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(投稿:by 僻地の産科医)
おはようございますo(^-^)o..。*♡
ふぅぅ。やっと一週間がおわりです。
大鰐病院、4月から小児科医不在に
陸奥新報 2008年2月7日
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2008/02/760.html
大鰐町立大鰐病院の常勤小児科医が4月から不在になることが6日、分かった。医師を派遣する弘前大学が不足する小児科医の集約化を進めており、現在の常勤医が転勤することが決まったため。弘大は交替で担当している土曜日の非常勤医派遣も取りやめる意向で、同病院は小児科の休止を避けるため、弘大と非常勤医派遣について交渉を続けている。
同病院小児科は1988年、弘大から非常勤医が派遣されて開設。98年に現在の常勤医一人が派遣され、98年度は1万253人、06年度は6791人の外来患者を受け入れている。現在は常勤医一人のほか、土曜日に弘大小児科医が交替で派遣されている。
同病院の後藤秀生事務長によると、現常勤医が4月に国立病院機構青森病院に転勤することになり、1月に報告を受けた。弘大は非常勤も含め後任を派遣しない方針で、後藤事務長は「平日1日だけでも非常勤医を派遣してもらえるか交渉している。弘大医局との結び付きが強く、弘大以外から後任を確保するのは無理」と話す。
また現勤務医は、転勤後も土曜日だけ同病院の外来を続けたいと申し出ているが、後藤事務長は「土曜日だけ外来を続けることが良いのかは判断が難しい」とした。
二川原和男町長は「小学生以上は内科でも対応できるが、容体が急変しやすい新生児や乳幼児への影響が心配。何とか継続できるように最善策を探っていきたい」と話した。
一方、弘大大学院医学研究科小児科学講座の伊藤悦朗教授は「県内では小児科が不足している。勤務医一人では精神的、肉体的負担が大きく、医療事故につながる可能性がある」と説明。「大鰐町は弘前市に近いので、(大鰐病院に)小児科がなくても対応できる。大きなエリアで重点化、機能分担を考えなくてはならないし、限られた状況下ではやむを得ない」と話した。
梨大の研修医 産科はゼロ
NHK 2008年2月7日
http://www.nhk.or.jp/kofu/lnews/03.html
山梨大学医学部の附属病院で臨床研修を受けている医師のうち、産婦人科を進路に選んだ人が今年度、誰もいなかったことがわかりました。
医師不足で出産の扱いを止める病院が相次ぐ中、大学から地域の病院への医師の派遣がさらに厳しくなるものと懸念されています。
医師は国家試験に合格した後、2年間の基礎的な臨床研修を経て専門の診療科を決めます。中央市にある山梨大学医学部附属病院にはこの研修を来月で終える医師が26人いますが、将来の専門に産婦人科を選んだ人は1人もいなかったということです。4年前に始まった新しい臨床研修制度では、少なくとも7つの診療科をまわるため、産婦人科の厳しい勤務実態を見て、敬遠する医師が増えることが懸念されていましたが、山梨大学の状況はこれを裏付ける結果にもなりました。
出産を扱っている地域の病院では山梨大学から医師の派遣を受けているため、産婦人科の医師の確保はさらに難しくなるものと見られます。新しい研修制度がスタートして以降、産婦人科を選んだ医師は2年連続2人で、1人もいなかったのは初めてです。山梨大学医学部産婦人科の平田修司准教授は、「厳しい結果だと受け止めている。
生命の誕生に立ち会えるなど、産科のやりがいをこれまで以上に研修医や学生に伝えて、県内の出産をめぐる医療が崩壊しないようにしたい」と話しています。
共立湊病院「撤退」運営法人が通告 医師不足で収益減/静岡
読売新聞 2008年2月8日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20080207-OYT8T00753.htm
南伊豆町湊の共立湊病院を運営する社団法人「地域医療振興協会」(東京都)が、経営難や医師不足などを理由に2008年度限りで病院経営からの撤退を決めたことが7日、分かった。病院開設者の賀茂地域1市5町でつくる一部事務組合などによると、6日開かれた一部事務組合の運営会議で、吉新通康理事長から医師の確保が難しいことや収益の減少などを理由に撤退の意向が伝えられた。管理者の鈴木史鶴哉・南伊豆町長は「これまで地域医療を支えてきてもらっただけに驚いている。医療レベルを下げるわけにはいかないので、早急に対策を協議したい」と話している。
共立湊病院を巡っては、老朽化に伴う建て替え問題などがこれまで同地域の合併協議の妨げになっていたため、昨年末に下田市と南伊豆、河津、松崎町の4市町長が合併協議を進めることで合意した際は、合併と切り離して取り扱うことになっていた。同協会は「一向に新病院構想が進展せず、このままでは病院経営はできない」としており、二転三転した南伊豆地区の合併協議が与えた影響も大きいとみられる。
同病院は1923年、湊海軍病院として創設。国立病院への転換を経て、97年から1市5町による一部事務組合方式で開設された。154床、職員数190人。下田市と南伊豆町の入院、通院が主で1日の平均外来患者数は約332人と、減少傾向が続いている。同協会は、へき地を中心に地域保健医療の確保や質向上などを目的に1986年に設立。県内でも伊東市立伊東市民病院など5医療機関を運営している。
(↓これ、すごい話ですo(^-^)o!!)
