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(投稿:by 僻地の産科医)
月曜日です(>▽<)!!!!
日常が戻ってきましたね!おはようございます。
では本日の医療ニュースです..。*♡
可能なかぎり拠点病院同行へ
NHK 2008年1月4日
http://www.nhk.or.jp/news/k10013345481000.html
妊娠中の女性が救急搬送される際、医師不足などを理由に病院に受け入れを断られるケースが相次いだことを受けて、東京・江戸川区などの3つの医師会は、産婦人科の開業医の取り扱った患者が救急搬送される拠点病院に、開業医みずからも可能なかぎり同行して手術を手伝うことなどを申し合わせました。
去年10月に、東京の妊娠中の女性が8つの病院に受け入れを断られたあとに死亡した問題では、女性のかかりつけだった診療所が最初に受け入れを打診した都立墨東病院が、当直の産科医不足から受け入れを断っていました。この問題を受けて墨田区と江東区それに江戸川区の3つの医師会は、産婦人科の開業医が取り扱った患者が、産科医不足を理由に拠点病院に受け入れを断られるのを防ぐため、開業医みずからが複数のお産を抱えている場合などを除いて可能なかぎり搬送先に同行し、手術を手伝うことなどを申し合わせました。拠点病院の態勢を一時的に補うとともに、症状を直接伝えられるといった利点がありますが、実際に同行するかどうかは、いっしょに手術をすることに支障がないかどうかなどを病院側と協議して慎重に判断するとしています。江戸川区医師会の鈴木国興産婦人科医会長は「お産の安全を守るためにも医師の同行は望ましいと考えている。実例を踏まえながら検討を重ねていきたい」と話しています。
十和田病院で麻酔科常勤医不在に
東奥日報 2009年1月3日
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090103083904.asp
十和田市立中央病院(蘆野吉和院長)で四月から、麻酔科常勤医が不在になることがほぼ確実となった。現在の常勤医一人が転出し、その補充の目途が立っていない。病院側は四月以降、非常勤医による二人態勢を取るが、夜間や休日のカバー態勢が固まっていない。病院側は今後、救急や緊急手術に影響が出ないように対応策を本格的に検討する。
邑智病院で診療手当アップ
中国新聞 2009年1月3日
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901030028.html
医師の離職防止に向けた待遇改善策として、公立邑智病院(島根県邑南町中野)は来年1月から診療手当を最大で50%引き上げる。
大田市立病院など県内の公立病院で医師確保策として手当引き上げが相次ぐ中、水準を合わせる狙い。入院患者の受け持ち数や手術件数に応じた診療手当の上限を、現行より10万円増の月額30万円に改め、歩合給の比率を高める。
働く:第1部 逆風の中で/1 産婦人科医 /広島
毎日新聞 2009年1月4日
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20090104ddlk34040180000c.html
急激に悪化した経済状況の中、労働環境は逆風の中にある。解雇、低賃金、長時間労働、人手不足、経営難……。厳しい環境の中で人々は今、何のために働くのか。さまざまな「働く現場」をルポすると同時に、人々が生きる姿を通して「働く」意味を考えたい。
◇出産・子育て、悩む女医
「元気に育ってますよ」。妊婦の腹にエコーを当てると、画面に赤ちゃんの成長が映し出される。「ほっとしました」。妊婦が柔らかな表情で答える。広島大学病院(南区)の産科婦人科で働く中前里香子さん(35)=中区=の表情もほころぶ。産科婦人科は女性医が多く、医師不足が深刻だ。
中前さんは、07年6月に長女を出産し、1年間の産休・育休を取得。現在は、外来・入院患者を診察すると同時に、新生児脳障害の研究に取り組む。県内の病院で勤務していた04年、整形外科医の夫と結婚。当初から仕事を続けようと考え、06年に広大病院に移って以降も旧姓の「島筒」で働く。今は子育てと仕事の両立に悩む。
出産前は当直勤務があった。深夜、仮眠中に入院患者の胎盤はく離が。赤ちゃんの心拍数が低下した。緊急手術だ。中前さんが帝王切開し、赤ちゃんを取り出した。「夜の緊急手術はよくあります」
