今日も元気に医師不足ニュースから。
最初の記事はコラムのようですが、結構いいこと書いてあります。
それから地方から続々と医師不足や集約化への声が相次いでいます。
山陽新聞は社説のようですね!
それから。事件事故についての報告。
学校分娩の男児は死亡していたようで、記事の生々しさが想像できて気になります。
便器の中というのが痛々しいです(涙)。
それから病院に捨てられた捨て子。なんでか病院は狙われますね。
刑事事件の地裁での無罪の人数が過去最多ニュースも!結構少ないですね。
刑事事件の場合、起訴されてしまえば無罪の率は0.1%というのをどこかで読みました。
医療のように専門的で裁きにくいものが増えている、という記述が裁判制度にとっても
医療事件がやっかいなものであることを示しているかなぁと。
あとあれこれ。リンゴ病、百日咳にはご注意!ではどうぞ~o(^-^)o..。*♡
あ、そうだ。最後のマレーシアからの記事、ぜひ読んでくださいね!!!
自遊席:医師不足 /佐賀
毎日新聞 2007年6月6日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/news/20070606ddlk41070472000c.html
県と佐賀大が県内で医師として働くことを条件に医学部に特別推薦枠を設ける協定を結んだ。医師不足を解消するためで、宮崎県に次いで全国で2例目という。
確かに、前任地の宮崎では、市町村長らが地域の病院の医師が欠けるたびに、県などに出向いて医師不足の解消を陳情する光景をよく目にした。宮崎に比べて面積が狭い佐賀では医師不足もそんなにないだろうと思っていたが、伊万里の市民病院に小児科医がいなかったり、東部でも福岡の病院に患者が流れ、医師が少なくなるなど、その地域特有の問題があると聞いた。
地方ならどこでも同じように問題となる医師不足。特別推薦枠の効果が出るのが卒業する6年後ということを考えたら、もっと前に抜本的な対策が求められるように思う。
九州議長会:国に医師不足解消要望へ /佐賀
毎日新聞 2007年6月6日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/news/20070606ddlk41010473000c.html
九州各県議会議長会(会長・村上寅美熊本県議会議長)は4日、福岡市内のホテルで議長会を開き、新幹線網の建設促進や今年1月に宮崎県で相次いだ高病原性鳥インフルエンザ対策など国への要望24議案を議決した。うち新規議案は医師不足解消についての要望など4議案。7月に東京都千代田区である全国都道府県議会議長会に提案する。
また、伊藤一長前長崎市長の銃撃事件を受けて「暴力団等による暴力の根絶に関する決議」を採択した。
筑豊労災病院:「医療、存続を」 飯塚市に来春移譲、患者ら訴え続々 /福岡
毎日新聞 2007年6月4日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukuoka/archive/news/2007/06/04/20070604ddlk40040171000c.html
「筑豊労災病院の医療を引き継ぎ、市民の求める飯塚市立病院に! 6・3大集会」が3日、飯塚市の穂波公民館ホールであった。
筑豊労災病院(飯塚市弁分)については、厚労省が07年度末での廃止方針を打ち出し、患者や地域住民らが「筑豊労災病院を存続・充実し、地域医療を守る会」を結成して、存続を求めてきた。その後、飯塚市に移譲され、来年4月から飯塚市立病院となることが決まったが、「これまでの役割が十分に守られるのか」と不安視する声も依然多い。
集会は、守る会第4回総会を兼ねて実施された。「提言『筑豊労災病院の医療を引き継ぎ、市民の求める飯塚市立病院に』の実現をめざし、提言の全市民的・全地域的な議論と運動を展開する」などの07年度活動方針や「なくてはならない病院を守るために、力を合わせましょう」などとするアピールを採択した。
会場からは「(労災病院の)じん肺専門医が今月いっぱいで退職すると聞いた。じん肺患者は7月からどうすればいいのか」「市立病院になっても、今の医療を維持してほしい」などと、医療水準の維持・向上を求める声が相次いでいた。
隠岐妊婦のため長期滞在施設を整備
山陰中央新報 2007年6月6日
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=406756190
16日に女性医師を支援するフォーラム
福島放送 2007年6月6日
