MRIの値段2
マイアミの青い空 2007.07.14
http://blog.m3.com/Neurointervention/20070714/MRI__
結構、お高いですねo(^-^)o ..。*♡
でも日本でも自己負担分どんくらいなんだろ。。。結構高かったですよ?
2万円くらいかなぁ。。。お安くてすみませんでした(>▽<)!!!
武士の情け、医師の情け
マイアミの青い空 2007.07.15
http://blog.m3.com/Neurointervention/20070715/1
青戸事件については、小松先生もお書きになっていますよね(>▽<)!!!
ぜひぜひ読んでくださいね!「医療崩壊」にもありますので、よろしく!
さてお約束しましたので、こちらから。
はじめから申し上げておきますけれど、こちらのコメントの反論として
とりあげさせていただくのは、ある助産師さまからの反論のみです。
NATROMの日記
信仰と狂気~吉村医院での幸せなお産 2007-07-07
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20070707#p1
たこポイ捨て禁止 2007-07-13
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20070713#p1
それからこの関連ブログについては、
当該病院に勤めるお友達には早い時期にメールで紹介してあります。そのことを承知の上で反論があればお願いいたしますねo(^-^)o ..。*♡
よろしくおねがいします。あとNATROM先生に迷惑かけないで!煽りは禁止ね!
妊婦vs飛行機
S.Y.’s Blog 2007-07-12
http://d.hatena.ne.jp/shy1221/20070712/p2
そうなんですよね~結局。
ま、しばらく長距離の飛行機に乗りそうもないからいいんですけれどo(^-^)o ..。*♡
妊娠中の航空機搭乗に際しての注意点
あげてみたので、もしよろしければよろしく!
産婦人科的にはあんまり役に立たないけど(笑)。
「マスコミたらい回し」とは?(その85) 毎日新聞奈良局の誤報によって産科を潰された大淀病院、産科再開を目指し「ドクターバンク」に登録「常勤3名募集」を毎日新聞大阪本社もなぜかニュースに@7/12→なぜか誤報入り第一報を書いた青木絵美・林由紀子記者を援護する書き込みが掲示板に登場
天漢日乗 2007-07-14
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/07/853712web_bb7b.html
後のほうの書込みに注目o(^-^)o!
そっか。そういうものなのね。。。。残念でしたね、奈良南部の方々。
白血病という地雷
日々是よろずER診療 2007-07-14
http://blog.so-net.ne.jp/case-report-by-ERP/20070714
ま、時々は血液検査もいいかも!
しかし時間外ばかり受診するのは危険が大きいと思います。
苦情対応力って必要?
日々是よろずER診療 2007-07-11
http://blog.so-net.ne.jp/case-report-by-ERP/20070711
これも参考になりますo(^-^)o ..。*♡
メディアリテラシー
いなか小児科医 2007年7月14日 (土)
http://swedenhouse-oita.cocolog-nifty.com/pediatrics/2007/07/post_9f21.html
こちらはいつもどおり、すばらしいですo(^-^)o ..。*♡
トラックバックにあるこちらも素敵!
メディア・リテラシーと「死」の受容 日々是よろずER診療 2007-06-20
http://blog.so-net.ne.jp/case-report-by-ERP/20070620
こちらはわびしく当直中のみなさまよりo(^-^)o ..。*♡
地方の格差問題:当直の食事事情
東京日和@元勤務医の日々 2007.07.15
http://blog.m3.com/TL/20070715/2
そうなんですよね~。。。当直中の大問題って食事!
うちの場合はとっとと売店閉まるし、なにも食べるものがよくなくなります。
なぜか出前禁止だし~。。。
台風を右から左へ受け流す~
ポンコツ研究日記 2007-07-15
http://ameblo.jp/y-gami/entry-10039891474.html
がんばって~(>▽<)!!!!!
内科認定医試験当日
眠らない医者の人生探求劇場・・・・(夢果たすまで)2007.07.15
http://blog.m3.com/my-quest-since-2006/20070715/1
きゃ~(>▽<)!!!!がんばれがんばれっ♪
日赤の医師不足・・・災害時の医療は大丈夫?
眠らない医者の人生探求劇場・・・・(夢果たすまで)2007.07.14
http://blog.m3.com/my-quest-since-2006/20070714/2
いや、大丈夫じゃないです。。。(-_-;)。。。
医療崩壊と自民党
がんばれあかがま 2007.07.14
http://blog.m3.com/akagamablog/20070714/1
こちらも胸をすくツッコミです(>▽<)!!!
DPC締め付け 「検査・手術の再入院「リセット認めない」 DPC調査で石井委員 」
勤務医 開業つれづれ日記 2007-07-14
http://ameblo.jp/med/entry-10039785982.html
> タダでさえ激安な日本医療を
> 「パッケージ化、定食化して、さらに安くしなさい」というDPC。
> 病院側は「なるべく同じ患者さんを大量に、短期間で、
> 同じ方法で診断、治療する」のがコストを減らして
> パフォーマンスを上げることになります。
そうそう、効率化ってそういうことですよね(>▽<)!!!
患者さんのだいっ嫌いな「ベルトコンベアー化」ってやつ。
こっちも究極(>▽<)!!!!
タイ式ホスピタル
ssd's Diary July 13, 2007
http://ssd.dyndns.info/Diary/archives/2007/07/post_312.html
> しかし、このパッケージを利用できるのは、健康な人だけなのだ(w。
> 日本の保険診療も、「健康な患者」ばかりを相手にして、
> ハイリスクな患者は資格無しとすれば、値上げなんかしなくても、
> きっと医療費は格段に減り、大儲けできるだろう。
きゃーっ(>▽<)!!!!ssd先生、あったまいい~っ!!!!
