(関連目次)→医療事故安全調査委員会 各学会の反応
(投稿:by 僻地の産科医)
おもしろい証言が得られつつあります(>▽<)!!!
まずはみなさまご存知のロハス・メディカルブログ!
安心と希望のビジョン会議
ロハス・メディカルブログ 2008年06月18日
http://lohasmedical.jp/blog/2008/06/post_1253.php
かなりおもしろいです!!!!
あれれれれれ?って感じ。
実は表題は同ブログと
同文の日経メディカルオンラインの表題でもあるのですが、
(川口氏がつけられたのでしょう(>▽<)!!)
もうまさに、何かが起こっている!って感じ。
おなじく日経メディカルオンラインからは先日ご紹介させていただいた
野村記者からのレポート!
大臣無視し官僚が既成事実化を目論んだ?
意味不明な事故調法案大綱の発表
野村和博 日経ヘルスケア 2008. 6. 17
http://obgy.typepad.jp/blog/2008/06/post-1341-46.html
これについては、野村記者のコメント、
『記事書きながら、大綱の発表の裏にどんなオトナの事情があったのか
いろいろ意見を聞きながら考えてました。
(カッコ内:僻地の産科医ツッコミ)
①自民党の族議員や大村議員から迫られた(←民主党案出たし)
②成果を形にしなきゃ昇進に響くしメンツも立たない(←記事ではこれ!)
③第4次試案は作るが、本気で法案に対するパブコメが来ると思ってる(KY)
④第4次試案は作らず、本気でこの大綱でイケると思ってる(まさか!)
⑤壮大な釣り(神)
どう思われますか?』
さて、この答えは、もう大体の見通しが
みなさまにつれるのではないかと思いますが(笑)。
今日ご紹介するのは、3人目の証言者です。
(推理小説ではありませんね(笑)。)
橋本編集長です。どうぞ ..。*♡
「異例」続きの舛添会議、なぜ2度も記者会見が?
M3.com 橋本佳子編集長 2008/06/19
6月18日、舛添要一・厚生労働大臣が主宰する「安心と希望の医療確保ビジョン」の最後の会議が開催されました。詳細は、記事(『「医師の養成数増加」を提言、閣議決定を変更』)をご覧いただきたいのですが、本当に「異例」続きの会議だったと言っていいでしょう(添付は、昨日の会議の資料です)。
厚労省の会議の傍聴の申し込みは通常、開催前日の正午が締め切りです。ところが18日の会議の開催案内が厚労省のホームページに掲載されたのは、前日17日の午後5時すぎのこと。
さらに、18日は午前10時から、最終回の会議に先立ち、厚労省幹部による記者会見が開催されたのです。そして、会議終了後、今度は舛添大臣が会見を開きました(写真)。病院にたとえれば、理事長・院長と、部長クラスが、同じテーマで別々に記者会見を開催したことになります。なぜ2回も会見を開く必要があったのでしょうか。疑問です…。そもそもこの会議、初めから、通常の厚労省の審議会・検討会とは異なっていました。
◆異例その1
大臣自身が会議にほぼ毎回出席
厚労省の会議に、大臣が出席することは皆無に近いのです。中医協において診療報酬改定の答申を受け取る時くらいでしょうか。会議の初回に大臣の「あいさつ文」が代読されることはあっても、本人が議論に参加することはめったにありません。ところが、舛添大臣は省内で開催された計9回(視察が1回あるので、「ビジョン会議」は計10回開催)の会議のうち、欠席は1回のみ。残る会議については、途中参加・退席もありましたが、何らかの形ですべて出席されています。
◆異例その2
委員が「大臣に異議あり」
厚労省の会議において、委員の意見が対立するのは中医協くらいでしょうか。診療側代表の日本医師会と保険者側の意見の食い違いは、よくあることです。
今回の会議の場合、医学部定員増を打ち出す舛添大臣に、異を唱えたのは独立行政法人国立病院機構理事長の矢崎義雄氏。「医学部定員増は精神安定剤にすぎず」との言葉が、一連の会議を傍聴した中で、一番印象に残っています。
◆異例その3
「ビジョン」に厚労省の姿勢が盛り込まれる
「ビジョン」は今後の医療のあり方を示すものです。しかしそれだけにとどまらず、医療制度改革を行う「原則」として、「政府・厚生労働省の権限を拡大せず、現場・地域のイニシアチブを第一とする」という方針が明記されました。改革の中身ではなく、その進め方を提言したわけです。「金は出すが、口は出さない」と言い放った舛添大臣。もっとも、地方自治体はこれまで中央省庁に依存してきたことは否めません。権限を委譲された場合、どこまで主体的に動けるか、不安な面があります。医療関係団体、さらには現場の医療機関も同様でしょう。
そのほかの「異例」は冒頭に記載した通りです。「異例」の背景には、「厚労省改革」があるのでしょう。前例主義、縦割り行政、省益重視……。中央省庁を形容する言葉は数多くありますが、大きく変わりつつある医療界と同様に、厚労省自身もまた転換期を迎えていることは確かなようです。
これはCBのメルマガにくっついている「こぼれ話」というものです。
厚労省で「何かが起きている」ことは、明らかになりつつありますね。
http://blog.cabrain.net/media/article/id/25259.html
投稿情報: リエ | 2008年6 月21日 (土) 19:20
リエさまo(^-^)o ..。*♡
お知らせありがとうございます!本当だ!!!!