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2007060612
県内公立病院、看護師確保に躍起
東奥日報 2007年6月6日
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070606142349.asp
医師の集約化 地方が安心できる対策を
山陽新聞 2007年6月7日
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/06/07/2007060708230176001.html
小児科や産科の深刻な医師不足を改善するため国が進めている拠点病院への集約化・重点化について、多くの自治体が医師の空白地帯が生じることなどを懸念して実施の適否を決めかねていることが共同通信の集計で分かった。悩むのは当然といえよう。
医師不足に拍車を掛けたのは、二〇〇四年度から義務化された医師臨床研修の新制度だ。研修先の人気が大学病院から都市部の民間病院に移り、人員不足に悩む大学側は各地の病院に医師を派遣しにくくなった。加えて、小児科と産科は過酷な勤務と訴訟の増加などから、なり手が少ない。出産や育児で辞める女性医師も多く厳しい状況だ。
集約化・重点化は緊急避難的措置であろう。公立病院などに分散する医師を一カ所に集めるなどして、二十四時間体制で高度な医療を提供するとともに長時間勤務を強いられる医師の負担を軽減させようというものだ。
厚生労働省は、都道府県に対して三月末までに実施の適否を決定するよう求めていた。集計によると、集約化・重点化が必要とした自治体は北海道や広島県など小児科で十七道府県、産科では十五道府県にとどまっている。岡山県など二十都府県は両科とも引き続き検討中とした。
自治体が二の足を踏んでいるのは、医師が拠点病院に行くことによって生じる地域の診療機能縮小など住民へのしわ寄せを懸念してのことである。拠点病院まで距離が遠くなれば通うのは大変だし、緊急時への不安も一層増すことになろう。
「必要」とした自治体は、そうした懸念にもかかわらず踏み切らざるを得ない切羽詰まった状況ともいえる。「なるべくやりたくないが、それ以外の具体策は見つからない」「医師が燃え尽きて辞めてしまう最悪の事態は避けたい」など悲痛な叫びも聞かれる。中には「絶対的な医師数が少なく、現状維持で精いっぱい」として「できない」と回答した自治体もあった。
抜本的な解決には、あくまでも医師の数を増やしていくことが欠かせない。政府・与党は五月末に「緊急医師確保対策」を決めた。国が、都道府県の求めに応じ医師を自治体病院などに派遣する体制の構築などを盛り込んだ。
政府の「骨太の方針」に盛り込み二〇〇八年度予算に反映するという。しかし、参院選を前に、短時間でまとめただけに疑問点は多い。国が派遣を命令して問題が解決するとは到底思えない。小手先の対策でなく、地方の医師不足解消に全力を挙げなければならない。
医師確保への対応要請/岩手
東海新報 2007年06月06日
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws2590
出生率1.32 上昇、6年ぶり 結婚増背景に
東京新聞 2007年6月7日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007060702022276.html
生体肝移植、大量出血で患者死亡…北大病院はミス否定
2007年6月7日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070607i401.htm
北海道大学病院(札幌市)で6日、生体肝移植を受けていた60歳代の女性患者が出血多量に陥って死亡した。病院から届け出を受けた道警は、遺体を司法解剖し、死亡に至った原因を調べている。
関係者によると、手術は同病院臓器移植医療部により、5日午前10時ごろ始まった。女性は重度の肝硬変で、息子から臓器提供を受けた。手術中、腹部の中で癒着した組織を除去しようとした際、激しく出血し、6日朝まで止血に当たったが、死亡したという。
病院側は「医療ミスではないと認識しているが、詳しい原因は、警察の判断を待ちたい」としている。同病院では年約20例の生体肝移植を行っており、肝移植では国内で第一人者と言われる藤堂省教授が在籍している。これまで160例以上の生体肝移植を行ったが、手術中に患者が死亡したのは初めてという。
