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(投稿:by 僻地の産科医)
割と「たらい回し」が消えて、「受け入れ拒否」になってきましたo(^-^)o ..。*♡
見出しつける係りの方々、
どうせ文字数一緒なんだから、
もう一歩「受け入れ不能」まで行ってみましょうよ!
さて、ガッタガタな地方医療ニュースをどうぞ(>▽<)!!!
【お知らせ】
今年(H20年)は医師調査の年ですo(^-^)o ..。*♡
隔年でとりおこなわれています。
。
医師・歯科医師・薬剤師の皆様に届出のお願い
http://www.mhlw.go.jp/topics/2008/11/tp1117-1.html
(ここからダウンロード)
「片手落ちになるか?」 個人として参加していること
NPO法人地域医療を育てる会 2008/12/15
http://hello.ap.teacup.com/sodateru/618.html
杏林大病院、搬送拒否「やむを得ない」と発表
MSN産経ニュース 2008年12月18日
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/081218/tky0812182052012-n1.htm
東京都内の妊婦が9月、計6病院から搬送を断られ、脳内出血で意識不明に陥った問題で、最初に搬送拒否した杏林大病院(三鷹市)は18日、「受け入れ不可能とした判断はやむを得なかった」とする調査結果を発表した。
調査結果は、最初に妊婦の搬送要請を受けた23日午前3時ごろ、同病院産科では医師が手術中だったうえ、脳外科医もくも膜下出血の急患に対応中で「診療可能な医師がいなかった」と指摘。さらに、産科病棟が満床で、受け入れ不可能とした判断は「妥当」と結論づけた。
負債総額3億8000万円! 産科・婦人科病院が民事再生法へ――宮城県
ケアマネジメント オンライン 2008年12月18日
http://www.caremanagement.jp/news+article.storyid+3298.htm
医療法人社団豊徳会の丸田病院は11月27日に、宮崎地方裁判所に民事再生手続きを行ったと発表した。負債総額は約3億8000万円。金融機関の貸し渋りなどにより、運転資金が回らなくなったという。12月2日には、地元の福祉会館で第1回の債権者説明会が開かれた。2回目以降の説明会は未定で、民事再生手続きの開始決定は来年になる見通し。
豊徳会では、「民事再生法適用後も、これまでどおり丸田病院の診療を滞りなく継続していく。これまでと変わりなく、丸田病院に入院・通院していただくことができますので、ご安心ください」としている。
分娩料アップ/知事、時期の見直し検討/宮崎
朝日新聞 2008年12月18日
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000812180001
三つの県立病院で来年1月1日から分娩(ぶん・べん)料を5万円値上げするための条例改正案が17日、県議会本会議で可決された。一方で、東国原英夫知事は報道陣の質問に答え、経済情勢の悪化や周知不足などを踏まえ、実施時期の見直しを検討する考えを明らかにした。
知事は、産科の新たな医療補償制度の開始に伴う改定であり、「県立病院だけ(価格を)維持すれば、分娩が集中しかねない」と値上げに理解を求める一方、「不況の時期に値上げするのはどうなのか。(実施を)ちょっと延ばすとか。現場と意見交換する」と説明した。制度上は3万円の値上げになる計算だが、県立病院はそこに2万円上乗せした形。県病院局は、県立病院の周産期母子医療センターの維持費などに充てる、としている。
この日の本会議では採決前の反対討論で、西村賢県議(愛みやざき)が「国の制度導入に際した便乗値上げと言われても仕方ない」と批判。県の重点施策に子育て支援がある点にも触れ、値上げ時期は、国が公的保険の出産一時金を4万円増額する来年10月まで見送るよう求めた。前屋敷恵美県議(共産)も子育て世代がさらされている厳しい雇用情勢を指摘し、反対意見を述べた。
県立日南病院:小児科存続へ、医師の派遣継続要請 宮崎大に県南4首長ら /宮崎
毎日新聞 2008年12月18日
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20081218ddlk45040713000c.html
県立日南病院(長田幸夫院長)の小児科医2人が09年3月までに、宮崎大医学部に引き揚げることを受け、日南市など県南の2市2町の首長らが17日、同大学を訪れ、派遣の継続を求める要望書を提出した。日南市の谷口義幸市長らは「日南病院は2市2町で唯一の入院治療ができる小児科。引き続き医師の派遣をお願いしたい」とする要望書を手渡した。