県医師会が抗議文…静岡の病院へ送付 看護師引き抜き文書/佐賀
読売新聞 2008年2月8日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20080208-OYT8T00031.htm
道立紋別病院核に地域医療 網走管内5市町村長 広域化検討協を設置
北海道新聞 2008年2月8日
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/life/74983.html
【紋別】紋別市など網走管内五市町村の首長は七日、道立紋別病院(及川郁雄院長)の運営について考える「西紋別地域における医療の広域化検討協議会」を設置することで合意した。近く道に協議への参加を要請し、五市町村と道による広域連合の設立を目指す。会には紋別市と網走管内の雄武、興部、滝上の各町、西興部村の首長らが出席。会長に宮川良一紋別市長を選んだ。
構想では、道立紋別病院を中核に、三町の国保病院などと連携を図りながら、病院運営の一体化を図る。医師の報酬をアップすることなどで、医師確保に努めたい考えだ。また、常勤医の数を二十五人(現在十二人)とする目標を掲げた。 二○一○年一月に広域連合を発足させ、同年四月から広域連合による医療提供を始める予定。
国立病院の経営改善のため、再生プランが始動 厚労省
キャリアブレイン 2008年2月8日
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/14420.html
志木市立市民病院:4月から夜間小児医療 朝霞地区の開業医40人協力 /埼玉
毎日新聞 2008年2月7日
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20080207ddlk11040307000c.html
産科医不足で国派遣/新宮市立医療センター
朝日新聞 2008年02月07日
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000000802070003
産婦人科医不足対策のため、国から新宮市立医療センターに派遣されている中尾愃仁(けんじ)医師(63)が6日、県庁を訪れ、2月末の派遣期限を過ぎても同医療センターで勤務を続けることを表明した。今後は同医療センターの職員として、期間を定めず勤務する。中尾医師は同日、勤務継続の確認書を受け取り、「医者である限り、現場で死ぬまで働きたい。仕事に没頭できる環境であり、生きがいを感じている」と話した。
県医務課によると、同医療センターは07年2月、産婦人科医2人のうち1人が退職することになり、分娩(ぶんべん)予約を一時休止。国の緊急医師確保対策の一環として、中尾医師が同年9月から半年間の任期で同医療センターに派遣されたため、分娩予約を再開している。
弘大病院、ヘリ搬送で函館の妊婦救う
陸奥新報 2008年2月7日
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2008/02/763.html
小児科医療を考えよう 子育て中の母親ら、冊子発行
神戸新聞 2008年2月7日
http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/0000828667.shtml
勤務医負担減へ県民運動 広島県
中国新聞 2008年2月7日
http://www.chugoku-np.co.jp/Health/An200802070346.html
後期高齢者医療制度は「団塊うば捨て山」
(6・終)感謝と誇りを持って最期を迎えたい
JanJan 2008年2月7日
http://www.news.janjan.jp/living/0802/0802050253/1.php
新型インフルエンザに備え/相模原でフェーズ4対応訓練
神奈川新聞 2008年2月7日
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiifeb0802184/
公立病院改革「地域事情考慮を」
沖縄タイムス 2008年2月7日
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200802071700_04.html
男鹿みなと病院の経営健全化案を答申 8年間で不良債務解消
秋田魁新報 2008年2月7日
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080207o
