独立のエントリーとして紹介する事にしました..。*♡ ぽち→
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経済財政諮問会議から医療を守れ!
元気に明るく生きて行ける社会のために、医者のホンネを綴りたい 2007.03.19
http://blog.m3.com/DrTakechan/20070319/1
>07年度からの5年間で国と地方を合わせ1.6兆円を削減する全体像が決まっている
という記載を見れば、医療崩壊などどこ吹く風で、ますます締め付けを強化してくることは間違いなかろう。
もはや、安倍総理にも経済財政諮問会議にも国民の苦しみは全く見えていないことは明らかだ。国民が元気に明るく生きていけない国が発展するなど、幻想なのに....。
経済財政諮問会議には、医療や教育にまで勝手な口出しをすることをやめさなければならない。前の議長、オリックスの宮内は、改革のための規制緩和と称して、規制緩和を自社の発展に徹底的に利用した。現議長のキャノン御手洗は、パート労働者の正規雇用問題で姑息な手を打とうと狙って非難を受けており、どうやらご立派な宮内後継者のようだ。
安倍首相曰く、医療は高コスト構造・・・
ステトスコープ・チェロ・電鍵 2007/03/17
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/blog-entry-333.html
安倍首相が、また言いたい放題を言っております。本当に脱力であります。日本の医療が、高コストだって?一体どこが高コストなのですか?診察券をICカード化するって、とりあえずIC関連産業が儲けるだけではないですか?このお方、結局、現実を自分の目でみて考える力がないということのようです。
医療の崩壊により、一番痛みを感じさせられるのは、社会的な弱者です。政治家・官僚は、地域医療を破壊し、在宅医療を中心に据えるつもりです。地域に、家庭に、その受け皿はあるのでしょうか。
北海道新聞の記事
新小児科医のつぶやき 2007-03-19
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070319
まずこの記事に取り上げられている要点は、
1.医療・介護分野は高コスト構造である。
2.高コスト構造是正計画は、二〇一一年度までの社会保障費の伸びを予想より一兆一千億円減らす。
3.内閣府が可能な範囲で数値目標を設定する。
4.柳沢厚労相は同じ病気に一定額の診療報酬を支払う「包括払い」の導入や、健康保険証のICカード化などコスト削減に向けた具体策を提示。
5.民間議員は、地方の公立病院が医師確保の目的で国立や民間病院より高く設定している人件費の削減を提案。
要点を読んでもらえればわかると思うのですが、経済在世諮問会議は医療・介護分野は問答無用で高コスト構造とまず定義しています。残念ながら議事録はありませんし、第5回会議の会議結果に公表されている資料を読んでも、既に大前提として医療・介護は高コスト構造であるとなっており、どういう根拠を持ってのものかは不明です。こういう時にはこの手の連中が大好きな国際比較が出てきそうなものですが、先週延々と噛み付いた医師の需給に関する検討会報告書と同様に、まず指標にすべきと考えられるOECD諸国との比較は完全に棚の上です。
社会保障のコスト削減に「数値目標を」 首相指示
伊関友伸のブログ 2007/03/18
http://iseki77.blog65.fc2.com/blog-entry-1196.html
安倍首相は平成19年3月16日に開かれた経済財政諮問会議で、社会保障分野のコスト削減策について「具体的な改革項目と数値目標を盛り込んでほしい」と、臨時議員として出席していた柳沢厚生労働相に指示したようだ。
現場の医師・看護師不足の現状の中で、現場を見ずに数値目標でさらに医療費を削減することが、どのような悪い影響を与えるのか安部総理は分かっていない。
【記事】
社会保障のコスト削減に「数値目標を」 首相指示
朝日新聞 2007年3月16日
http://www.asahi.com/politics/update/0316/019.html
安倍首相は16日、経済財政諮問会議で、社会保障分野のコスト削減策について「具体的な改革項目と数値目標を盛り込んでほしい」と、臨時議員として出席していた柳沢厚生労働相に指示した。
社会保障は昨年の「骨太の方針」で、07年度からの5年間で国と地方を合わせ1.6兆円を削減する全体像が決まっている。だが、厚労省は診療報酬や薬価の見直しなど個々の政策について、削減金額を盛り込んだ具体案作りには慎重だった。
これに対し、諮問会議の民間議員らは数値目標が伴わないと削減の実効性に欠けるなどと主張。柳沢厚労相も16日の会議で「諮問会議として参考試算として出したらどうか」などと容認する考えを示した。この日の会議で大田経済財政相も試算に必要なデータを厚労省が提供するよう求めた。
数値目標設定を指示 首相 医療分野コスト減で
北海道新聞2007年3月17日付け朝刊4面から (新小児科医のつぶやきより引用)
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070319
安部晋三首相は十六日の経済財政諮問会議で、医療・介護分野の「高コスト構造是正計画」の策定にあたり、コスト削減額など数値目標を設定するよう指示した。柳沢伯夫厚生労働相は幅広い項目での目標設定に難色を示したが、結局、内閣府と厚労省が協議して目標設定することになった。
高コスト構造是正計画は、二〇一一年度までの社会保障費の伸びを予想より一兆一千億円減らすとした政府目標の実現に向けた具体策。今夏までに政府が策定する「骨太の方針」に盛り込む。
安部首相は会議で「医療分野の高コスト構造是正は非常に大事。数値目標や項目を使ったプログラムを作ってほしい」と指示。柳沢厚労相は「実行する立場で目標設定は設定しづらい」と述べたため、内閣府が可能な範囲で数値目標を設定することに落ち着いた。
このほか柳沢厚労相は同じ病気に一定額の診療報酬を支払う「包括払い」の導入や、健康保険証のICカード化などコスト削減に向けた具体策を提示。民間議員は、地方の公立病院が医師確保の目的で国立や民間病院より高く設定している人件費の削減を提案した。
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