同大医学部小児科学分野の布井博幸教授は、陳情を受けた後、記者団の質問に対して、今年3月までの派遣予定をすでに1年間延長している経緯を語った上で、「(医師不足は)社会全体の問題で、大学だけに責任を押しつけられても困る。大学でも慢性的に小児科医が不足している」と理解を求めた。さらに「その時々に足りない場所に派遣するのではなく、医師を育成することも考えなくてはならない」と教育機関としての立場も訴えた。また、日南病院に通院する子供の保護者らで作る「こども・いのち・つなぐ会」は、小児科の存続を求める約1万800人分の署名を24日、東国原英夫知事に提出する。
館林厚生病院小児科医問題 群大、結論見送り
東京新聞 2008年12月18日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20081218/CK2008121802000095.html
県が『貸与制度』活用 小児科研修医5人緊急募集/群馬
東京新聞 2008年12月18日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20081218/CK2008121802000094.html
臨床研修 地方意見も聞き議論
NHK 2008年12月17日
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013076431000.html
臨床研修制度の見直しを進めている厚生労働省と文部科学省の合同の検討会は、研修医が都市部の病院に偏らないよう、研修医を受け入れる人数に地域ごとに上限を設けることができないか、今後地方の大学病院の関係者などの意見も聞きながら議論を進めることを確認しました。
臨床研修制度は、免許を取った医師に病院での研修を2年間義務づけるもので、研修場所を医師本人が選べることになっていることから、地方の大学病院は敬遠されがちで、研修医が不足し、医師不足の原因の1つにもなっていると指摘されています。これについて、17日に開かれた厚生労働省と文部科学省の合同の検討会の会合で、制度の見直しに向けた課題が話し合われました。その結果、▽研修医を受け入れる人数に、地域ごとに上限を設けることができないかや▽現在は内科で半年以上、外科と救急医療で3か月以上など、さまざまな診療科で研修を受けることになっているのを改め、2年目は希望する診療科で専門的な研修を受けられるようにできないかといった点を、今後議論していくことを確認しました。検討会では今後、地方の大学病院の関係者などの意見も聞きながら、議論を進めることにしています。
津和野共存病院:規模縮小の可能性も 医療法人の橘井堂、きょうから職員募集 /島根
毎日新聞 2008年12月18日
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20081218ddlk32040715000c.html
一部病棟休止へ JA石西
中国新聞 2008年12月18日
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812190026.html
自己破産申請したJA石西厚生連合会(島根県津和野町)が指定管理者として運営する津和野共存病院(同)が来月下旬にも一部病棟を休止することが18日、分かった。津和野町は「看護師不足による一時的な措置。同厚生連の破産申請とは直接関係ない」としている。
同病院には49床の療養型病棟と50床の一般病棟がある。町によると、2つの病棟は計30人の看護師が担当しているが、来月から1人が産休に入るため、夜勤ローテーションが維持できなくなったと休止の理由を説明している。病院側の計画では、来月22日をめどに療養型病棟に入院している33人を一般病棟や同厚生連が運営する老人保健施設せせらぎに移ってもらう。それ以降は、新たな看護師が確保できるまで療養型病棟を休止する。
医師確保、未だ見通し立たず~来年4月からの紋別市の一次救急体制
北海民友新聞 2008年12月18日
http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/081218_1.htm
阪南市立病院:改革プラン、市懇談会同意 /大阪
毎日新聞 2008年12月18日
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20081218ddlk27040412000c.html
医師不足などで経営状態が悪化している阪南市立病院について、市が設置した「経営改革懇談会」の第4回会合が17日、市役所であり、市の作成した改革プランに同意した。
同プランは、総務省から「公立病院特例債」を借りるために必要な手続き。それによると、単年度黒字を達成するには1日平均で全185床のうち、62%に当たる115床の利用が必要と試算。2011年に135床、13年に155床を達成すれば特例債を7年で償還できるとしている。市は約10億5000万円の特例債を申請しており、早ければ今月中にも結論が出るという。ただ、155床は95年を最後に上回ったことがないうえ、非常勤医師5人が辞表を提出するなど、病院の経営は先行き不透明。市立病院は昨年度、11億7000万円の赤字を計上、累積赤字は約23億円に上る。
