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おはようございます!
福島県立大野病院の事件の第6回公判がありました!関係ニュースはこちら!
http://obgy.typepad.jp/blog/2007/07/5_4adf.html
ロハス・メディカルの傍聴記、すでにあがりはじめています。
しっかりチェックを。新聞報道と感じが違います。
きっと日経メディカルも記事になるだろうと思いますので、
ちょっとお待ちください。オーマイニュースも傍聴系で注目!
さて、今日のニュース。
一番重大なニュースは東南アジアのデング熱!
夏休みご旅行される方は重々考えてからにしてください。
治療法はありません。適切な対処をとらない場合は死にいたる場合があります。
(アスピリン禁忌です)よろしくおねがいします。
ではどうぞ。日医ニュースがとても話題満載です!一見の価値ありです。
07参院選 医療崩壊をどう防ぐ
信濃毎日新聞 2007年7月20日
http://www.shinmai.co.jp/news/20070720/KT070719ETI090004000022.htm
医師不足が深刻さを増している。千曲市の長野赤十字上山田病院が、来年3月で閉院になる見込みだ。最初のお産と同じ医療機関で2人目の出産を希望したら、産科がなくなっていたという話も珍しくない。生活への影響がじわりと広がっている。
産科、小児科に限らず、多くの診療科で勤務医が足りない。このままでは病院から診療科がさらに減り、病院自体がつぶれていく医療崩壊につながりかねない。医師不足対策は、参院選で有権者の関心が高いテーマの一つだ。医師不足が深刻になったきっかけは、2004年度から始まった臨床研修制度である。研修医が地方の病院や負担の大きい診療科を敬遠するようになった。加えて、勤務医の開業も増えている。厚生労働省は、医師が足りないのではなく、“偏在”が問題だとしている。
こうした問題に、国レベルでの医師派遣システムで当面の解決を図ろうというのが自民、公明党の立場だ。問題が深刻な地域や診療科では医師の養成数を増やすことも認めている。だが、原則的にはいまの医学部定員を維持していく姿勢だ。
一方、野党は医師の絶対数を増やすことが必要だと訴える。医療費抑制のため、医学部の定員はピーク時の約8300人から約1割減らされたままだ。
この数字を元に戻すべきだというのが民主党だ。経済協力開発機構(OECD)加盟国の中でも日本の人口10万人当たりの医師数は少なく、他国並みにするには10万人足りないと指摘する。共産、社民党も医療費や医師数を抑制する政府の方針を批判。共産党は薬剤師、助産師ら医療従事者も増やし、医師の負担を減らすと訴える。社民党は小児科、産科医を拠点病院に集める方針にも反対する。国民新党は臨床研修制度の見直し、新党日本はこどもの心の専門医不足に触れている。医師の仕事は質、量ともに増大している。医療の高度化などで、患者への説明に費やす時間も増えた。過労死になりかねないほど働いている医師は珍しくない。まずは緊急対策が必要だが、与党がうたう国の派遣制度がどこまで機能するかは未知数だ。野党が主張する医師の増加は医療費の伸びにつながり、財源をどうするかが避けて通れない問題になってくる。地方の病院が悲鳴を上げている状況に、どんな処方せんを出すのか。目先の対策を並べるだけでなく、掘り下げた論議を聞きたい。
氷見市民病院 公設民営化正式に発表/富山
2007年7月21日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news004.htm
氷見市の堂故茂市長は20日、赤字経営が続く氷見市民病院について、来年4月から「指定管理者制度」による公設民営化に移行し、新病院を建設すると正式発表した。堂故市長は、指定管理者の選定状況について、「市側の態勢が整えば(引き受ける)、という業者がある」と絞られてきたことを明らかにした。
堂故市長は同日、市役所で記者会見し、「市民病院を今後も存続させ、地域医療を守るために決断した」と述べた。指定管理者の条件は、〈1〉地域医療への熱意〈2〉再就職を希望する現病院職員の優先採用〈3〉2010年4月開業の新病院建設への協力――などを挙げた。
また、同日午前11時から開かれた市議会で、市側が指定管理者制度の導入を目指すことを報告。市議からは、「組合や市民の理解は得られるのか」「導入時期を決めた後からの報告は議会軽視ではないか」といった意見が出た。堂故市長は、「市議会と職員の理解を得ることに努めたい」と繰り返した。
県立病院赤字22億7700万円 単年度で過去最大/福島
福島民報 2007年06月23日
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20070623/kennai-200706231034490.html
