おはようございます! ぽち→
今日最初のニュースはNHKから。
なにか産婦人科医に悪意を感じます、この見出しo(^-^)o!
腸を傷つけるのはミスではなく合併症ですから。
それから脳性麻痺は分娩時の低酸素脳症からおこる確率は10%です!
夜にまた関連論文を上げます。かならずNHKの人は目を通してください。
あと不妊に関連した記事を外国から。
ついにアメリカからは医療難民が他国へツアーにでかけるって・・・。
日本は相当安いですよね、これみると。。。○| ̄|_
あとはいつもどおり悲鳴をあげる地方医療etc...
じゃ、がんばってください..。*♡
出産時の死亡・ミス 298件
NHK 2007年7月12日
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/07/12/d20070712000011.html
日本産婦人科医会は、産婦人科のある全国4600余りの医療機関を対象に、患者に問題が起きた事例を調査し、61%に当たる2819施設から回答がありました。それによりますと、おととし1年間にあわせて298件が報告され、このうち概要がわかる168件を分析した結果、
▽出産の際に赤ちゃんに異状があったケースが33%、
▽母親に異状があったケースが18%、
▽手術の際に誤って腸を傷つけるなどの医療事故が16%
などとなっていました。また、
死亡した赤ちゃんは35人
母親は15人だったほか
脳性まひになった赤ちゃんも18人いました。赤ちゃんが死亡した原因では胎盤の早期はく離、母親が死亡した原因では肺に血栓が詰まる肺そく栓症が多かったということです。日本産婦人科医会は「医療事故の情報を医療の側が共有することで、事故を減らす技術の検討や意識の向上などを目指したい」と話しています。
代替療法を利用する女性は妊娠率が低い
薬事日報 2007年07月12日
http://www.yakuji.co.jp/entry3727.html
代替療法およびハーブサプリメント(栄養補助食品)の使用により、女性の妊娠率が低下する可能性を示した研究が、フランスで開かれた欧州ヒト生殖学会(ESHRE)で発表された。
AP通信によると、この研究は体外受精(IVF)を受けたデンマーク人女性800人を対象に実施したもの。このうち261人がリフレクソロジー(反射療法)、ホメオパシー(同種・類似療法)、キネシオロジー(運動機能療法)、鍼(はり)治療などの代替療法ないしハーブサプリメントを使用していた。 この結果、代替治療を1つ以上使用していた女性は妊娠する確率が20%低いことが判明。因果関係を明確にするためにはさらに研究を重ねる必要があるが、この妊娠率の低下が偶然によるものとは考えられないと、研究グループの1人である英カーディフ大学Jacky Boivin博士はAP通信に語っている。
「代替治療の利用と妊娠率低下との間には、やはり関連があると思われる」とBoivin氏は述べるとともに、「医師の間ではこの種の療法は無害であると考えられているが、そうではない可能性もある」と指摘している。
米国で高まる海外医療ツアーの人気
日経新聞 2007年7月12日
http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm
米国では、医療費の高騰や無保険者人口の増大に伴い、高水準かつ低価格の医療を求めて、外国への「医療ツアー」に出かける人が急増しているという。2005年の統計によると、米国では人口の15%以上にあたる約4,500万人が保険に未加入。2006年に医療目的で海外旅行に出かけた人は少なく見積もっても15万人以上で、2007年には倍増すると予測されている。
専門の旅行代理店と提携する医療ツアー会社が米国全土に続々と誕生しており、一部の保険会社もこの取り組みに加わっている。例えばカリフォルニア州では、医療保険会社Health Netがラテンアメリカ系の被保険者を対象に、国境を越えてメキシコで医療を受けることのできるプログラムを実施している。また、別の保険会社では、外国からの患者を年間40万人受け入れているタイのバムルンラード国際病院(バンコク)で治療を受けることができる。
国境を越えた医療により節約できる医療費の額は大きい。例えば、米国内で心臓バイパス術を受けると13万ドル(約1,560万円)を要するところ、インドでは1万ドル(約120万円)、タイでは1万1,000ドル(約132万円)で済む。股関節置換術の費用は、米国では4万3,000ドル(約516万円)だが、タイあるいはシンガポールでは1万2,000ドル(約144万円)。子宮摘出術は、米国では2万ドル(約240万円)、インドでは3,000ドル(約36万円)。米国の医療施設などを評価・認定する機関JCAHO(米国医療施設評価合同委員会)の国際部門Joint Commission Internationalにより認定を受ける海外の病院も増えている。
もちろん、医療ツアーに全くリスクがないわけではない。「治療のついでにレジャーを」と考える人もいるが、順調な回復を促し合併症のリスクを抑えるためには、海辺で過ごすなどのレジャー行為は控えるべきだと専門家は指摘している。また、病院や医師を慎重に選ばないと治療水準の低い可能性があるほか、医療ツアーが疾患の感染拡大経路となる可能性も指摘されている。
