(関連目次)→政治に声を届けよう! 医師のモチベーションの問題
(投稿:by 僻地の産科医)
↓今までのまとめです。
麻生首相「医師は社会常識欠落」発言 言い逃げに謝り逃げ! 明日からペルーへ
わかってくださる人もいるんです(>▽<)!!!!
麻生総理の発言について
橋本岳のブログ 2008年11月20日
http://
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麻生発言について衆院総務委員会で質疑
橋本岳のブログ 2008年11月20日
http://ga9.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-4c2e.html
嬉しくなってしまいました(>▽<)!!!!
本当にマジメでいらっしゃって、
私たちの愚痴メールをちゃんと忙しいさなかに
ぼちぼち読んでくれているんですよね。
いいお友達づきあいをさせていただいていると思っております。
でぶちきれて国会質疑までしてくださったらしい。。。
貴重な国会質疑の時間を割いていただきましてありがとうございます!
>医療崩壊の原因を現場の医師のせいにしても全く問題の解決に繋がらない。行政の責任についての感覚も見受けられない。相互のコミュニケーションを大事にすべき中にも関わらず、いたずらに不信を招くだけだ。全く残念な発言。(ブログより)
ってお言葉がいいですよね~(>▽<)!!!!和みます。
本当にありがたいと思います!
ブログはこちらですo(^-^)o..。*♡
ブログの「衆議院TV」から聴いてくださいませ!
橋本岳議員の質疑内容
○議長
橋本岳君
○橋本議員
おはようございます。自由民主党の橋本岳でございます。
お時間頂きましてありがとうございます。
早速ですけれど質問に入りますが、今日人事院勧告についてが議題なのでありますけれど、それに入る前に一つ鳩山大臣にしたい。それはですね、昨日全国知事会において麻生総理が発言をされた医師不足・医師確保に関する発言についてであります。報道によりますと昨日の全国都道府県知事会議において、地方の医師不足への対応を問われて、総理が色々発言をされたその中で、「はっきり言って社会的常識がかなり欠落している人がかなり多い。うちでも何百人も扱ってるからよくわかる。」なんていう発言をされたということが報道に取り上げられています。
で、尚言えば、更に色々なことをいわれたあとで、「まぁこれだけ医師不足が激しくなれば、責任はおたくら、(まぁ、このお宅らは医師のことを指すんだろうといわれている)にある話ではないんですか」とこういう話しまでされたということが報道に出ておりまして、愕然といたしました。
医師不足、あるいは地方の医療崩壊という問題がなぜ起こっているのか、それは色々な要因が絡み合っているところではありますが、たとえば今の病院勤務医の方々なんかは、日頃昼間普通に勤務をする、それから拠る当直に入る。で当直にいたら急患を受けたりして、夜もほとんど当直といいながら通常の業務に近いものをこなす。そしてまた次の日も勤務をこなす。こんなことが一週間に一度だけでは済まないかもしれない位の勤務をされていて、それは例えば労働基準法的に見てどうなのか、問題があるんじゃないのか、こうした中で勤務をされているようなところがある。
もともと医師というのは不足をしていたんだろう、勤務医についてですね、それが昨今色々な出来事が重なり、医療費の削減だなんだかんだあって、もうこんなに報われないんだったら勤めるのを辞めよう!といって医師が去っていく。それが医療崩壊につながっているのだといわれている。それを個人の問題という。それは個人の問題として常識に外れた人もいるかもしれないけれど、医師不足・あるいは医療崩壊という問題が社会的常識が欠落している人が多いから起こったのだ、そういう認識を麻生総理があるいは政府がしているんであれば、厳重に抗議をしたいし、認識を正していただかなければならない重要な問題だと私はおもいました。
鳩山総務大臣は自治体の病院をどうするか、経営をどうするか、という問題も抱えておられるし、今回の人事院の勧告でも、国立の病院の医師の手当てなどについて引き上げをする、そうした形でも触れられているところですが、今回の麻生総理の発言について、どのようにお感じになっているのか所感をお伺いしたいと思っております。
○鳩山総務大臣
昨日は全国知事会議がございまして、都合5時間行ないまして、最初の前半の1時間40分ぐらいは総理がご出席をしておられたと思います。5時間全部私が司会をいたしたわけでございますので、たしか堂本千葉県知事他の方から医師不足の問題が指摘された際の総理の発言であったと記憶をいたしております。
で、私は横で聞いておりまして、正直「おや?」とは思いました。しかしながらおそらくご自身が病院を経営しておられた時の記憶がにわかによみがえってくる中で、非常に当時総理が扱いにくいと思われた我々と常識が違うと思われた方が、まぁ一人か二人かわかりませんが、そういう記憶がよみがえってきてこういう発言になっているのかな?と正直その時私はそうおもいました。ですが全体のトーンからいいますと、医師というものは我々と同じような感覚で暮らすことの出来ない、厳しいあるいは特別な職であるという意識も強くもたれて、それが価値観という言葉になったのかなとも思ったわけであります。
私自身、正直言って血を見ると恐いと思う。料理が好きで指をちょっと切っただけで驚き慄くような人間であって、政治家としては色々なことをやっておりますが、たとえば人の命を預かるとか、病気について相談を受けて他人様の健康に直接タッチするなどという仕事は、何度生まれ変わっても絶対に出来ない、それほど私の感覚では医者を目指す意志力は絶対生まれてこないと自分で思っているわけで、そういう、今橋本岳先生ご指摘のように、今日は国家公務員や地方公務員の臨時職員等の質問も出るようですけれど、いわゆる職務条件・勤務条件というものも非人間的と思われるような状況が勤務医の世界であるということも聞いておりまして、非常に誤解を招きやすい発言をされたということは認めますけれど、それは一つは総理自身がご経験になった当時のことに加えて、医師というのは通常の意志力では出来ない仕事だという認識も当然強くもたれての発言ではなかったか、そういう風に感じています。
○橋本議員
「誤解を招きやすい発言だった」本当にその通りだなと思いますし、そういうご経験があったということはそうかも知れないとは思いますが、ただ、飲み屋で話をするならともかく、公の場での発言としてはけして適当ではないと思いますし、経営者として経験として自分達が雇用して使っておられた方々に対して、内心どう思っているかは別にして、社会的常識が欠落しているなどということを公の場で発言することを、私は、過去のことですが、経営者としての資質をどうなのかな?と疑わざるを得ない感覚を正直持ちますし、これは総理大臣としてお勤めの上でも、鳩山大臣からの是非サポートをお願いしたいと思うところであります。行政の責任だって当然あるわけですから、そこは総務大臣の所管ではないですけれども、心していただきたい、強く申し上げるところでございます。
本題に入ります。(後略) 人事院勧告の質疑についてです。
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