大橋俊夫氏の理論
新小児科医のつぶやき 2007-07-13
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070713
。。いやはや。なんていうか、
> さらっと流してますが、はっきり言って「大失態」じゃないのですか。
> 私はそう思うのですが如何でしょうか。
すべての医療者のつぶやきでしょうねぇ。(-_-;)。。。
本当にどうしていけばいいのでしょうか!
地方における医師の確保と育成について
ある産婦人科医のひとりごと 2007/07/15
http://tyama7.blog.ocn.ne.jp/obgyn/2007/07/post_d6f6_10.html
さて、最後のおすすめはこちらです!
周産期2次医療体制の充実
ある産婦人科医のひとりごと 2007/07/13
http://tyama7.blog.ocn.ne.jp/obgyn/2007/07/post_d6f6_5.html
県内一産科医さまのコメントが秀逸ですo(^-^)o ..。*♡
私が嫌がらせとして特に問題だと感じるのは、以下のタイプの発言です
> 医療水準から見て著しい誤診や初歩的ミスが存在すると言えるのではないか。
> 結果も重大だ。
> 検察がしっかり動くべきだろう。
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20070707#c1184399906
> 竹まつさんのお子さんの死は、竹まつさんご自身が嘘を言っているのでなければ、事故死です。
> これは警察に届けないと犯罪行為です。
> 竹まつさん、あるいは吉村医師は警察に届けたのでしょうか?
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20070713#c1184462737
投稿情報: 助産師 | 2007年7 月15日 (日) 15:39
助産師さま
コメントありがとうございます。
って、それだけですか?ちょっと拍子抜けしました。
というよりそもそもそれ、私の発言とはまったく関係ないですね(-_-;)。。。
ま、こちらで争っても意味のないことですし、
ネット上で問題になるくらいなら吉村さんへこちらから出向きますが、
(ま、あの先生ならいろりで魚でも焼いてくださるんでしょう)
しかしあまり医療関係者がべらべらと患者さんのことを書込むのは感心しません。
ネット上からは撤退されたほうがいいと思いますよ。
吉村医院の新生児死亡率や死産率が主張されているほど
低くないのは周知の事実ですし。
44週などの例があまりよろしくないってことぐらいはご存知だと思うんですけれど。
特にこの症例は特に患者さんが問題にされているようではないですから、もう搬送先だって係わりになりたくないでしょうし、結果が悪ければ医療者側はどうなるかわからない時代なのですから・・・。
もうちょっとお考えになった方がいいかと存じます。
そういった態度では現在かかっている患者さんはいいとして、
不幸な結果に終わったいままでの患者さんの不信を招く可能性がありますし
(不幸な結果に終わり、「仕方なかった」「運命だった」と一生懸命受入れている
患者さんが疑問を持つことはとても不幸なことだと思います。
あなたたちの医療を容認するというものではないですけれど)
ネット情報、それほど大事ですか?
もしもNATROM先生のところに書込みをされているのが
貴方であれば即刻やめたほうがいいと思います。
放置しておかなければ、拡大してどこをどうつつかれるかわかりませんよ?
(医院の宣伝されるのも周囲の病院にとっては頭の痛いことですが。。。)
というよりももうすでにすごいことになっていますね。。。
もうやめたほうがいいと思いますけれど。
投稿情報: 僻地の産科医 | 2007年7 月15日 (日) 21:22
はじめまして 僻地の産科医さま。
私はY医院に通っている今回が始めての妊娠となる妊婦です。
次にあげる3点からY医院を選びました。
1.経過が順調であり、特に、問題がなければ自然分娩で出産できればいい
2.里帰り出産が可能な為、地元にある医院を選んだ。
3.今すんでいる場所にある碧助産院も考えたが、産む所以外の病院で経過を見てもらいながら自然分娩に望むより、順調であれば分娩に分娩を請け負ってくださる医師が経過観察(医療的なものを含む)し、帝王切開などの必要性がある場合はしかるべき指示を出してくれる医師のいる産院が安心だと思った。
です。
なので、NATROM先生のブログをきっかけにネット上で拝見させていただく情報に正直、うろたえています。
しかし、ネット上ではどこまで何を信じていいのかもはっきりしない部分もあり、実は恥ずかしい、迷惑ではとは思いつつ基幹病院のひとつであるA病院にて検診を受け、質問をしてきました。
診察くださった先生は確証の取れない事は言えない事、Y医院の中傷になりかねない事は言えないとは思うのに真剣に受け答えをしてくださいました。
Y医院からの搬送は月に1位あること、帝王切開になる事が多い事、ただそれが取り立てて数が多い訳ではないとおしゃってました。
他の基幹病院へ電話で搬送数の問い合わせをしてみましたが、自分の質問の仕方、そしてどこに質問をしていいのか判らないので電話帳でしらべた番号で問い合わせをした事などのせいだと思うのですが、教えてはいただけませんでした。(当たり前だとは思います。)
ただ、僻地の産科医様は「どうしてこちらには(その医療の結末を)取材に来てくださらないのかそうしてくだされば、どのような医療をとりおこなっているのか参考までにお話できるかもしれないのに」とおっしゃっていることから、問い合わせる場所を間違えなければY医院からの搬送数や「私も似たような症例を何度も拝見させていただきました。44週症例、帝王切開術を行わずに他院に丸投げするVBAC症例、胎内死亡症例など。」といわれる事があるということを確認できるのでしょうか?もし条件が許せばどう問い合わせれば病院側から回答が得られるのか教えていただけないでしょうか?