県立6病院、福島医大医師の給与引き上げ
福島放送 2008年2月7日
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200802071
県は、新年度から県立6病院と福島医大の医師の待遇改善に向け、6日までに給与所得を引き上げることにした。県立病院の医師は平均で年額約170万円、福島医大の医師は年額60万円増となる見通しで、医師不足対策としても期待される。県立病院の医師68人の今年度の平均年収は1350万円で、県内の公立10病院の医師の平均年収1520万円より170万円少なかった。
県は県立病院の医師の待遇改善に向け、初任給調整手当を月額5万円上乗せし、現在12%の地域手当を15%に引き上げ、診療手当も引き上げ、平均で年収に170万円増と、公立病院の給与と同レベルにした。福島医大は公立大学法人のため県は運営交付金として人件費を支出しているが、新年度の運営交付金に約270人の医師全員に対して初任給調整手当を月額5万円、年で60万円上乗せすることにした。
病院事業 赤字101億円/愛知
朝日新聞 2008年01月30日
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000000801300004
(抜粋)
■病院経営する県内市町・組合の06年度決算総収支■
市町・組合名 総収支
豊橋市 ▼5億7974万円
岡崎市 ▼10億1811万円
一宮市 ▼11億8308万円
半田市 ▼2億589万円
春日井市 ▼5億1217万円
豊川市 1億2673万円
津島市 ▼12億9214万円
碧南市 ▼5億2551万円
西尾市 ▼3億1878万円
蒲郡市 ▼6億5060万円
常滑市 2130万円
小牧市 ▼8332万円
稲沢市 ▼9億6416万円
新城市 ▼11億3116万円
東海市 ▼1億1072万円
知多市 ▼9169万円
高浜市 ▼2億2651万円
三好町 ▼1175万円
東栄町 8438万円
公立尾陽病院組合 ▼3億1930万円
公立陶生病院組合 3188万円
名古屋市 ▼11億7957万円
(注)県市町村課まとめ。▼は赤字。1万円未満は切り捨て。一宮市は市民病院・今伊勢分院・尾西市民・木曽川市民の計4病院を、名古屋市は東市民・守山市民・城西・城北・緑市民の計5病院を合計。 医師の名誉侵害 認定/久米島病院・配転 措置入院の県を提訴 医療格差、東京で病院経営がつらい理由 医療保険情報:市町村に伝達 厚労省がシステム整備へ 厚労省、夜間と休日診療を後押し・報酬、特別加算へ [犯罪者の詐病について基礎知識] お産崩壊<2> 未受診 孤立ゆえ きょうの健康「増える性感染症の対策」 番組HP: http://www.nhk.or.jp/kenko/
沖縄タイムス 2008年2月7日
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200802071300_05.html
RABニュースレーダー 2008/02/07
http://www.rab.co.jp/cgi-bin/rabnews/news.cgi?mode=show
弘前市の女性が県を提訴した。弘前市の病院に入院していた弟が同じ入院患者に暴行を受け、その後死亡したのは暴行した患者を措置入院させた県に責任があるとしておよそ1500万円の損害賠償を求めている。
訴えを起こしたのは弘前市に住む77歳の女性。
訴えによると弘前市の病院に入院していた64歳の弟がおととし6月、精神的に問題のある40歳代の男性患者から鉄パイプの椅子で殴られ頭の骨などを折る大けがをした。
弟は系列の病院で治療を受けた後再びこの病院に入院したが、およそ半年後に脳梗塞で亡くなった。
女性は弟が亡くなったのは危害を及ぼす恐れのある入院患者を措置入院させた県に責任があるとして、およそ1500万円の損害賠償を求めたもの。
訴えに対し県は「訴状を精査し今後の対応を検討したい」と話している。
この訴訟の第1回口頭弁論は今月27日に青森地方裁判所弘前支部で開かれる。
高い人件費と固定資産税、「交通費もばかにならず」
オーマイニュース 2008年2月8日
http://www.ohmynews.co.jp/news/20080207/20678
毎日新聞 2008年2月8日
http://mainichi.jp/select/science/news/20080208k0000m010156000c.html
日本経済新聞 2008年2月8日
