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(投稿:by 僻地の産科医)
おはようございますo(^-^)o..。*♡
今日は大淀病院の裁判の日です。こちらもどうぞ、ご覧ください..。*♡
さて、あれこれありますが、最初の毎日の記事はすごいと思います。
よく調査されていますね。
しかし。。。たくさんつぶれたモノだな~と感心してしまいます(;;)。
では、どうぞ..。*♡
深層・真相・心想:解説編 2年半で22病院が35診療科を休廃止 /長野
毎日新聞 2007年10月28日
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20071028ddlk20040280000c.html
◇医師不足、急速に進行
県内22の病院が05年4月から2年半の間に、産婦人科など35の診療科を休止もしくは廃止していたことが、県衛生部の調べで明らかになった。大半の病院が常勤医の退職など医師不足を理由に挙げている。入院の受け入れや夜間のみの休止など診療体制の縮小も合わせると、影響は27病院にも上る。休廃止の時期は今年4月からの半年間が最も多く、県内で医師不足が急速に進行していることが浮き彫りになっている。
県衛生部が保健所を通じ、今年9月時点の状況をまとめた。対象は病院だけで診療所は含まない。休廃止の内訳は、産婦人科・産科が11で最多。小児科・小児外科が4、整形外科が3と続く。麻酔科、眼科、循環器科もそれぞれ二つ休廃止された。休廃止の時期は4月からの半年間が最も多く、8病院11診療科にも及んだ。
休廃止の理由は「2人いた常勤医師の1人が退職した」(下伊那赤十字)など医師不足を理由に挙げる病院が多い。医師不足は04年度からの新しい研修制度の影響で、医師が減った大学医局が医師を引き揚げたことが原因とされる。勤務がきつく、リスクを伴うことが多い産婦人科などが敬遠されていることも要因だ。
休廃止や縮小した27の病院を地域別にみると、中信が最多の8。東信7、北信と南信の6と続き、県内全域に影響が及んでいる。このほか、県内では須坂市の県立須坂病院と駒ケ根市の昭和伊南総合病院が、来年4月から分娩(ぶんべん)の休止を予定。大町市の市立大町総合病院も、医師退職の影響で来年4月からの内科縮小を明らかにしている。
県は特に深刻な小児科医、産科医不足を受け、「産科・小児科医療対策検討会」を設置。同委は今年3月に「医療資源の集約化、重点化が必要」との提言をまとめた。各医療圏の中心病院を「連携強化病院」とし、産科9病院、小児科10病院を指定。医師不足が生じた場合には連携強化病院に優先的に医師を配置することにしている。
3人いた常勤医師が1人に減ったため、06年4月から産婦人科で分娩の扱いを休止している安曇野赤十字病院(安曇野市)。外来診療は継続されているものの、分娩再開のメドは立っていない。同病院の青山守事務部長は「深夜の対応などを考えると、最低でも3人の産科医が必要。1人の医師でお産を扱うのは難しい」と話す。
同病院では医師を紹介する民間企業などを通じて、医師を探しているが、現状は厳しい。青山事務部長は「人材は大都市、大病院へ向いている」と漏らす。また、今年4月から分娩を休止中の別の病院関係者も「何とか医師を確保したいが、大学にすら医者がいない」と嘆く。
厳しい現状の中で、医師確保に成功した病院もある。佐久市立浅間総合病院は、新たに常勤の産婦人科医1人を確保できた。これまで月28人としていた分娩の受け入れ制限を11月から解除する。来年5月までの分娩予約が既にいっぱいになるなど、反響は大きい。佐々木茂夫事務長は「少しでも市民の要望に応えたかった。医師に私たちの熱い思いが伝わったのでは」と振り返った。一方、26日の定例会見で県内の医師不足について言及した村井仁知事。「あの手この手と一生懸命やっている。何とか成果を出したいし、非常に焦燥感も持っている」と危機感を募らせている。
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◇地域別に見た休廃止、縮小状況
◆佐久
軽井沢 産婦人科 休止 05年 4月
佐久総合 産婦人科 縮小 07年 2月
浅間総合 産婦人科 縮小 07年 4月
→来月から縮小解除
◆上小
長野 麻酔科 縮小 06年 4月
丸子中央 産科 廃止 05年12月
依田窪 麻酔科 廃止 07年 4月
鹿教湯 精神科 廃止 07年 9月
◆諏訪
諏訪中央 形成外科 廃止 06年 4月
アレルギー科
心臓血管外科
産婦人科(分娩) 休止 07年 4月
◆上伊那
辰野総合 産婦人科(分娩) 休止 05年 4月
小児科 縮小 07年 4月
◆飯伊
阿南 産婦人科 廃止 05年 4月
耳鼻咽喉科
歯科
下伊那赤十字 産婦人科(分娩) 休止 06年 4月
西澤 小児科 廃止 05年 8月
泌尿器科
眼科
産婦人科 廃止 05年 9月
皮膚科 廃止 06年10月
下伊那厚生 整形外科 廃止 07年 4月
◆松本
安曇野赤十字 産婦人科(分娩) 休止 05年 4月
一之瀬脳神経外科 麻酔科 廃止 05年12月
桔梗ケ原 肛門科 廃止 05年 4月
波田総合 小児外科 廃止 05年 4月
呼吸器科
呼吸器外科
松本協立 整形外科 廃止 07年 1月
中村 整形外科 廃止 07年 6月
松本 産科(分娩) 休止 07年 9月
◆大北
安曇総合 産婦人科(分娩) 休止 05年10月
◆長野
信越 小児科 廃止 06年 4月
長野赤十字上山田 眼科 廃止 07年 4月
循環器科
NTT東日本 産科 廃止 07年 1月
◆北信
飯山赤十字 産婦人科 縮小 06年 4月
小児科 縮小 07年 4月
