(関連目次)→妊婦さんと感染症
(投稿:by 僻地の産科医)
ある産婦人科医の先生に、触発されて、
子宮頚癌治療ガイドライン2007年版
ある産婦人科医のひとりごと 2007/10/18
http://tyama7.blog.ocn.ne.jp/obgyn/2007/10/post_e3ba.html
わたしも、ちょっとだけ得意(かもしれない)分野でいってみようとおもいます!
というか、勉強途中。(本気で)
10月に転勤された時に大きな仕事を任された、
というお話をしたかどうか分かりませんけれど、
「HIV合併妊娠係、よろしくね ..。*♡」とお任せされましたo(^-^)o!!!
というわけで、今のところ必死で勉強中です。
2002年までの統計では、10年ほどで全国から275名のHIV合併妊娠が報告されています。自分の病院では大体3年間に20件強の患者さんたちをみているみたい。分娩に至ったのはそのうち193例ですから、その後の足取りがわからなかったり、中絶したり、母国へ帰ったりしたのかな???
本当の事をいえば、転勤初日の外来で、
普通にHIVの患者さんが回ってきたので、顎が外れるかと思ったのです!
抗HIV薬とか、CD4の読み方とか、一生懸命頑張って勉強中(>▽<)!!
で、まずは妊婦さんのHIVスクリーニング率くらいから見ていきましょう。
こちらです ..。*♡
で、HIVスクリーニングしますよね? で、HIV抗体が引っかかってきた時に何をするか。 というわけで、診断がついたら、first trimester(具体的には14週以上)以降で3剤併用でクスリを内服していくことになります。 今はいい薬があって、でも妊娠していない人用への第一選択薬は、first trimesterでは催奇形性が問題になるそうです。約7%。というわけで、えっと。。。今日は母子感染の教科書しかもってないので、その第一選択薬の名前は後日、すみません。 あとは、AZT(レトロビル・レトロビルシロップ(赤ちゃん用))のクスリは売っていません。何かのたびに申請して取り寄せです。切迫さんになってしまうのも嫌なので、3ヶ月前には取り寄せましょう ..。*♡ 基本は、母乳は「止め」です。 オペ時の注意など山のようにありますけれど、 結構、ちゃんと勉強しなくてはならないんです。まだまだ、多分、続きます。
偽陰性率が高いのも、みなさまご存知でいらっしゃいますよね?
妊婦さんのスクリーニング検査 エイズ検査について
ウェスタンブロッティングとPCR法。ここまではOK。
HIV-2は全国で数人です。今のところ。
あとは腎臓機能とか、肝障害、溶血性貧血に気をつけてみていくことになります。
溶血性貧血とかっていわれると引いちゃうけれど、直接・間接ビリルビン、網状赤血球、ウロビリノーゲンとかみるみたい。。。よくわかりません(>_<)!!
あと大事なのが、レトロビルとかと使っちゃいけない薬に「メテルギン・メテナリン・パーロデル」がありますo(^-^)o!!!
アトニンOK,カバサールOKです。よろしくお願いします!!!
「ははん。切って出すだけでしょ??」
という赴任前の私の態度は大きく変わりましたo(^-^)o ..。*♡
なかなか奥が深いですね・・・というか、やはり日本でもこういう新しい情報をと思うと都市部の病院で研修したり勉強するのは大切ですよね。
投稿情報: skyteam | 2007年10 月25日 (木) 01:09
あなたのヒントは、非常に感謝しています。HIV感染を一掃することができますない薬がありますが、あなたの免疫システムは、長い期間よりよい機能するようにウイルスを抑えるための治療があります。
投稿情報: ズファジラン | 2011年2 月25日 (金) 19:42