平成18年度の福島県立病院事業の純損益額は22億7700万円の損失で、昭和38年の事業開始以来、単年度では最大の赤字となる見通しとなった。累積欠損金も221億9600万円に膨れ上がる。常勤医師の退職などで診療態勢が十分にとれず、入院患者数が前年度比19・1%減の24万7120人、外来患者数も同13・9%減の44万2913人と大幅に減少したのが要因。県は今年3月に県病院事業経営改善計画を策定し、事業改善に本格的に取り組んでいる。
6月定例県議会の代表質問で県民連合の渡部勝博議員(南会津)の質問に尾形幹男病院局長が答えた。
過去最大の赤字となる要因は患者数の激減に加え、昨年4月から診療報酬が3・16%引き下げられた影響があるとみられる。医業収益は前年度比13億4800万円減の108億6600万円にとどまり、総収益も前年度比6・0%減の154億8400万円だった。
一方、支出に当たる総費用は医師数の減少に伴う給与費や患者数減による医薬品など材料費が減り、前年度より4億9400万円少ない177億6100万円。総収益と総費用の差額の22億7700万円の赤字は、これまで最大だった平成15年度の19億9200万円を2億8500万円上回った。
18年度の県立病院の体制は9病院1診療所。17年度末には常勤医師が83人いたが、18年度末には10人少ない73人となった。会津総合病院は昨年9月に産婦人科の常勤医師が不在となり、休診を余儀なくされている。小児科も入院が不可能となった。
南会津病院でも昨年4月から1年間、整形外科医が1減となり、大野病院も産婦人科の休診が続いている。さらに三春病院、猪苗代病院、本宮診療所、リハビリテーション飯坂温泉病院の廃止決定の影響もあり、入院患者は5万8240人、外来患者は7万1802人と過去最多の減少となった。
県立病院事業は平成元年度から赤字経営が続いており、単年度で20億円を上回る損失が出たのは初めてで、累積欠損金も過去最大の221億9600万円となった。
県病院局は今年度から、会津統合病院(仮称)が開設される平成23年度までの5年間で、単年度赤字の解消を目指す県病院事業経営改善計画をスタートさせた。福島医大や医師の処遇改善などによる医師の確保などを進め、4月から南会津病院の整形外科の2人常勤医の態勢も復活しているなど成果は現れ始めている。
入院の診療報酬に新基準・08年度改定、厚労省方針
日本経済新聞 2007年7月21日
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070721AT3S1301Z20072007.html
厚生労働省は、患者が入院した場合に病院に支払う診療報酬を見直す方針だ。現在は看護師が多ければ診療報酬も高くなる仕組みだが、患者の看護の必要度に応じた数値基準を新たに導入。看護の必要がないのに多くの看護師を抱えている場合には診療報酬を引き下げる。2008年度の診療報酬改定で実施する考え。
現行制度の入院基本料(一般病棟)は、看護師数を基準に原則4段階に分かれている。看護師1人あたりの患者が15人の場合は1日当たり9540円だが、患者7人なら1万5550円に増える。患者の病状にかかわらず看護師を増やし高い診療報酬を得ようとする病院が急増。医療費増や地方や中小の病院での看護師不足につながっていた。
医師がヘリで通勤 過疎地に期待 留萌、天売・焼尻間で体験搭乗
北海道新聞 2007/07/21
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/life/39007.html
【留萌】過疎地や離島の病院などに登録医師をヘリコプターで送り届けるサービスを行う「日本ヘリ共同運用機構」(東京都、長隆(おさたかし)社長)は二十日、留萌市立病院から二人の医師を乗せ、天売、焼尻両島を往復する試験飛行を行った。
同社のサービスは、患者も輸送する「ドクターヘリ」とは違い、医者の通勤手段としてヘリを使う。 医師専門の人材派遣会社などを通じて登録した医師を当直医などとして派遣する。 この日は、留萌市から約六十キロ離れた両島まで時速約二百キロで巡回、一時間ほどで往復。体験搭乗した医師に、乗り心地や便利さを実感してもらった。
総務省の自治体病院経営改善推進研究会座長も務めていた長社長は「首都圏ではアルバイト希望の医師があふれている。アクセスさえしっかりすれば、地域医療の解決策はいくらでもある」と語っていた。
豊橋市民病院の決算に計算ミス
東海日日新聞 2007年7月20日
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=19794&categoryid=1
豊橋市民病院の06年度事業決算で、業務状況説明書や広報とよはしで公表した数値が誤っていたことが分かり20日、訂正した。老人保健法の一部改正に伴う、保険調定システムのプログラム変更作業を実施した際に、老人保険とは関係ない乳幼児医療や障害者医療分まで誤って適用してしまい、収入金額を2億3000万円ほど少なく見積もってしまった。これにより、赤字額約8億1000万円が5億8000万円に減った。