復帰後は当直免除だが、午前1時まで東区の実家に子どもを預けて働いたこともある。腹痛を訴える急患が来院、午後9時に緊急手術が決まった。手術が終わると、日付けが変わった。一息つく間もなく、携帯電話で「もう寝ついた?」。子どもを迎えに走った。病院は実家の近く。「自分はまだ恵まれている」と思う。高齢出産や低体重児など医療高度化が、訴訟リスクを高めた側面もあり、現場に無言の圧力を加える。近年、医師の国家試験合格者の3割が女性だ。小児科や産婦人科だと、20~30代前半の約半分を占める。県医師会によると、出産を機に女性医師の半数が辞職や休職、パートなど勤務形態を変える。医師不足で産休は取りにくく、退職する人も多いという悪循環。全国の産科救急病院で患者を十分に受け入れることができない原因の一つが、女性医師の早期退職。一方で、患者すべてが女性ということもあり、女性産婦人科医は患者に好評だ。
「先生の名前を付けていいですか」。妊婦検診から出産まで担当した患者の一言が忘れられない。中前さんの職場は“いのち”の現場だ。生命の誕生に立ち会い、患者と喜びと苦しみを共有する。死にも立ち会った。障害を持って生まれた赤ちゃん、がんを患った女性……。
「新しいことを知ったり、目標とする先輩に近づいていく。それがやりがい」。自分の成長が分かるのが働く喜びだ。
気持ちがへこんだ時、携帯電話の待ち受け画面を見る。長女がほほ笑む。保育園に迎えに行けば、待ちきれずに走って抱きついてくる。その姿で、仕事のストレスはすべて癒やされる。
◇データ
県によると、県内の産科・産婦人科医で1カ月の当直回数が10日以上が34・1%だった(06年)。県内の産科・産婦人科医は229人(06年)で、98年の279人に比べて約2割減少。県内4市6町では、分娩ができる病院がない。県内の女性医師数は990人(06年)で全体の約15%。育児休業制度や短時間勤務、院内保育所の整備などの支援策はあるが、現実は制度はあっても利用しにくいという。
初の医師全国労組 今春結成 待遇改善など訴え
東京新聞 2009年1月4日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009010402000058.html
医師による全国統一の労働組合「ドクター・ユニオン」が今春結成されることが三日、分かった。医師が加わる全国規模の労組としては、看護師や介護従事者ら幅広い職域の人たちで構成する日本医療労働組合連合会などがあるが、医師だけでつくる全国規模の労組は初の試み。「ユニオン」は、医療の質向上に取り組む団体「全国医師連盟」が、中心となって発足の準備を進めている。結成後は主に、勤務医の待遇改善や、医療事故で訴訟を起こされた医師の支援などに取り組む。同連盟は、医療の現状に危機感を持った一線の医師約八百人が参加して、昨年六月に発足。最大の医師団体である日本医師会や、学会団体とは別に、医療再生に向けた提言などを行っている。全国規模の労組をつくる構想は、現場の医師が労働者の立場で横断的に情報を共有し、雇用者側と交渉する必要性を感じたことから浮上。選手の地位向上を目指して労組化した日本プロ野球選手会などを参考に、具体的な組織や活動内容の検討を進めている。
発足時の参加者は、同連盟所属の勤務医が中心になる見通し。無党派の組織にする方針。勤務状態が厳しく、訴訟リスクも高い外科、産婦人科、小児科などの医師の待遇改善や、都市と地方の医師の偏在の解消などについても取り組む。
現役の内科勤務医で連盟の黒川衛代表は「勤務医は疲弊し、日本の医療は持てる力を発揮できない。労働問題に無頓着だった勤務医自身も反省しなければいけない。既存の労組から独立し、国や県などの雇用者を相手にしていきたい」と話している。
沖縄と外科医相互派遣 福島県立医大
河北新報 2009年1月4日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090104t73024.htm
福島県立医大(福島市)は4月から、沖縄県浦添市の浦添総合病院と外科医の相互派遣を始める。医大は先進医療を学ぶ研修医を受け入れる一方、経験豊かな外科医に沖縄の市中病院での臨床を経験させる。大学の医師派遣は、地元の系列病院を相手にするのが通例で、系列の枠組みと、これだけの距離を超えた交流はあまり例がない。関係者は「交ざり合うことでお互いの刺激にしたい。いわばチャンプループロジェクトだ」と期待している。民間の浦添総合病院は、複数の病院が連携して行う医師研修プロジェクトで全国から注目される「群星(むりぶし)沖縄」の中核的な存在。井上徹英院長と医大第2外科講座の教授でもある竹之下誠一医大病院長が知り合いだった縁で実現することになった。
まず、浦添総合病院から4月に外科医志望の後期研修医1人が医大に派遣される。外科領域の先進的な研究に携わるだけでなく、同大大学院でも学ぶ。医大からは第2外科講座の医師を2人程度、浦添に派遣し、さまざまな症例がある現場を体験させる。派遣期間は特に限定しない。浦添総合病院の井上院長は「大病院の支配関係による医師派遣が多い中では異例だと思う。対等な関係でお互いを高め合う試みにしたい」と話している。