代理店を通して病院を選ぶ場合でも、認定の有無を事前に確認し、手術の実施数や成功率についてもよく調べておくことが大切だという。専門家は、かかりつけの医師とよく話し合うことも勧めている。医療ツアーがここまで発展した現在では、医師にむげに否定されるようなことは少ないとのこと。
総合太田病院を移転新築
群馬建設新聞 2007年7月12日
http://www.nikoukei.co.jp/gunma/200707/20070713/kj070713_01.htm
富士重工業(森郁夫社長、東京都新宿区)は、同社の健康保険組合(奥原一成理事長)が運営する総合太田病院(太田市八幡町)の新築移転を計画。救急医療体制の整備・強化や救命救急センターの建設などについて、太田市と昨年度から研究会を発足させ検討を進めてきており、病院の早期移転新築を図ることで大枠合意が得られた。現在の18診療科・445床は維持。今後は、今年度中に移転推進協議会を設置し、計画推進を図る。
総合太田病院は、過去数回の増改築が行われ、現在の18診療科・445床となっており、規模はRC造5階建て、延べ床面積約2万4000㎡。地域災害拠点病院・地域周産期母子医療センター・エイズ診療協力病院の指定を受けている。
最も古い病棟は、昭和38年に建設されており、施設の耐震性の懸念や設備の老朽化、建屋の増改築による使い勝手の悪さなどが見られるとともに、現在地が既に手狭となり、建て替えが容易でない状況となっていることから移転新築が計画された。移転予定地は、現病棟から約1㎞西側の太田市大島町内を軸に検討している。また、現在の診療科・病床数は維持する方針で、設備・施設規模・完成時期などは、協議を行い立案していく見通しだ。
これまでに同病院では、太田市が救急医療体制の整備・強化、救命救急センターの建設などの検討を進めていることから、時期的な整合性などを考慮し、共同で取り組む方針で、昨年度から病院と市で研究会を発足させ検討を行ってきた。病院に対し、市から救急医療体制整備のための支援や、富士重工業から地元地域への社会貢献としての支援を行うことで、病院の早期移転新築のための当事者間での大枠合意が得られたことにより、実現に向けた計画立案に着手すべく移転推進協議会を設置し、計画推進に向け策定を進めていく。また、小児科をはじめとする医師不足などの問題解決を目指し、市や医療教育機関と連携を強め、取り組んでいくとしている。
療養病床178病院が撤退 国、介護施設に転換方針で
中日新聞 2007年7月12日
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007071201000392.html
慢性期の高齢患者が長期入院している療養病床のある病院が、2007年3月末現在で4187病院となり、前年同期に比べ178減ったことが12日、厚生労働省の医療施設動態調査で分かった。診療所を含めた療養病床数は約36万6000床となり、約1万5000床減った。
政府は医療費を抑制するため、約38万床(05年12月現在)の療養病床を老人保健施設など介護施設に転換させるなどして、12年度末までに約15万床に減らす目標を立てている。目標達成のために、06年7月から医療の必要性が低い療養病床の入院患者の診療報酬を引き下げており、採算が取れないと判断した病院が早々と撤退したとみられる。都道府県の担当者は「療養型の病院から一般病院や診療所への転換、閉鎖などが要因」としている。療養病床は、医療の必要性は低いのに家庭の事情などで入院する患者が多いとされる。医療保険が適用される医療型と介護保険が適用される介護型があるが、介護型は全廃される。
参院選・格差の現場から:へばなんとす?/4 医療 /秋田
毎日新聞 2007年7月12日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/akita/news/20070712ddlk05010391000c.html
京の開業医60歳以上、3割が引退危機 保険医協調査 地域医療に打撃
2007年7月12日 京都新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070712-00000001-kyt-l26
診療報酬請求がオンライン化されるのに伴う京都府保険医協会(京都市中京区)の調査で、府内の60歳以上の開業医の3割が対応できずに引退すると回答していることが11日に分かった。国が4年後までに義務付けるオンライン化の影響調査は全国初。京都の地域医療に深刻な打撃を与えると懸念の声が出ている。
調査は6月までに60歳以上の開業医の会員1075人にアンケートを送付し、641人から回答があった。
引退すると回答した医師は203人(31%)。理由は「新システム導入費に見合う収入がない」「電算処理システムの操作に対応できない」「機器の設置場所がない」「(医療事務の)人員確保が難しい」などの声が目立った。
府保険医協会は「(病院などの)勤務医になる」や「費用負担によっては引退」との回答を合わせると、開業医を引退する意向を示す回答は半数に達すると分析する。「500人を超えるベテラン開業医が閉院を検討していることになり、医師不足が深刻な中、京都の地域医療を崩壊させることは間違いない」と危惧(きぐ)している。
