出産の取り扱いが増加している伊那中央病院の蟹沢みどり助産師は、多い時には1カ月100件以上のお産がある現状を語り、「常勤医師は夜勤の後でも、お産があれば38時間ぶっ通しで対応しなければならない状況もある」とし、こうした体制の中では、健診も受けていない患者を緊急に見ることが難しいことを説明。妊婦健診を受けることで、事前にできることは対処していくことが大切であると呼び掛けた。
出産の扱いを休止している昭和伊南の真木喜子助産師は「昭和伊南でお産ができなくなったことはショックだが、できる限りバックアップをしていきたいと考えている。妊娠することを躊躇(ちゅうちょ)しないでほしい」と語った。
医師不足:新臨床研修制度導入…大学医局「人手不足」 医療機関への派遣中止8割
毎日新聞 2008年7月26日
http://mainichi.jp/select/science/news/20080726dde001040019000c.html
新人医師が2年間の研修先を自由に選べる新臨床研修制度が導入された04年度以降、大学病院の医局の約8割が人手不足などで地域の医療機関への医師派遣を中止・削減したことが、日本医師会の調査で分かった。派遣を受けられなくなった医療機関の6割以上が診療制限や診療科の閉鎖に追い込まれていた。大学から一般病院へと医師不足が広がった過程をデータで裏付けたのは初めて。
今年3~5月、大学病院の1821医局を対象に実施し、1024医局から回答を得た。その結果、04年4月以降、大学から地域の病院への医師派遣を中止したり、派遣数を減らした医局は77%に達した。うち78%の医局が「臨床研修制度による人員不足」を理由に挙げた。医局が医師を引き揚げた医療機関は3003施設に上り、このうち17%が診療科を閉鎖、45%が外来のみの診療や診療時間短縮などの制限に踏み切ったという。診療科別では産婦人科、内科、リハビリテーション科の順に、引き揚げの割合が高かった。
地域別に見ると、人口10万人当たりの医師数の下位9県(埼玉、茨城など)で減らされた派遣医師数は一病院平均0・28人。全国平均(0・22人)より約3割多い。
分析した日本医師会総合政策研究機構(日医総研)は「大学病院の人材配分システムが機能しなくなったことが医師不足を顕在化し、地域間格差を広げた」と指摘している。新人医師は2年間で内科、外科、小児科など各科を回って総合的な診療技術を学ぶことが義務付けられた。研修先として待遇のいい大都市の病院に人気が偏り、若手の大学病院離れが起きている。
昭和伊南総合病院:夜間救急、地元開業医が一部肩代わり /長野
毎日新聞 2008年7月26日
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080726ddlk20040037000c.html
◇伊南行政組合・上伊那医師会協定
駒ケ根市など4市町村でつくる伊南行政組合(杉本幸治組合長)と上伊那医師会(神山公秀会長)はこのほど、駒ケ根市の昭和伊南総合病院の一部の夜間1次救急診療を、地元開業医が肩代わりする協定を結んだ。同病院は医師不足状態が続いており、地元開業医が救急診療を肩代わりすることで勤務医の負担を軽減する試みだ。肩代わりするのは週3回ほど午後7~10時まで、伊南地区の開業医22人が交代で非常勤医師として救急外来の診療にあたる。協定書では7月から今年度末まで。
同病院の医師不足は深刻化している。06年4月に36人いた医師が08年4月に23人まで減った。産婦人科、整形外科、形成外科、耳鼻科には常勤医師がおらず、信大医学部などからの派遣でしのいでいる。救急外来の当直勤務も過重となっているという。上伊那医師会は昨年7月から伊那市の伊那中央病院の夜間1次救急で同様の協定を結んでいる。
「救急たらい回し」防止へ、消防法など改正方針
読売新聞 2008年7月26日
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080726-OYT8T00416.htm
慢性期医療の充実望む回答多数
神戸新聞 2008年7月26日
http://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/0001268755.shtml
患者と法のはざま 揺れる延命治療中止 チーム医療に医師不足の壁
東京新聞 2008年7月26日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2008072602000121.html
延命中止・不開始31%…読売病院調査
読売新聞 2008年7月26日
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080726-OYT8T00259.htm
シンポジウム:隠岐で「離島の医療」 関係者ら200人、意見交換 /島根
毎日新聞 2008年7月26日
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20080726ddlk32040575000c.html
かごしま医療過疎 公立種子島に医師派遣
南日本新聞 2008年7月26日
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=11887
鹿児島県のへき地医療支援機構(県立病院局内)は25日、拠点病院長会議を開き、常勤医師が4人から2人に減った公立種子島病院(南種子町中之上)からの要請に基づき、9月から来年3月まで毎月2回、代診医師の派遣を決めた。