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080208AT3S0701R07022008.html
厚生労働省は夜間・休日にも営業する診療所と調剤薬局を増やすため、4月から夜間・休日の診療・調剤報酬に特別加算料金を新設する方針だ。夜間・休日の急患は大学病院などの大病院に行くことが多いが、勤務医の不足ですべての患者を受け入れることが困難になっている。一般の患者には地域の診療所と調剤薬局がまず対応する体制を整えるのが狙い。特別加算料金は、厚労相の諮問機関の中央社会保険医療協議会(中医協)が来週に答申する2008年度の診療報酬改定に盛り込む。
日本の論点PLUS 2008年2月8日
http://www.bitway.ne.jp/bunshun/ronten/ocn/sample/ron/07/080/r07080DFA1.html
読売新聞 2008年2月7日
http://osaka.yomiuri.co.jp/mama/tokusyu/osan/mt20080207kk01.htm
チャンネル :教育/デジタル教育1
放送日 :2008年 2月 7日(木)
放送時間 :午後8:30~午後8:45(15分)
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▽10歳代にも増えている性感染症。自覚症状がほとんどないため、知らずに人に感染させたり、放置すると不妊症になる可能性も。正しい知識をもち、感染を防ぐことが大切。
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性交経験の低年齢化で、性感染症が10代、20代に増えている。性感染症の中で最も多い「クラミジア感染症」は、感染していても自覚症状がほとんどないために、自分が感染していることに気づかないまま、ほかの人に感染させてしまう。それだけでなく、放置していると、不妊症や母子感染などを引き起こす可能性がある。性感染症の検査・治療法や予防法についての正しい知識をもつことが大切。性感染症について詳しくお伝えする。
http://www.nhk.or.jp/kenko/
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-02-07&ch=31&eid=25538
いつもブログを拝見させていただいています。
妊娠・出産・育児サイト「ベビカム」でのアンケート結果があったので参考までに。
出産する女性から見た分娩予約の状況や、未受診の理由など載っています。
最後の方に回答者から、医療関係者へのメッセージ(感謝の声)も載っています。
http://www.digiboutique.or.jp/
ベビカムと出産ジャーナリスト河合蘭さんと共同で実施した、「産院不足と妊婦健診」をめぐる妊婦・母親1100人の実感調査の結果を公表しました。
http://www.digiboutique.or.jp/pub/pdf/PR080201_SankaFusoku.pdf
産科医不足と妊婦健診をめぐる実感調査
1100人の妊婦・母親の声
妊娠・出産・育児サイト「ベビカム」(株式会社デジタルブティック)
投稿情報: rose | 2008年2 月 8日 (金) 19:33
コメントありがとうございます。
この文書の存在についてはもちろん存じております。
先週号の読売ウィークリー、大屋敷さまの記事とまったくほぼ一緒ですね。というよりも河合蘭さんから取材をされたのでしょう。
私の見解が必要であれば述べますけれど、
この論文は「消費者からの要求」であって
現在の医学水準、また人手不足をまったく考慮していない、ただの要求だけを書いてある文章ですね。
産科医、医療資源、また医療に対して人権費の使われていない今日からでは望むべくもない、想像上のポエムにしか私には映りません。申し訳ないのですけれど。
国内の助産師の数をご存知でしょうか。
2万6千人(2007年)です。
助産師の分娩取扱い数を考えれば、助産師へ分娩を移行する案はまったくのお花畑である脳天気な案であると考えて差し支えありません。
45分の助産師外来の記事でも反論させていただきましたが、そもそも助産師外来をゆったりとできる背景は、助産師がきちんとした例数を取扱っていないから、と考えてみればいいのではないでしょうか?いいところどりっていうんですよね。そういうの。産科医がいっせいに手を引いたら(そういう日も近いかもしれませんけれど)そんなこといってられるんですか?あほらしい!
