(関連目次)→医療政策 目次 高齢者の医療について考える
(投稿:by 白熊もどき)
6月から、検診がスタートした。
新しい保険制度になり、検診の項目もだいぶ変わったのだが、
メタボ検診という言葉は目立つものの、
実は詳しい説明があったのは1週間前。
その説明でわからないことが出て、質問も色々な医師から出たのだが
まだ回答が自治体から帰ってきてない中で検診がスタートした。
やってるこちらもよくわからない。
当然、受ける人もよくわかっていないだろうと思う。
新しい検診になって、
血液検査の項目などが大幅に減った気がする。
検診の項目は保険の種類(国民保険か社会保険か)と、
何歳かによって自動的に決められてしまっている。
「これをやって欲しい」
「あれをやって欲しい」
という希望は通らない。
またある年齢以上だと生活習慣病を持っていると
検診自体受けれない。
希望通りのものが受けれないと、クレームを受けるのは
委託を受けて検診を行っている病院スタッフとなることが多い。
昨日は検診外来を行っていたが
「思いやりってもんがないのか」
「お前らは俺を死んだらいいと思ってるのか」etc.
数々の罵声を浴びた。
我々に決定権がないこと、全国的にこういうような方針であることを
説明したが、怒っている人で納得してくれた人はいなかった。
ある一人の人は胸倉をつかみかかってきた。
とりあえず謝っておいたが、そう言われてもねぇ。
昨日は滅茶苦茶ブルーな気持ちになった。
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