(関連目次)→新型インフルエンザについても集めてみましたo(^-^)o
(投稿:by 僻地の産科医)
豚インフルエンザ 基礎疾患のない30代女性が重症に→8/19から新学期の始まった札幌の小学校で新型インフルエンザの集団感染
天漢日乗 2009-08-21
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2009/08/30-86dd.html
新型インフル「全国的に流行入り」 厚労省
日本経済新聞 2009年8月21日
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090821AT1G2103521082009.html
国立感染症研究所は21日、10~16日の1週間で新たにインフルエンザに感染して医療機関を受診した患者数が全国で約11万人に達したとする推計を発表した。大半が新型とみられる。1医療機関当たりでは平均1.69人と流行期レベル(1.00人)を超えた。これを受け厚生労働省は「全国的に流行入りした」と発表。8月に流行期に入るのは観測を始めた1980年代以降で初めて。定点観測している全国約5千の医療機関を受診した患者数は合計7750人。前週(3~9日)は4630人(1医療機関当たり0.99人)で推計患者数は約6万人だったため約2倍に増えた。
季節性インフルエンザの流行期入りは通常は年末から冬休み明け。大流行した2005年は1月中旬に流行期に入り、ピークを迎えた2月下旬から3月上旬には1医療機関当たりの患者数が平均50.07人に達した。
新型インフル、メタボも死亡リスク高まる恐れ 仏研究所
朝日新聞 2009年8月21日
http://www.asahi.com/national/update/0821/TKY200908210356.html
新型インフルエンザで死亡した27カ国の574人を分析した結果、妊娠とメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)は死亡するリスクを高める恐れが確認された。仏公衆衛生研究所のチームが20日付の欧州科学誌ユーロサーベイランス電子版に発表した。
世界保健機関(WHO)や各国保健省などが公式発表した、新型インフルによる死者は7月16日段階で684人。そのうち患者情報がある574人を分析した。もとの健康状態がわかる死者241人の9割で持病があった。持病の比率を年齢別にみると、0~9歳は7割、20~29歳は8割にとどまった。持病でもっとも多いのが、肥満や糖尿病を含めたメタボだった。季節性インフルや過去のパンデミック(世界的大流行)の経験では、メタボはリスクとはされていなかった。
60歳以上の持病では心臓や呼吸器疾患が多く、これだけで持病の6割を占めた。
妊婦は、死亡した20~39歳の女性の3割を占め、季節性インフル同様、妊婦は重症化する恐れが強いことも確認された。
死者の平均年齢は37歳で、51%は20~49歳。60歳以上の高齢者の比率は平均12%だが、国別ではカナダ(36%)や豪州(28%)のように高い国もあった。研究チームは「高齢者はひとたび感染すると重症化しやすい」と警告する。メキシコのデータでは、0~19歳の死亡率が0~1%、20~49歳では2~4%なのに対し、50歳以上では死亡率が6%だった。研究チームは、「メタボに多い肥満が治療効果を低めるのか、それとも糖尿病が病状を悪化させるのか、動物実験でみられるように肥満が免疫機能を落とすのか、まだ不明だ」としている。
新型インフルが全国流行 8月急増、推計11万人
デイリースポーツ 2009年8月21日
http://www.daily.co.jp/society/main/2009/08/21/0002258582.shtml
全国約5千の医療機関からのインフルエンザ患者報告数が、全国流行開始の指標である1施設当たり1・00人を大きく上回る1・69人になったことが21日、国立感染症研究所のまとめで判明、厚生労働省は「インフルエンザの流行シーズンに入った。はやっているのは新型」と発表した。16日までの1週間の患者は推計11万人に上る。
厚労省によると、8月のインフルエンザ流行期入りは、1987年の調査開始以来初めて。記者会見した中嶋建介感染症情報管理室長は「今後大きな流行が発生する可能性がある」とした上で「患者の急激な増加を避けるため、手洗い、うがい、他人にせきやくしゃみを浴びせない『せきエチケット』を徹底し、感染したと思ったら外出を自粛してほしい」と注意を呼び掛けた。
