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(投稿:by 僻地の産科医)
少し前まで、
..........「患者の権利」
という言葉が流行っていました。
というよりも、今でも流行っている言葉じゃないかな?
と思います。
「患者さん」という言葉が、
いつごろから病院で「患者様」という呼称になったのか
私は忘れましたけれど、10年位前には
一般的になっていたような気がします。
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OO様ではなくOOさん
脳卒中対策少しずつ 2012年3月12日
http://oizukam.blog.bbiq.jp/blog/2012/03/oooo-b503.html
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そんな中で、聖隷浜松病院の掲示が、
最近、「患者さまの権利」から、
「患者さんの権利と責務」に変更されたそうです。
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.......
。。。。。患者さんの権利と責務
。。。。。
http://www.seirei.or.jp/hamamatsu/guidance/1282.html
患者さんの権利と責務のご案内です。
1.あなたは、個人的な背景の違いや病気の性質にかかわらず、必要な医療を受ける権利があります。
2.あなたは、医療の内容、その危険性および回復の可能性について、十分に理解できるような説明を受ける権利があります。ただし、主治医の判断によって、ご家族や代理の方にお話しする場合もあります。
3.あなたは、十分な説明と情報提供を受けた上で、治療、検査、その他の医療行為について、自らの意思に基づいて選択・決定することや、拒否する権利があります。なお、拒否をしたとしても一切の不利益を被ることはありません。
4.あなたは、納得した治療を受けるために、主治医以外の医師からの意見(セカンドオピニオン)を求める権利があります。他の医師、また他の医療機関で診察をご希望される場合は、必要な資料を提供します。
5.診療の過程で得られたあなたの個人情報は守られます。また、あなたは自らの治療、検査、その他の医療行為について、情報公開や説明を求める権利があります。
6.上記の権利が侵害されたと感じる場合や、疑問を抱かれた場合には、あなたは意見を表明する権利があります。
7.あなたは、良質で安全な医療を受けるために、ご自身の健康情報をできる限り正確に医療者に提供し、自らの治療に参加・協力する責務を有します。
8.すべての患者さんが適切な医療を受けられるよう、あなたは他の患者さんの治療や病院職員による医療提供に支障を与えないよう配慮するとともに、病院規則を守る責務を有します。
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。。。。。
主に加えられた部分は6部分と7部分、8部分のようですが、
7部分の、
「良質で安全な医療を受けるために、
。ご自身の健康情報をできる限り正確に医療者に提供し、
。自らの治療に参加・協力する責務を有します。」
なんて、
「そうそう!それそれ!!」と思うことがあります。
産婦人科という特殊な科でプライバシーもあるでしょうが、
搬送などして大恥をかく場合などもありますし、
「最初っから言ってよっ!!!」
なんて結構、日常茶飯事なのですよね。
最初から真面目に聞いていた10分はなんだったんだろう?
その話最初からしてくれていれば、すぐ診断ついたのに。
みたいな。
8の部分も大事な部分です。
病院はみんな具合の悪い人の公共スペースです。
病院をもっと大事にしてほしいなと思います。
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