(関連目次)→本日のニュース・おすすめブログ..。*♡ 目次
(投稿:by 僻地の産科医)
おはようございます!!!
本日、福島県立大野病院事件の第13回公判、論告求刑です(>_<)!!!
「仁術」、でも限界 救急医の当直料、働きづめで1万円
朝日新聞 2008年3月13日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200803120124.html
朝から始まり、徹夜を経て次の日も終日続く36時間勤務。しかも、扱うのは人命だ。そんな過酷な仕事に見合わない「当直料」に、救急医の失望は深い。給与を支払う病院の経営は苦しく、医師不足の中では増員も望めない。激務が若手に敬遠されれば、将来の救急医療はどうなるのか。現場の医師たちは危機感を強めている。
◇
兵庫医科大病院(兵庫県西宮市)の人事担当者に今年1月、西宮労働基準監督署から1枚の指導書が手渡された。
医師の過酷な職場環境が労働基準法に触れる可能性があると指摘し、改善報告書の提出を求めるものだった。救命救急センターの当直医は、夕刻から翌朝まで働きづめで患者の対応に追われるが、同病院ではこれまで当直業務について、ほとんど働く必要がない「宿日直勤務」とみなし、1回2万円の宿直料しか払っていなかった。 同労基署は「明らかに違法状態」と指摘するが、病院側の受け止め方は異なる。当直時間分の時間外勤務手当などをすべて支払うと、病院全体の人件費が数億円単位で増え、経営を圧迫しかねない。担当者は「労基署の指導は、どこまでを労働時間と認めるか労使で協議しなさい、という意味」と話す。
朝日新聞の調査で、兵庫医大のように時間外手当などの代わりに「宿直料(当直料)」などとして定額支給していたのは14施設。最も低いのは近畿大付属病院(大阪府大阪狭山市)の1万円で、次いで奈良県立奈良病院(奈良市)など3施設の2万円だった。ほかに5施設が患者を処置した時間だけ時間外手当として1万2千~2万円の宿直料に加算していた。 都道府県立病院の勤務医の平均月給(諸手当除く)は、兵庫県で約48万円(平均年齢43歳)、奈良県で約43万円(同41歳)で、時給換算で2500円前後だ。時間外加算分も考慮して計算すると、1回の泊まり勤務で少なくとも4万円になるが、大半がこの水準を下回っているとみられる。
妊婦の搬送をめぐる問題が相次いで表面化した奈良県。県の新年度当初予算案では、県立病院勤務医の待遇改善に約3億円を計上した。激務とされる産科や小児科などの給与に月2万円を上乗せするのが柱だが、救急医は対象外となった。県幹部は「救急は話題にも上らなかった」と明かす。
◇
大阪府保険医協会が06年末、病院勤務医を対象に実施した労働環境実態調査(有効回答560人)では、当直時に36時間以上の連続勤務をしている医師は全体の3分の1。将来、医師のやりがいや使命感が「失われていく」と回答したのは4割強に上った。改善策として、「診療報酬の改善」「勤務医の増員」などを望む声が多かった。
「患者は24時間365日、ひっきりなしに来る時代になっているのに、夜間の仕事が正当に評価されていない」。兵庫県内の救急医はこう指摘する。救急の現場の実態と病院のあり方がずれているが、医師が結集して病院と賃金交渉することもない。「これまで勤務医は『医は仁術』の意識でやってきたが、このままでは若い医師が逃げてしまう」と警鐘を鳴らす。
大阪市内の救命救急センターの救急部長は「同じ病院でも非常勤の当直医には一晩に10万円前後支払われており、常勤医との格差が大きすぎる」と訴える。「当直料が上がれば、少しは状況が改善されるのではないか」 こうした救急医の労働実態は正確に把握されてこなかった。実労働時間は救急患者の有無や重症度などによって日々異なり、当直日誌に手術時間は書かれても、病室の巡回や若手の指導については記録されないことが多い。その結果、救急患者が今ほど多くなかった20~30年前の定額宿直料が維持されてきたという。 過労死弁護団全国連絡会議の代表幹事、松丸正弁護士は「実際の労働時間が把握できず、過労死裁判を起こそうと思っても起こせない遺族もいる」と話す。
医師9人体制維持も ぎりぎりの状態/釧路赤十字病院産婦人科
釧路新聞 2008年3月13日
http://www.news-kushiro.jp/news/20080313/200803134.html
釧根地域における産婦人科の拠点病院である総合病院釧路赤十字病院(二瓶和喜院長)は一時、同科の医師9人体制が崩れる恐れがあったが、12日、二瓶院長は体制が維持されることを明らかにした。同病院は1500件から1600件の出産を受け入れている上に、拠点病院として市立根室病院と町立中標津の産婦人科に医師を派遣しているが、「医師が1人少なくなっただけでも現在の診療体制は維持できない」とぎりぎりの状態であることを説明している。
県立会津総合病院:常勤透析医、4月から不在に 患者受け入れ縮小 /福島
