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(投稿:by 僻地の産科医)
おはようございますo(^-^)o..。*♡
今日も人手不足が続く、地方医療からニュースです。
新小児科医のつぶやき先生がとてもいいデータを示してくださってます。
数字で見る産科危機
新小児科医のつぶやき 2007-09-21
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070921
ぜひぜひ見てくださいませ!
全国産科医の労働状態が一目で見てとれるようになっています。
さて、麻酔科ももともと崩壊していますが。。。。
問題が認識されるのはいいことですo(^-^)o..。*♡
そこからしか始まりません。
あとあれこれ。日医ニュースがツッコミどころ満載(>▽<)!!!
麻酔医不在で女児を60キロ搬送
日刊スポーツ 2007年9月20日
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070920-258906.html
石川県の救命救急センターに指定されている公立能登総合病院(同県七尾市)で今年7月、麻酔医が不在のため、来院した女児(5)の緊急手術ができず、約60キロ離れた金沢市内の病院へ搬送されていたことが20日までに分かった。
能登総合病院などによると、女児は7月27日午後6時半ごろ、「おなかが痛い」と来院。虫垂炎が進行し、緊急手術が必要と診断された。しかし、麻酔医がいない時間帯だったため、金沢市の県立中央病院まで救急車で搬送。女児は約7時間後に手術を受けたが、その後、経過は良好ですでに退院したという。能登総合病院は2000年、重症の急患を24時間体制で受け入れる救命救急センターの指定を受けたが、今年3月末に2人の常勤麻酔医が退職。現在は手術日程などに合わせて、非常勤の麻酔医6人でやりくりしている。
救急病院に麻酔医不在 盲腸女児ら10件転送/石川
2007年9月21日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news005.htm
県の救急救命センターに指定されている七尾市の公立能登総合病院が、常勤の麻酔科医が確保できず、4月から土日と夜間の全身麻酔を要する手術ができない状態が続いていることが分かった。同病院は、常勤の麻酔科医がいる市内の総合病院、金沢市内の病院と連携して対応しており、4月以降、他の病院に搬送したケースは10件あるという。
同病院では今年7月27日午後6時半ごろ、急性虫垂炎(盲腸炎)で運ばれた中能登町の女児(5)の手術ができず金沢市内の県立中央病院に転送された。女児は完治したが、救急救命医療体制の不備を問う声が上がっている。
県医療対策課によると、医師不足が問題になっている能登地区では、麻酔科医不足は特に深刻で、2004年の県内の麻酔科医は72人で人口10万人あたりの医師数は、6・1人と全国平均(5・0人)を上回っているが、9割は金沢市などの加賀地区の病院に集中している。能登総合病院では平日は、金沢市内の3病院の医師6人が非常勤で手術などに対応している。救急救命センターに麻酔科医の常勤は義務づけられていないが、同病院の川口光平事業管理者は「救急救命センターの使命を100%果たすには麻酔科医の確保が最大の課題」と話している。
県も後任の医師探しに協力しているが、いまだ確保できていない。同課の北川龍郎課長は、「急患を受け入れる救急救命センターという性質上、現状は好ましくない。周辺の病院との連携を確認するように指導し、後任の麻酔科医探しに全力で協力していきたい」と話している。
県病院事業、12年ぶり赤字/岐阜
中日新聞 2007年9月21日
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20070921/CK2007092102050332.html
県の二〇〇六年度の病院事業決算が一九九四年度以来十二年ぶりに赤字になったことが二十日、県議会に提出された県病院事業決算書で分かった。
県の病院事業は岐阜市の県総合医療センターと多治見市の多治見病院、下呂市の下呂温泉病院からなる。〇六年度の収支は、収益が二百九十億八千七百五十四万円(前年度比6・6%減)だったのに対し、事業費用が三百九億七千六百五十一万円(3・1%増)。約十八億八千九百万円の赤字だった。
赤字は三病院とも。損失を計上した主な要因は、電子カルテを導入する際に制限した患者数の回復が遅れ、三病院とも入院、外来収益が大きく減少したこと。三病院の入院の延べ患者数は四十三万六千九百五十九人で前年度比7・6%減、外来の延べ患者数は六十七万三十三人で15・8%の減となった。
県総合医療センターはこれに加え、新病棟の建設とそれに伴う高額医療機器の購入などで減価償却費や経費が膨らんだ。
また財政状態は、資産合計が七百六十七億三千四百九十万円で前年度比2・4%の減。県総合医療センター建設により固定資産が九十億円余増加したものの、建設の際に預金を取り崩して流動資産が百十三億円余減少したことによる。
同決算審査意見書では、各病院にとって患者数の回復が課題とした上で、多治見病院は精神科と腎臓内科の医師不足が今後の収益に影響してくると指摘。最も収益性が低い下呂温泉病院についても深刻な医師不足の影響を指摘しつつ、老朽化の目立つ建物の再整備の方向性を早期に出すことを求めている。
