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おはようございますo(^-^)o..。*♡
一番のニュースは東京女子医大事件の先生、マスコミ相手に勝訴です!
取材せずの記事はタブーですよね。おめでとうございます。
あと一日遅れですが、武見さんの記事をいくつか。もう組織票とかの時代じゃないのかな。
今日は地方のニュースが少ないです。
注目は断水中だと、手術も影響を受けるんですね!の記事かな。
宮崎大のニュースは背景がわかりません(>_<)!!!
でもひどい感じがします。なんとなく。
採血の失敗4回、しかも慢性疾患で血管の取りにくそうなお子さん、
呼吸困難で亡くなるなんて、予見できるでしょうか。
地震関連死がいまのところないようですね!
関係者の方々の頑張りと、エコノミークラス症候群予防のための
知識啓蒙の賜物でしょう!予防って本当に本当に難しくって、
だから本当にすばらしいです(>▽<)!!!!!
では、今日のニュースお楽しみください..。*♡
東京女子医大事件で「週刊女性」に賠償命令 東京地裁
朝日新聞 2007年07月30日
http://www.asahi.com/national/update/0730/TKY200707300352.html
東京女子医大病院(東京都新宿区)で01年、心臓手術を受けた当時12歳の女児が医療ミスで死亡したとされる事件で、業務上過失致死罪に問われた元病院医師の佐藤一樹被告(43)=一審で無罪、検察側が控訴=が「週刊女性」の記事で名誉を傷つけられたとして1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が30日、東京地裁であった。石井忠雄裁判長は名誉棄損を認め、発行元の主婦と生活社に対し、55万円の支払いを命じた。
問題となったのは02年7月23日号の「あなたの大切な人も医者に殺される」と題した記事。判決は「(医療ミスがあったとされることを)ほかの報道機関の報道で知ったというだけで、自ら取材して検討したことが全くうかがわれない。医療ミスが真実と信じる相当な理由はない」と述べた。
自民の組織候補、相次いで落選・比例代表
日本経済新聞 2007年7月30日
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070730AT3S3000L30072007.html
参院選の比例代表では、医師会が推していた武見敬三氏や薬剤師団体が支援する藤井基之氏、土地改良団体の段本幸男氏ら自民党の組織候補が相次いで落選した。
看護団体の松原まなみ氏、運輸団体の推す藤野公孝氏らも落選した。農協の推す山田俊男氏は自民比例の得票数で2位だったが、もう1人の福島啓史郎氏は当選圏に遠く及ばず、漁協が支えた丸一芳訓氏も届かなかった。比例代表に業界団体の組織候補を立てて集票力を競わせるのが自民の戦略。だが舛添要一氏や中山恭子氏ら知名度の高い候補が当選を勝ち取る一方、従来型の組織候補はあまり振るわなかった。
武見次点に泣く…メタボ退治も票につながらず!?
ZAKZAK 2007/07/30
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007073006.html
厚生労働副大臣の武見敬三氏(55、写真)が、比例区・自民で落選。18万5982票を獲得したものの、比例14位の有村治子氏に1万5047票差の次点落選という厳しい結果に終わった。
武見氏は昨年11月、医療制度改革で予防給付が重視されることとなった生活習慣病予防の一環として、自身のメタボリック退治を宣言。半年で体重5キログラム、ウエスト5センチ減を公言したことで有名だ。武見氏は今選挙戦で、医療格差是正や医師不足解消を政策を中心とした政策実現を公約。先進国としての安全医療、ゆとりある勤務体系の確立を掲げ、マスコミの取材には「今の体制で国民の医療を守っていくことができていないなら、どこに問題があるか、現実を直視して解決しないといけない」と訴えていた。
今回の敗戦に同氏の事務所は30日朝、「いまは、支援者のお礼、おわびのあいさつで手いっぱい。まだ、一般の有権者にごあいさつできる段階ではない」とコメント。次点落選のショックを隠しきれない様子でマスコミ各社の取材をシャットアウトしている。
話題を集めた「メタボ退治」は、6月4日の最終計測で体重7.45キロ減、腹囲6.9センチ減に成功し、公約を達成。継続した取り組みを宣言していたが、同月22日の抜き打ち検査では、すでにリバウンドしていたことが発覚していた。
第2回ボイス81地域会議、上伊那地区で開催
伊那毎日新聞 2007年7月31日
http://inamai.com/news.php?c=seiji&i=200707301922590000021866
知事と市町村長らが地域のことについて意見交換する「ボイス81地域会議」が30日、伊那市の県伊那合同庁舎であった。村井知事や県幹部を迎え、上伊那地区の市町村長らがそれぞれに直面する地域の課題について提言。医療提供体制の充実や有害鳥獣駆除など、早急な対応が必要な問題に対する県の支援を求めた。10広域ごとに開催する地域懇談会は昨年に続き2年目。