北信総合 精神科 縮小 05年 2月
整形外科 縮小 07年 2月
佐藤 小児科 廃止 07年 7月
循環器科
産科医“偏在”一段と 県南、阿見に診療所 県北は「光明」見えず
茨城新聞 2007/10/28(日)
http://www.ibaraki-np.co.jp/47news/20071028_01.htm
産婦人科医不足が全国的に叫ばれる中、阿見町で十一月、出産を扱う診療所が開所する。県南地域では九月にもつくば市内に産科診療所が開所しており、減少し続ける出産医療機関の確保に一筋の“光明”となっている。一方、県北地域では中核を担う病院の医師不足が懸念されるなど、出産をめぐっても「南北格差」が顕著になってきている。
阿見町荒川本郷に十一月一日開所するのはまつばらウィメンズクリニック(松原健二院長)。木目調の目隠しが付いた四角いモダンな二階建てが目を引く。中にはホテルの一室のような病室が並ぶ。
松原院長は群馬県出身の三十七歳。土浦協同病院(土浦市)の勤務医から独立した。内覧会を開いた二十七日、「正直、婦人科だけにしてお産はやめようか迷った。大変なところに飛び込んだ気持ちだが、女性の一生を見られるかかりつけ医を目指す」と語った。
◆
県産婦人科医会(石渡勇会長)によると、県内の出産医療機関は一九九五年に病院、診療所、助産院合わせ百一あったが、昨年は五十四とほぼ半減した。
二〇〇五年以降の減り方が激しく、▽新臨床研修制度(〇四年開始)による病院から大学病院への産科医引き揚げ▽診療所の後継者不足▽産科の訴訟リスクの高さ-などが原因とみられる。
少子化により県内の出生数も九五年二万七千五百十七人から〇五年二万四千五百十三人に減ったが、減少幅は一割程度にとどまる。
もともと本県は産婦人科医が人口十万人当たり六・六人で全国四十二位(〇四年)と少ない。特に県北の出産をめぐる状況は厳しく、医療圏別に見ると、日立地区(日立、高萩、北茨城の三市)は同四・九人で、同十一・〇人と県内で最も多いつくば地区(つくば、常総、つくばみらいの三市)の半数にも満たない。
石渡会長は「土浦、つくばは都心に近く、医療システムも充実し安心して医療を行う環境ができている。だが人口減少地域では逆の現象が起き、地域格差が進んでいる」と指摘する。
本来はリスクの高い妊娠や出産を扱うべき総合周産期母子医療センターで正常出産する数が増えて救急対応も困難になるなど、開業医減少のしわ寄せが広がり始めている。
◆
出産可能な医療機関が四つしかない日立地区では、医師が激務となり、妊婦の里帰り出産も難しくなっている。かつて出産を担った医師は高齢化が進み手を引いている。
総合周産期センターを補完する「地域周産期母子医療センター」に指定されている日立製作所日立総合病院(日立市)では今秋、産科医不足の懸念が表面化。県医師会などは十月一日に記者会見し「日製日立病院が産科をやめると県内全域に影響が及ぶ」と、“出産難民”が生じかねない窮状を訴えた。
「医者が那珂川を越えて(北に)行かない」。県央地域の医師は「県北の高校は医学部に行く子どもが少なく、地元へのUターンも期待できない。医師を育て呼び込むための教育水準向上を考えるべきだ」と、中長期的な医師確保策の必要性を指摘する。
出産をめぐっては妊婦の救急受け入れ拒否問題が全国で発生。県内でも今年、最大で計十五の医療機関に受け入れ拒否されたケースがあった。
出産、救急体制の危機について、県が設置した救急医療対策検討会議の座長で前筑波大付属病院長の山口巖・県顧問(医療改革担当)は「医療者全体で立ち向かわないと問題は解決できない」と話している。
訴訟多い産婦人科、収入少ない小児科の閉鎖が増える
アメーバニュース 2007年10月28日
http://news.ameba.jp/domestic/2007/10/8071.html
病院の経営が悪化している。中でも、採算の合いづらい救急や小児科、産婦人科を縮小することが出来ない国公立の病院は経営の悪化が著しいことが、厚生労働省の調査によりわかった。今週発表された調査の結果によると、国立病院は収入に対する赤字の割合が2年前の7%から14%に高まった。黒字の出にくい産婦人科、小児科、救急などを縮小・閉鎖する病院が多い中、このような科を抱えるぶん費用の圧縮が厳しいためと考えられる。
国公立病院は他の経営形態の病院に比べると比較的高度な医療を担い、地域の拠点病院としての役割を果たすことが多い。一方で経営の効率化が図りづらく、勤務医の労働時間が長く待遇が悪いなどの問題が指摘されている。
病院経営に関して15日に診療報酬に関する提言を行なう日本病院団体協議会が発表した調査報告によると、2006年度は赤字経営の病院の割合が6%増の43%にのぼり、その内訳は自治体病院で93%、国立大学病院と国立病院機構病院で69%、公的病院59%、医療法人(民間病院)25%だという。
また、2004年以降診療科を閉鎖した病院は全体の16%にのぼる439病院。なかでも産婦人科が71件と多く、次いで小児科が67件であった。これに対し、他の診療科は一番多かった精神科でも34件であることから、産婦人科のような訴訟が多い科、小児科のように収入が少ない科など黒字経営の難しい診療科の減少が特に目立つことがわかる。
ある勤務医は、「今後産婦人科や小児科などへの診療報酬の配分が増えるだろう。さらに、開業医のように十分に黒字を上げている病院の初診・再診料引き下げにより医療費高騰を抑え収益格差を縮めることになると考えられる。それでも、専門特化できない総合病院には厳しい時代。病院経営に関しては医師の経営意識の欠如や怠慢などが言われるが、医師はあくまで医療のスペシャリスト。国や、病院経営を直接行なう事務方に頑張ってもらうしかない」と述べた。