離島航路、妊産婦の運賃軽減へ 知事「来月にも導入」表明
北海道新聞 2007年9月21日
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/life/50654.html
2市立病院の統合求める 山陽小野田市建設検討委
中国新聞 2007年9月20日
http://www.chugoku-np.co.jp/Health/An200709190295.html
県西部病院統合、不参加の意向強調 御前崎市長/静岡
静岡新聞 2007年9月20日
http://www.shizushin.com/local_west/20070919000000000039.htm
精神科の初診外来を停止 市立甲府病院
山梨日日新聞 2007年9月20日
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2007/09/20/11.html
県内の看護職員不足が深刻 県調査、116施設で145人
徳島新聞 2007年9月20日
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_119025231672&v=&vm=1
常勤内科医不在の公立おがた総合病院 野田院長インタビュー 地域医療は病院の使命
西日本新聞 2007年9月19日
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/oita/20070919/20070919_002.shtml
医学部定員増に前向き/弘大学長
東奥日報 2007年9月20日(木)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070920142630.asp
未受診の実態把握へ-橿原の妊婦死産で県が調査
2007.9.20 奈良新聞
http://www.nara-np.co.jp/n_soc/070920/soc070920c.shtml
橿原市の妊婦(38)が救急搬送中に受け入れ病院が見つからず死産した問題などで、荒井正吾知事は19日、同妊婦がかかりつけ医がいなかった点に注目し、県内のかかりつけ医のいない妊婦の実態調査に乗り出す意向であることを明らかにした。かかりつけ医のいない未受診妊婦については、今回の問題で表面化し、全国的にも未受診妊婦が増えてきている状況などが浮き彫りになっている。
荒井知事はこの日の定例記者会見で「今回のように妊婦にかかりつけ医がいなくて、受診をしていないことがあると、妊婦に急変があった場合、すぐ(医者同士が患者の状況を連絡し合い、状況によって救急搬送を行う)2次救急に入れないことになる。安心してお産するには受診率を高めることが必要。その対策のためにも早急に未受診妊婦の調査を行いたい」と、調査に前向きの姿勢を示した…
病院たらい回し防止 県が受け入れ体制強化
岐阜新聞 2007年09月20日
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20070920/200709200816_2877.shtml
伊那中央病院の施設改修の必要性を確認
伊那毎日新聞 2007年9月20日
http://inamai.com/news.php?c=seiji&i=200709191812450000022933
不足する救急車両の確保を
タウンニュース 2007年9月20日
http://www.townnews.co.jp/020area_page/02_fri/01_naka/2007_3/09_21/naka_top1.html
「主治医」に意見集中、医療保険部会
キャリアブレイン 2007年9月20日
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/12042.html
医師確保に不可欠な職場環境の改善
NPO法人「女性医師のキャリア形成・維持・向上をめざす会」
「働きやすい病院」評価事業がインフラ整備を後押し
Japan Medicine 2007.9.19
http://megalodon.jp/?url=http://www.japan-medicine.com/news/news1.html&date=20070920204734
医療保険部会、改定めぐる議論開始
キャリアブレイン 2007年9月20日
http://www.cabrain.net/news/article.do?newsId=12041
救急妊婦5人を拒否 滋賀県で昨年度 「満床」などで京都へ移送
京都新聞 2007年9月19日
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007091900045&genre=C4&area=S00
滋賀県内で昨年度、救急搬送された妊婦のうち5人が、ベッドが足りないなどの理由で県内の病院に受け入れを断られ、京都府内の病院に移送されていたことが18日、分かった。母体や新生児に異常はなかった。奈良県橿原市の死亡事例もあるが、県は「5人は決して多くない。今後も他府県との連携を重視して、適切に対応したい」としている。