毎日jp 2008年3月13日
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20080313ddlk07040473000c.html
会津若松市の県立会津総合病院で4月以降、人工透析を行う常勤医が不在となることが12日分かった。同病院に透析医を派遣している県立医大が、医師不足を理由に常勤医の派遣を中止するため。今後は非常勤体制となり、患者の受け入れが縮小される見通しとなった。
県病院局によると、会津総合病院は現在、月~土の週6日、透析治療を実施している。県立医大は4月から、常勤医の派遣をやめ、代わりに非常勤医を週2回派遣する。月、金は医大の非常勤医が、水曜日は同病院の内科医が透析を行うが、午前中を中心とした診療となる見込み。入院患者や急病患者には引き続き透析を行うが、比較的軽度な患者十数人は今後、同市内の別の病院を紹介するという。
透析治療を巡っては、いわき市の市立総合磐城共立病院が4月から、透析医の退職で外来患者の透析治療の中止を決めたばかり。県腎臓病患者連絡協議会の岡部茂事務局長は「地域の中核となるべき病院が、相次いで公的病院の使命を放棄したことは残念」と話し、会津総合病院と喜多方病院が統合し新設される会津統合病院(仮称)についても「透析治療が縮小されるのではと危惧(きぐ)している」と不安を訴えた。県腎協は近く、県や病院に常勤医の確保を求める陳情を行う予定。県病院局は「透析の需要は増えており、必要な医療。現状は厳しいが、できる限り常勤医の確保に努めたい」としている。
古座川病院が救急廃止 医師不足で業務縮小/和歌山
紀伊民報 2008年3月14日
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=142219
和歌山県串本町古座の町立古座川病院は4月1日から、救急業務を原則的に廃止し、入院を内科だけにするなど業務を縮小する。全国的な医師不足の影響を受けたためで、常勤医師の数は現在の7人から3人に減る。古座川病院は2010年に串本病院と統合するため、単独での業務は統合までの予定。残り2年間ほどだが、現状の業務を続けるための医師を確保することができなかった。
現在の診療科目は内科、外科、小児科、整形外科、眼科、耳鼻咽喉(いんこう)科、皮膚科、人工透析の8科。常勤医師は内科医3人、外科医2人、整形外科医2人の計7人。ほかの診療科は非常勤医が派遣されている。このうち、外科医1人は3月31日付で退職、もう1人の近畿大学医学部から派遣の医師は異動になる。県立医大から派遣の整形外科医2人も異動。いずれも後任人事が決まらなかった。残るのは内科医の3人だけとなるため、救急業務を原則的に廃止する。状況によって内科の急病人は受ける。平日の午後5時半~午前8時半と土日曜、祝日の時間外診療も縮小し、常勤内科医が当直として勤務している場合に内科の患者だけを受け付ける。ほかの科は受け付けない。
病院によると、06年度中の時間外診療は1454人、そのうち救急が356人。内科を除く3分の2ほどの患者は、串本病院などほかの病院で受診してもらうことになるとみている。入院も内科だけとし、現在の外科と整形外科の受け付けはなくなる。外科は診療も休診になる。
整形外科は、常勤医から非常勤医になるため、週5日が水曜と金曜の週2日に減る。皮膚科が月1回だったのが、第4月曜と第2火曜の月2回に増える。小児科は毎週火曜と木曜の週2回、眼科は毎週金曜の週1回、耳鼻咽喉科は毎週火曜と木曜の週2回、人工透析は毎週金曜と土曜の週2日の診療で、いずれも現在と変わらない。病院によると、07年度中の入院患者数は1日平均25・6人、外来患者数は同190人。
古座川病院の業務縮小を受け、串本病院では外科医と整形外科医をいずれも2人から3人に増やし、対応できるように体制を整える。古座川病院の谷口秀行事務長は「医師不足の影響は深刻。常勤医師が少ない病院になるが、地域医療を守るために何とか努力したい」と話している。
県立医大病院:看護師不足深刻、全930床中140床使われず /奈良
毎日新聞 2008年3月13日
http://mainichi.jp/area/nara/news/20080313ddlk29040555000c.html
県立医科大学病院(橿原市)で、全病床930床のうち約140床が、深刻な看護師不足のため使われない状態となっていることが12日、分かった。
同病院は5月に緊急・高度な母子医療に対応する総合周産期母子医療センターを開設予定で、更に50人程度の看護師が必要になる見通し。センター運営への影響も懸念されるが、県は「十分な補充ができない場合も、病院全体での看護師配置を見直して対応する」と影響を否定している。
同病院によると、昨年7月に、各診療科の合計で一般病床107床の運用を減らした。この他、精神医療センターも06年11月の開設時から110ある病床のうち20床が使えておらず、昨年10月にさらに10床を減らした。