「グリーフケア」取り組む 岡山大病院産科スタッフ
山陽新聞 2007年10月28日
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/10/28/2007102811150828011.html
更新遅れ利用進まず 救急時の病院検索システム
朝日新聞 2007年10月29日
http://www.asahi.com/life/update/1027/TKY200710270165.html
C型肝炎、7000病院で再調査へ 田辺三菱製薬
朝日新聞 2007年10月28日
http://www.asahi.com/life/update/1027/OSK200710270084.html
透析患者の通院費助成を見直し 鳥取市、基金底つき
日本海新聞 2007年10月28日
http://www.nnn.co.jp/news/071028/20071028002.html
心の病、官僚にもジワリ・中央省庁1.3%休養
2007年10月28日/日本経済新聞
http://health.nikkei.co.jp/news/top/
2006年度に心の病で病気休暇を取った中央省庁の職員は在職者の1.3%に当たる563人で、省庁別では社会保険庁が6.4%と最も高かったことが、人事院が実施した実態調査で分かった。年齢別では30歳代が半数近くを占めており、人事院は職員の勤務状況に日ごろから注意するよう各省庁に要請した。
人事院が5年ごとに実施している調査によると、国家公務員の長期病休の原因は「精神・行動の障害」が1991年には4位だったが、96年には2位、2001年には1位に浮上。このため、中央省庁職員の心の病をテーマにした実態調査を実施。32の中央省庁の担当者に電子メールで調査票を送り、各省庁で06年度、心の病で病気休暇を取得した職員について調べた。休暇取得者の割合を省庁別にみると、「社会保険庁」が地方勤務を除く在職者296人中19人の6.4%で最も高く、「公正取引委員会」2.4%、「総務省」2.1%と続いた。
松山市民病院の結核集団感染で8人発症
愛媛新聞 2007年10月28日
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20071028/news20071028231.html
川崎病の乳幼児が増加 2年連続で1万人突破
産経新聞 2007.10.28
(1)http://sankei.jp.msn.com/life/education/071028/edc0710282011001-n1.htm
(2)http://sankei.jp.msn.com/life/education/071028/edc0710282011001-n2.htm
再発の仕組みを解明 成人の急性骨髄性白血病 理研など
朝日新聞 2007年10月29日
http://www.asahi.com/science/update/1028/TKY200710280142.html
女性の健康 第31話 たばこは美肌の大敵
毎日新聞 2007年10月28日
http://mainichi.jp/life/health/yamai/womenshealth/news/20071028ddn035070033000c.html
週刊医学界新聞 第2754号 2007年10月29日
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/nwsppr_index.html
● 第8回日本クリニカルパス学会開催
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2007dir/n2754dir/n2754_01.htm
● 〔寄稿〕新型インフルエンザ対策に必要なフィットテスト(和田耕治)
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2007dir/n2754dir/n2754_02.htm
● 〔寄稿〕研修医教育をへき地医療の現場でも(橋本淳)
へき地医療研修愛知モデルの試み
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2007dir/n2754dir/n2754_03.htm
● 第66回日本癌学会の話題から
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2007dir/n2754dir/n2754_04.htm
● 日本泌尿器科学会プレスセミナー開催
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2007dir/n2754dir/n2754_05.htm
● 第1回日本循環器学会プレスセミナー開催
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2007dir/n2754dir/n2754_06.htm
● 模擬政策立案コンテスト「GEIL2007」開催
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2007dir/n2754dir/n2754_07.htm
● MEDICAL LIBRARY 書評・新刊案内
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2007dir/n2754dir/n2754_08.htm
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