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(投稿:by 葉明)
ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます(>▽<)!!!!
前回のカナダの医療制度では、無料アクセスについてご紹介しました。
<前回の復習>
ビバ! カナダの医療。診療費無料バンザイ。
貧乏人でも、お金持ちでも診療費は無料。平等バンザイ!
さて、この医療を支えるのは、州税です。 個人に関係のある州税は、所得税と、消費税で、所得税の半分弱が ちなみに、がっつり稼いでいるオットの所得税は45%。 所得税のうち、どのくらいが健康保険料に相当するかも、 なお、非課税となる個人の収入は、日本よりずっと低く、 私の場合、日本での不労所得がちょっぴりあり、 いや、まあ、カナダのインフラをワタクシも活用しておるわけなので、 消費税は、連邦国家への消費税が7%。オンタリオ州での州税が7%。 消費税は州によって異なり、お金持ちのアルバータ州などは、 何が言いたいかというと、 ということです。 前回の日記では、診療費や入院での治療、 何度病院にいっても無料。 と こ ろ が、 オンタリオ州では、 ええ、100%です。 糖尿病などで、血糖値を自己測定する道具がありますよね!? アナフィラキシーもちで、 さらに、歯科医療には保険が利きません。 ですから、病院に行って、診察してもらったはイイが、 はい、そうです。残念ですが。 まあ、でも、申請してから貰えるまでに2ヶ月位かかるとはいえ、 また、プライベートの健康保険に加入している人もいて、 よって、私たちの場合は、薬代と一般の歯科診療 でもね、プライベートの健康保険に加入しているのは、 ビンボー人にも、お金持ちにも、診療費は無料の国カナダ。 でも、ビンボー人は処方薬すら買えず、お金持ち(とはいわずとも、 ただ、これも州によっては異なりMTLさまのご指摘により、 カナダの医療が無料って報道する時は、
州によって、少しずつ仕組みは違いますが、だいたい基本構造は同じ。
州税として持って行かれます。
ちょぼちょぼ稼いでいる私の所得税は20%。
確定申告の時に分かるのですが、今、ちょっと調べられません。
すんません。全然注意を払ったことがなかったんで。。。でも、たぶん、
月に1人1万円くらい相当だったと思います。
だいたい7,500ドルくらいからは所得税を払うことになります。
日本では税金はかからないのですが、
なぜか「カナダ」で税金をはらっておるのです。めそめそ。
まあ、いいんですけどね。
つまり、合計14%が消費税として課税されます。
消費税の州税は0%ですから、消費税として課税されるのは7%です。
【カナダでは、健康保険に州税が適用されるが、
カナダ人の感覚としては、それは所得税や消費税であって、
健康保険料を支払っている意識は皆無】
妊婦検診と出産は無料。と書きました。
かなり多くの部分が無料なのは、本当です。
(ちなみに、領収書なんてでませんよ〜。無料だからだれも気に留めないし。)
どんだけ処方箋書いてもらっても無料。
どんな高度医療を受けても無料です。
処方箋をもらって、お薬を薬局に取りに行くと、
お薬は100%自費なんですよ。
それも100%自費です。
自己注射用のエピペンの携帯を勧められたりすることもありますよね!?
それも100%自費です。
それも100%自費です。
お薬が買えなくて、結局放置。。。という人達は少なからずいます。
ビンボー人は死ねというのか!?
実際には公的な救済措置もありますけどね。
例えば、私たち夫婦も月に2万円払ってプライベートの保険プランに
加入しています。(現在は、夫の会社がこれを全部負担してくれています)
(年2回の歯の健診とクリーニング)は2割負担。
ワタクシ、只今歯科矯正中ですが、こちらまでカバーされちゃってて
自己負担は2割です。メガネの購入や、鍼治療やマッサージ
(有資格者による)にも適用されちゃうんですよ〜。どうだー。
夫は、このプランを利用して、2年に一回、無駄にお洒落な
ブランドメガネを購入しています
(メガネ1万5千円までなので、超えた分は自己負担)。
統計によると人口の20%。プライベートの保険に加入出来る家族は
そんなに多くはないのです。
保険に加入するゆとりのある人)は、歯科矯正もブランドメガネも
思いのままなのでした。
ケベック州では、州の健康保険プランの他に、
任意で州の処方薬保険プランに加入することができるそうです
(年間5万円の保険料で、上限9万円までの処方薬がカバーされる)。
ちゃんとこういうところまで報道してよねっ!!!
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