医師、産科医不足が深刻化していることを受け、医師確保のための具体的取り組みを求める声が多く、小坂伊那市長は「県立病院から産科医を配置するか、院内助産院を設置する早急に対応してほしい」と指摘。それに対し村井知事は「県が本気になって取り組まなければどうしようもない問題。病院が研修医を抱え込むことができるようなインセンティブをつけるなどの工夫ができないかと検討している」として、具体的には研修環境の充実、女性医師の確保、研究助成金の増額などを挙げた。
有害鳥獣対策としては、適正かつ広域的な駆除体制の確立を求める意見が出たほか、駆除した肉を食肉として活用するためのガイドラインの策定を早急に示してほしいとする声があった。
医療器具消毒できず 2病院、手術延期も 北見給水に油臭
北海道新聞 2007/07/31
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/40819.html
【北見】大規模断水を受けて北見市が、消防用タンク車で病院など十施設に給水した水が油臭いと指摘された問題で、この水の供給を受けた同市内の二カ所の病院が水を使った医療器具の消毒装置の使用を見送り、他の医療機関の支援を受けるなど影響が出ていることが三十日わかった。消毒装置は高い水圧と蒸気で、手術に使うメスなど器具の汚れを洗浄、滅菌する。いずれの病院も給水を受けた二十六日、器具への油臭の付着を恐れて消毒装置の使用を中止した。
このうち一つの病院では、翌二十七日から三十日まで入院患者の手術六件を実施したが、器具の消毒は市内の他の医療機関に依頼。この影響で手術一件の一日延期を余儀なくされたが、治療に支障はなかったという。この病院は受水タンクを毎日、洗浄しているが三十日も油臭が抜けず、消毒装置の使用再開のめどはたっていない。「緊急手術が立て込んだ場合、準備が追いつかない恐れもある」(事務長)と懸念している。また、もう一カ所の病院は「手術予定がなく、大きな混乱はなかった」としている。 水の油臭について市は、タンク車の水を外にくみ出す動力ポンプの排ガスがタンク内に流れ込んだのが臭気の原因とみて調査している。
埼玉医大病院の緑膿菌感染者167人
日刊スポーツ 2007年7月31日
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070730-234767.html
SBI、富裕層向け医療サービス
2007年7月31日 日本経済新聞
http://health.nikkei.co.jp/news/top/
SBIホールディングスは来年4月、提携する医療機関を通じ、有料会員に対して健康保険適用外の先端医療機器を使った治療や健康診断を提供する事業を始める。このほど全額出資の子会社を設立、自前の療養施設の建設にも着手する。傘下のSBIイー・トレード証券の大口顧客など、富裕層を会員に取り込む狙いだ。
新設したSBIウェルネスバンク(東京・港)が、心疾患やがんの有無を診断する都内の医療機関と近く提携する。会員の健康状態を定期的に調べてもらい、手術が必要になれば国内外の熟練した医師を紹介する。
高校生が外科手術体験 「命扱う仕事の大切さ実感」 岡山大病院
岡山日日新聞 2007年7月30日
http://www.okanichi.co.jp/20070730123755.html
青森で看護大学等進路説明会
東奥日報 2007年7月30日
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070730092038.asp
’07参院選:和歌山選挙区 願い託した私の一票 新議員に望む有権者の声 /和歌山
毎日新聞 2007年7月30日(抜粋)
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/wakayama/news/20070730ddlk30010309000c.html
◆社会保障
◇体系的な施策の構築必要--海南市日方、和歌山大准教授、金川めぐみさん(34)
記録漏れ問題や社保庁解体に議論が終始したが、年金は持続可能な仕組みをどうつくるかが課題だ。財源を抜きに語れないが、各党論議が不十分。制度への不信に対し、高負担高福祉か逆か、年金会計の収支バランスを維持する制度を提示する必要がある。
社会保障は年金のみならず、医療や生活保護、高齢者、障害者、子どもへの福祉など、施策を体系的に考えなくてはいけない。介護サービスと年金の重なる部分での調整も必要だ。生活保護で自立助長が叫ばれるが、仕事のないところで仕事をしろというのは可能なのか。ワークシェアリングなど雇用をうまくつくる方策を考えてほしい。
◆少子化
◇子どもに視点の環境を--和歌山市松江中1、NPO法人子どもNPO和歌山県センター理事長、岡本瑞子さん(63) 子育て環境の整備やシステムづくりが、行政の財政難などもあり、なかなかできていない。地域が崩れ、母親が子育てから解放される時間もない。父親も企業との関係で、育休や時短勤務を申請しづらい状況がある。日本社会を担う子どもが豊かに育たなければ、日本の未来は明るくない。子どもも大人もゆとりがある豊かな環境の中でこそ育つ。五感で触れられる豊かな自然が身近にあることも大事。新たな議員には、人とのつながりや、子どもに視点を置いた環境づくりをしてほしい。すぐに結果が見えてこないことだが、そういう点にこそ、お金を使うべきだ。
◆医師不足
◇出産と暮らしに安心を--新宮市熊野路1、市婦人団体連絡協議会会長、橋本行子さん(73)