公立種子島は機構の協力病院。へき地を支援する病院が医師不足で医師派遣を受ける異例の事態となったが、同日の協議で特例として了承された。
県立病院局によると、派遣医師は1人。土曜朝から日曜夕方までを受け持つ。7つあるへき地医療拠点病院のうち県立薩南病院、鹿屋医療センター、霧島市立医師会医療センター、鹿児島赤十字病院、今給黎総合病院の5病院で調整して派遣する。
公立種子島は7月、鹿児島大学の医師引き揚げなどで診療体制が縮小。外来は午前中だけとなっている。現在も霧島市立医師会医療センターが月2回医師1人を派遣。9月からは同機構による派遣に切り替わる。
福元俊孝県立病院事業管理者は「同じへき地医療を守る仲間の病院として特例で派遣を決めた。医師不足の厳しい中だが、公立種子島は病院形態の検討も含め、今後も常勤医確保に努めてほしい」と話している。
同機構は02年の発足。へき地診療所の常勤医が休暇や病気、学会出席などで不在になる場合、要請に基づき代診医を派遣する。
女性医師の半数、離職経験 出産・育児との両立困難
朝日新聞 2008年7月26日
http://www.asahi.com/national/update/0726/TKY200807250472.html
女性医師の半数以上が、出産・育児などを理由に常勤を辞めた経験のあることが、東京医大の泉美貴准教授らの調査でわかった。辞めた時期は「卒業後10年以内」が86%に達し、常勤医として復職したのは3割にとどまる。医師不足対策の観点からも女性医師支援が必要となりそうだ。25日、東京都内で開会した日本医学教育学会で発表した。調査では、同大(新宿区)と川崎医大(岡山県倉敷市)を卒業した全女性計1423人にアンケートを送付。50%にあたる711人から回答を得た。
そのうち、常勤医を辞めた経験があるのは55%。理由は妊娠・出産が55%でトップ。育児(37%)、労働条件(33%)が次いだ(複数回答)。背景には24時間呼び出しがある働き方や、不規則勤務に対応した保育施設のないことを挙げる人が多かった。辞めた時は卒後10年以内が86%。25~29歳だった人が44%と最も多く、30~34歳が42%だった。当時の勤め先は、6割が大学病院だった。
辞めた人の86%は「子どもがいても仕事を続けるべきだ」と労働意欲は高い。一方、常勤医として復職したのは33%、非常勤が60%。5%は復職していなかった。
「若い医師は当直回数なども多く、育児を理由に短時間勤務を求めると同僚に迷惑がかかる、と辞める人が多い」と泉さん。自身は39歳で病理診断部の講師だった6年前、東京医大で初めて1年間の育児休暇を取得した。「経験を積んだ後だから取れた側面もある。女性医師の離職を防ぐには、若い時期も仕事と育児と両立できる環境づくりが必要だ」と話す。
琉大医学部、来年入試に地域枠 医師確保対策
琉球新報 2008年7月26日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-134578-storytopic-7.html
介護・福祉職員:過半数が「健康不安」 過酷労働で流産も--医労連調査
毎日新聞 2008年7月26日
http://mainichi.jp/life/health/news/20080726ddm012040117000c.html
介護・福祉事業所で働く職員の過半数が、自分の健康に不安を感じていることが、日本医療労働組合連合会の調査で分かった。全体の6割は慢性疲労に悩み、妊娠したことがある女性職員の場合は4人に1人が切迫流産していた。人手不足や長時間勤務による過酷な労働環境が影響しているとみられる。
調査は昨年12月から3カ月間、全国約2万5000人を対象に実施(6818人が回答)した。健康状態について▽「不安」42%▽「大変不安」7%▽「病気がち」3%--で、計52%が悩みを抱えていた。職種別では看護職、介護福祉士で、健康不安を訴えた割合が6割に上った。
仕事による疲れが「翌日も残っている」は43%、「常に残っている」は18%で、計61%が慢性疲労の状態。1カ月の時間外労働時間が長いほど割合が高く、50時間以上では8割に達した。複数回答で聞いた体調不良の内容では、「腰痛」が54%で最多。「抑うつ感」12%、「不眠」13%など精神的な症状を訴える人も目立った。妊娠した女性職員の25%が切迫流産を経験し、順調に出産した人は3割未満だった。同連合会は「介護・福祉分野の労働環境は悪化する一方。人材を確保し、職員たちの負担を減らすことが急務」と話している。
睡眠時無呼吸症候群危険性や治療法を講演
読売新聞 2008年7月26日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20080725-OYT8T00785.htm
患者側を中傷 ネットで暴走 医療事故 止まらぬ悪質書き込み
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2008072702000097.html
ここでは冒頭の部分しか見れませんが、こちらのブログで全文を見ることができます。
ブログ主さんのコメントには突っ込みどころ満載ですが、そこはあえてスルーして、参考資料としてご覧いただければ幸いです。
http://sokonisonnzaisuru.blog23.fc2.com/blog-entry-1296.html
投稿情報: ヤバクリ | 2008年7 月28日 (月) 12:29