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(投稿:by 僻地の産科医)
今日は、
面白いなぁ!
と思ったニュースを中心にo(^-^)o..。*♡
妊婦さんがインフルエンザワクチンを打つと
胎児に抗体が移行するというのもどこかにあったけれど
見つけられませんでした。
見つけたときにちゃんと記録しとかなきゃダメですね!
日本医師会雑誌の今月の特集が
「アルコール関連障害の現状と対策」
だったので、これもまた紹介したいなぁとおもいつつ。
そうそう、スリムといえば、
最近の妊婦さんは本当に昔に比べて体重が軽く
(か重いかの二分化が凄いんですが)
将来の胎児の成人病とかが心配になってしまいます。
【関連おススメブログo(^-^)o..。*♡】
日本人の出生時体重は年々低下している!
ある産婦人科医のひとりごと 2011/12/12
http://tyama7.blog.ocn.ne.jp/obgyn/2011/12/23_f9c8.html
不妊治療、やめました。―ふたり暮らしを決めた日
S.Y.’s Blog 2011-10-13
http://d.hatena.ne.jp/shy1221/20111013/p1
ダイエット影響? 現代っ子スリム化鮮明
中日新聞 2011年12月9日
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20111209142619002
5〜17歳女子 11年度文科省調査
文部科学省が8日公表した2011年度学校保健統計調査速報で、5〜17歳(幼稚園から高校3年)の女子の平均体重が、1948年度以降初めて全年齢で前年度より減少したことが分かった。男子も大半の年齢で減り現代っ子のスリム化傾向が鮮明になった。戦後、ほぼ一貫して増え続けていた子どもの平均体重のピークは98〜03年度ごろとされ、近年は減少傾向が続いている。肥満傾向の子どもの割合も高3(17歳)男子以外は全て減り、文科省は「ダイエット習慣の広がりが子どもの体重減少に拍車を掛けているのではないか」とみている。
調査は今年4〜6月、幼稚園と小中高校の健康診断結果から抽出した約65万人の発育データを調べた。東日本大震災の影響で岩手、宮城、福島の3県は除いた。女子の平均体重は、高2(16歳)が52.4キロで前年度より0.3キロ減となり、他の年齢も0.1〜0.2キロ減った。男子は、小2(7歳)と高3が横ばいだった以外は減少。ピーク時との比較では男女とも0.5〜1.6キロ下がった。
肥満傾向の子どもの割合を都道府県別にみると、高3女子は東京や神奈川、兵庫などが「7%未満」だった一方、北海道や東北、九州で「7%以上10%未満」「10%以上13%未満」が目立ち、大都市圏の自治体より地方が比較的高かった。
子どもの平均身長の伸びは頭打ち状態が続いている。
健康状態では、視力0.3未満の小学生の割合は前年度より0.40ポイント増の7.95%で過去最高を更新、中学生も22.25%で過去2番目の高さだった。
健康害する恐れも
大沢清二大妻女子大教授(行動疫学)の話 ダイエット志向の低年齢化が進んでいるという調査結果もある。こうした傾向が今回の女子の体重減少につながったと考えられる。成長期の痩せすぎは運動能力低下につながり、健康を害する恐れもある。痩せているのが美しいと過度に考える風潮にはブレーキをかけていかなければならない。
太り気味、肥満の子供で高血圧リスクが3倍に―米研究
健康百科 2011年12月13日
http://kenko100.jp/news/2011/12/13/01
米インディアナ大学生物統計学のWanzhu Tu教授らは「過体重(太り気味)あるいは肥満の子供では、体重が正常の子供と比べて、高血圧になるリスクが3倍近く高い」とする研究結果を、米医学誌「Hypertension」(2011; 58: 818-824)に発表した。
1,111人を「BMIパーセンタイル」で検討
Tu教授らは、米インディアナ州の就学児1,111人(うち男児50%、黒人42%)を対象に、肥満と血圧との関連について検討した。研究登録時の平均年齢は10.2歳で、平均追跡期間は4.5年。半年に1回、血圧測定および身体測定を受け、測定回数は通算で9,102回(1人当たり平均8.2回)だった。これらの子供は10歳以下、11~14歳、15歳以上に層別化された。