府内では、70歳以上の高齢で開業している医師が600人以上おり、特に医師不足の府北部で医師の高齢化が目立つ。中丹・丹後の2医療圏で、オンライン化に伴い廃院意向を示した医師は14人いた。
救急出動が再び増加/小田原
神奈川新聞 2007年7月13日
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiijul0707282/
小田原市消防本部がまとめた二〇〇七年上半期(一月~六月)の火災・救急出場件数によると、救急出場は前年同期比八十一件増の四千五百四十四件だった。〇六年は年間八千九百九十四件で、一九九一年以来十五年ぶりに前年比で減少した。しかし、半期ながら再び増加に転じた。出場件数のうち、病院搬送した傷病者数は同六十八人増の四千二百三人。急病が最も多く、次いで一般負傷、交通事故の順。ただ、負傷者程度の割合でみると、入院の必要がない軽症者が全体の55%と、半数以上を占めていた。
同消防本部によると、一一九番通報の中には本人自らが救急車の出動を要請し、タクシー代わりに利用するケースもあったという。救急出場が再び増加に転じたため、あらためて「急病や交通事故など緊急を要する人たちの搬送に支障をきたさないように、救急車の適正利用をお願いしたい」と呼び掛けている。一方、上半期の火災件数は前年比六件減の三十六件だった。例年、出火原因の上位を占める放火(疑いを含む)は同九件減の二件と、大幅に減った。同消防本部では、市民による防犯パトロールの効果などを減少要因に挙げている。
企業対象暴力を想定し訓練 諌早の病院で県内初
長崎新聞 2007年7月12日
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji2/2007071203.shtml
「今、玄関に子どもを置きました…」
日刊スポーツ 2007年7月12日
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070712-225898.html
12日午前1時ごろ、仙台市青葉区本町の産婦人科病院近くに住む住民から「赤ん坊の泣き声が聞こえる」と病院に電話があった。職員が確認したところ、病院玄関に生後間もない女の赤ちゃんが置き去りにされているのが見つかった。仙台中央署は保護責任者遺棄事件として調べている。
病院によると、住民からの電話の直後に、女性の声で電話があり「今、玄関に子どもを置きましたので、よろしくお願いします」と話したが、すぐに切れてしまったという。調べでは、赤ちゃんは生後2-4日とみられ、身長約40センチ、体重約2950グラムで元気という。白っぽいタオルケットに寝かされていた。紙おむつをして、上半身は裸だった。手紙や身元が分かるものは置かれていなかった。
[コラム] 医師が満足感と納得性を感じる年俸制度とは<後編>
IBTimes 2007年7月12日
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/070712/9702.html
(このコラム、とことんわかっていません)
第61回「『高齢化で医療負担増』は本当か」
日本経済新聞 2007年7月12日
1.http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/harada.cfm?i=20070706c3000c3&p=1
2.http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/harada.cfm?i=20070706c3000c3&p=2
高校における麻疹患者発生時の対応事例-福岡県
感染症情報センター 2007年7月12日
http://idsc.nih.go.jp/iasr/rapid/pr3302.html
従業員1割が、「過去1年に自殺考えた」 厚労省調査
朝日新聞 2007年7月12日
http://www.asahi.com/life/update/0713/TKY200707120470.html
衰弱した父を放置、死なせた疑い 28歳長男逮捕 愛媛
朝日新聞 2007年7月12日
http://www.asahi.com/national/update/0712/OSK200707120042.html
介護を担う専門職…待遇改善が課題 上級職創設案も
2007年7月12日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kyousei/jiten/20070712-OYT8T00172.htm
夏の沖縄で3年連続インフルエンザ流行の兆し、県が注意報/沖縄
2007年7月11日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070711ic24.htm
赤痢菌:順天堂大の学生5人から検出 細菌学実習で感染?
毎日新聞 2007年7月12日
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20070713k0000m040126000c.html
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