気がつきませんでした。
週刊誌ネタにでもなりそうなのに、どうしてでしょうね。
投稿情報: 僻地の産科医 | 2008年6 月22日 (日) 02:34
読売新聞2008年6月22日の朝刊より。
ネットは21日づけ、新聞掲載は22日。
ネット記事のほうは↓
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080621-OYT1T00550.htm
”お国入り舛添氏「盾突けば首」と気炎も、自分の首も心配”
舛添厚生労働相は21日、昨年8月の就任後初めて、出身地の福岡県にお国入りした。
講演やテレビ出演を相次いでこなし、官僚批判を繰り返した。
福岡市内での講演では、「7月は(中央省庁の)人事の季節だ。大臣のやろうとすることに盾突くのは全部首を切るぐらいの覚悟で改革する」と決意を語った。自らが主導して医師養成数の増員を決めた「医療確保ビジョン」に対し、過去の閣議決定の撤回につながるとして事務方から慎重論が出ていたことを念頭に置いた発言だ。さらに「霞が関にいて紙と鉛筆だけでやっている。財務省のやつらも厚生(労働)省も現場を見てから物を言え」と官僚批判のボルテージは上がるばかり。
批判の矛先は社会保障費の自然増分を毎年度2200億円抑制するという政府方針にも向けられ、「死にかかっている国民を死なせても借金を払えというのか。こういう方針にのっとって福田内閣が行くなら政権は終わりだ。財務省は民主党に政権を渡したいのか」と見直しを迫った。
厚労省の説明不足で後期高齢者医療制度に対する国民の不満が根強いことから、「内閣改造があれば、首を切られるかも分からない」「頭下げ大臣だ」と愚痴をこぼす場面もあった。
・・・新聞記事のほうは↓(2008年6月22日東京版)
舛添厚生労働相は21日、昨年8月の就任後初めて、出身地の福岡県にお国入りした。相次いでこなした講演やテレビ出演では、後期高齢者医療制度(長寿医療制度)や医師不足対策で事務方との対立があったせいか、官僚批判を繰り返した。
福岡市内での講演では、自ら主導して医師養成数の増員を決めた「医師確保ビジョン」が、抑制を決めた過去の閣議決定の撤回につながるため、事務方から慎重論が出ていたことを念頭に、「7月は(中央省庁の)人事の季節だ。大臣のやろうとすることに盾突くのは全部首を切るぐらいの覚悟で改革する」と強調した。また、「霞が関にいて紙と鉛筆だけでやっている。財務省のやつらも厚生(労働)省も現場を見てから物を言え」と批判した。
社会保障費の自然増分を毎年度2200億円抑制するという政府方針にも、「死にかかっている国民を死なせても借金を払えというのか。こういう方針にのっとって福田内閣が行くなら政権は終わりだ。財務省は民主党に政権を渡したいのか」と見直しを迫った。
ただ、厚労省の説明不足で後期高齢者医療制度に対する国民の不満が根強いく、「内閣改造があれば、首を切られるかも分からない」「頭下げ大臣だ」とこぼした。
・・・・(私の感想)一度決めたことを、状況の変化に応じて変えられないのが、厚労省の医系役人。
彼らには臨床の現場で長年、働いてきた経験もないから状況の変化すら把握できないのでしょう。
投稿情報: 鶴亀松五郎 | 2008年6 月22日 (日) 11:12
舛添大臣、すごいです(>▽<)!!!
過去に官僚と戦った大臣は何人もいましたが、この医療の危ない時期に、彼という人材が大臣であってくれたことを嬉しく思います。
とともに、国民は彼の味方であることをアピールしなければならない、とも思いますo(^-^)o。
ハゲましメールを送ります!!![email protected]
投稿情報: 僻地の産科医 | 2008年6 月22日 (日) 12:47
舛添要一大臣は、実情を「かなり正しく」理解できる能力のある大臣ですね。
(今までの人たちは…黙。「大臣に情報のインプットをする人らの言葉が偏っている」せいもあるのでしょうが)
ここまでまともな事を言ってくれたのだから、あとは結果を出してくれれば!
投稿情報: 桜井純一郎 | 2008年6 月22日 (日) 16:28