100万人の分娩を2万6千人の助産師で扱えますか?
その際の助産師の業務はどのようなものですか?
それに助産師、そんなに余裕があって優しいとも思いません。日々接しているからでしょうが、結局のところ個人の資質です。
同じように男性医師もいい方が多い。というよりも女性より男性の方が優しいのではないかとおもう局面があります。
私は経産婦ですが、自分が耐えられたので、陣痛の方には厳しいですね。
反面、痛みを経験したからこそ、という理解もありますが、陣痛・月経痛にはまわりをみても男性医師のほうが圧倒的に優しい。
また体力のない女性医師より男性医師のほうが優しいです。助産師さんだってきちんと仕事をこなされている方々はハードですから、あんまり優しくない、構っていられないところが大きい。特に私の勤める急性期病院ではそうです!
助産師が優しいって誰が決めたよっ!叫びたいところですね。本気で。
というわけで、みるのも嫌な論文です。
せっかくご投稿いただきまして申し訳ないのですが。
さらに待ち時間のグラフなど怒り心頭です。
病院が待たせているのですか?
患者が殺到するからではなくて?
私たちだって二時間待ちの外来がどれだけストレスか!!!!!
人件費と余裕があれば、ゆったりとした時間をかけて優雅な外来ができますけれど、いまの日本の産科医療がどのような状況だと思っているんですか!
バカにしないでいただきたい。
不平不満は私たちのせいではありません。
私たちは日々、目の前の患者さんを一生懸命診察して、とにかくみなさんをこなさなければ話にならないほどの状況なのに、目の前の病院スタッフを責めてどうしますか?助産師がいればすべて解決ですか?病院が悪いのでしょうか?
こういうの、本当に腹が立つんです(>_<)!!!
何が感謝の声だっ!本当に助けた人からはきちんとした声を面と向かっていただいている。中にはわからない嫌な方もいるけれど!!!
どうでもいいですけれど。
まぁ、私は河合蘭さんはあまり好きではありません。助産師の力量が分かっていませんし。
何が大事か分かっていない。
本当の緊急の怖さも、わかっていない。
理想論をただ並べ、人の話を聞き、わかったようなことをおっしゃるだけにしか現場の私には響きません。
私たちは現場で働く者です。
人員に不足があって、足りない中で、でも必死にやっている。品質を自分のプライドにかけて落とすわけには行かないと思うから、頑張っているんです。
任せられる助産師ならまかせてもいい、自分自身の周囲で一緒に働いているスタッフで、私が信用できる方には信用できるなりに仕事をおろしていけると思う。でもそれをやるかどうかは、自分の病院の医療水準に係ってきます。
それを決めるのは部外者ではありません。
どの業界でも「うちで売るもの」の品質は内部の作り手の決めることではないでしょうか?
いらぬ口出しはやめてください。
投稿情報: 僻地の産科医 | 2008年2 月 8日 (金) 22:15
roseさんへ
私のとこでも助産師シリーズは何回か書いているので、ぜひご一読を:-)
投稿情報: ssd | 2008年2 月 8日 (金) 23:12
「4児の母でもある、お産ジャーナリスト」というのは、えてして「4回の正常分娩しか経験していない(死産も先天異常も、まして母体死亡も経験していない)」ので、自分の限られた経験から「お産は母子ともに安全」と勝手に思い込んで「お産は助産師で十分」式の結論を下す傾向がありますよね。困ったもんです。
だいたい、無作為にサンプリングされた「1100分娩の後ろ向き調査」だったら、「新生児死亡や先天異常が10-30例、母体ショック・心停止が1-5例」含まれるはずですが、このアンケート結果には「新生児死亡」すら含まれていないようです。
「マタニティー雑誌のHpに登録された約1万人の会員へのWebアンケート」とのことですが、「外国人」「未婚」「知的障がい者」は含まれません。「(1万名中1名ぐら含まれていそうな)母体死亡者」はアンケートに返信できません。「死産・先天異常」の経験者も、回答してないでしょう。
