(関連目次)→新型インフルエンザについても集めてみましたo(^-^)o
(投稿:by 僻地の産科医)
しばらくみない間に、かなり死亡率が上がっていますね。アメリカでさえこの死亡率ですもの。
アルゼンチンの首都はすごいことになっているみたいです。
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ブエノスアイレスが非常事態宣言 新型インフル流行で
47NEWS 2009年7月1日
http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009070101000123.html
【リオデジャネイロ30日共同】南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレスのマクリ市長は6月30日、新型インフルエンザ流行に伴い、同市に保健・衛生面での「非常事態」を宣言、市民らに極力外出しないよう要請した。同市は関係各局と早急に対策を講じる方針。スペイン通信によると、同国の死者数は30人とメキシコ、米国に次いで3番目に多く、その大半が首都とブエノスアイレス州に集中している。
さて。
新型インフルエンザA(H1N1)の流行状況-更新11
国立感染症研究所 感染症情報センター 2009年6月26日
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/2009idsc/09idsc11.html
(抜粋)
WHOによると、2009年6月24日午前7時00分(世界標準時)現在、確定症例は世界109カ国から55,867例が報告されており、238例の死亡が報告されている(致死率:0.4%)。6月11日には、WHO事務総長のマーガレット・チャン氏によるパンデミックフェーズ6への引き上げの宣言がなされたが、この状況は、WHOに報告される症例数などが実際の世界の状況を部分的に示すものに過ぎないと考えられること、複数の国々においては、もはやヒト-ヒト感染のリンクを追うことが出来なくなっていること、さらなる感染伝播が不可避であること、などの理由による。これまでのところ、大多数の患者は軽症であり、治療を行わなくとも迅速かつ完全に回復しているものの、世界的には、今回のパンデミックは、比較的裕福な国々において「中等度の重症度(=moderate severity)」である、とWHOは表現している。25歳以下の若者に患者が集中していることや、幾つかの国において観察されている、30-50歳台を中心とした約2%の症例が急速進行性に予後の悪い肺炎を合併している状況は、季節性インフルエンザと大きく異なる特徴である。これらの3分の1から半分の患者は、以前は健康であった成人であり、注意を要する。さらにWHOは、新型インフルエンザが途上国において拡大した場合の状況についての警鐘を鳴らしている。
さらに、このような報告もありマス。
「タミフル」耐性新型インフルエンザウイルス、デンマークで出現、日本ではなかったか…
うろうろドクター 2009/6/30
http://blogs.yahoo.co.jp/taddy442000/29809941.html
突然変異の多くは、たまたま部位の変異であって、
薬剤を多く使うと変化するというわけではないそうです。
(2年前まではタミフル耐性株は弱いために、
すぐ死滅すると考えられていましたが、
去年のソ連株出現で、そうではないことが証明されました)
日本のグラフです。
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(by 国立感染症研究所)
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/epi2009/090629epi.html
むかし、国立感染症研究所に就職が決まって喜んでいた同級生を見たときに、(その機関って今どき役に立つ局面があるのかしら?)と内心思ったものでしたけれど、無知でごめんねごめんねごめんね。。。。
発見抑制策のもと、日本では感染者数がわからないわけで、それでも死亡者が出ていない。。のは、タミフルが効いているのか、日本のは軽いのか、日本人には重く出ないのか。。。それとも死者が闇から闇へと葬られているのか。。。どうなんでしょ?
投稿情報: お産はやめました。 | 2009年7 月 6日 (月) 18:39