Y医院では「全然、順調で産道も柔らかい、ただし子宮口は硬いのでどんなに動いても早産はぜったいにない。しっかりと体を動かさないと難産になる。」と毎日3時間の散歩と300回のスクワットを指示されました。
A病院では「胎児は1週分小さいがこれは正常範囲です。骨盤、羊水は普通で大丈夫です。ただ、局所収縮が見られるので、普通の生活、適度な運動は必要ですが、激しい運動や無理は流産や早産の可能性も出るので300回のスクワットはすすめない。現時点の話しかできないが今の状態で順調に経過が進めば、助産院での出産や帝王切開でない出産が無理というわけでない」との事でした。
なのでY医院の診察の説明はやばいかなぁと思い始めています。
それについては僻地の産科医さまはどう思われますか。
もちろん、最後に決めるのは自分自身でなければならないのですが、いろいろと話を聞いてみたく長々と書き込ませていただきました。
お忙しいところ本当に申し訳ありませんが、よろしければご意見いただけるとうれしいです。
「近代医療の搾取」の搾取をしたい訳ではないのですが、無知なままそうなってしまうのが怖いです。よろしくお願いします。
投稿情報: いち妊婦 | 2007年7 月19日 (木) 15:50
いち妊産婦さま、コメントありがとうございます。
A病院を受診していただけたのですね。それはよかったとおもいますo(^-^)o..。*♡
といいますか、正直なところ、不安を与える気はさらさらないのですけれど、Y医院に通っていらっしゃる方々は「Y先生」のおっしゃることを鵜呑みにする傾向が強いことがとても気になります。
一妊婦さまに私がY医院をおすすめできない理由は次の点です。
1.帝王切開をなさいません。
これはかなり大きなことです。胎児の心臓が止まりかけてから、早めに帝王切開ができた方がいいのです。胎児の心臓が止まりかけることは分娩の最中に往々にしてよくあります。
もしも、あなたの赤ちゃんの心臓が止まりかけ、たとえば水の中で溺れている人のように酸素が足りなくてもがき苦しんでいるとしたら、分娩の方法にはこだわらずに(帝王切開でもなんでも)早く助けてあげたいとおもいませんか?
もしもその状態になったとしても、Y医院では帝王切開を行ってくれません。まず第一の理由です。
2.妊婦には一律運動させておけばいいと思っている。
医学というのはワンパターンでははかれません。
状態をみながら、早産傾向があるかどうかを考えながら、
その方に見合った方法を考えます。
その点どう考えてもY医院は(私のみるところ)大変ワンパターンです。
そうお感じにはなりませんでしょうか?分娩途中になにかあっても、Y医院ではワンパターンな対処法が行われ、「その人の経過にあったような」医学はあまり行われていないんじゃないかな~と私は思っています。ところでスクワット、彼お好きですよね、本当に!
3.自然分娩にもひどくこだわりがありすぎる。
ちなみにギブアップ(分娩途中でありうるとおもいませんか?)をしたくなっても、叱り飛ばされるとききます。医学的にもう帝王切開の方が安全なのでは。。。とあとから思われる症例でも、結構根性論です。他院でも叱り飛ばされることもありますが、どちらかといえば搬送も抱え込みたがる傾向にあり、他院への搬送をとても嫌われます。これも自院で小児科医などをかかえていないにもかかわらず、危険な傾向なのではないかとおもわれてなりません。
4.搬送症例について。
これについては、特定の第三者に向けてのメッセージですので、(本当にそうなのかわかりませんが、というよりメールをくださったお名前見ると、どうも聞き覚えがあり、本物みたいな気がするのですが、内部の助産師さんらしき方への)お気になさらないでください。
5.自分自身が苦々しく思っていること。
搬送相手が何も言わないとおもって、この何十年もの間、好き放題自説を説いてまわっている(しかも結構、現実とは乖離している耳に心地よいようなことばかり吹聴して回っている)ことです。VBAC症例が100%成功なんて嘘もいいところです。たしかにY医院内で産むまで行けた人は成功でしょうけれど、嘘偽りまぎらわしい、しかも「故意に宣伝している!」ことが許せません。というよりそこまでの悪意性はないのかもしれませんね。「調子に乗ってる!」が正しい表現法だと思います。そう、これ以上調子にのってホラふいてまわるんじゃない!!!!ということです。(下品でスミマセン) 私もY先生を存じ上げていますが、あの先生、悪意は多分ないんですよね。ただご自分のしていらっしゃることが分かっていません。社会的影響も全く考えていない、(いいようにいえば)無邪気なおじいちゃんです。専門を同じくする者の目からするととても腹立たしくても、議論がかみ合わないこともあり(というのはなんとなくわかると思いますが)ここまで誰も何も言ってこなかったのはそのせいかもしれませんね。
ただ、その彼らの自説を信じて、助産師さん方の中でまねする方々がでてきているのは確かで、かなりそれは危険なことです。そういった風潮自体も許せません。(感情がこもってしまって申し訳ありません(笑)。)社会的大きさを自覚していないところ、無邪気に「なんでも大丈夫」みたいな医学ではない理念の話にすり替えてしまうこと、また結果がご本人たちの主張するほどいいわけではない、ということをきちんと彼らはいっていくべきです。(患者さん方がその結果を御承知なら、なにもいわないのですが、悪い結果になってから『運命じゃ』ではむくわれません(←このフレーズ多くってすみません。目がテンになったもので。。。言うにことかいて『運命ですか。。。』ま、いっかと脱力させられましたので)
お答えになっているかどうかは不明ですけれど、そんな感じでしょうか。