公立の十病院が赤字 患者減少が経営圧迫
佐賀新聞 2008年12月18日
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=1134361&newsMode=article
14の黒字化目指す 辰野総合病院経営改革プラン素案
長野日報 2008年12月18日
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=12821
ケアミックス病院の3割が赤字-厚労省調査
キャリアブレイン 2008/12/17
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/19725.html
前橋赤十字病院:移転問題 「建て替え必要」知事に中間報告--検討審 /群馬
毎日新聞 2008年12月18日
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20081218ddlk10040285000c.html
袋井と掛川の市立病院統合構想:新病院建設の基本構想承認--2市の協議会 /静岡
毎日新聞 2008年12月18日
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20081218ddlk22010176000c.html
京都市立2病院:運営「法人化が最適」--審議会答申 /京都
毎日新聞 2008年12月18日
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20081218ddlk26040528000c.html
4月から健康センターのみ継続 社会保険浜松病院休診問題
中日新聞 2008年12月18日
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20081218/CK2008121802000207.html
道内市町村立病院、24事業で295億円の資金不足 全体の約7割が赤字/北海道
BNN 2008年12月18日
http://www.bnn-s.com/news/08/12/081218143203.html
高度救命救急センター:県、弘前大病院に設置要望書 /青森
毎日新聞 2008年12月18日
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20081218ddlk02040068000c.html
小児科で新規入院休止 大和市立病院/神奈川
タウンニュース 2008年12月18日
http://www.townnews.co.jp/020area_page/03_fri/01_yama/2008_4/12_19/yama_top2.html
県が熊大に寄付講座 協定を締結 地域医療体制を研究
西日本新聞 2008年12月18日
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/66270
07年度は全公立病院が赤字 患者減少響く/佐賀
佐賀新聞 2008年12月18日
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=1134361&newsMode=article
県と9市町が運営する公立病院の2007年度決算は、10病院すべて純損益で赤字だった。診療報酬の減額と患者の減少が重なり収益を減らした病院が多く、人件費の高さなども影響し、黒字転換の難しさを浮き彫りにしている。 各病院が総務省に報告した経営状況資料によると、県立病院が最も赤字額が大きく約1億9600万円。市町立では小城市民病院が約1億6600万円で、多久市立病院と佐賀市立富士大和温泉病院、町立太良病院も1億円を超えた。
06年4月に診療報酬が全体で3・16%のマイナス改定となった余波が07年度も続いた。本業の医療業務で得られる「医業収益」は10病院のうち6病院が前年度と比べて減収となっている。 患者の減少も影響した。前年度と比べ入院患者数は八病院、外来患者数は七病院で減っており“患者離れ”の傾向が見られる。県立病院では1日平均の入院患者数が前年度より10・7人少なく、同じく外来患者数は13・1人減。このため入院と外来収益は計約9800万円減となった。
病院経営の効率性を示す「医業収支比率」で、健全ラインの100%を超えたのは、人件費比率の低さで支出を抑制する有田共立病院(100・2%)だけ。最も悪かったのは、患者数の大幅な減少が響いた町立太良病院の80・6%で、100円のコストで約80円の収入だった計算になる。 支出面では、職員ほとんどが公務員で、年功序列型の給与体系のため人件費比率が高い。医業収益に対する職員給与費比率は、民間病院で50%前後が平均といわれているが、唐津市民病院きたはたなど五病院が60%台だった。有田共立病院は正規職員が少なく、臨時職員で補っているため、給与費が低く抑えられている。
