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(投稿:by 僻地の産科医)
おはようございますo(^-^)o..。*♡
羅列です!今日は休刊日で~。
産科医2割が「辞めたい」 滋賀医科大生が県内調査
京都新聞 2008年2月11日
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008021000133&genre=O1&area=S00
滋賀医科大(大津市)の学生グループがこのほど、県内の全産婦人科医師を対象に行った意識調査で約2割が「辞めたい」と答えたことが分かった。産科医不足による職場環境の過酷さや事故が起こった際の訴訟リスクの高さなどが主な理由。一方で、医師の中で産科医が占める割合よりも多くの学生・研修医が「なりたい(なってもよい)」と答えており、学生らの意欲が産科医不足解消につながっていない現実が浮き彫りになった。医師不足解決の手掛かりを得ようと、田近映子さん(28)ら4年生6人が調査し、高橋健太郎特任教授と垰田和史准教授が指導した。産科医130人、同医大生・研修医666人、大津市と高島市の6歳未満の幼児を持つ母親500人にアンケート形式で尋ねた。回答率は医師58%、学生・研修医64%、母親59%。
■激務、訴訟リスク高く
医師の17・4%が「辞めたい」と回答し、主な理由は「自分の時間が短い」「訴訟のリスクの増大」が58・3%と高く、「精神的苦痛」が41・7%で続いた。 産科医不足の理由について、「激務」84・3%、「訴訟リスクの増大」82・9%、「マスコミの偏った報道」52・9%などが影響しているとし、解消策は「労働条件の改善」73・2%、「訴訟リスクの軽減」70・4%、「市民へのPR」59・2%を挙げた。一方で、県内の全医師に占める産科医の割合は約5%だが、学生や研修医は18%が産科医への意欲を示した。志望理由は「やりがいがある」60%、「興味がある」55%が高く、ほかに「女性に向いているから」「使命感」なども挙がった。さらに志望する学生・研修医の70%近くが「県内で働いてもいい」と答えた。
「次の子どもの出産に不安を感じるか」との問いに大津市の主婦の20・6%が「不安がある」と答えたのに対し、地元の公立高島総合病院が一時期、分娩(ぶんべん)取り扱いを休止した高島市では64・8%が「不安がある」と答え、出産に対する危機感に温度差があった。
こうした現状に対し、学生グループは、▽訴訟リスクを減らすためにマスメディアなどを通じて正しい産科医療の現状や知識を市民に伝える▽産科医の激務や待遇を改善する▽女医が働き続けられる環境を整備する-ことを提案している。
高齢者医療費:新制度4月始動 県27億円の負担増に、財政の圧迫は必至 /和歌山
毎日新聞 2008年2月10日
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20080210ddlk30010358000c.html
2500療養病床 1990へ 12年度末までに県、削減案進める 患者行き場に懸念も
読売新聞 2008年2月11日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20080211-OYT8T00107.htm
近江八幡市立総合医療センター:「随契は違法」経営再検証委託で市議ら提訴 /滋賀
毎日新聞 2008年2月9日
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20080209ddlk25040633000c.html
割りばし死亡事故:12日判決
毎日新聞 2008年2月10日
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080211k0000m040051000c.html
増える重症の新生児 新生児集中治療室は「常時満床」
読売新聞 2008年2月11日
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/mixnews/20080209ok01.htm?from=yoltop
東京都三鷹市の杏林大付属病院で、昨秋、切迫早産で搬送された女性が、出産予定日より3か月も早く帝王切開で双子を産んだ。
「また苦しいやり繰りをするしかないか」。同大小児科医の杉浦正俊さんはつぶやいた。受け入れるべき新生児集中治療室(NICU)15床は満床。回復期治療室の18床も埋まっていた。
杉浦さんらはやむなく、比較的、容体の落ち着いた子ども2人を新生児治療室から回復期治療室に移し、2ベッドを空けた。回復期治療室の夜勤看護師を増やし、回復の進んでいる子の親に「明日、退院ができますか」と連絡した。
この日は何とかしのいだものの、同病院には、「NICUをすぐに必要とする可能性がある分娩(ぶんべん)」がほかに3件控えていた。「常時ほぼ100%の利用状況。新たな入院があれば、別の子が押し出されていく形になる」と杉浦さん。こうした“常時満床”が、各地で日常化している。
「妊娠高血圧症で、すぐに赤ちゃんをおなかから出さないと、母体も赤ちゃんも危ない」。昨年末、東京都新宿区にある東京女子医大付属病院に、NICUのない近隣病院からの緊急連絡が入った。“いつもの悪戦苦闘”が始まった。午後9時過ぎ。当直だった産科の女性医師は、東京都内の周産期医療(産科と新生児科医療)の情報ネットワークをパソコンで調べ、NICUに空きがあって搬送可能な病院が一つもないことを確認した。
「うちはNICUがいっぱいでダメなんです。受けてもらえませんか」。もう2人の医師と手分けして埼玉県、神奈川県、静岡県の主な病院20件以上に電話をしたが、どこもいっぱい。最後の選択として、NICUを担当する新生児科医に頼み、「集中治療中のどの子なら人工呼吸器のない回復期治療室へ出せるか」と検討を始めた。
その時、先程電話した埼玉県の中核病院から「空きができた」と連絡が入り、急きょそこへの搬送を手配した。午前2時になっていた。
「天の救いだった」と女性医師。この間、入院患者の出産や出血した妊婦の対応もあった。「2時間程かけて搬送先を探すことが月に何回かある」と話す。
同病院は、都内の西部3区の周産期医療の拠点だが、昨年の後半で計169件あった妊婦の搬送依頼のうち、受け入れできたのは56件だけ。3分の1にすぎなかった。「3年前にNICUのベッド数を9床から12床に増やしたが、その効果はすぐに消えた」と同大産婦人科教授の松田義雄さんは言う。
◎