人の話を疑ってみる、勉強したうえで、やっぱりこちら!と(どちらを選ぶにせよ)決心されるのであれば、それでいいかなo(^-^)o..。*♡
と思っております。ただいち妊婦さまがとりあえず、一度でもY医院のいうことを疑ってみてくださった、ということだけで、私はよかったかな?と思います。
分娩は通過点です。産み方の中に人生があるわけではありませんし、万難を排する心構えで立ち向かっても、やっぱりそれでも思い通りにいかないのが人生であり、生命だと思います。
お子さんの人生は、生まれる前から始まっています。
何週かはわかりませんが、いまこうしている時でさえ、
もしもまだ動きを感じる週数ではなくても、10週程度から自分でちょこちょこと踊るように動き回ったり、寝ていたり、するわけです。
そして一番いい状態で生まれてくるとしたら、
障害を残さずにこの世に生を受けられるとしたら、それ以上いいことはないと思うのです。
私はよく外来で妊婦さんにお話ししますが、
いまの妊婦生活にはお子さんが80年生きるとしたら80年の生活を方向付けるほどの大きな変化が起こっているんですよ!とお話ししています。うまくいけばみな笑い話ですべては済みます。何にでも治療ができるわけでもないし、私たちも日々医療の限界には悩まされ、つらい思いをすることもあります。その線が、Y医院と他の基幹病院との間でレベルが違うだけで、それでも線があるのは同じという思いもあります。それが周辺病院が同じ医療者として声をあげられない大きな根っこでもあります。(ただしその線のあり場所について大ウソをいうのは許せませんが)
耳に心地よい言葉だけに耳を傾けずに、誰を信用できるか、どうしていけばいいのかは、ご家族としっかり話し合って決めていけばいいのではないかと思われます。
どんな分娩にも不安はつきものです。
分娩を知っていれば知っているほど、「これさえすればいい」「あれさえすればいい」唯一の道はありません。そういってあげることもできません。
学問に王道はないと申しますが、分娩にも王道はありません。
その現実を受け入れていく強さを母になる妊婦さんには持っていてほしいです。
もし何かのご参考になれば幸いです。
(と、えらそうなことをいってみても、現実問題としてA病院をはじめとする病院は、ハイリスク分娩の搬送に対応するために、現在、リスクのない分娩については分娩数の制限をかけています。そのあたりもきちんと問い合わせをしていただけると幸いです)
投稿情報: 僻地の産科医 | 2007年7 月19日 (木) 21:25
僻地の産科医さま いち妊婦です。
お忙しい中、早速のご回答ありがとうございます。本当に参考になります。
ここしばらくでA病院で受診させて頂き、説明を頂いたことをを始め自分なりにいろいろとネット以外で情報を集めて見ました。(友人知人などのつてを頼った噂の類も含みます。)
結論から先に言うと、やはりY医院での出産は見合わせようと思います。
理由は
・現在、O病院ではY医院からの搬送を受け入れてないらしい
・Y医院での出産は脳性まひや仮死産が多い
・Y医院では出産だけ(その後の入院が一切ない)という分娩も請け負っている
・搬送のタイミングが遅いらしい
・自分はA病院で「局所収縮が見られるので、、激しい運動や無理は流産や早産の可能性も出るので300回のスクワットはすすめない。」という診断、指導はY医院ではしてもらえないと感じる事
です。
僻地の産科医さまがおっしゃられるように「ワンパターンに運動をさせればいいと思っている。」というのは他のY医院に通う妊婦さんの話をきいても確かにそうだと思います。多分、あまりに自然分娩が無理な妊婦さんは受け入れないのかも知れないのですがその無理のハードルがあまりに低いのは私は嫌だなと思いました。
スクワットの指示は私は「そういうものかー」と受け入れてしまったのですが旦那は「聞き間違いじゃない、プロレスラーになるんじゃないんだから。」と最初からびっくりしてました。今考えれば、それが当然の反応だと思います。
僻地の産科医さまにとってなにか参考になる話ではナかもしれませんが、自分が自然分娩にひかれた理由とY医院がいいなと思った理由を書いてみます。
まず、自然分娩にひかれた理由です。
自分が妊娠が判った時、旦那を始め、家族、友人などがとても喜んでくれて、うれしかったのですが、私自身が、「妊娠をしてほっとした。」(もう、子供はまだ?と聞かれない事)はあっても「赤ちゃんが出来てうれしい」という実感が湧かなかったからです。
やばいぞって思ってしまったのです。特に旦那はおなかをなでて子供に話し掛けたり本当にうれしそうで「父親」という感じです。なんだか乗り遅れてしまったようであせりました。「父親」の実感はなかなか湧かない。「母親」は妊娠した時から実感はあるというのが普通のように思われ、自分がすごく冷たい人に思えたのです。
そして不安になりました。「児童虐待とかする人って言うのは自分みたいな人じゃないんだろうか」と。おなかの子供に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。「かわいい」って思えなかったらどうしようと。そんな時に「自然分娩で産んだり、母乳で育てるとその過程ででるホルモンの関係で子供をかわいいと感じる。」という情報を手にしたのです。「これだ」って思いました。(正直、今も思います。)
普通のちゃんとした人は帝王切開だろうか、分娩の経過がどうであろうが、ちゃんと子供をかわいがれるんだろうけど(だって、ちゃんと妊娠時から母親の実感があるんだから)駄目駄目な部分がある自分はそういうホルモンの手助けを借りれるなら借りるべきなんだと。