各病院が経営改善に苦心する一方、大町町立病院は経常損益段階で約6万円の利益を出した。施設解体の特別支出があったため純損益では赤字となったが、14年ぶりの経常黒字。周辺になかった眼科を新設したのが要因で「ほかの診療科にも相乗効果が出た」(同病院事務長)。地域の医療ニーズを読み解くことが経営改善につながるというヒントを示している。
帝国DB 島根の石西厚生連が自己破産申請
日刊薬業 2008/12/18
帝国データバンクによると、医療・福祉施設運営の石西厚生農業協同組合連合会(島根県津和野町、青木和憲代表)は12日、松江地裁に自己破産を申請した。負債額は約8億600万円。厚生連の自己破産は初めて。医療・福祉施設の運営は津和野町などが設立した医療法人橘井堂が引き継ぐ予定。同連合会は1919年11月に農村地域の無医地区の解消と低廉な医療の提供を目的として全国に先駆けて設置された無限責任青原村信用購買販売利用組合診療所が前身で、50年11月に法人改組した。
島根県西部地区のJA厚生連として地域の医療・福祉事業を行い、津和野共存病院、介護老人保健施設などを運営。2004年3月期の売上高は約23億8200万円を計上していた。しかし、長年にわたって赤字体質が続いていたことに加え、国の医療費抑制政策や医師不足などから経営環境は厳しさを増し、08年3月期の売上高は約16億1600万円まで減少。約2億900万円の債務超過となっていた。
08年3月に施設を津和野町に売却し、同連合会が指定管理者として運営する公設民営方式に移行したが、8月以降職員の退職が相次ぎ、今後の運営の見通しが立たなくなったことから事業継続を断念した。
臨床研修、1年に短縮を提示 医師不足で厚労、文科両省
47NEWS 2008年12月18日
http://www.47news.jp/CN/200812/CN2008121801000394.html
臨床研修、後半1年は専門科で…医師不足対策
読売新聞 2008年12月18日
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20081218-OYT8T00243.htm
厚労省・臨床研修検討会 大学病院で減少の研修医、東北では増
Risfax【2008年12月18日】
厚生労働省は17日、臨床研修制度のあり方等に関する検討会に、都道府県別の研修医の在籍状況(03~08年度)を提出した。年度ごとに大学病院と臨床研修病院で、何人の研修医が在籍するかを示した。04年4月の医師の臨床研修義務化をきっかけに、大学病院の研修医が一気に臨床研修病院に流れていく状況が窺える。県別では、九州や中四国地方、都市部で研修医が減少している一方、医師不足とされる東北や北海道では逆に増加していた。特に、東北は6県のうち5県で研修医が増えていた。
新研修制度が導入される前の03年度と08年度を比較すると、大学病院の研修医は、5923人から3591人に減少。6年間で2300人以上も医師が大学病院から消えたことになり、大学病院の急激な医師不足を裏付けた。岐阜の大学病院では、63人から9人に、三重でも31人から7人に減っている。大学病院の研修医の減少は全国的なもので、東京で1368人から838人に、大阪で480人から245人に激減していた。
一方、臨床研修病院の研修医は、全体で2243人から4144人と大幅に増加した。石川で3人から27人に、鹿児島で5人から40人に増え、研修医が臨床研修病院に集中している。都市部でも、東京は339人から500人に増加し、大学病院から臨床研修病院に研修医が流れている状況が浮き彫りになった。
不人気の診療科目選ぶ? 医学生3分の2が「条件次第」
中日新聞 2008年12月18日
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008121802000069.html
医学生の3分の2が、医師不足に陥っている外科、産婦人科、小児科などの診療科目を条件次第で選択する意思を持っていることが17日、厚生労働省が有識者会議「臨床研修制度のあり方等に関する検討会」に報告した調査結果で分かった。
医学生の回答では、激務や訴訟リスクの高さから敬遠されがちな不人気科目を「選択するか」との問いに、66・6%が「条件が合えば選択したい」と答え「条件にかかわらず選択しない」の19・3%を大幅に上回った。
選択の意思を示した医学生のうち、具体的な条件(複数回答)を聞いたところ「給与・処遇が良い」が63・7%で最多。「十分な事前研修が受けられる」49・0%、「訴訟が少ない」42・4%と続き、勤務条件の改善を期待する声が強かった。都市と地方の医療格差の問題でも、71・0%が医師不足地域での勤務について「条件が合えば従事したい」と回答。条件として多かったのは給与・処遇、居住環境、子供の教育環境などだった。調査は10月、来春卒業する80大学の医学生7644人を対象に実施。5254人から回答を得た。