妊婦の救急搬送が困難な裏に、NICUの不足がある――国がそう認め、実態を公表したのは昨年10月だった。高度な周産期医療を担う全国の病院への調査で、NICU病床の利用率が90%以上との回答が7割。妊婦搬送を受け入れなかった理由として、9割が「NICUの満床」を挙げた。
「出産年齢の上昇などで、高リスクの妊婦が増え、少子化なのに重症の新生児は増えている。NICUのベッドと同時に人手も増やす必要がある」。同病院の新生児科医、楠田聡さんは指摘する。都立墨東病院の新生児科部長の渡辺とよ子さんは26年前から、新生児救急医療にかかわってきた。
「この10年でNICUの整備は進んだが、それを追い抜く速さで時代環境が変わった。500グラム未満の赤ちゃんも助かるようになり、そうした子の発達を支援する役割も新生児科医療には求められている。しかし、多くのNICUは目前の事態に手いっぱいで、母と子の支援までする余力を持てていない」と話す。
広がる働く女性の格差【下】 非正規雇用(1)
東洋経済オンライン 2008年2月11日
http://www.toyokeizai.net/online/tk/headline/detail.php?kiji_no=318&page=
http://www.toyokeizai.net/online/tk/headline/detail.php?page=2&kiji_no=318
「子宮頸がん」(2)赤ちゃんも卵巣も…
読売新聞 2008年2月11日
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/sokusai/20080211-OYT8T00276.htm
はしか:今年も流行の兆し
毎日新聞 2008年2月10日
http://mainichi.jp/select/science/news/20080210ddm041040068000c.html
東大が学生にはしかワクチンを無料接種
日刊スポーツ 2008年2月5日
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20080205-316810.html
いよいよ出産、なのに問題が続出(女性編)
朝日新聞 2008年02月11日
http://www.asahi.com/edu/kosodate/kosodatenikki/TKY200802110094.html
ベビー用シャンプーに有害物質の恐れ? 米チームの研究
CNN Japan 2008年2月10日
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200802100024.html
おむつ交換台、乳児転落が推計100件…警告表示徹底せず
2008年2月11日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080211-OYT1T00031.htm
週刊医学界新聞 第2768号 2008年02月
〔対談〕 臨床研修制度の評価と展望(福井次矢,宮嵜雅則)
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02768_01
〔寄稿〕 第2回EBM国際大会奮闘記(西崎祐史)
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02768_02
女性のためのキャリアデザインセミナー開催
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02768_03
名郷直樹の研修センター長日記
(49) 受け継がれること
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02768_04
生身の患者と仮面の医療者
(11) 内面化する仮面
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02768_05
レジデントのための栄養塾
(7) 頭に入れておきたい強制栄養の重篤な合併症
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02768_06
臨床医学航海術
(25) 医学生へのアドバイス(9)
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02768_07
はじめての救急研修
(21) 尿路感染では単純性か複雑性かを考慮!
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02768_08
MEDICAL LIBRARY 書評・新刊案内
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02768_09
【本日のNHK】2008年2月12日(火)
NHK 18:10 首都圏ネット
高齢者の医療制度が変わる
http://www.nhk.or.jp/shutoken/net/
NHK 19:30 クローズアップ現代
病院が町を追いつめる~自治体病院 赤字処理の行方~
http://www.nhk.or.jp/gendai/
自治体病院が今、地方自治体を追いつめようとしている。去年6月に成立した「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」によって、平成20年度決算から、これまで一般会計から切り離されてきた自治体病院の会計を連結することが決定。赤字の割合が標準財政規模の40パーセントを超えた自治体は、国から「財政破綻」と判定されることになったからだ。平成17年度の全国の自治体の標準財政規模から試算すると、30を超える自治体が破綻に追い込まれる可能性がでてきたため、各自治体は対応に追われている。北海道・赤平市は、不良債務26億円の市立病院の今後について、住民達にアンケートを実施。「住民の健康」か「町の財政」か。困難な選択が迫る。地方の抱える時限爆弾ともいえる自治体病院の赤字。未曾有の事態に地方自治体、住民はどう対処するのか?厳しい決断を迫られる地方の現場に迫る。
NHK 21:00 ニュースウォッチ9
▽“手術は一切お断り” 医療訴訟を恐れる病院 患者は困惑
▽大人にも“はしか”流行…有効な対策は?
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http://www.nhk.or.jp/nw9/index.html
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