はたからみたら馬鹿みたいかもしれませんが、私自身はわらにもすがる気分があります。もちろん子供の安全が最優先の第一条件ですが、「すばらしい体験」を求めてというのでなく、「出来そこないの自分がちょっとでも子供の為になる母になるための分娩が出来るなら」と自然分娩にひかれました。
Y医院というかY先生がいいなと思った理由です。
自分の中に医師に対する感謝と不信がまぜこぜになってあります。
まずは感謝は
・中学時代に目を患った時、1年以上かけ治療した際(毎週通院しました。)、担当の先生がとても熱心に真剣に治療してくれた事。自分を支えてくれた事。視力の低下はあったにせよ、遠近感がなくなるなどの症状を含め治癒したこと。
・アトピーの治療で何度もお世話になっている先生がやはり一生懸命、親身になり自分に寄り添い治療してくださり、生活が楽になった事。
(いまはたまに出る程度で普段はアトピーの症状はでなくなりました。)
不信は
・アトピーで10日以上夜も眠れないような症状が続き、かかった病院で(上で書いた病院ではありません。)医師は患部を見ようともせず、こちらを見ようともしないでこちらの話を聞き流すように聞いてるように見えた上、こちらの話を途中で打ち切り(3分も話せませんでした。)何の説明もなしに「じゃぁ、向こうに行って」と別の部屋に移され、(医師はこなかった)「じゃぁ、肌が荒れているところを見せて」と指示され、看護士さんがべたっと薬らしきものを塗って「じゃぁおしまい。」とわけのわからないままに病院を放り出された体験。(気持ち悪くなって病院を出たとたんに塗り薬を拭い取りました。)
・あごが痛くてしゃべるのも食べるのも苦しくなって、いろいろと病院にかかったがどうにもならず、整体で一発で治ったのだけど、後日、別の理由でどうにもならなかった病院のひとつで受診する機会があり、先生の質問から、その整体の話にしたら「あなたの気のせいだったんだね。」といわれた事。
・整形外科で足を縫ったさい、看護士さんが包帯にはさみを入れる時、私の足までちょっと切ってしまい、笑いながら「切れちゃったねー。」といわれた事(後日、骨折した時に電ノコを持ったのが同じ看護士さんだったのですごく怖かったです。)でも、これは医師に対して不信をもつのは変ですね。あえて言うなら病院への不信が医師の不信に通じてしまったような気がします。
などがあって、感謝してる部分と不信を持っている部分があって、なんだか、Y先生の「医者らしくない風貌(白衣を着ない)」で好感をもって「でも、医師である。」という部分で単純に信頼していたような気がします。検診も丁寧に話をしてくれるし(まさか、リスクを教えてくれないとは思わなかったです。)超音波検査で「赤ちゃんかわいいねー。」といってくださるのも(これは先生、本気でおっしゃってるんだと思います。)「女の人はすごいんだよ。」というのも自分が認められたようでうれしかったです。
あと、今書いていて気づいたのですが、とてもお世話になった先生がそれぞれ、初老の手前ぐらいの年齢で小柄な先生だったので、その先生方に重ねる形でY先生にも好感を持ったような気もします。
Y医院については待ち時間は長いですが、その間、薪割りなど、運動をする古家で他の妊婦さんと話をしたり、運動したりできて苦痛でない事、助産士さんはじめ、スタッフの皆さんが確かに親切で、妊婦同士も仲良く出来る雰囲気があるという安心感はあります。
問題なく自然分娩できれば、やはり「よい産院」と言っていいと思います。
なんだか、自分の単純さをさらけ出してるだけのような気がしますが、疑問をもたず、ラッキーなお産が出来れば自分もY医院を誉めて回ったと思います。
Tさんの話はやりきれない話で、帝王切開になった病院への非難は不思議で不快だったし、NATROM先生のブログのコメント欄の状況は怖い部分もあったんですが、自分はこの話をこの話をこのタイミングで知ることが出き、いろいろと考えたり、調べたりするきっかけをもらえたのは本当にありがたかったです。NATROM先生のブログのトラックバックからこちらをはじめ沢山のサイトを訪問させていただき、本当に勉強になりました。僻地の産科医さまも本当に真剣に丁寧に私の疑問にお付き合いくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
本当に失礼なステレオタイプの思い込みなんですが、大きな病院の先生は怖い。という先入観がありました。しかし、A病院で診察くださった先生は、手帳ページ分にびっしり書き込んだメモを片手にとんでもない質問をする私に丁寧に真摯に対応してくださいました。(30分以上時間をかけて下さったのに「参考になったか判りませんが。」と産院選びや出産について応援のお言葉もいただきました。僻地の産科医さまにもこんなに親身になっていただけました。かってな思い込みごめんなさい。そして、本当に自分は恵まれてるなぁと思いました。ありがとうございます。
話自体が突然変わってしまいますが、大淀事件についても、単純に報道の印象で「病院が受け入れてくれないなんて怖いなぁ。」と思ってました。「病院が受け入れられない」という部分を始めてきちんと考えることが出来ました。これからもこちらを読ませていただこうと思います。
お仕事、私が想像できる以上に本当に大変なんだと思います。お体を壊されないよう、これからもご活躍ください。
投稿情報: いち妊婦 | 2007年7 月20日 (金) 23:59
いち妊婦さま、コメントありがとうございます。
がんばって情報収集されたのですねo(^-^)o ..。*♡
・現在、O病院ではY医院からの搬送を受け入れてないらしい
これについてはコメントをすることは避けますが、地理感のわかる方には、なぜTへの搬送があるか疑問なところがあるのではないか、と思います。