しつこく迫った「参照価格制」、消える
規制改革会議・第3次答申 保険者の直接審査は全面解禁を
Risfax【2008年12月18日】
政府の規制改革会議が、来週にもまとめる「規制改革推進のための第3次答申」の内容が明らかになった。「重点取組分野」に据えている医療分野では、保険者によるレセプト直接審査の障害となる、医療機関や薬局との「事前合意要件の撤廃」を強く要求した。薬価制度改革では、新薬開発のインセンティブに配慮しながらも、特許期間終了後の薬価のあり方を含め、後発品の使用促進策について総合的な検討を行うべきとした。07年12月の第2次答申には「参照価格制度」の導入検討を求めていたが、今回の答申では文中から消えた。答申は与党との調整を経て22日にまとめ、26日に答申を最大限尊重した閣議決定となる見通し。これを踏まえ、3月下旬に規制改革の3ヵ年計画を改定する。
規制改革会議は答申で、重要視する医療分野を最初に取り上げた。改めて、混合診療の解禁を主張したうえで、診療報酬の包括払い制の導入や情報公開の推進を通じて「質の医療」の実現を求めた。後発品の普及促進は「消費者コストの低減につながる」とし、厚生労働省に効果的な施策の実現を要求した。
個別施策の具体的提言のなかで、後発品の使用促進については、07年に作成した「アクションプログラム」を踏まえた環境整備を「推進すべき」と指摘。同時に、これまで実施してきた促進策の効果に関して早急な調査を行い、さらなる追加策を打つよう訴えた。また、10年度薬価改定でも、後発品の使用につながるような検討を要請。長期収載品と後発品の関係に対しては、保険償還価格が異なるために後発品が敬遠される可能性があることや、保険償還価格を同一とすることで、後発品需要を喚起する根本策になるといった指摘もある現状を両論併記した。「保険償還価格を同一とする」ことは、参照価格制度を示唆しているものの、第2次答申のように明文化することは避けた。さらに、10月から一部の健康保険組合で始まった調剤レセプトの直接審査を紹介し、すべての保険者が直接審査できるよう医療機関などとの事前合意要件の撤廃も求めた。入院医療費の効率化のため、1日あたりの包括払いであるDPCでなく、1入院あたりとするDRG―PPSの拡大を検討すべきとした。
79歳女性はねられ心肺停止、6病院拒否3時間後死亡/福島
読売新聞 2008年12月18日
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20081218-OYT8T00510.htm
福島県矢祭町の国道で17日夕、同町関岡、無職高沢ソメさん(79)が軽トラックにはねられ、救急搬送されたが、6病院に計7回受け入れを拒否され、約3時間後に死亡が確認された。
白河地方広域市町村圏消防本部によると、同日午後6時22分に119番があり、救急車が出動。5分後に消防署が現場近くの病院に受け入れを打診したが、「手術中」として断られた。周辺の市町や茨城県大子町の病院にも連絡したが、「手術中」「急患対応中」などと拒否された。最終的に事故現場から約50キロ離れた福島県須賀川市の公立岩瀬病院に搬送されたが、午後9時10分、死亡が確認された。高沢さんは、事故で全身を強く打っており、救急隊が到着した時には心肺停止状態だったといい、救急車内で応急処置をしながら搬送した。
最初に打診された塙厚生病院(福島県塙町)は「当時は外科医3人で重篤患者の手術をしており、受け入れても治療ができない状態だった」としている。
6病院で受け入れ拒否/矢祭町交通死亡事故
福島放送 2008年12月18日
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200812180
事故女性死亡、6病院が受け入れ拒否
TBS News 2008年12月18日
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4020516.html
17日夜、福島県で79歳の女性が軽ワゴン車にはねられ死亡しました。救急隊の要請に対して、6つの病院が延べ7回にわたり受け入れを断っていたことがわかりました。事故があったのは福島県矢祭町の国道で、17日午後6時20分頃、道路を歩いていた町内に住む高澤ソメさん(79)が軽ワゴン車にはねられました。その後、駆けつけた救急隊が受け入れ先の病院を探しましたが、白河地方広域消防本部によりますと、福島県や茨城県の合わせて6つの病院が、延べ7回にわたって受け入れを断ったということです。
救急隊が到着したとき、高澤さんは既に心肺停止で、意識不明の状態でした。受け入れを2回にわたり断った塙厚生病院では、17日の当番医は泌尿器科の医師で、手術中ということもあり対応できなかったと話しています。
6病院拒否、事故女性死亡=救急車57キロ先に搬送-福島
時事通信 2008年12月18日