要望活動が実を結び、新宮市立医療センターに産婦人科医師の緊急派遣が決まった。しかし、期間がどのくらいになるのかの問題があり、抜本的な解決策が求められる。赤ちゃんを育てることは、芸術家が芸術作品を作り上げるのと同じではないかと思う。そのためには、まず、安心して出産出来る環境が必要だ。
この医師不足問題は、国の医療制度に問題があるように思うし、施策の誤りが顕在化したのではないか。小さいまちでは、行政面でも救われない部分が多いが、新宮を安心して住めるまちにしようとするなら、医師が確保される環境づくりに、市民と一体となって取り組んでほしい。
病院経営実態を調査へ 日病協
医療タイムス 2007年7月30日
http://times-net.info/news/2007/07/27/
日本病院団体協議会は27日、2006年度診療報酬改定後の病院経営の実態について調査を行うことを決めた。9月をめどにとりまとめ、次期診療報酬改定に向けて資料を提出する。
参院与野党逆転 国政の混迷は許されない
2007年7月30日付 読売社説
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20070730ig90.htm
宮崎大側に2400万円の支払い命令
日刊スポーツ 2007年7月31日
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070730-234776.html
宮崎医大病院(現宮崎大病院)で2003年、研修医の未熟な採血の結果、心臓病の長女(当時2)が呼吸困難で死亡したとして、宮崎県清武町に住む父親(42)が、大学に損害賠償を求めた訴訟の判決で、宮崎地裁は30日、約2400万円の支払いを命じた。判決理由で高橋善久裁判長は「研修医に経験を積ませることよりも、呼吸困難を起こす危険性を低下させることを優先すべきだった」と指摘した上で「注射針を刺す回数を最小限に抑える義務を怠った」と病院側の過失を全面的に認めた。
判決によると、長女は03年9月12日、心臓病手術の輸血準備のため採血をされた際、研修医が2回失敗するなどして計4回の注射を受けた。長女は痛みや恐怖で号泣、その後も2回激しく泣いて呼吸困難に陥り、同日死亡した。高崎真弓病院長は「上訴などについては判決文の内容を検討して決定したい」とコメントした。
地震の関連死、いまだゼロ
新潟日報 2007年7月30日
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=1570
患者参加 読売新聞
(上)体験者だから 橋渡しできる 2007年7月24日
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kyousei/saizensen/20070724-OYT8T00185.htm
(下)診療指針作り 中心的な役割 2007年7月25日
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kyousei/saizensen/20070725-OYT8T00215.htm
安さより「高価な安心」、中国産ウナギが品質不安で不振
2007年7月27日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070727i3w2.htm
自宅でマムシ酒製造中 男性かまれ?死亡
神戸新聞 2007年7月30日
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000499414.shtml
あんまり意味が分かんない(;;)。
インスリン脳内では「悪役」
2007年7月29日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070729-OYT8T00069.htm
毎度お世話になります…
『医療器具消毒できず 2病院』の一つに、その渦中に行ってきましたがそれは大変でした。ライフラインの水がないと、記事以外にも冷房もダメだし、シャワーも節水、食事を作るにも…と。急遽院内当直からホテルに変更。ある意味人災なので(数年前にも懸念されて貯水池設置などの提言あったが元々降雨量の少ない土地なのと財政難で放置)、地元市民はカンカン。病院側は賠償も難しいだろうしと困り果ててました。
平和ぼけとよく言われますが、ガソリンも高騰(冬の灯油が心配)、ガス管は爆発するわ、暖房機で死ぬわ、…選挙でも医療問題は置き去り!
見直さねばみんなの身の回りのライフライン!そう変わっていくことを願って。
投稿情報: 元地方の一人産科医長 | 2007年7 月31日 (火) 22:59
現場レポート、ありがとうございます!
たかだか断水といってもとっても大変なのですよね。。。
医療は他よりたくさん水を使っている気がします。昨日、いろいろ考えながら仕事場を見ていたのですが、クスコとか、膣洗ひとつお水ですものね。。。もちろん手洗い。洗濯、機材の洗浄など、あまり感じないけれど、あちこちに水道ありますし、欠かせないな~と実感しました。
なかなかそういったライフラインの見直しはゆっくり声を上げていかないと(逆に一度でも困らないと)ナンニモしてもらえないかもしれませんね!
平和ボケ、はそのとおりかも。。。
投稿情報: 僻地の産科医 | 2007年8 月 2日 (木) 09:01