プログラム変更のミスは、2カ月遅れて入金される社会保険や国民健康保険の診療報酬額によって分かった。予定した額より2億3000万円も多く振り込まれてきたため、決算数値を総点検し直し、ミスの個所を発見した。収入額を過少に見積もった額分増額し、貸借対照表、損益計算書の数値を連動して改める。地方公営企業法で定められた決算整理期間は2カ月であるが、その後の決算修正についても決算議会前であれば可能であり、06年度決算数値を修正することにした。広報8月1日号に訂正記事を掲載する。
八戸市の定期預金差し押さえ 医療過誤めぐる民事訴訟
河北新報 2007年7月21日
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/07/20070721t23029.htm
青森県八戸市立市民病院での医療過誤訴訟で、一、二審とも敗訴した市の定期預金約4500万円が20日までに、青森地裁八戸支部に差し押さえられた。大慌ての市は「市政の運営に影響する可能性がある」と、差し押さえ停止の申し立てを検討している。八戸市の農業男性(63)が、市民病院で受けた左脚の傷の縫合手術で脚を切断せざるを得なくなったとして、2002年5月、市に総額約7000万円の損害賠償を求める訴えを起こした。
地裁八戸支部は06年10月、市に約330万円を支払うよう命じる判決を言い渡し、仙台高裁は今年3月、一審判決を変更、約3200万円の支払いを市に命じた。市は最高裁に上告し、現在も係争中。これまで和解をめぐる綱引きがあったが、市は「過失はない」として拒否。原告側が早期解決を目指し、和解のテーブルにつかせるために、高裁判決に遅延損害金を加えた約4500万円の差し押さえに踏み切り、同支部に申し立てた。原告代理人によると、控訴審判決から最高裁判決が出るまでの間、強制執行停止の決定を受けるのが通例という。だが、八戸市は「最高裁判決には時間がかからない。大丈夫だろう」と油断。決定を受けていなかった。
藤沢市民病院:低血糖に気づくのが遅れる 神奈川
毎日新聞 2007年7月20日
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20070721k0000m040119000c.html
神奈川県の藤沢市民病院(同市藤沢2)は20日、農薬を誤飲して入院中の男性(77)が低血糖になったことに気づくのが遅れる医療事故があったと発表した。男性は意識不明の状態。城戸泰洋院長は測定器の不具合や検査結果の報告システムの不備など「複合要因による事故」と説明している。
同病院によると、男性は5月23日に農薬を薄めた液体を誤飲し、24日入院した。25日夜に意識不明となり、有機リン中毒の解毒剤と栄養剤の点滴を受け始めた。毎朝の血液の抜き取り検査で27日から低血糖になっていたことが28日になって判明した。検査室からの報告に担当者が気づかなかった。ただ、指の先に針を刺す血糖値測定器「アントセンス2」では低血糖が確認されなかった。
アントセンス2は血液中の化学反応を測定し血糖値を表示する。解毒剤(プラリドキシムヨウ化メチル)が別の化学反応を引き起こし、高い値を示したとみられる。製造元の堀場製作所(京都市)は今月4日付で注意を呼びかける文書を医療機関に出した。
大人も感染 『百日咳』
中日新聞 2007年7月20日
http://www.chunichi.co.jp/article/living/health/CK2007072002034103.html
飲酒運転の半数「アルコール依存症」…調査で相関関係判明
読売新聞 2007年7月20日
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070720it07.htm
【討論】格差是正
2007年7月20日 読売新聞
http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_07072029-2.cfm
アフリカ:妊産婦の健康のパートナーとして男性の意識啓発
JanJan 2007年7月20日
http://www.news.janjan.jp/world/0707/0707199349/1.php
デング熱、東南アジアで大流行 夏休み旅行者に注意喚起
朝日新聞 2007年07月20日
http://www.asahi.com/health/news/TKY200707200527.html
東南アジアで蚊が媒介するデング熱の感染が広がっている。インドネシアでは死者が1000人を超えるなど、大流行した98年や01年を上回る大規模な流行の恐れも指摘される。アジア方面への旅行者が増える夏休みシーズンを前に、日本外務省は注意を呼びかけている。