O病院は一番近いので、長年つもりに積もった経験数というものがありまして、AやTよりさまざまな状況に対して危機感が強いと思われます。Tへの搬送が多くなったのはここ5年ほどの話でしょうか。それだけに内部の人間の話を聞くと、まだまだイヤナ目にあいたりないかな、という気もしますけれど、Y先生もさすがにO病院には本当にこころから嫌がられているらしい、ということもうすうす察していらっしゃるのでしょう。重篤なものに関しては、今はTへ送っている感じ(これは聞いた感じからうけた感想ですけれど!)がします。O病院の女医軍団は相当、もうYからそっぽ向いていますし。
Y先生は「Oが受けてくれなくなったからTへ」と仰っているそうですが、Tが大企業病院で、医療訴訟になった場合にはどれだけ潤滑なバックアップがつくかとか、(ハシタナイ話でごめんなさい。)そういったことは考慮されていないみたい。Y医院ごときでは太刀打ちできないでしょう。(これも内部の状態をきいていますが。。。あの病院はきちんと医療スタッフをとことん守ってくれる病院であり、社員と地域住民を守るコンセプトはきちんと隅々まで叩き込まれていますので(びっくりするほど合理的ですから、点滴ひとつだって「カンバン」方式なんですよね。いくら説明されても「点滴」の「カンバン」方式がどんなんだか全然わかんないんですけれど、とにかくあそこは「病院」じゃなくって「T」という企業なんです。すべてが。労働者団体みたいなのにも加入していますし、事務の方々はTの社員で、ちょっとこっちに異動になりましたという感じ)、ちょっと「地域」からはずれた場所にあるY医院が頼るには厳しい状態なのではないかと思ってしまうのですが)。
「あなたの病院、搬送先病院をドクターショッピングできるような状態ではないのに、よく仰るな~、状況わかっていないな~」というのは素直な感想です。
> 問題なく自然分娩できれば、やはり「よい産院」と言っていいと思います。
> なんだか、自分の単純さをさらけ出してるだけのような気がしますが、疑問をもたず、
> ラッキーなお産が出来れば自分もY医院を誉めて回ったと思います。
正直な感想ありがとうございますo(^-^)o ..。*♡
それはそれでいいお産だと思うんですよね!
ただ自分の成功談が、次の成功談につながらないところが一番いけない点なんです。お産は人によって経過がまったく違います。なので、他人の成功談・失敗談が1000個くらいきいて回れるとしたらそれは参考になるかもしれないのですが、お産ってどこかアイデンティティーとつながっているらしくって、
「成功した人は成功者として言いたがる」
「何かあった人はあまり言いたがらない」
という側面もあり、また成功者の自慢話は誇大に傾く傾向があります。
Y医院の出産話は互いに互いの噂話を大きくしすぎていて、
現実との乖離があるように思います。
(でも楽しそうなのはいいけれど(笑)。)
病院の不利なところは楽しくないところでしょうかo(^-^)o ..。*♡
(でもあちらはやらない手術なども抗癌剤治療なども
基幹病院の産婦人科は同時にやっているので、そこまで
人手も避けませんし、子供とお母さんに限局したスペースも作れません)
妊娠に関しては、自分の妊娠や日々の妊婦さんを見るにつけ、
「妊娠ってしんどいばっかで、ナンにもいいことないじゃんっ!!!」
というのが結論です(笑)。
しんどいばっかですよね~。
子供が動けば最初はうれしいけれど、自分の妊娠は他人の妊娠より長いですし。最初は力がないからもぞもぞもするだけだからいいけれど、力をつけてくると極論すれば、
「人のこと、内臓の中から蹴っ飛ばしてるんじゃないわよっ!」
という感じですもん(笑)。
元気で喜べってまわりは言いますが、そりゃ元気なのはなにより嬉しいけれど、その元気さには自分自身の苦痛が付きまといますし、妊娠期間ってだらだらだらだら全然終わんないし、
「もうやだ~っ(涙)!!!!!」
ってキレかけても、どうなるもんでもない。
結局、男親をはじめとした人々は他人事です。
私は陣痛時に夫を蹴っ飛ばしました。
「あなたはナンニモ痛くなくっていいわよね(;;)!!!!」
「そんなこと言われたって(涙)」と言っていましたが、
理不尽なストレス発散の当り相手くらいにはなってもらわないと割が合いません。妊娠は、いえ、生命も神様も、もっともっともっともっと理不尽です。ほんとう~っに理不尽だと思います、わたし。(力説)
でも大丈夫ですよ。無理しなくって。
でてきていない、見てもいない子供がかわいく思えないのは当たり前です。
今だって私、子供がかわいいかどうか不明だと思います。
それでも「かわいい~っ!!!」って時もあるし
「なんじゃ、こいつは~っ!!!ぐああああっ!!!」って時もあります。
子供のことをすっかり忘れるときも、(仕事中は割とそうです)
あ、どうしてるかな?とふと思うときも。
無理しなくても、不安を感じなくても、かわいいと思えるときがあります。自信をもっていいのではないでしょうか?
ご自分のお母さんに聞いてみてもいいと思います。
「あんたなんてかわいくなかったわよっ!」とか言われると思いますが、それが健常な親子関係ではないでしょうか?
「うちのこ、かわいくって、かわいくって~っ」と言われるお母さんは、たいてい第3子とか第4子。一人目の子供にそこまで思えるほどほとんどの親に余裕はありません。
初めての妊娠で緊張していたり、初めての子育てで授乳ひとつにおびえ(←おびえるという単語は奇異に思えるかもしれないのですが、「私の知らないところですごくお腹を減らしてたらどうしよう~」「気づかなかったらどうしよう~っ(;;)。」って授乳中って結構おびえていますよね。男は気合の時点からまったく違うけど)
でもかわいく思えないのって正常ですよ?
