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(投稿:by 僻地の産科医)
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首都圏産科崩壊 東京大空襲始まる(その9)墨東病院11月の当直表は地獄の様相 都は墨東病院の常勤産科医を労基法違反の過重勤務で殺す気か
天漢日乗 2008-11-08
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2008/11/911-676b.html
18機関が分娩休止 大学が派遣医師引き揚げ
北海道新聞 2008年11月8日
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/life/127942.html
産婦人科医不足が深刻化する中、二〇〇五年以降に分娩(ぶんべん)を休止した道内の医療機関が十八カ所に上ることが七日、北海道新聞の調べで分かった。激務の産科医へのなり手の急減に加え、訴訟リスクを回避する動きが広がり、産科医一人体制の病院から大学が派遣医を引き揚げたことが主な要因だ。医師の高齢化による休止も目立つ。今後さらに減る恐れは高く、国や道、自治体の対策が急がれる。
北海道新聞の集計で〇五年以降に分娩を休止した十八カ所は道内全二十一の二次医療圏のうち十二圏域に及ぶ。南桧山圏は、お産を扱う医療機関がなくなり、留萌、日高の両圏は一カ所に減った。現在、道内で分娩を扱う医療機関は百四にとどまっている。
休止理由は「大学が、産婦人科医が減って余裕がなくなったとして派遣を打ち切った」が十カ所と最多で、うち五カ所は「一人体制では、安全な分娩が確保できない」だった。 さらに背景には、一人で分娩を担っていた福島県立大野病院の医師が、帝王切開で出産した女性が手術中に死亡したことで、業務上過失致死などの疑いで逮捕・起訴された事件(今年八月に無罪確定)がある。これを機に道立江差病院などから常勤医を引き揚げた札幌医大の斉藤豪(つよし)・産婦人科学講座教授は「地域のお産を守るため、一人体制を極力守ってきたが、医師逮捕以降、大学として責任を持って派遣することができなくなった」と話す。分娩は続けても、常勤医から週替わりの出張医などに切り替え、リスクを分散するケースも多い。
産科医との連携が不可欠な小児科医不足が障害になったケースもある。市立小樽病院は「新生児を担当する小児科医の退職で休止」と話し、伊達赤十字病院は「常勤の小児科医を確保できた時点で再開したい」としている。 また、院長一人で二十四時間対応してきた医院は「体力的にきつくなった」などと高齢化が主な理由となっている。
道内の医師総数は〇六年で一万千五百七十九人と、十年で千三百人増えたが、産婦人科医は同八十人減の三百五十九人に落ち込んだ。このうち六十歳以上が六十六人(うち七十歳以上二十五人)を占める一方、二十代は九人と〇四年の二十四人から急減。なり手不足が深刻化している。
〇六年に北大が常勤医派遣を打ち切った市立根室病院は、独自にも産婦人科医を募集しているが「大学の後ろ盾がないため、緊急時に応援医師を派遣してもらえない」(同病院)ことなどから、引き受ける医師は現れていないという。
筑波大とJA茨城厚生連、医師不足解消へ協定
日本経済新聞 2008年11月8日
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20081107c3b0705507.html
筑波大学と茨城県厚生農業協同組合連合会(JA茨城厚生連)は7日、県北の地域病院での医師不足解消へ向けて協力協定を結んだ。同大は来年4月、JA茨城厚生連が運営する水戸協同病院内に教育センターを設置。教員格の医師を10人前後派遣するほか、研修医の臨床教育場所としても利用する。国立大学の病院機関の一部を民間病院に設けるのは全国的にも珍しいという。
筑波大が設置する教育機関の名称は「筑波大学付属病院水戸地域医療教育センター」。地域医療教育の拠点として産婦人科医や小児科医、内科医などを10人前後、全国から公募し、同大の教員格の人材として派遣する。今年6月に同大の運営会議で他病院内への教育機関設置が承認された。
近年、研修医が研修場所を選ぶ際、大学病院から都会の大病院や地域医療学習ができる病院を選ぶ傾向が進んでいる。このため、筑波大では優秀な研修医の囲い込みにも役立つとみている。
道立8病院 07年度、16億円の赤字 患者減で累積赤字629億円
北海道新聞 2008年11月8日
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/127926.html
道は七日、道議会決算特別委員会で、紋別など八道立病院の二〇〇七年度収支が十六億六千万円の赤字で、累積赤字は六百二十九億円にのぼったと報告した。五年前の経営改善計画では、〇七年度の収支は黒字で累積赤字も五百八十七億円に抑えることを目指したが医師不足による患者数減少などが原因で目標を大幅に下回った。 赤字額は〇六年度比で約三億円減少した。病院別でみると、子ども総合医療・療育センター(コドモックル、札幌市手稲区)の十四億円の赤字が最多で、紋別病院十億円、江差病院九億円などとなっている。全体で約八十三億円の赤字だが、道は八病院の運営費として一般会計から約六十七億円を繰り入れており、最終的な赤字は十六億六千万円となった。
道によると、全体の病床利用率は61%で、三年で8ポイント低下。地域医療を支える三つの地域センター病院の一般病床を見ると江差62%、羽幌47%、紋別38%と、国のガイドラインで病床の削減を求められる「七割利用」を下回った。 〇七年度途中の試算では約二十五億円の赤字見込みだったが、道は「一部業務の外部委託などで赤字幅を圧縮した」とした。
銚子市立総合病院:休止問題 市長のリコール求め、市民団体が署名運動へ /千葉
毎日新聞 2008年11月8日
