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(投稿:by 僻地の産科医)
この企画については、知っていました(>▽<)!!!
発表結果、ちゃんとどこかに発表してくれるといいな!!!
期待して待ってます..。*♡
横浜近くの方、ぜひぜひお出かけくださいませo(^-^)o..。*♡
入場無料です。学生さんたちも頑張っていらっしゃいます。
記事は一番下!!!ぜひぜひ産科にはいって~(>▽<)!!!!
ホントはたのしいんだよっ!?
(人数さえいれば。。。それが今いなくってホントにつらい)
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学生主催「産婦人科医師不足を考えるシンポジウム」
STOP the 妊婦たらい回し事故
~医学部生からも言わせて下さい~
2007年11月17日(土)15時~18時
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産婦人科医師不足問題、「妊婦たらい回し事故」の真相を正確にお伝えするとともに、様々なレベルで、どのような解決策が行われるかについて、専門家にお話していただきます。また、本シンポジウム独自の視点として、医学部生と妊産婦へのアンケート調査を軸に、発表・意見交換を行います。
□開催日時 2007年11月17日(土)15時~18時(←今週です!)
□開催場所 横浜市立大学医学部 福浦キャンパス
□会場 ヘボンホール
□主催 横浜市立大学医学部 学園祭実行委員会
□その他 入場料無料(事前申込み不要)
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◆プログラム◆
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<第一部>
●お産の現場からの声
-垣間見えた真実-
・雨宮 愛理 (横浜市立大学医学部 医学科4年)
●産婦人科医師不足の背景と現状
-女性産婦人科医師の継続的就労の問題も含めて-
・宮城 悦子氏 (横浜市立大学医学部 産婦人科 准教授)
●産科医師不足問題の諸相と対応
-構造問題としての産科医師不足問題-
・島崎 謙治氏 (政策研究大学院大学 教授)
●神奈川県における産科医師確保対策の取組み
・藤本 眞一氏 (神奈川県保健福祉部医療課 課長)
司会:武田 悦寛(医学科3年)
<第二部>
16:35 シンポジウム(60分)、質疑応答(20分)
登壇者一覧
・宮城 悦子氏(横浜市立大学医学部 産婦人科 准教授)
・島崎 謙治氏(政策研究大学院大学 教授)
・藤本 眞一氏(神奈川県保健福祉部医療課 課長)
・医学部生 数名
司会:武部 貴則(医学科3年)、原 洋史(医学科3年)
17:55 閉会挨拶 ヘボンホール部門長 原 洋史
【この件に関するお問い合わせ先】
横浜市立大学
学園祭実行委員会本部
TEL&FAX: 045-787-2545
URL : http://ymf.versus.jp
E-MAIL : ycusymposium2007@yahoo.co.jp (@を@に)
医学生の3割1度は産科医目指す 『勤務実態』や『訴訟』考え挫折 横浜市大の学生が調査
東京新聞 2007年11月15日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007111502064599.html
医学部の学生で過去に産婦人科医を志したことのある人は全体の29%いるにもかかわらず、現在第一志望にしている学生は全体の4%、第三志望まで含めても14%にとどまり、多くは「勤務実態」や「訴訟リスク」を理由に挫折していることが十五日、横浜市立大の医学部学生が実施した調査で分かった。
志望しない人が「産婦人科医になってもいい条件」として挙げたのは「適正な当直回数」や「刑事責任に問われない」が多く、医療を取り巻く厳しい環境が学生の進路希望にも影響し、産科医不足に拍車が掛かる状況が浮き彫りになった。調査結果は、十七日に同学部で開かれるシンポジウム「STOP the 妊婦たらい回し」で発表される。 調査は同学部医学科一-六年の三百六十一人を対象に実施し、応じた三百七人(回答率85%)と他大学十三人の計三百二十人の回答を分析した。
産婦人科を目指したことがあるとしたのは一年20%、二年18%、三年25%、四年37%、五年32%、六年47%と学年が上がるほど高率。理由として「命の誕生という感動にかかわることができる」「時代や国を問わず必要とされる」などが挙がり、六年は「実習で楽しかった」も目立った。しかし、一度は産科医を志望した学生の約半数が進路を変更。その理由として勤務実態(当直回数、勤務時間、育児との両立困難)や訴訟リスクが高いことが挙がった。
シンポジウムでは、結果を基に、学生が現場の医師らと意見交換。産科医不足を実感したことがあるかなどについて、妊産婦約百人に実施した調査結果も発表する。企画した医学科三年の武部貴則さん(20)は「問題の改善には、医師や行政だけでなく市民にも果たす責任がある。患者と医師の間に立つ学生の考えを伝え、医師不足などについて考え直すきっかけになれば」と話す。
シンポは同大福浦キャンパス(同市金沢区)で午後三-六時。入場無料。
21時少し前、NHKでシンポジウムのことが報道されました。関東地方のローカルニュースでしたが。
産婦人科医に対して、1)仕事に見合う報酬と、2)適切な勤務体制を整備する必要がある、、という流れでした。
ヘボンホール(ローマ字のヘボン氏にちなむ)がテレビにうつっていてびっくりです。
投稿情報: 麻酔科医 | 2007年11 月17日 (土) 21:04
医療関係者ではありませんが、地元なのでシンポジウムに行ってみました。
横浜市大は来年9人産婦人科に入る(内男性1人)らしいです。
僻地の産科医様をはじめとして、産科医のみなさまの勤務状況には、本当にどう
にかならないものかと、胸を痛めております。せめて明るい話題を、と思い、とりいそぎご報告させていただきます。
投稿情報: ko-gen | 2007年11 月18日 (日) 01:41
ヘボンといえばローマ字とばかり思っていましたが、実は、医師で、無料で医療を行ったようです。
全体の産科医が増えているのならば喜ばしいことです。しかし、僻地の崩壊した大学医局ではすでに医師としての教育も就職も無理っっっと都会に学生が流れている結果としての横浜市大の活況だとしたら、さらに事態は深刻だと思います。
投稿情報: 麻酔科医 | 2007年11 月18日 (日) 09:34
確かに、市大が増えても、他が減ってその分、ということなら深刻ですね。親に反対されたけれども、というような話もありましたが…。
一週間たって間伸びしてしまって申し訳ありませんが、その他の印象に残ったことを書かせていただきます。
宮城准教授の発言から
・ご自身、専門は婦人科領域の腫瘍だけれど、分娩数の増加により、がんの手術に待ちが発生し(あるいは以前よりも長く、ということだったかもしれませんが)、産科だけでなく産婦人科も危機的状況になっている。
・分娩をなるべく受けた結果、本来のヘッドでないところ(陣痛室、だったか?)から退院することになった方もいた。
・(勤務体制などについて)病院設置者の融通性で変えられることがあるはず。
会場に、奈良の、以前五條病院にいらした先生がいらしてました。五條病院を県南部の周産期の中核病院として機能させるべく尽力なさったにも関わらず、当時行政サイドは評価しなかった、一度壊れたものを作り直すのは本当に大変であり、先手を打つことが大切、というような発言をされてました。
タイトルの「STOP the妊婦“たらい回し”」については、開催前からいろいろ意見があったそうです。現実(必死に対処してなお受け入れ不能)と乖離した印象を与えるこの表現から医療関係者がどれだけダメージを受けるか、という話もありました。
ただ、神奈川ローカルでこのシンポジウムについてとりあげていた新聞記事でも、この件に言及している記事はあまりみかけなかったような気がします。
投稿情報: ko-gen | 2007年11 月25日 (日) 02:07