あさひ総合病院、病床の一部休止を検討
北日本放送 2008円3月13日
http://www2.knb.ne.jp/news/20080313_15019.htm
刈田総合病院の医師退職:「病院運営に理解を」 3市町でチラシ配布 /宮城
毎日jp 2008年3月13日
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20080313ddlk04040374000c.html
◇医師不足…開業医との分担不可欠
白石市の公立刈田総合病院を運営する白石市外二町組合(管理者・風間康静白石市長)は、地域住民に病院運営への理解を求める「地域医療を守るために」と題したチラシを作製。白石市と蔵王町、七ケ宿町計約1万7000全戸に配布した。
同病院は昨年4月に常勤医が38人いたが、現在は32人で、うち6人が3月末で研修修了するほか、1人が開業などで去る予定。残る医療スタッフの過度な労働負担による医療事故を防ぎ、地域の中核医療機関の役割を守ろうと、チラシ配布を考えた。チラシでは、利用者に「最初に、地元のかかりつけ医への受診」を勧めるとともに、入院や手術を要する重症患者の対応を優先すると説明。新患の受け付けは、小児科、泌尿器科、耳鼻咽喉(いんこう)科を除き午前のみに限るとしている。
また、「夜間救急外来は、命にかかわる重症患者のためにある」との基本理念も示した。06年度の午後5時半から翌朝午前8時半までの夜間救急外来患者は約1万500人で、約10%が救急車で搬送されてきた重症患者。残り90%に重症患者もいるが、日中の仕事など自分の都合で夜間に訪れる患者も多いという。風間市長は「(病院の現状は)大変厳しい状況だ。重症・入院患者は病院で、一般患者はかかりつけの開業医でとの役割分担を明確にする必要がある」としている。
救急医療の本質を議論 救急と医療連携の検討会
キャリアブレイン 2008年3月13日
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/15059.html
北和で金曜日診療へ-産婦人科1次救急/奈良
2008.3.13 奈良新聞
http://www.nara-np.co.jp/n_soc/080313/soc080313b.shtml
県は12日、産婦人科の1次救急患者に対応する医療機関が増え、4月から北和地域はすべての曜日で、中南和地域はほぼ半数の曜日で、救急対応が可能となったことを明らかにした。荒井正吾知事は「協力していただく医療機関が増加したのは大変ありがたく、感謝している」と歓迎している。
これまで、休日・夜間の産婦人科1次救急患者に対応する医療機関は県内で1カ所しかなく、不安が残る状況だった。また2次、3次対応の救急病院などに1次救急患者が流れる可能性も高く2次、3次の対応に負担がかかる場合などが懸念されていた…
山梨大に地域枠入学を要望
NHK 2008年3月13日
http://www.nhk.or.jp/kofu/lnews/07.html
(抜粋)山梨大学は今年の入試から医学部で110人の定員のうち30人を県内出身者に充てる「地域枠」を設け、産科など県内の医師不足対策を始めています。
救命医宿直7割「違法」 近畿28施設、時間外扱いせず
朝日新聞 2008年3月13日
http://www.asahi.com/life/update/0312/OSK200803120134.html
近畿2府4県の救命救急センター28施設の7割超が、常勤医師の泊まり勤務について労働基準法の趣旨に反した運用を続けていることが、朝日新聞の調査でわかった。同法で定められた時間外労働を超える勤務を課している施設も半数以上あった。医師不足などから、不当な長時間労働を強いられる救急医の姿が浮かび上がった。 厚生労働省によると、労基法上、残業などの時間外労働は原則として月45時間までしか認められない。ただし、夜間や休日に勤務しても、電話番などほとんど労働する必要がない場合は、「宿日直勤務」として例外扱いとなり、時間外労働とはみなされない。
救命救急センターの場合、通常の泊まり勤務は午後5時ごろから翌朝8時ごろまでの15時間前後。いつ急患が搬送されてくるかわからず、集中治療室にいる入院患者の処置もあって、仮眠さえ満足に取れない場合もある。同省監督課は「実態を考えると宿直勤務とはみなされず、仮眠時間も含めて時間外労働とみるのが妥当」としている。
調査には、長浜赤十字病院(滋賀県長浜市)と南和歌山医療センター(和歌山県田辺市)を除く26施設が応じた。このうち19施設が泊まり勤務を労基法上の宿直勤務として扱っており、7時間分だけ時間外労働したとみなしていた関西医科大付属滝井病院(大阪府守口市)を含め、計20施設が労基法の趣旨を逸脱した勤務を強いていた。 一方で、大阪大付属病院(同府吹田市)など6施設は数チームによる交代制などを取っており、宿直勤務はなかった。
