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(投稿:by 僻地の産科医)
本日の医療ニュースですo(^-^)o!!!
室蘭、登別の5基幹病院 医師 5年で16%減少 室蘭市医師会調査
北海道新聞 2008年10月18日
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/124078.html
室蘭、登別市内で救急医療体制が整う五基幹病院の医師総数が今年四月一日現在で一九七・八人と、五年前の二三四・一八人から約16%減少したことが、室蘭市医師会の調査で分かった。道内で比較的恵まれた医療環境にある室蘭地域でも、医局の医師引き揚げなどの影響が及んでいる。 同医師会が地域の救急医療体制の現状を把握するため初めて調査した。医師数は臨床研修医を含む非常勤医、常勤医の合計。小数点以下は、非常勤医など勤務日数や時間が限定された場合に生じる。
病院別の内訳は、市立室蘭総合病院が六十五人(二〇〇三年比九人減)、日鋼記念病院五十二人(同三十五人減)、新日鉄室蘭総合病院六一・二人(同一五・二人増)、大川原脳神経外科病院九人(同一人減)、登別厚生年金病院一〇・六人(同六・五八人減)。五年間で計三六・三八人減った。
研修医が十三人減り、循環器科医五人、脳神経外科医三人がいなくなるなど、各科で軒並み減少した日鋼病院は「大学医局の医師引き揚げと研修医の減少が要因」。昨年九月に運営母体の医療法人社団カレスアライアンス(当時)の理事長解任騒動もあり、退職に追い打ちを掛けた。 研修医が十人、消化器科医三・五人、産婦人科医が二・五人増えるなど、五病院で唯一医師数が伸びた新日鉄病院は「待遇面など労働環境の整備や設備投資も進み、研修医や医師確保につながった」と話す。診療科別の合計では、循環器科医が十一人減の十二人、脳神経外科医が五人減の九人、小児科医が三人減の八人。全国的に医師不足が深刻な産婦人科医は一・五人増の九・五人となった。
同医師会は「人口に対する医師数は道内でも高水準を維持している」と説明する一方、「これ以上減少が続くと救急に対応する医師の負担は限界にくる」と懸念する。
女性医師支援“意識改革を”
NHK 2008年10月18日
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014816271000.html
小渕少子化担当大臣は、医師不足が深刻になるなか、子どもを抱える女性医師の声を直接聞くため、東京・新宿区にある病院の保育施設を視察し、出産後の女性医師が短時間でも働けるよう上司の意識改革などの環境整備が必要だという考えを示しました。
小渕少子化担当大臣は18日、東京・新宿区の東京女子医科大学病院を訪れ、医師や看護師が子どもを預けられるよう病院内に設けられている保育所を視察し、子どもを預けている女性医師の声を直接聞きました。この中で女性医師からは「子育てをしながら出産の前と同じペースで当直などの仕事をこなせるか不安だ」といった悩みや、「出産したあとも女性医師が働きやすいよう短時間の勤務も可能にするような国の支援を充実させてほしい」という要望が出されました。小渕大臣は視察後記者団に対し「医師不足が大問題になるなか、女性医師の活躍でその穴を埋めなければならない。そのためには上司にあたる医師の意識改革が大事だ」と述べました。
救命講習、昨年参加者が約157万人
読売新聞 2008年10月18日
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20081018-OYT8T00433.htm
AED普及で身近に 救命の輪が広がる
昨年1年間に全国の消防署などが実施した救命救急の講習会の参加者が約157万人に上り、過去最高となったことが総務省消防庁の調べで分かった。AED(自動体外式除細動器)の普及を背景に、「自分でも助けられる」と思い、参加する人が増えているという。今年6月に東京・秋葉原で起きた無差別殺傷事件でも、講習を受けた市民が積極的にけが人を手当てしており、救命の輪が広がっている。今年4月、東京都世田谷区の都立砧公園。自転車に乗っていた川崎市の会社員・中島一彦さん(41)は、すれ違った中年の男性が突然倒れたことに気付いた。うつぶせの男性をあおむけにすると、男性の呼吸は止まり、意識もなくなっていた。
過去に2回救命講習を受けていた中島さんは心臓マッサージを始め、周囲にいた人が、公園内の施設にあったAEDを持って来て操作を行った。男性は息を吹き返し、かけつけた救急隊員に引き渡された。中島さんは「周りの人が声をかけてくれたので心強かった」と振り返る。
都立板橋有徳高校2年の本間たまえさん(17)は昨年1月、帰宅途中、路上に倒れていた高齢の女性を発見。近くにいた男性に通報を頼むとともに、自ら気道確保や心臓マッサージを行った。本間さんは中学校で応急講習を受けた経験があった。女性はその後亡くなったが、遺族から感謝された本間さんは「講習を受けていたので、すぐに行動できた」と言う。