また、重いインフルエンザ脳症になる子どもの患者が増える恐れもあるとして、発熱やせきなどの症状に加え、呼び掛けに答えなかったり、意味不明な言動がみられたりした場合には、ただちに医療機関で受診するよう求めた。
学校の夏休みが終わる9月以降の感染拡大も警戒。地域の感染状況を把握し、臨時休校などの適切な対応を取るよう都道府県に通知する。
感染研のまとめによると、16日までの1週間に報告された患者は7750人で、1施設当たり1・69人。7月上旬に増加が始まり、8月に入っても毎週1・7倍前後のペースで急増した。推計患者は前週の約6万人から大幅に増えた。
1施設当たりの患者数が1・00人を超えたのは26都府県。中でも突出しているのは沖縄で29・60人。次いで奈良(2・96人)、滋賀(2・48人)、福島(2・45人)、東京、大阪(ともに2・14人)、茨城(2・11人)、高知(2・10人)、埼玉(1・91人)、長野(1・83人)の順。
感染研感染症情報センターの安井良則主任研究官は「全国にじわじわと広がっており、学校が再開したら流行に火が付く。行政や医療機関は、本格的な流行に備えた最後の準備を緊急に進める必要がある。基礎疾患のある人や妊婦など、ハイリスク者が受診できない事態は絶対に避けなければならない」と話した。
新型インフル、全国で流行入り=夏に異例の感染拡大-1週間で推計11万人
時事通信 2009年8月21日
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2009082100486
厚生労働省は21日、新型インフルエンザが全国的に流行入りしたと発表した。インフルエンザが夏に流行入りするのは調査を始めた1981年以降初めてで、今後さらに感染が広がる恐れがある。
国立感染症研究所によると、10日から16日までの1週間で、約11万人がインフルエンザに感染したと推計される。
この週に全国約5000カ所の医療機関から報告された感染者は7750人。1カ所当たりでは前週の0.99人から1.69人と増加し、流行入りと判断される1人を超えた。
同省は「大半の患者は軽症で済むが、持病のある人は一部重篤化する可能性がある」とし、持病のある人は早めに病院を受診するよう呼び掛けた。
季節性インフルエンザは例年11~12月に流行入りし、翌年1~2月に患者数が最大に達する。感染者は1シーズンで1000万人程度とみられており、ピーク時の1医療機関当たりの報告数(1週間)は少ない年で10人、多い年で50人程度となる。
今回の報告数は例年の冬のピーク時よりは少ないが、今後さらに増加するとみられている。今後の感染拡大に関し、同省は「大流行になるか小流行になるかは分からない」とした。
都道府県別では沖縄(29.60人)、奈良(2.96人)、滋賀(2.48人)、福島(2.45人)、東京(2.14人)、大阪(2.14人)、茨城(2.11人)、高知(2.10人)、埼玉(1.91人)、長野(1.83人)で感染が広がっている。
【政治】 麻生首相「金が無いのに結婚はしない方がいい」★8
1 :出世ウホφ ★:2009/08/24(月) 03:04:31 ID:???0
麻生太郎首相は23日夜、都内で行われた学生主催のイベントで、若年層の結婚について「金がないのに結婚はしない方がいい。稼ぎが全然なくて(結婚相手として)尊敬の対象になるかというと、なかなか難しい感じがする」と述べた。
「結婚資金が確保できない若者が多く、結婚の遅れが少子化につながっているのではないか」との学生の指摘に対する回答。
一定の生活力が必要との趣旨とみられるが、不況の影響で就職先がなかったりワーキングプア状態にある若者たちに対する配慮を欠いた発言との批判も呼びそうだ。
投稿情報: 名無し | 2009年8 月24日 (月) 09:28
いつもお疲れ様です。
妊婦さんからも、新型インフルエンザに関する質問がちらほら出ます。
でも、我々も詳しいことを知らないのですよね。悲しいことに。
このブログのまとめ、参考にしております。
僻地の産科医さんも、いつもお忙しいところをおしてのアップロード、ありがとうございます。
投稿情報: 桜井純一郎 | 2009年8 月25日 (火) 17:52