泊まり勤務の回数では、最も多い医師が月45時間を超える4回以上泊まっている施設が16あった。最多は大阪府立泉州救命救急センター(同府泉佐野市)の月10回(3日に1度)。大阪市立総合医療センターと滝井病院の2施設が8回で続き、7回が2施設、6回が6施設あった。
泊まり明けの翌日勤務については、11施設が「通常勤務」と回答。ほかに10施設が「半日勤務」「翌日が休みでも勤務することがある」とした。理由としては、「数年前と比べて医師数が減り、交代要員がいない」(奈良県立医科大付属病院)、「受け持ち患者が重症で帰宅できないことが多い」(京都第一赤十字病院)などが目立った。 労基法に違反すると、地元の労働基準監督署が繰り返し改善指導し、従わない場合は同法違反容疑で書類送検することもある。
福岡3病院と直接連絡体制 唐津市消防本部
佐賀新聞 2008年3月13日
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=816791&newsMode=article
道立紋別病院問題、透析患者には送迎支援を実施~宮川市長が決意示す
北海民友新聞 2008年3月13日
http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/080313_1.htm
外国人医師特区、政府認めず
新潟日報 2008年3月13日
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=108774
県医療計画の策定大詰め 4疾病死亡率改善に目標値 /大分
毎日jp 2008年3月13日
http://mainichi.jp/area/oita/news/20080313ddlk44040044000c.html
息抜きの小ネタ
新小児科医のつぶやき 2008-03-11
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20080311
政府管掌健保:1700億円の赤字に 高齢者医療支援かさむ--08年度見込み
毎日jp 2008年3月13日
http://mainichi.jp/select/science/news/20080313ddm002010018000c.html
政管健保、5年ぶり赤字…今年度見込み 保険料引き上げか
2008年3月13日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kyousei_news/20080313-OYT8T00210.htm
病院指定取り消しでも、3割負担維持働きかけ・・・宇和島
宇和島市長「療養費払い」活用へ
2008年03月13日 読売新聞
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/jinzo/tj80313a.htm
病気腎移植問題で、愛媛県宇和島市の石橋寛久市長は12日の市議会代表質問で、市立宇和島病院が保険医療機関の指定を取り消された場合について、「患者は従来通り3割負担で済むようにしたい」と述べ、残り7割分を保険組合などに直接請求する「療養費払い」が活用できるよう、国などに働きかける考えを示した。また、再発防止のため、新年度から保険請求に精通した専門職員1人を増員する計画を明らかにした上、「病院運営のプロを全国から募って、体制強化に努める」とした。一方、奥藤幹治・同病院事務局長は、入院患者への対応について、「宇和島病院でしか対応できないかどうか検討し、可能なら転院をお願いすることも考えられる」と答えた。
くい市民病院の統合も視野 世羅中央病院
中国新聞 2008年3月13日
http://www.chugoku-np.co.jp/Health/An200803130337.html
医師派遣の継続 金沢医大に要請
2008年3月13日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20080313-OYT8T00027.htm
医師派遣の継続金沢医大に要請 県は、4月から氷見市民病院(富山県)を指定管理者として経営する金沢医科大学に、自治体病院に派遣している医師を引き上げないよう申し入れた。
同大は、公設民営化される氷見市民病院に、新たに22人(研修医2人を含む)を派遣する。12日の県議会厚生環境委員会で森久規・健康福祉部長は、同大に県内の医療体制に支障が出ないよう配慮を求めたことを明らかにした。同大側は「配慮したい」と応えたという。県医療対策課では「県内医療体制に影響がないよう経過を見守りたい」としている。
■ 死因究明制度「第3次試案」策定へ <厚労省、届け出先を明確化>
【【【 Japan Medicine Mail 】】】2008/03/13