総務省消防庁などによると、2004年から医療従事者以外でもAEDが使えるようになったことで、全国各地の消防署や関連団体が実施する救命救急の講習会の参加者が増え始めた。同年に約112万人だった参加者は06年には約146万人に。07年は約157万人と過去最高で、10年前と比べ2・5倍となった。
東京消防庁の委託を受け、都内各地で講習会を重ねる財団法人「東京救急協会」の指導員・相馬浩さん(67)は「企業の研修だけでなく、身近な家族を助けたいと、自ら進んで参加する人が増えているのが最近の傾向」と話す。また、昨年全国で病院に搬送された心肺停止状態の患者の約4割は、家族など市民による応急処置を受けていた。
今年6月に秋葉原の歩行者天国で発生した無差別殺傷事件でも、複数の通行人がけが人の手当てに奔走した。現場に居合わせた埼玉県内の大学生は、事件の3か月前に消防署の救命講習を受けていた。同協会では人工呼吸時の感染予防用の救命グッズなどを販売しているが、この事件以降、さらに売れ行きが増しているという。同協会の清武直志指導課長は「救命現場で多くの人が処置方法を知っていれば、協力して取り組むことができる。救命講習にぜひ参加してほしい」と呼びかけている。
「おおるり」緊急運航1000件に 県の消防防災ヘリコプター
下野新聞 2008年10月18日
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20081017/65461
東北市長会:医師確保決議や30議案など採択--総会 /福島
毎日新聞 2008年10月18日
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20081018ddlk07010215000c.html
東北市長会(会長、梅原克彦仙台市長)の総会が17日、秋田県横手市で開かれ、東北6県75市の市長が参加した。各県の市長会から提案された行財政・教育など3分野30議案に加え、「原油価格高騰対策に関する決議」、「産科医・小児科医・麻酔科医等の確保に関する決議」など4件を採択した。11月に東京都で開かれる全国市長会で提案するほか、各省庁に要望する。
役員改選では、梅原会長を再任。副会長には櫛田一男・いわき市長ら3人が選出された。任期は会長が2年、副会長は1年。
臨床研修ゼロ 13病院/長野
読売新聞 2008年10月18日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20081017-OYT8T00796.htm
充足率は微増
来春医師になる医学生の臨床研修先を決める「マッチング」の結果が発表され、県内では、28病院が計204人を募集したのに対し111人が集まり、充足率は昨年を1・9ポイント上回る54・4%だった。マッチングは、医学生の研修先の希望順位と、病院側の受け入れ希望などをコンピューターシステムでかけあわせ、研修先病院を決めるもの。
医師臨床研修マッチング協議会(事務局・東京)の発表によると、県内最多の90人を募集した信州大病院(松本市)には44人が集まり、充足率は48・9%。昨年の39人(充足率43・3%)を上回ったものの、依然として厳しい状況だ。44人のうち、信大医学部からは24人だけだった。
地域医療などで全国的に人気のある県厚生連佐久総合病院(佐久市)が15人の定員を満たしたほか、相沢病院(松本市)、諏訪中央病院(茅野市)など5病院も充足率100%。一方、1人も集まらなかった病院も13あり、県内でも格差が目立った。県医師確保対策室の桑島昭文室長は「例年、どうしても地方と都市の差が出てしまう。県内の病院は、『勉強したい』と考えている医学生のニーズに合わせた環境づくりをすることが大事」と話している。
全国自治体病院学会:深刻な医師不足など報告 管理者らが現状紹介 /福井
毎日新聞 2008年10月18日
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20081018ddlk18040623000c.html
共立湊病院:ベッドの半数、療養病床に 改革推進委で提案 /静岡
毎日新聞 2008年10月18日
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20081018ddlk22040129000c.html
千葉県の有識者会議、2病院の収支改善試算 東金と佐原コスト減案
日本経済新聞 2008年10月18日
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20081017c3b1703s17.html
医療現場に警察の知恵/医療期間がノウハウ活用
