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うろうろドクター

11月24日(土)・25日(日)の、地域医療研究会 全国大会2007で、
大阪厚生年金病院の清野良紀先生の子育て支援の話を拝聴しました。

1、育児休業期間を3年間設け、その間は全く休業であろうが
週1日であろうが本人が希望する就業時間で正規職員の身分を保証している。
子供が3歳以降も小学校6年生までは週30時間就業すれば正規職員として継続できる。
2、これらの子育て支援の適応は正規職員のみならず、研修医・レジデントなどの
契約医師や週30時間以上就業する全ての臨時職員にも認めている。
3、保育園・病児保育室をはじめとするさまざまな育児環境を改善した。

など他業種では当り前ですが、医者の世界では全くありえなかった
子育て支援を実現し、女医の離職を防ぐ試みを発表されていました。

特に、院内駐車場の最優先確保や、病児保育室(3人まで)といった取り組みや、
『男性医師のみに負担をかけるのではなく、外部からも当直などの
応援を頼みながら、みんなが少しずつ苦痛をわかちあう』
という考え方には大いに頷かされました。

こういった試みが全国に広まれば・・・と思います。

桜井純一郎

男性と女性は違うものだけど、きちんと一緒に仕事をできる環境にしたいですね。
「子供がいるから仕事に就けない」のは、産婦人科医として、一刻も早く改善して欲しいことの一つです。

ついでに。
父子家庭だってあるんだし、女性だけでなく男性でも子供を預けられる、ような社会にしたい、なってもらいたいです。

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