厚生労働省の「診療行為に関連した死亡に係る死因究明等の在り方に関する検討会(座長=前田雅英・首都大学東京法科大学院教授)」は12日、診療関連死の届け出先を医療安全調査委員会(仮称)にすることなどを明確化し、さらに修正を加えた死因究明制度案(第3次試案)の作成が必要との方針を全会一致で決めた。これを受けて、厚生労働省医政局総務課の二川一男課長は、「厚労省として再度、議論を整理していく時期にきている」と述べ、第3次試案作成に向けて前向きな姿勢を示した。
同日の議論では、昨年10月の第2次試案提示後に、検討会で議論してきた主な意見を提示。診療関連死は警察ではなく医療安全調査委員会(仮称)に届け出ることや、医師による故意、カルテの改ざん・隠ぺいといった「重大な過失」のある医療事故に限定して、医療安全調査委から警察に通知する仕組みにすることなどを列挙した。
舛添厚労相 厚労省改革へ推進室、薬事行政改革も(日刊)
日刊薬業2008/03/13
厚生労働省は来週、同省の組織改革を推進するため、「改革準備室」を新たに発足させる。今後「改革推進室」に移行させる方針。推進室では、厚労省職員が大臣に寄せた意見などをもとに改革を進める予定で、薬事行政の組織や人事を抜本的に見直すことも視野に入れている。舛添要一厚生労働相が11日の閣議後会見で明らかにした。
舛添厚労相は大臣就任からちょうど半年目に当たる先月27日、厚労省職員を前に訓示し、「2008年を厚労省改革元年とする」と組織改革を積極的に進めていく方針を表明。その一環として、今月5日には、職員と大臣をメールで結んだ「大臣直結のホットライン」をスタートさせた。ホットラインでは、改革に関する意見などが職員から数多く寄せられており、とくに薬事行政については、薬事行政の中枢にいる人から、「徹底的に変えた方が良いのではないか」などの意見があったという。舛添厚労相は会見で、「例えば、薬事行政について省の組織を抜本的に改革する。人事も根本的に変えるということをやりたい」と述べた。準備室の室長には、大臣室の福嶋輝彦・政務秘書官が就任する。発足当初のメンバーは数人程度を想定している。
厚労省・専門家会議 未承認薬の混合診療、「わかりにくい」
Risfax【2008年3月13日】
----------------------------------------------------------
厚生労働省は12日の先進医療専門家会議に、未承認薬にも混合診療を拡充する「高度医療評価制度」の創設を提案し了承を得た。厚労省医政局研究開発振興課が窓口になり、4月に高度医療評価会議を設置し、技術や医療機関ごとに適否を審査する。高度医療を現在、混合診療を例外的に認める「先進医療」の一類型として位置付け、薬事法に基づく申請につながるデータ収集の迅速化を図る狙いだ。しかし、委員から「どんなものが対象になるのかわかりにくい」と、対象の明確化を求める声が相次ぎ、実効性の担保へ課題が浮き彫りになった。
高度医療評価制度の対象は、薬事法で承認されていないか、承認されていても用量、用法、適応などが認められていない医薬品・医療機器を使った技術。要件は、施設と技術に大別した。施設は特定機能病院かそれと同等の体制。技術については、国内外の使用実績、有用性を示す文献などで、安全性・有効性の確認が期待できる科学的根拠が必要とした。高度医療評価会議で承認された場合、厚労省保険局の高度医療専門家会議で保険併用の適否を判断する。
「ロボットを使った医療は対象か」「遺伝子検査はどうなるのか」などと、委員からは対象範囲のあいまいさを指摘する声が続出した。「数多く申請がきて研発課の人員で対応できるのか」と体制を不安視する声も出た。研発課は「全国の医療機関で使うのが前提のものは薬事法承認を取ってもらう必要がある。高度医療は、限られた医療機関で限られた条件で使うようなものを想定している」と説明。猿田享男座長(慶大名誉教授)は「対象をクリアにして、届け出る施設が困らないようにする必要がある」と注文をつけた。
うつぶせ寝は危険
ssd's Diary 2008年3月13日
http://ssd.dyndns.info/Diary/2008/03/post_588.html
女子高生に不処分、少年審判
新潟日報 2998年3月13日
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=108776
↓これも合併症の範囲内。ひどい話です。
患者死亡で院長を送検 埼玉・春日部の病院
MSN産経ニュース 2008年3月13日
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080313/crm0803131358023-n1.htm
医師ら3人を書類送検 京大病院の医療過誤事件
MSN産経ニュース 2008年3月13日
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080313/crm0803132103035-n1.htm