県などによると、5人は「満床」や「処置中」などを理由に断られ、このうち4人が宇治市内、1人が京都市内の病院にそれぞれ移された。このほか、1人がより高い医療処置が必要との理由で京都市内の病院に搬送された。
昨年度に救急搬送され、最初の医療機関とは別の病院に転送された妊婦は290人いた。このうち大津赤十字病院(大津市)がほかの病院などから報告のあった117人の受け入れを求めた医療施設数を調べたところ、5つ目の病院で受け入れられた妊婦が1人いた。4つ目が1人、3つ目が4人、2つ目は12人いた。
滋賀県では、大津赤十字病院と滋賀医大付属病院、近江八幡市立総合医療センター、長浜赤十字病院の4病院を、出産にかかわる周産期医療の拠点としており、4病院がハイリスクの妊婦を受け入れられない場合は、京都府内の病院に移すことにしている。
県によると、京都府内の病院との連携は、病院同士が個別に行っており、大津赤十字病院は京都第一赤十字病院と緊急時の連携を確認しているという。県健康推進課は「今後、自治体レベルでも連携を密にしたい」としている。
舛添厚労大臣、産婦人科の現場を視察
news eye 2007年9月19日
http://news.tbs.co.jp/top_news/top_news3661686.html
舛添厚生労働大臣は千葉県内にある消防本部と病院を訪れ、救急患者の受け入れ態勢や産婦人科の現場を視察しました。
この視察は先月、奈良県橿原市で、妊婦が病院の受け入れを相次いで断られ死産した問題を受けて行なわれたものです。
千葉県では、妊婦の受け入れ拒否事例が去年1年間に100件あまりあったということで、舛添大臣は「現場を見て産婦人科医の不足を改めて認識した」と視察の感想を述べました。
舛添厚労相が救急医療を視察/千葉
NHK 2007年9月19日
http://www.nhk.or.jp/chiba/lnews/03.html
奈良県などで、妊娠中の女性が病院に受け入れを拒否された問題を受けて、舛添厚生労働大臣は19日、千葉県内の消防本部や病院を訪れ救急医療体制の現状を視察しました。
舛添大臣は最初に君津市の消防本部を訪れ、本部内の施設を見学したあと、救急隊員などから妊娠中の女性の救急搬送の現状について説明を受けました。
舛添大臣はこのあと、隣りの神奈川県などからも患者を受け入れている鴨川市内の病院を訪れ、テレビ電話やインターネットなどホテル並みの設備を備えた最新の分べん室を視察しました。
妊娠中の女性が医療機関に次々に受け入れを断られるケースは全国的に問題になっていますが、千葉県でも妊娠中の女性の救急搬送で少なくとも1回以上、病院に受け入れを断られていた人が去年1年間で100人あまりいたことがわかっています。
舛添大臣は視察後、「現場の声を聞くことによって、産婦人科の医師不足の深刻さをあらためて感じた。医師不足の問題を解決するためには、ある程度、国民の負担は避けられず、国としてどんな支援ができるか具体的に検討したい」と話していました。
損賠訴訟:新生児に重度後遺症、県側は争う方針--地裁初弁論 /山形
2007年9月19日 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070919-00000132-mailo-l06
県立新庄病院で生まれた庄内町の男児(1)が担当医のミスで重度の後遺症を負ったとして、男児の両親が県に約1億8000万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が18日、山形地裁(片瀬敏寿裁判長)で開かれた。県側は争う方針を示した。
訴状によると、昨年6月14日、妊娠中の母親が同病院に検査入院した。同月18日、看護師が3回にわたり胎児の様子をモニターで見た際、仮死状態の可能性があることに気付き、2回目と3回目の後、担当医に報告したが、担当医はその時点では処置をしなかった。担当医は19日になって緊急の帝王切開をしたが、男児は低酸素性虚血脳症による重度の脳性まひや知的障害などを負った。
原告側は「モニターを見た3回のいずれかの時点で胎児が仮死状態だと診断し、もっと早くに帝王切開していれば重度の後遺症は免れた」と主張している。
病院側は「モニターを見た段階では仮死状態だとは読み取れなかった。仮に読み取れて帝王切開をしたとしても低酸素性虚血脳症になった可能性が高い」と、過失と後遺症との因果関係を否定している。
医療過誤:賠償金2件に2222万円--県の議案 /新潟
毎日新聞 2007年9月20日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/niigata/news/20070920ddlk15040461000c.html
治療薬10倍を処方、9歳男児に後遺症 大阪市示談成立
朝日新聞 2007年9月21日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200709200074.html
大阪市都島区の市立総合医療センターで04年、医師が男児(9)にホルモン剤を10倍多く処方するミスがあり、男児に視力低下などの後遺症が残った。今年8月、市が男児側に見舞金3千万円を支払うことで示談が成立し、20日、市議会運営委員会に報告された。