産科医に「どう、すごいでしょ、ぜひ読んで明日からの診察の参考にしてね(はあと)」と持ってくるデータにしては、お粗末すぎます。せめて自分の足を使って、選挙速報レベルの「統計学的サンプリング+自分の足を使った出口調査」ぐらいして、データを集めた上で発言してくださいね。
私は15年間に、母体死亡4例+母体心停止3例(新生児死亡は数知れず)の診療経験があります。
また、ネパールの病院にも勤務経験があります。ネパールの分娩の90%以上は産婆による自宅分娩です。「自宅や近所」で「家族に見守られ」「菜食や粗食」で「心の通い合う」分娩を行っているはずですが、「初産は死産(=初産は5体満足な子どもが生まれるほうが稀)」という諺のある国でもあります。
投稿情報: clonidine | 2008年2 月 8日 (金) 23:38
河合蘭のHpを拝見しました
20年以上、「お産ライター」をしているそうですが、「母体死亡・死産・障がい児」に関する記述がほとんどありませんね。20年も、お産の現場に出入りすれば噂話は聞くはずだし、マトモに30分もネット検索すれば「助産院で母体死亡」とか「助産院で死産→裁判」といった情報は簡単に得られるはずなのですが・・・。
所詮は「人間は見たいと思うものしか見えない」タイプの人なのでしょう。
近年、盛んに「お産難民」を取り上げているようですが、「自分の記事は産科医を減らし、お産難民を増やしている」という自覚はないようですね。困ったもんだ。
ブログでは
>「24時間労働」を体験(注:22:00→翌21:00だそうです)
と、得意げに報告してますが、全国の産科医は怒りでプルプルになることでしょう。
麻酔科医の役割も「無痛分娩」ぐらいしか思いつかないみたいだし。「肺塞栓をTEE+PCPSで救命]とか「産褥期心筋症をTEE+LVASで救命」なんて、理解する気もないのでしょう。
今や「母体死亡=搬送元の産科終焉」という時代になりつつあります。母体心停止の蘇生は、単に患者1人を蘇生するだけでなく、その背後の数百人の妊婦の出産場所を守っていることでもある(と信じてるんです)んですが・・・
投稿情報: clonidine | 2008年2 月 9日 (土) 01:00
roseさん
1100人の思いのつまったアンケートの重さに胸をうたれます。多忙を理由に、患者さんとの心の通い合いを忘れていないか、あらためて反省させられました。コメント欄の患者さんたちの感謝のことばに思わず涙がこぼれ、明日からの仕事の活力となりました。
素敵なHpを教えていただいてありがとう。
なーんていう、反応を期待して投稿しているのでしょうが、現実の現場の医師の感想は全く違います。
自らの2-3回の正常分娩の体験だけを根拠に、なんの医学教育も受けず専門資格も持たない、ライターやらコーディネーターの書き散らす、分娩そのもののリスクを考慮しない、非科学的で無責任な記事に、現場の医師はうんざりしております。
自然分娩やアクティブバースを行えば「母児の絆」が強くなって「新しい私に生まれ変わる」ことができると洗脳された妊婦は、実際の分娩が思い描いたとおりにいかない場合には、本の著者ではなく近くの人間(えてして医療関係者)に原因を求めます。
・切迫子宮破裂の緊急帝王切開によって母児とも無事に生還した症例で「産声が聞けなかった、せめて録音すべき」
・胎児仮死のため生直後ただちに挿管したところ、「希望していたカンガルーケアができなかった、将来母子関係に問題が出たら責任をとれ」
という患者の対応に、現場は疲弊しています。「期待したほど感動しなかった」「新しい自分に生まれ変わるチャンスを失った」風なクレームに対応するのは、記事を書いたライターやエディターではなく、現場の医師です。疲弊した医師はやがてお産の現場を立ち去ります。
roseさん、このコメントはあなたにとって不本意で不愉快なものでしょうが、周産期センターの現実です。スルーせずに、きちんと正面から受け止めて、今後の記事作りに反映させていただくことを希望します。
また、多忙な中を、あなたのコメントに対して返信してくださった医師の皆様には、せめて「お礼のコメントを返す」程度の礼は尽くすほうがよいのではないでしょうが。
投稿情報: clonidine | 2008年2 月10日 (日) 00:12