世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局(マニラ)の葛西健・感染症統括官によると、流行が目立つのはカンボジア、タイ、インドネシア、シンガポール、フィリピンなど。原因の一つは気温が高いため、媒介するヒトスジシマカなどの活動が活発なことだ。
カンボジアの死者は上半期だけで昨年1年間を上回った。保健省によると、首都プノンペンやその周辺での患者や死者が目立つ。「建設ラッシュで水たまりができやすい工事現場が多く、蚊が繁殖しやすい」という。
死者1000人を超えたインドネシアは過去最悪だった05年の1298人を上回るのは確実とされる。ジャカルタ特別州で流行が目立ち、州政府は4月に非常事態を宣言。7月に解除したが、今回を機に空き缶や古タイヤの処分などを怠った家主らに罰金や禁固刑を科す条例制定に乗り出した。
タイでも患者が昨年同期比38%増。保健省によると、患者の約3分の1がテロ事件が相次ぐ南部に集中。「政情不安で奥地まで指導や対策が行き届かず患者数を押し上げている」(同省関係者)
葛西統括官は
(1)虫よけスプレーの使用や長袖の着用で蚊に刺されないようにする
(2)十分な休養と栄養で抵抗力をつけるよう注意を促している。
◇
〈デング熱〉 熱帯や亜熱帯に生息するヒトスジシマカなどがデングウイルスを媒介して感染する。蚊に刺されて1週間前後、人によっては2週間ほどの潜伏期間後に発熱。頭痛、関節痛、腹痛などが続く。通常1週間ほどで回復するが、重症の「デング出血熱」の場合は死ぬこともある。WHO西太平洋事務局によると、管内(インドネシア、タイは含まない)の感染者は平年並みだった99年、00年は4万人台だったが、大流行した98年は約35万人、01年は約13万人にもなった。
日医ニュース 平成19年7月20日号
http://www.med.or.jp/nichinews/index.html
■地域医療における自殺予防研修会/自殺予防には医療の積極的活用を
http://www.med.or.jp/nichinews/n190720a.html
■石井常任理事/ハーバード大学武見プログラム訪問およびアメリカ医師会年次総会出席
http://www.med.or.jp/nichinews/n190720b.html
■日医定例記者会見/7月4日/「看護職員の需給に関する調査─2007年5月調査─」の結果を公表
http://www.med.or.jp/nichinews/n190720c.html
■日医定例記者会見/7月4日/ドクターヘリ法案の成立を高く評価
http://www.med.or.jp/nichinews/n190720d.html
■日医定例記者会見/7月4日/今後の社会保障費のあり方に関する日医の見解を公表
http://www.med.or.jp/nichinews/n190720e.html
■日医定例記者会見/7月4日/健保連の提言に対し日医の見解示す
http://www.med.or.jp/nichinews/n190720f.html
■視点/医療・介護における地域貢献
http://www.med.or.jp/nichinews/n190720g.html
■第39回産業医学講習会/高まる産業医の必要性
http://www.med.or.jp/nichinews/n190720h.html
■海外からも注目される医師年金
http://www.med.or.jp/nichinews/n190720i.html
■大学病院の医療に関する懇談会(6/28)/質の高い教育・医療のためには医療費財源
確保が必要
http://www.med.or.jp/nichinews/n190720j.html
■中医協(6月27日)/次期薬価改定に向けて本格議論が開始
http://www.med.or.jp/nichinews/n190720k.html
■プリズム/同意書症候群
http://www.med.or.jp/nichinews/n190720l.html
■特定健診・特定保健指導(4)/第三者評価機構
http://www.med.or.jp/nichinews/n190720m.html
■女性医師バンクから
http://www.med.or.jp/nichinews/n190720n.html
■第3回日医総研地域セミナー/─診療所・病院の建設費削減等をテーマに開催─
http://www.med.or.jp/nichinews/n190720o.html
■勤務医のページ/子どもを産む女性医師は昇進できない!は,平等か?
http://www.med.or.jp/nichinews/n190720p.html
■私もひとこと/滋賀県医師会長 浅野定弘
http://www.med.or.jp/nichinews/n190720q.html
■勤務医のひろば/自衛隊医官の現状
http://www.med.or.jp/nichinews/n190720r.html
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