昨年度の医療事故2件公表 県立病院/三重
2007年6月7日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news007.htm
美容外科、実態つかめず 専門医の医師会入会なし/茨城
産経新聞 2007/06/07
http://www.sankei.co.jp/chiho/ibaraki/070607/ibr070607001.htm
平成17年10月から18年3月にかけ水戸市とつくば市で経営していた美容外科院で、医師免許を持たない男性事務員ら6人に医療用レーザー装置で患者10人の腕や脇の脱毛処理などの医療行為をさせたとして、水戸区検は6日、医師法違反罪で東京都品川区に住む元美容外科医の男性(44)を略式起訴した。
水戸簡裁は同日、同法違反としては最高刑の罰金100万円の略式命令を出し男性は全額を即日納付。医療法違反容疑については起訴猶予処分となった。脱毛処理だけでなく脂肪吸引やフェースリフトなど、技術の進歩とともに美容整形は急浸透し、県内の美容外科院も増加傾向にある。一方、実態を把握管理する法的枠組みは未整備。各院の倫理観などに任せているのが現状だ。医師、患者双方に「美容整形は医療」との前提に立った慎重な判断が必要になっている。
県厚生総務課によると、県内の美容外科の診療所は15カ所で、美容外科を設置している総合病院は4カ所(19年3月現在)。一方で、県医師会に加入している医師はわずか4人だ。いずれも皮膚科などの保険診療も併せて行う医師で、美容外科専門医は1人も加入していない。
医師会への加入は任意で、美容外科医が1人も加入していないケースは全国的に少なくない。背景には、美容外科が保険診療ではないことや、「美」を扱うという他の診療科と異質な側面が挙げられる。しかし、美容外科専門医が未加入だと、医療事故などの医事紛争処理に医師会が協力する際、対応が難しいなどの問題点も浮上している。
開業美容外科医の管理や実態把握も難しい。医師免許を持ち、住所、氏名や最低限配置する医師数などを記した開設届を保健所に提出するだけで、19床以下の診療所を開くことができる。
保健所では、診療所の規模に応じ1~5年ごとに立ち入り検査を行うが、捜査権を持たないため書類と衛生面の確認のみ。また、不正広告がないか調査することはできても、契約や医療行為を管理することはできない。ある県幹部は、「『性善説が前提』であり、医師の信用性を担保する制度はない」と実情を語る。
さらに問題が起こった場合の対処も難しい。「こんな手術をされるはずじゃなかった」「診療代が高すぎる」。県医療安全相談センターに寄せられる美容整形関係の相談苦情件数も、18年度は35件で前年度に比べ約20.7%増加。診療代や施術のトラブルが多いという。しかし、美容外科は主観の支配する「美」を扱うため自由診療が前提となる。手術ミスなのか、契約前のカウンセリング不足なのか判断が難しく、消費者問題として扱われるケースが多い。
県内のある美容外科院は、「美容整形は医療。『プチ整形』なんて安易な気持ちで手術を受けてほしくない。相応のリスクを感じ納得した上で治療を始めてほしい」と訴える。営業優先で患者への説明が不十分な診療所は徐々に淘汰(とうた)されるとはいえ、県医師会も「それまでに多くの犠牲者が出る。何らかの法的枠組みが必要なのでは」と危機感を募らせる。
美容整形手術の効果には個人差があり、診療所により考え方も違う。患者側にも慎重な判断が求められる。安さや手軽さに飛びつかず、じっくり相談に乗ってくれる最適な病院を探す手間を惜しんではならない。
刑事事件「地裁無罪」、過去13年で最多の92人
2007年6月7日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070607i301.htm
全国の地裁で昨年、1審判決が言い渡された刑事事件で無罪となった被告は92人で、1994年以降、過去13年で最多だったことが、最高裁のまとめで分かった。今年は3月末までに既に46人が無罪になっており、14年ぶりに100人を超える可能性が高い。
無罪となった被告数は、公職選挙法違反事件で一度に43人に無罪が出た93年に104人を記録して以降、2002年まで30~50人で推移してきた。しかし、その後徐々に増加傾向となり、昨年は前年より29人増の92人に上った。
昨年の無罪は、兵庫県明石市の人工砂浜陥没事故で業務上過失致死罪に問われた同市幹部ら4人(7月)や、割りばしをのどに突き刺した保育園児が死亡した事故で同罪に問われた医師(3月)、大阪地裁所長襲撃事件で強盗傷害罪に問われたトラック運転手ら2人(同)など。