同センターによると、04年4月7日、先天性副腎過形成症の治療のため小児内科に通院してきた男児に、当時の小児内科部長(59)がホルモン剤を処方した際、パソコン端末で1日「10ミリグラム(1錠)」と入力するべきところを「10錠」と入力。薬剤部もチェックを怠り、そのまま処方された。男児は約40日間、服用を続けた。 5月18日午後、男児は意識障害などで同センターに救急搬送され、処方ミスが発覚。現在も後遺障害が残り、「就労可能な職種が相当程度制限される」状態だという。
こんにゃくゼリー 子ども・高齢者「食べないで」
2007年9月20日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070920-OYT8T00199.htm
老人医療費…地域格差1.52倍 長期入院が原因
2007年9月20日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kyousei/jiten/20070920-OYT8T00209.htm
慢性疲労症候群の犯人はエンテロウイルス
2007年9月13日/HealthDay News
http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm
癌(がん)治療の臨床試験の多くが行き止まりに
2007年9月10日/HealthDay News
http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20070920hj001hj
日医ニュース 2007年9月20日号より抜粋
■『グランドデザイン2007―国民が安心できる最善の医療を目指して―各論』を発表
http://www.med.or.jp/nichinews/n190920a.html
■唐澤会長と舛添厚生労働大臣が初会談
http://www.med.or.jp/nichinews/n190920b.html
■唐澤会長 日本記者クラブで講演/医療費抑制策が招く地域医療の崩壊
http://www.med.or.jp/nichinews/n190920c.html
■視点/名誉白人
http://www.med.or.jp/nichinews/n190920d.html
■平成19年度 第1回在宅医研修会/在宅医療を推進する諸形態
http://www.med.or.jp/nichinews/n190920e.html
■第51回社会保険指導者講習会/「メタボリックシンドロームup to date」をテーマに開催
http://www.med.or.jp/nichinews/n190920f.html
■第117回日本医師会臨時代議員会次第
http://www.med.or.jp/nichinews/n190920g.html
■日医定例記者会見/8月29日/厚生労働省 「平成17年度国民医療費」について
http://www.med.or.jp/nichinews/n190920h.html
■日医定例記者会見/8月29日/後発医薬品の使用に関するアンケート調査の実施
http://www.med.or.jp/nichinews/n190920i.html
■日医定例記者会見/9月5日/三省による「緊急医師確保対策に関する取組について」に対する日医の見解
http://www.med.or.jp/nichinews/n190920j.html
■日医定例記者会見/9月5日/「後期高齢者医療の診療報酬体系の骨子(案)(たたき台)」の問題点を指摘
http://www.med.or.jp/nichinews/n190920k.html
■中医協(8月29日)/今後のDPCのあり方について議論
http://www.med.or.jp/nichinews/n190920l.html
■唐澤会長らが官房長官・財務大臣を訪問
http://www.med.or.jp/nichinews/n190920m.html
■第60回日本医師会設立記念医学大会 表彰者決まる
http://www.med.or.jp/nichinews/n190920n.html
■特定健診・特定保健指導(6)/電子化の課題
http://www.med.or.jp/nichinews/n190920o.html
■女性医師バンクから
http://www.med.or.jp/nichinews/n190920p.html
■プリズム/修学旅行分散研修
http://www.med.or.jp/nichinews/n190920q.html
■勤務医のページ/「白い巨塔」から「白い廃墟」へ─大学病院の危機的状況─/黒木登志夫(岐阜大学学長)
http://www.med.or.jp/nichinews/n190920r.html
■私もひとこと/沖縄県医師会長 宮城信雄
http://www.med.or.jp/nichinews/n190920s.html
■勤務医のひろば/ヤング・ソルジャーたち
http://www.med.or.jp/nichinews/n190920t.html
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