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008121800429
福島県矢祭町で交通事故に遭った女性が救急車で運ばれた際、6病院に受け入れを断られ、現場から約57キロ離れた須賀川市の公立病院に搬送後、死亡していたことが18日、明らかになった。いずれも救急指定病院だったが、別の救急患者に対応中といった理由で断られたという。
県警棚倉署と白河地方広域市町村圏消防本部によると、死亡したのは矢祭町の高沢ソメさん(79)。17日午後6時20分ごろ、会社員男性(60)が運転する軽自動車が歩行中の高沢さんをはねた。通行人から119番があり、救急車2台が出動。高沢さんは全身を強く打ち、既に心肺停止の状態だった。
同消防本部は、茨城県の病院を含め6カ所の救急指定病院に電話で計7回受け入れを要請したが、「別の救急患者に対応中」などを理由に受け入れを断られたという。
開業医2次救急の当直に笛吹市医師会 勤務医不足解消へ検討/山梨
読売新聞 2008年12月18日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20081218-OYT8T00073.htm
笛吹市医師会は、市内の2次救急病院の支援策として、開業医が勤務医に替わって夜間当直を担当する方向で検討に入った。医師不足などで勤務医が激務を強いられている現状を受け、地域診療を守るための取り組み。県医務課によると、実現すれば県内初で、長野県伊那市などで同様の事例があるが、全国でも先駆的という。
笛吹市医師会によると、現在、市内の開業医は、軽症患者を担当する1次救急への対応として、夜間でも診療所で診察する当番制度を導入している。しかし実際には多くの軽症患者が、市内に三つある2次救急病院(笛吹中央、石和共立、一宮温泉)を訪れているという。市の人口規模に比べて勤務医の数が少ないため、2次救急の輪番制が維持できず、月に数回、山梨市の病院の勤務医に当直を務めてもらうこともあるという。
危機的な状況を受け、今年夏頃から、笛吹市医師会の開業医らの間で「地域医療を守ろう」との機運が高まり、県の峡東保健所や笛吹・山梨両市の2次救急病院などが参加する検討会議で協議を進めてきた。峡東保健所によると、笛吹市内には35の診療所(歯科除く)があるという。導入する病院や、当直の時間帯などは今後詰めるが、病院を訪れる軽症患者が多い午後7~11時前後を検討している。また、事故があった場合の責任の所在や、どこが報酬を払うかなども今後、協議していく。
笛吹市医師会の許山(もとやま)厚会長は「若手医師を中心に意欲が高い。病院と協力して地域医療を支えていきたい」と話している。東山梨医師会内でも理事会で同様の意見が出ており、今後会員に提案するという。県医務課は「必要な情報を提供するなど応援したい」としている。
2次救急病院 救急医療体制の中で、入院や手術が必要な患者を担当する。1次救急病院は軽症患者を、3次救急は生命にかかわる患者を診る。近年、緊急性がないにもかかわらず、仕事がある平日昼間は通院せず、夜間や休日に2次救急病院を訪れる“コンビニ受診”が横行し、勤務医を圧迫している。
在宅療養:8割「退院無理な患者いる」--県保険医協会病院調査 /奈良
毎日新聞 2008年12月18日
http://mainichi.jp/area/nara/news/20081218ddlk29040664000c.html
【聞こえますか心の叫び 「児童精神科」を診る」】(下)
MSN産経ニュース 2008年12月18日
(1)http://sankei.jp.msn.com/life/education/081218/edc0812180816003-n1.htm
(2)http://sankei.jp.msn.com/life/education/081218/edc0812180816003-n2.htm
冬の突然死 暴飲暴食を避け規則正しい生活を
MSN産経ニュース 2008年12月18日
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/081218/wky0812180312007-n1.htm
小児の便秘は莫大な医療コストをもたらしている
日本経済新聞 2008年12月18日
http://health.nikkei.co.jp/hsn/hl.cfm?i=20081218hk001hk
感染性胃腸炎:患者数、警報基準値超える 予防対策徹底、県が呼び掛け /三重
毎日新聞 2008年12月18日
http://mainichi.jp/area/mie/news/20081218ddlk24040106000c.html
ジンバブエ:コレラに苦しめられるベイトブリッジ
国境なき医師団(MSF) 2008年12月18日
http://www.msf.or.jp/news/2008/12/1517.php
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