罪名別に見ると、
〈1〉業務上過失致死傷(23人)
〈2〉詐欺(8人)
〈3〉殺人(6人)――の順になっている。92人のうち89人は起訴事実を否認。残る3人は犯行を認めたが、違法な証拠収集などを理由に無罪となった。
不適切な捜査が問題となったケースがあったほか、医療や航空など、立証が難しい専門分野の過失事件で無罪が目立った。
岡大付属病院の患者データ流出 ずさんな管理態勢
産経新聞 2007/06/06
http://www.sankei.co.jp/chiho/okayama/070606/oky070606000.htm
付属病院の患者のデータなど個人情報が入ったパソコンなどが大量に盗まれたことが判明した岡山大学。被害は2キャンパスにわたり、同大は「深く反省し、患者の皆さんには連絡を取っておわびする」としたが、4月にも学生の試験成績などが入った外付けハードディスクなどが盗まれたばかり。鍵のずさんな管理実態も明らかになり、大学側は対応に追われている。
侵入ルートははっきりしていないが、多くの被害があった臨床研究棟は病院とつながっており、病院の時間外窓口から事実上、フリーで入れる状態。だが、被害にあった研究室は、いずれも窓やドアが壊された形跡がなかったという。
どうやって研究室に入ったのか-。会見で大学側は「鍵を廊下のロッカーに入れていたり、額縁に隠していたりしたケースもあった」と、ずさんな“セキュリティ”の実態を明らかにした。
今年4月の被害を受け、大学側は各部屋を管理する職員らに、暗証番号を打ち込む形式の電子錠などへの交換を要請。電子錠にしていた部屋は今回は被害がなく、従前の鍵を使っていた部屋が狙われる結果となった。「科や職員の間で意識の差が大きかった」と大学事務局スタッフ。管理方法などはそれぞれの教授などに任せる傾向が、大学ではあるという。
同大は、内部犯行の可能性を認めつつも「被害の把握や再発防止に追われ、まだ調査できる態勢でない」。今後については「鍵、情報など全体的なセキュリティ対策をとり、盗難防止と、万一盗まれても個人情報だけは大丈夫、という態勢を作りたい」としている。
女子生徒が校内で、男児死亡 新潟の高校
ライブドアニュース 2007年06月06日
http://news.livedoor.com/article/detail/3188963/
5日午後9時45分ごろ、新潟県長岡市の病院から「高校で出産した女子生徒が運び込まれた」と県警長岡署に通報があった。生まれた男児も搬送されたが、すでに死亡していた。同署は殺人の疑いもあるとみて、出産の経緯や男児がいつの時点で死亡したかなどを調べている。
調べでは、男児を出産したのは同市内の県立高校3年の女子生徒(18)。5日午後5時ごろ、校内の女子トイレの個室内で産んだとみられる。出産直後、トイレ内から友人に携帯電話で連絡し、知らせで駆けつけた教職員らが病院に連絡した。
生まれた男児は体重約2800グラム。へその緒がついたままで、洋式便器の中で見つかった。同日、女子生徒は午後3時ごろまで授業に出ていた。周囲に「午後4時ごろ、おなかが痛くなってトイレにいった」と話しているという。学校は妊娠に気づかなかったという。
乳児を置き去り 病院前に生後1~2週間男児
岡山日日新聞 07/06/06
http://www.okanichi.co.jp/20070606124419.html
6日午前5時40分ごろ、総社市門田の病院に「外に赤ちゃんがいます」と女性の声で電話があった。同病院の職員が確かめたところ、病院の東側倉庫入り口前にバスタオルでくるまれた生後間もない男児が置かれていた。総社署では保護責任者遺棄事件として捜査している。 男児は生後1~2週間で、身長49センチ、体重3058グラム。裸の状態でバスタオルにくるまれ、同病院で手当てを受けた後、倉敷市内の総合病院に収容されたが、健康状態は良好という。 同病院は産婦人科中心の診療を行っており、同署では電話してきた女性が母親の可能性もあるとみて、目撃者などがいないか周辺の聞き込みなどを行っている。 乳幼児が病院前などに置き去りにされる事案が全国的に続発するなど深刻な問題となっているが、岡山県内では2005年4月に岡山市内の産婦人科で置き去りが発生している。
コムスンの指定打ち切りへ 厚労省、1600事業所に
北海道新聞 07/06/06
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/30554.html