神奈川新聞 2008年10月18日
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiioct0810473/
大網白里町議会:独自の地域医療案、最終判断持ち越し /千葉
毎日新聞 2008年10月18日
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20081018ddlk12010311000c.html
認知症拠点まだ11カ所 目標150だが自治体財政難
朝日新聞 2008年10月18日
http://www.asahi.com/national/update/1017/TKY200810170226.html
院内暴力備え護身術学ぶ
京都新聞 2008年10月18日
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008101800055&genre=C4&area=K50
CTスキャンで死因究明 奈良県が全国で初めて、全県立病院に
MSN産経ニュース 2008年10月18日
(1)http://sankei.jp.msn.com/life/body/081018/bdy0810181315001-n1.htm
(2)http://sankei.jp.msn.com/life/body/081018/bdy0810181315001-n2.htm
県内の医療問題 /青森
毎日新聞 2008年10月18日
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20081018ddlk02070018000c.html
大間-函館間のフェリーの運航がとりあえず、来年12月まで継続されることが決まった。函館市内の病院に通院する大間町民もひとまずほっとしていることだろう。しかし、その後の運航継続は不透明なだけに、完全に安心はできないのも事実だ。
大間町内にも総合病院があるが、眼科はない。むつ市内にはあるが、バスで約1時間半かかる。フェリーは片道約1時間40分と、ややよけいにかかるものの運賃はバスに比べ、現行で500円安い。まして青森市内に通えば、1日仕事だ。県内では医師不足問題が叫ばれて久しい。眼科のみならず、産科医の減少や閉鎖により、地元で子供も産めない状況になっている。今回のフェリー問題で改めて県内の医療問題を考えさせられた。
昭和伊南病院「診療科特化目指す」 飯島で住民説明会
長野日報 2008年10月18日
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=12230
デイサービスで窒息 男性が医療法人提訴へ 神戸
神戸新聞 2008年10月18日
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001527225.shtml
デイケアサービスの利用中に食事がのどにつまり障害が残ったのは、職員が安全保護義務を怠ったためとして、神戸市東灘区の男性(77)と妻(75)が、同市灘区の医療法人康雄会を相手に、慰謝料など約六千万円の損害賠償を求める訴訟を、近く神戸地裁に起こす。代理人によると、男性は、同法人が経営する同市東灘区の介護老人保健施設を利用。今年六月、デイケアサービスの一環として、約三十人の利用者とともに回転ずし店で食事をしていたが、イカのにぎりずしが誤って気管に入った。
付き添っていた施設の職員が、異物除去の措置をとったが、男性に意識があったため、すぐに救急通報はしなかった。ところが約十分後に男性の心肺が停止。その十分後に駆け付けた救急隊員が気道を確保し、男性は心拍再開したが、低酸素性脳症で機能障害が生じ、現在も寝たきりの状態となっている。代理人らは「介護従事者として、早期に窒息を発見し、即座に救急通報するのは当然の義務。六人の職員が付き添いながら、呼吸の有無の確認を怠り、通報をせずに異物除去の作業を続けたことは重大な過失にあたる」と主張している。
「女性の腹痛、不正出血は病気のサイン」
newsclip.be 2008年10月18日
http://www.newsclip.be/medical/020801.html
インド代理出産:親権者なしで女児出国許可 特例、日本渡航へ
毎日新聞 2008年10月18日
http://mainichi.jp/select/science/news/20081018ddm002040178000c.html
秋のハチにご注意 高温・台風減で今年は活発に
朝日新聞 2008年10月18日
http://www.asahi.com/national/update/1010/SEB200810100002.html
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