気負わなくって大丈夫。世間に左右されずに自信を持ってください!
子供は愛されるように、ちゃんとプログラムされているんです。
しぐさ、まなざし、ちゃんと(泣いていないときは)かわいいです。
きゅーんって時が必ずあります。これは親がプログラムされているんじゃなく、「子供」が「お乳」をちゃんともらえるように、「かわいく思ってもらう」ことで野生の中で捨て去られる可能性があるところを生存本能でちゃんと「かわいくおもってもらえるように」プログラムされています。だから、貴方があなた自身を責められる必要は何もないです。お母さんもがんばるけど、赤ちゃんもがんばってるんです!
慣れてくれば「甘ったれた」泣き方(というのがあります)は本当にかわいいですよ!(ただし余裕あるときのみ)
あと授乳中ですが、結構、母親にとっては重圧です。
よっぽどの見栄っ張りじゃない限り、
「もう泣き止まないから、よっぽど壁に放り投げてやろうかと思った!」
「あれやる親の気持ちわかるっ」
って仰ると思います。気持ちは絶対わかるときがあるはず。でもやるかやらないか、がもちろん一番大きな境目で、気持ちはわかるけれど、誰もやらない。
その時にはもう十分、それをやらないくらいに子供がかわいくなっているはずです。放り投げそうになったら、ちょっと泣きっぱなしにさせといて(20分位なら泣きっぱなしだろうが近所迷惑だろうが大丈夫です)、自分も別の部屋にこもっておいおい泣きましょう。それで万事オッケーです(笑)。
医療機関への不信、よくわかります。
重篤な疾患を見すぎているあまりに、そして忙しすぎるあまりになかなか優しく接することが難しいというご指摘はそのとおりかもしれません。また重篤な方が多いために、患者さんからも常々罵声(←これは人間である私たちよりも、神様に言ってほしいところなのですが(涙)。。。)にさらされて、晒される度に人格が破壊されていくのも事実ではありますo(^-^)o ..。*♡
受診される患者さんに注意していただきたいのは、
「病気そのものへの不満なのか」
「医師への不満なのか」
「医療そのものが「痛いもの」(や、医療は痛いですよね、みてて思います。最善だと思わなかったらあんなことしません。胃カメラだって苦しいし痛いし。。。点滴だって痛いし。麻酔なんて意識が無くなるんですよ?どう考えてもメリットがなきゃ、あんなことやりません!)である不満なのか(メリットがあったら我慢してよう)。。」
整理していただけると嬉しいな!とささやかに思っています。
Y医院のやり方は、やはり医療への不信を逆手にとっていると思います。そのあたりには思い至ってくださってとても嬉しいです。
子育て・妊娠神話って言うのは、
「マザコンの男ども」
または
「子育てがすっかりおわって、もう産めないおバアちゃん年齢、しかも痛いことや理不尽だったこと、つらいことは全部わすれて、遠い昔の自慢話が入っています!」
みたいな、さらにその人々によって、
「退職後のおジイさんが、現役時代のサラリーマンの役職を自慢!」
みたいな色付けがされて、形成されています。
だまされないでください(>▽<)!!!!!がんばれ!
投稿情報: 僻地の産科医 | 2007年7 月21日 (土) 11:58
横入りレスですみません。いち妊婦さん、はじめまして!
「母親の実感」わかないと、あせりますよね~。
私も、ベタな愛情表現、妊娠中からできませんでした。
10年ちょっと「親」やってみましたが、「親」の主な仕事って
ベタな愛情表現よりも、子供にふりまわされる、ふりまわされて
やることなんじゃないかなって思っているところです。
しかも人間ですので、さまざまな面で限界ありです。
自分の思う理想の母親像を100点とするなら、
平均51点くらいで毎日しのいでいるといった感じです。
授乳中投げようかと思ったこと、確かにありました(>_<)。
いち妊婦さん、誠実に妊娠にふりまわされていらっしゃるじゃない
ですか。その調子です!!
上の子が「兄」らしくなったな~と思えたのは、兄になってから
4年目です。あせりもおありと思いますが、ご自分のペースで、
ご自分なりに「親」になっていっていいと思います。
自分のペースに「OK!」といってあげることができると、
お子さんのペースにも「OK!」と思ってあげられると思うんです。
・・・と書いていますが、そのことに気づいて実行し始めたのは
昨年です。10数年かかってこれです。
育児中必要になる重要な能力に、「困ったときに、人に頼る」が
あります。こうやって質問したり、ご友人のつてで噂を集めたり、
すごくいいと思いました。こちらも、どうぞこの調子で!