訪問介護最大手の「コムスン」(東京都港区、樋口公一社長)が虚偽の申請で事業所指定を不正に取得していたとして、厚生労働省は6日、介護保険法に基づき、全国にある同社の介護事業所の8割に当たる約1600カ所について来年4月から2011年度までの間に順次、指定を打ち切るよう、都道府県に通知した。
これを受け指定の権限がある都道府県から打ち切り処分を受けた事業所は介護保険サービスの提供ができなくなるが、約6万人の利用者がいるとみられ、厚労省は利用者が不利益を受けないよう、他社を紹介するなどの対応策を自治体に徹底する。指定打ち切りとなるのは訪問介護、通所介護など基幹となる事業所で、同社の経営にも大きな影響を与えそうだ。
コムスンをめぐっては、これまでも東京都などが指定を取り消そうとしたが、直前にコムスンが事業所の廃止届を出し、処分を免れる経緯があった。厚労省はこうした行為が悪質な処分逃れに当たると判断。
【日医工】OTCから撤退、ジェネリック事業に集中
薬事日報 2007年06月06日
http://www.yakuji.co.jp/entry3304.html
妊婦は注意を リンゴ病患者が増加
長野日報 2007-6-5
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?story...
伝染性紅斑病(通称リンゴ病)の患者が今年に入り、増え続けている。5月21―28日の1週間に、県内55カ所の定点医療機関からあった患者報告数が156件に達し、「過去10年間で最も多い状況にある」(県衛生部)。ほとんどは自然に回復するというが、「妊婦が感染した場合は、胎児水腫(すいしゅ)となる恐れもある」として注意を呼び掛けている。
県健康づくり支援課によると、今年になってリンゴ病の患者届け出数が過去五年間と比較し、かなり高い状況で推移してきたが、この1週間で患者届け出数が34%増え、定点医療機関あたりの患者届け出数も1.87人から2.84人へと上昇。累計の患者数が1540人になった。
木曽地方を除く県内全域で患者が増えている。伊那保健所管内の定点医療機関(5カ所)あたり患者届け出数は3.6人。この1週間で18件の患者報告数があり、前週の8件から2倍以上に増えた。長野市や飯田、諏訪などでも増加傾向にある。
前回流行した2002年を上回る状況で推移しているのに加え、これから夏にかけて流行するため、同課は「さらに患者数が増える恐れがある」と指摘。特に妊婦に症状が出た場合は「専門医などに早めに相談してほしい」としている。
大阪府立大で百日ぜき、研究室を閉鎖
日刊スポーツ 2007年6月6日
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070606-209582.html
治験 (上)患者に世界標準治療を
2007年6月5日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kyousei/saizensen/20070605ik16.htm
[解説]増え続けるエイズ
2007年6月6日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070606ik06.htm
病院が緊急手術を拒否、CTスキャンの故障で/マレーシア
ニュー・ストレーツ・タイムズ 2007/06/06 (←おすすめ!)
http://www.malaysia-navi.jp/news/070605071151.html
【マラッカ】 強盗に腹部を銃撃された中古車販売業者が、病院に担ぎ込まれたものの治療されずに重傷のまま数時間も放置され、親族や友人が怒り心頭に発している。
ティオ・ゲオックピウさん(56)が襲われたのは午前1時45分ごろ。妻と友人が急ぎマラッカ病院に担ぎ込んだ。しかし病院の医師は、手術前にCTスキャンを撮るのが一般的な手順だが、機械が故障しているので手術できないと主張。そのため妻が民間病院3カ所に受け入れ要請の電話をしたが、いずれからも銃創の手術を行った経験がないといって断られたという。
進退窮まった妻は、マラッカ病院の医師にCTスキャンなしでの手術を懇願。最終的に病院側が折れて、腹部X線撮影だけで手術に踏み切ったのは5時間以上もたった午前7時のことだったという。
なおティオさんは手術を終えた今も、生死の境をさまよっている。
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