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20081108ddlk12040155000c.html
産婦人科、来月にも再開 県立北部病院
琉球新報 2008年11月8日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-137901-storytopic-1.html
医師不足により産科の診療制限が行われている県立北部病院(大久保和明院長)に、2人の産婦人科医師が着任、10日から4人体制での診療が始まることが7日、分かった。救急患者の受け入れなど完全再開は関係機関との調整後となるが、県病院事業局は12月1日ごろを見込んでいる。
北部病院は医師不在のため2005年4月に産婦人科を休止。07年12月に医師2人が配置され、今年2月からは婦人科外来診療のみを再開した。7月からは産科を一部再開し、異常妊娠、合併症妊娠の紹介患者を受け入れている。
北部病院の産婦人科が休止した影響で、早産など異常分娩(ぶんべん)の危険性がある北部地域の妊婦のほとんどは県立中部病院が受け入れているため、中部病院の新生児集中治療室(NICU)が満床になる事態が起きている。中部病院総合周産期母子医療センターは「救急患者の受け入れが休止前の状態に戻るには時間が必要だろう。(2人の医師着任後も)これまで通りの受け入れ態勢を取っていきたい」としている。
産婦人科の休止後、再開を求めて関係機関への働き掛けなどを続けてきた名護市女性団体ネットワーク協議会の宮城里子会長は「全国的に医師が不足する中で、北部が4人体制になるのはありがたい」と歓迎。その上で「問題は長く勤務してくれるかどうか。医師とのきずなを深め、地域で支援していきたい」と話した。
北部地域の医療関係者や保健師の有志らでつくる「やんばる母と子の命を守る勉強会」代表の泉川良範医師は、休止後3年かけて北部地域の医療を検証した結果、「(休止の)根本的な理由には、医師の過重な負担があった」と指摘。「再び休止にならないために、医師の負担軽減が必要。ハイリスク妊婦をつくらない自助努力と、地域が産婦人科医を支える姿勢も必要だ」と強調した。
08北杜市長選/上 膨大な負債、産科医不足…課題は山積 /山梨
毎日新聞 2008年11月8日
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20081108ddlk19010582000c.html
社会保障改革 「大丈夫か」の不安に応えよ
毎日新聞 2008年11月8日
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20081108ddm005070175000c.html
社会保障改革/痛みと受益の工程明示して
河北新報 2008年11月8日
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2008/11/20081108s01.htm
年金、医療・介護、少子化対策を強化、拡充するため、消費税に換算して2015年に3%台、団塊の世代が75歳以上になる2025年には6%の増税が必要となる―。
政府の社会保障国民会議が先ごろ、麻生太郎首相に提出した最終報告の趣旨だ。景気回復を前提としつつも、麻生首相は社会保障の安定財源を確保するため、3年後の消費税引き上げを表明している。最終報告を「重要な議論の土台」と評価し、年末に向け取りまとめる税制改革の中期プログラムに反映させる考えだ。最終報告が、消費税増税に向けた“露払い役”を果たすことは間違いないだろう。
政府が、膨らむ社会保障費の主な財源を消費税で賄うのだとしたら、中期プログラムで、いつ、どの程度、税率を上げるのか明示しなければならない。
「痛み」と引き換えに、例えば医療・介護のサービスはどう変わるのか。同時に、その将来像と、それを実現する道筋を示す「工程表」も明らかにすべきだ。それが負担増を考える基礎となる。「負担」と「給付・サービス」の将来像がセットになって初めて、政府の改革案となろう。首相の持論である「中福祉・中負担」の中身も、それで明らかになろうというものだ。
ただ、基礎年金の財源は全額税方式でというのも首相の持論だ。増税幅がぐんと広がる税方式にこだわらないのかどうか。改革の根幹にかかわるのだから態度を明確にしてもらいたい。
政府が改革案を練り上げるまでに、積み残しの課題はまだまだある。
最終報告の増税試算は基礎年金の国庫負担割合引き上げ財源として、消費税の1%アップを盛り込んでいる。今後3年間、税率を引き上げないのなら、その財源をどう手当てするのかを示す必要がある。
毎年度の予算編成で社会保障費の伸びを2200億円削減しているのに対し、最終報告は給付・サービスの拡充を掲げ、抑制路線の転換を求めているように読める。どう対応するのか。
首相が見直しを明言した後期高齢者医療制度に、さらに公費を投ずるなら財源は膨らもう。給付・サービスの改革にしても生活保護水準と絡む基礎年金の最低保障額の設定、救急医療に対するヒトやモノの集中投入、地域での包括的なケアシステムの構築を挙げながら、その実現の手順に踏み込んでいない。
限りある財源をどう使うか。社会保障の各制度を見渡して優先順位をつける必要がある。工程表が要るのも、そのためだ。
年末といわず、政府にはできるだけ早く社会保障の改革案をまとめてもらいたい。そうなれば、野党が総選挙に備え、マニフェスト(政権公約)に盛り込む社会保障の改革像と併せ、議論の土俵が出来上がる。
最終報告が言うように、国民は負担者であると同時にサービスの利用者、受益者でもある。暮らしの「安心」を担保するため、国民一人一人が当事者として議論に積極参加したい。
財源確保の具体策早く示せ
宮崎日日新聞 2008年11月8日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=12423&blogid=5&catid=15