成人の肥満度の測定はBMI(肥満指数)を用いるが、子供の場合は必ずしも正確に肥満度を反映しないため、年齢と性で調整したBMIパーセンタイル※を使用。BMIが85パーセンタイルを超える子供を過体重とし、95パーセンタイル超を肥満と定義した。血圧に関しては収縮期/拡張期血圧が90~94パーセンタイルの範囲を前高血圧、95パーセンタイル超を高血圧と定義した。
全年齢層で同じ影響
その結果、過体重に到達した段階で、血圧に対する脂肪蓄積の影響は正常体重群の4倍以上であることが分かった。これは10歳以下、11~14歳、15歳以上のいずれの年齢層でも認められたという。
また、正常体重群で前高血圧あるいは高血圧だった割合は5%だったが、過体重・肥満群では14%と、高血圧リスクが約3倍高まっていることも分かった。さらに、脂肪組織で分泌されるホルモン「レプチン」の血液中濃度および心拍数と血圧との関連は、血圧とBMIパーセンタイルの関連とパターンが類似していた。このことから、レプチンは肥満症が誘発する高血圧で仲介役を果たしている可能性が示唆された。
今回の研究結果は、過体重児あるいは肥満児には正常体重児とは異なる対応が必要であることを再認識させるものとなった。このような認識がないと、正常体重児ではadiposity effectを過大評価し、過体重児では過小評価することにもつながる。
Tu教授らは「子供の高血圧は、成人後の高血圧の前段階。このような子供に照準を定めた介入が必要で、BMIのわずかな低下でも大きな健康便益をもたらす可能性がある」と説明。「医療従事者や保護者は、子供の体重に注意を払うべき。もし、すでに過体重の子供に著しい体重増加が認められた場合は、食生活の改善や運動療法などを行い、全般的な健康改善に努めるべきだ」と指摘している。
母子手帳に「うんちの色」掲載 胆道閉鎖症の早期発見で
西日本新聞 2011年10月31日
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/271147
白っぽいうんちを手掛かりに胆道閉鎖症の赤ちゃんを早期発見するため、厚生労働省の検討会は31日、妊婦が自治体から受け取る母子手帳(母子健康手帳)などに赤ちゃんの便の色を載せる方針をまとめた。
厚労省によると、白っぽい色から濃い茶色までの7色を示し、実物と比べてもらう。色の見本は母子手帳本体にとじ込むか、特別なカードを作って手帳と一緒に使えるようにする。新しい様式の手帳は来年4月以降に発行される見通し。胆道閉鎖症は、肝臓で作られた胆汁の通り道の胆管が詰まって流れなくなる病気。赤ちゃんの1万人に1人がかかり、早めの手術が必要になる。
北大がWHO協力組織に 人獣共通感染症で国内初
福島民報 2011/12/05
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=21082&mode=0&classId=&blockId=9912867&newsMode=article
人と動物がともに感染する新型インフルエンザなどの感染症をめぐり、世界保健機関(WHO)が北海道大の人獣共通感染症リサーチセンター(札幌市、センター長・喜田宏北大大学院獣医学研究科教授)を協力組織に指定し、5日、指定証の授与式が行われた。WHOによると、世界で800以上の組織を指定しているが、人獣共通感染症の分野で指定するのは日本で初めて。
新型インフルエンザの大規模感染や新型感染症発生の危険が高まった際、リサーチセンターがWHOに情報提供や助言を行うほか、現地の対策チームに専門家を派遣することも想定している。リサーチセンターは感染症発生の危険を分析し、警報を出す危機管理専門の部署を新設。途上国の専門家育成や、簡易な診断方法開発などの分野でも協力を進める。
喜田センター長は「新しい感染症のほとんどが動物に由来している。獣医学、医学、薬学、農学、動物生態学などの専門家が一つの目的で努力する姿勢が評価された」と話した。
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