新潟中央病院の医療過誤訴訟:仁愛会が控訴 地裁敗訴も「過失ない」と /新潟
毎日jp 2008年3月13日
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20080313ddlk15040226000c.html
椎間板ヘルニアの摘出手術で後遺症が残ったとして、新潟市東区の男性(55)に損害賠償を請求され、新潟地裁判決で敗訴した医療法人「仁愛会」(新潟市中央区新光町、小柳安衛理事長)が判決を不服として、東京高裁に控訴していたことが12日、分かった。仁愛会側の控訴を受け、男性側も同日までに控訴した。同判決などによると、男性は04年6月、仁愛会が運営する新潟中央病院(同、山本康行院長)で手術を受けた。ところが、手術中に誤って脊髄(せきずい)の神経を傷つけられ、両足のまひや感覚障害などの後遺症が残った。
男性は約1億円の損害賠償を求め、06年3月に提訴した。提訴前、過失を認めた病院は、男性に毎月43万円の生活費を支給していたが、裁判が始まると一転して「過失はなかった」と主張。新潟地裁は先月28日、男性の主張を認め、仁愛会に対し約8500万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
仁愛会側の弁護士は控訴理由について「医師には過失がなかった」と主張。さらに「仮に過失があったとしても、病院から男性に払った生活費約1000万円が遅延損害金に含まれるなど、納得できないところがある」と支払い額が不適当との考えを示した。
これに対し、原告の男性は「生活費の分は相殺する、というのが当たり前の話なのに、一言もなく判決の翌日に控訴した。高裁に早く判断をしてもらいたい」と病院を非難。男性側の弁護士も「仁愛会側の主張には根拠がない」と争う構えだ。新潟中央病院の担当者は取材に「弁護士に任せているので、コメントできない」としている。
整形手術で患者死亡、米国で容疑者の医師逮捕
AFPBB News 2008年3月13日
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2363284/2726902
非ポリープ型大腸病変も癌(がん)になりやすい
2008年3月4日/HealthDay News
http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm
経口のアレルギー免疫療法が小児の喘息管理に有効
2008年3月4日/HealthDay News
http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20080313hj001hj
ぎゃ~(>_<)!!!
睡眠不足は肥満のもと…2万人調査
2008年3月13日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080313-OYT8T00203.htm
猟の50代男性、野兎病に
2008年3月12日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20080311-OYT8T00820.htm
県は12日、いわき市内の医療機関を受診した50歳代男性が、主に野ウサギからうつる野兎(やと)病に感染したと発表した。県医療看護グループによると、男性は1月16日に悪寒や発熱、リンパ節腫脹(しゅちょう)などの症状が出て、同市内の医療機関を受診。検査の結果、今月5日に野兎病と診断された。すでに回復している。男性は1月13日ごろ、野ウサギの猟をして皮をはいだという。野兎病は、病原菌を持った野ウサギなどの血や臓器に触れたり、菌を持つダニに刺されたりして感染する。1999年を最後に国内での報告はなかったが、今月4日、野ウサギを煮て食べた千葉県の男性の感染が判明した。
ラジオ番組でのアンケート結果のようです ..。*♡ 結果はA 34 B 174 C 66
https://tbs954.jp/CGI/ac/btt/btt_talk.cgi
2008年03月12日(水)のバトルテーマ
「ノーフォールト」の著者、岡井崇先生とバトル。
救急搬送での゛たらい回し″は
去年一年間で2万4000件。
あなたは、患者の受け入れを拒否する病院が
A 病院が悪い
B そうは思わない
C -
色々なコメントが寄せられています!
『周産期医療の崩壊をくい止める会』に掲載されている前回のレポートの最後の文章によると、3月21日に日程変更されたようです。
http://plaza.umin.ac.jp/~perinate/cgi-bin/wiki/wiki.cgi?page=%C2%E8%BD%BD%C6%F3%B2%F3%B8%F8%C8%BD%A4%CB%A4%C4%A4%A4%A4%C6%2808%2F1%2F25%29
投稿情報: tomo | 2008年3 月14日 (金) 11:57