厚労省、フィリピン人看護師等の候補者受入れに関する指針を公示
データ・マックス 2008年11月8日
http://www.data-max.co.jp/2008/11/post_3339.html
ドクターヘリの無線妨害 ダンプ運転手を告発
MSN産経ニュース 2008年11月7日
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081107/crm0811072322036-n1.htm
医師定着へ授業料減免 岩手医大大学院
岩手日報 2008年11月8日
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20081108_3
医師修学資金貸与制度:県制度利用、3人中2人が県外流出 初の卒業生で誤算 /茨城
毎日新聞 2008年11月8日
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20081108ddlk08040102000c.html
[解説]臨床研究 倫理指針改正
読売新聞 2008年11月8日
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20081108-OYT8T00189.htm
骨髄移植:コーディネーター養成研修会の受講者募集--推進財団 /秋田
毎日新聞 2008年11月8日
http://mainichi.jp/area/akita/news/20081108ddlk05040075000c.html
医師への激励 ボード書き人気/徳島
読売新聞 2008年11月8日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20081107-OYT8T00868.htm
過疎地医療に驚き・・・八女消防本部で外国人が集団研修/福岡
読売新聞 2008年11月8日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20081107-OYT8T00751.htm
850万円支払い和解方針/香川
読売新聞 2008年11月8日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20081107-OYT8T00891.htm
さぬき市民病院(寒川町)でリハビリ中に骨折後、脳梗塞(こうそく)を発症して寝たきりになったのは病院側の注意義務違反だとして、県内の男性(74)が、同市に約5500万円の損害賠償を求めた訴訟で、市は地裁の和解勧告を受け入れ、男性に和解金850万円を支払う方針を決めた。
訴状によると、男性は左半身まひ改善のため2001年5月から同病院でリハビリを始め、02年2月に理学療法士の付き添いでリハビリ中に転倒。左大たい部を骨折したが病院は手術をせず約1年間、リハビリを続けさせた。03年5月、男性は別の病院で緊急手術した後、7月に脳梗塞を発症、寝たきりになったとしている。市は「今後は、患者の安全に十分配慮して事故がないよう努めたい」としている。原告側の荻原統一弁護士は「転倒事故後の対応が適切でなかったために脳梗塞を発症したという主張が、医学的に証明されなかったので和解に応じた」と話している。
がんの子の終末期支えよう 指針作り目指し15日に集会
47NEWS 2008年11月8日
http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008110801000008.html
治療のすべがなくなったがんの子供のため、親や医療従事者が“最期の日々”にできることについて話し合う集会を15日、患者家族でつくる「がんの子供を守る会」(東京)が千葉市の幕張メッセで開く。
同会は、小児がんの終末期ケアに詳しい聖路加国際病院の小沢美和医師らと協力して、国内初の取り組みとなる指針「ターミナル期の緩和ケアのガイドライン-この子のためにやれること」(仮称)の作成に取り組んでいる。集会では厳しい現実に直面する子供たちの「死」への理解や権利、在宅や病院などでの残された日々の過ごし方、苦痛の軽減、死別後の親のケアなど指針に盛り込む内容について話し合う。
指針は来年度中に完成予定で、同会の樋口明子さんは「道は一つではなく、どれも正解。親や医師、学校の先生などがその子のために議論するきっかけに使ってほしい」と話している。集会は15日午後2時半からで参加費は無料。問い合わせは同会、電話03(5825)6311。
糖尿病患者の半数で確認 アルツハイマーの初期症状
神戸新聞 2008年11月8日
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001558739.shtml
暴行の被害にあうNHS職員の数は、年間5万6千人!/英国
ジャーニー 2008年11月8日
http://www.japanjournals.com/dailynews/081107/news081107_3.html
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┃話┃題┃の┃本┃
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詩と死をむすぶもの 詩人と医師の往復書簡
谷川俊太郎・徳永 進著/朝日選書230ページ/定価760円+税/朝日新聞出版
詩人と医師が2年間にわたって交わした心をふるわせる往復書簡、魂の記録である。死を目前に、人は何を思い、訴えるのか。ホスピス医療に携わる医師が、さまざまな臨床エピソードを手紙に託せば、詩人は詩と散文でスピリチュアルな世界を拡げる。医師と詩人の魂が呼応する一冊。
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