医大の竹之下院長も「医大にやってくる研修医には臨床だけでなく大学院での論文執筆もできる環境を提供したい。浦添に行く医師には豊富な症例に接してほしい」と期待を語っている。
ある医師の苦悩
琉球新報 2009年1月4日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-139565-storytopic-14.html
「管理職をしていた最後の3年間は医療過誤の裁判に追われ、裁判所までよく足を運んだ。裁判所に向かう道は今でも忘れない」。県立病院を定年退職したある医師は振り返る。当時、医療過誤の訴えが複数あり、管理職だった医師は対応に追われた。退職後は医療行為から身を引いた。「医者としての良心と部下を思う気持ちの間で悩み、医療が恐ろしくなってしまった」。現在は「畑作業が何よりも楽しみ」と笑った。
医師の話を聞いて感じたのが医療の「不確実性」だ。病気を告知された患者は不安を抱え、病院に行けば必ず良くなると期待する。しかし、医師にとっては同じ疾患でも患者によって治療効果は異なり、完ぺきはあり得ないと考えるだろう。双方の間にある深い溝が患者の疑心を生み、医師を萎縮(いしゅく)させる。しかし信頼関係があれば溝は少しずつ埋まるのではないか。そのためには医師の過重労働を解消し、患者としっかり向き合える病院であることが大切だ。
中部病院の医師の働き方を取材したとき、ある外科医の「県行政はわれわれの働きを正当に評価してほしい」と訴えた言葉が印象に残った。多額の累積赤字を抱える県立病院の再建論議が大詰めを迎えているが、医師や看護師らの働きを評価した上で、働きやすい職場にする視点が欠けている。医療スタッフが生き生きと働く病院なら、患者にとっても満足度が高く、健全な経営にもつながる。
救急搬送 1分半短縮 飯塚地区消防組合 事故防止、患者負担軽減も 信号機制御システム 効果あり
西日本新聞 2009年1月4日
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/68948
医療過疎:/1 へき地診療所 /群馬
毎日新聞 2009年1月4日
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090104ddlk10040035000c.html
医師修学資金貸与生を募集 来年度から/鹿県
南日本新聞 2009年1月4日
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=14543
【特集/地域医療2】「上手な医療のかかり方」~小林推進役に聞く
須坂新聞 2009年1月3日
http://www.suzaka.ne.jp/news/index.php?subaction=showfull&id=1230933600&archive=&start_from=&ucat=4
私の一票、この政策に 通常国会控え有権者の「要望」
神戸新聞 2009年1月3日
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001639009.shtml
うつぶせ寝放置、乳児死亡を寝屋川署捜査 両親とは和解
朝日新聞 2009年1月4日
(1)http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200901030046.html
(2)http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200901030046_01.html
大阪府寝屋川市の無認可保育所「くるみ保育園」で07年末、生後5カ月の男児がうつぶせ寝の状態で脳死状態になり、昨年9月に死亡していたことがわかった。両親側が同園に約6400万円の賠償を求めた訴訟を大阪地裁に起こし、園側は事故の責任を認めて謝罪、5979万円を支払う内容で和解した。寝屋川署は業務上過失致死の疑いもあるとみて捜査している。
寝屋川市の両親の訴えによると、07年12月、母親(25)が男児を同園に初めて預けた。保育士の資格がある女性園長は所用で園を離れ、保育士資格のない女性職員2人が世話をした。しばらくして、2人は男児がうつぶせで寝ているのに気づいたが、仰向けにせず放置。約1時間後、男児は呼吸が止まった。男児は病院へ搬送されたが、心不全や虚血性脳血管障害などになって脳死状態に陥り、病状が回復しないまま翌08年9月に死亡した。行政解剖した医師は死因について「窒息の疑い」「低酸素性脳症」との所見を示した。