合計3回、帝王切開で出産しました。最初の2回は、こどもの
事情で無理だったみたいですが、3回目は産まれて何かの処置
が済んだらすぐに、助産師さん?が子供のほほと私のほほを
くっつけてくれました。「え??だいじょぶなんですか??」
なんていいながら、涙が出ました。今でも何かあったときに
自分を支えてくれるような大切な思い出ですし、子供に何度も
せがまれるエピソードです。
命が一番大事ではありますが、心の面も、やっぱり大事ですよね。
プレママ雑誌などの話で、無理がなければやってみたいと思う
リクエストを、事前にしておくと悔いがなくていいかもしれません。
私は思いつきもしなかったので、ただただ助産師さんに感謝して
います。
それより何より、いち妊婦さんにはお礼が言いたいです。
Tさんの話を読んだ後に、いち妊婦さんのお話を拝見して、
救われたような思いです。どちらを選択されるにしろ、両論吟味の
上が、やっぱりいいと思うのです。
いち妊婦さんとお子さんの幸せを、お祈りしています。
投稿情報: 忍冬 | 2007年7 月22日 (日) 00:00
僻地の産科医さま、丁寧なご回答ありがとうございます。
自分自身が情報収集した中で、「現在、Y医院の搬送はまずT病院に行っている。」というのを聞いて、それがY医院での分娩を取りやめた大きな理由のひとつです。
僻地の産科医さまがおっしゃるように「O病院やA病院でなくT病院なんだろう。おかしくないか?(地理的に考えて)」色々な人の話を聞いたり、僻地の産科医さまのコメントを読ませていただくにつれ、理由を想像したり、考えるにつれ、「今知ることが出来て」本当に、本当に良かったと思います。
分娩「だけ」受け入れる、というのも申し込む方も「Y医院で出産したというブランド」を手に入れたい、受け入れる側も「産後の事なんか知ったことじゃない」という態度に思え、びっくりしました。とても産後に動くべき状態じゃなくても「最初からそういう約束だから」ということで出産後すぐに退院されるそうです。こちらなどで色々な出産時の危険を知った後でY医院でY医院での出産の感想ノートを再度読んで「たまたまうまく行ったラッキーなお産(でも経過は危ないもの)が沢山あり自分自身「出産は危険がつきまとう」という視点が甘かったと思います。
今回、情報収集する中で、「A病院は確かに母乳のマッサージなんかはやってくれないけどね。」「だけど、そんなことやってたらA病院のスタッフは死んじゃうよ。」という指摘をしてくださる方がいました。
自分が単純に病院や医師が万能であると過剰に思い込んでいた部分に思い至り、恥ずかしい気持ちでいっぱいです。
上記の事を指摘してくれた方が私が、A病院はとても丁寧に話を聞いて、説明くださったり、検診も丁寧だった事を伝えると「(ものすごい忙しいなかなのに)A病院の先生は本当に患者の不安や質問に丁寧に対応してくれるんだよ。」と教えていただきました。今回の事で本当に大変な職場環境の中で、必死に真摯に妊婦に対応して下さる医師の方に出会えることが出来嬉しかったのと、受診前に色々と調べたり、整理することで「漠然とした不安」でなく「何が」不安なのかをはっきりさせておくことの大切さを学ぶ事ができました。
僻地の産科医さまがおっしゃるように、
「病気そのものへの不満なのか」
「医師への不満なのか」
「医療そのものが「痛いもの」である不満なのか(。」
整理する事は患者である自分自身にとっても大切な事だと思います。病院側へまかせっきりで文句だけ言うって言うのは駄目ですね。勉強になりました。
妊娠への不安について、僻地の産科医さまの体験を交えたお話、本当にありがとうございます。
家族、親戚をはじめ、まわりが盛り上がりのお祝いムードの中、不安を口にするのもはばかられ、悶々としていた部分がかなりすっきと楽になる事が出来ました。
これは、私が言うまでもなく、僻地の産科医さまが日々感じられている事とは思うんですので蛇足かも知れませんが、A病院で受診料があまりに安くてびっくりしてしまいました。妊娠での受診なので保険の適応外だし、大きな病院での紹介状なしの受診なので2000円の上乗せもあらかじめ判っていたので高額になる事も覚悟していたのに3000円でした。受診していただいた先生を30分以上拘束した事、超音波での検査も丁寧にしてもらったこと、自分のわがまま受診でもある事などから本当にこの値段でいいのかと複雑でした。
本当に困っている人へ国や公共での医療の補助というのは必要だと思うのですが、日本の医療費の安さが病院関係で働く方々の犠牲の上で成り立っているのなら、おかしい事だと思うし、それが医療崩壊につながっているのなら、単純に「医療費削減」という甘言に惑わされちゃいけないなと思いました。(とりあえず、次の選挙をしっかり考えて投票しなきゃと思い直した1件です。)
忍冬さま、はじめまして。
コメント、本当にありがとうございます。
先にも書きましたが、なんだか、状況的に当事者である自分が不安を口にするのがはばかれるなか忍冬さまや僻地の産科医さまの貴重な「母としてのコメント、アドバイス」本当に、本当に、嬉しいし、ありがたいです。
今回の自身の妊娠騒動どだばたは実に自分の浅はかさと単純さを再認識している部分もありますので、忍冬さまに「お礼がいいたい」などと言っていただけるような話ではありませんが、そういっていただけると嬉しいです。
Tさんの話は切ない上に、判らない部分(いや、どんなに自分自身の信条、Y医院への信頼があるにせよ、というかY先生への信頼があればこそ、Y先生が最後に決定された搬送先での出産に受け入れ、感謝があると思ってしまうのです。)はありますが、ですが、自分もTさんと同じように子供を亡くしていたらTさんと同じになってしまったかも知れません。
自分自身の単純さや浅はかさを治すことは出来なくても、沢山の人の意見、アドバイスを素直に聞くこと。否定しないこと。その上で、考えること。
自分の単純さ、浅はかさを忘れないこと。そんな事の大切さを今回の件で学びました。
そして、沢山の方がいろんな場面で援助してくれる事を知りました。忘れずに色々とがんばろうと思います。
忍冬さまにいただいたお言葉にも本当に救われました。
本当にありがとうございます。
投稿情報: いち妊婦 | 2007年7 月25日 (水) 14:40