死亡前の同5月に提訴した両親側は訴訟で、保育士の無資格者だけで世話をした▽うつぶせ寝を仰向けにしなかった――ことは、いずれも国が02年に改定した無認可保育所の「指導監督基準」に反して違法だと主張。一方、園側は保育の状況を争わず、死因については窒息ではなく、元気な赤ちゃんが睡眠中に急死する「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の疑いがあると反論した。 両親側が早期解決を望み、和解は08年11月に成立。和解条項は死因を特定していないが、園長と職員2人は事故の責任を認め、謝罪する▽和解金のうち1千万円は職員2人が支払い義務を負う――とした。
両親側の代理人弁護士は「園側は結果責任を認めたにとどまる。死亡との因果関係や刑事責任の所在は捜査に解明を委ねたい」、園長は「和解したので何も言えない。亡くなった男児のためにも、いま預かっている子どもたちを精いっぱい保育している」と話している。
乳幼児がうつぶせ寝で死亡する事故をめぐっては、死因が窒息かSIDSかで遺族側と施設側が対立し、裁判になるケースが後を絶たない。このため、厚生労働省の研究班は05年、SIDSの統一診断指針をまとめ、死因を解剖で特定するなど窒息死との区別を厳格にしている。
少子化対策に「声なき声」を
MSN産経ニュース 2009年1月4日
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/090104/sty0901040234001-n1.htm
糖尿病:献血で検査 3月中旬から日赤が無料実施
毎日新聞 2009年1月4日
http://mainichi.jp/select/science/news/20090104ddm041040056000c.html
深まる子世代の苦悩
毎日新聞 2009年1月3日
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090103ddm013040104000c.html
セックスレス夫婦4割弱=目立つ「仕事疲れ」-厚労省研究班
時事通信 2009年1月3日
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009010300184
10代-40代夫婦の4割近くが、1カ月以上性交渉のないことが、性の意識や行動に関する厚生労働省研究班の調査で分かった。理由は「仕事疲れ」が男性のトップ、女性でも3番目で、調査を担当した日本家族計画協会の北村邦夫常務理事は「少子化対策を考える上で、ワークライフバランス(仕事と生活の調和)が重要」としている。
調査は昨年9月、16-49歳の男女3000人を無作為に抽出し調査票を直接配布、1468人から回答を得た。
既婚者で1カ月間性交渉のない人は36.5%で、前回2年前の調査より1.9ポイント増加。2001年の28.0%から増加が続いている。
理由は男性では「仕事で疲れている」が24.6%と多く、「出産後何となく」(13.6%)「面倒くさい」(9.3%)と続いた。女性は「出産後何となく」(21.0%)「面倒くさい」(18.8%)「仕事で疲れている」(15.1%)の順だった。
東北大 角膜再生研究加速へ
読売新聞 2009年1月4日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20090104-OYT8T00070.htm
子ども相談室:4歳女児、ぜんそくが良くならない=小児科医・藤田光江
毎日新聞 2009年1月4日
http://mainichi.jp/life/edu/child/news/20090104ddm013070025000c.html
「2020年経済成長率2.7%…2026年には超高齢社会へ」/韓国
中央日報 2009年1月4日
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=109543&servcode=300§code=300
ウガンダ人女性がカナダ上空で生んだ赤ちゃんに国籍取得権、米報道
AFPBB News 2009年1月2日
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2553990/3647778
フランスの独身法相が女児出産 父親は明かさず
47NEWS 2009年1月3日
http://www.47news.jp/CN/200901/CN2009010301000110.html
抗生物質の予防的投与は集中治療中の死亡率低下に有効、研究成果
AFPBB News 2009年1月3日
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2553986/3647428
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