(関連目次)→新型インフルエンザについても集めてみましたo(^-^)o
(投稿:by 僻地の産科医)
フェーズ6に引き上げの可能性が示唆されていますo(^-^)o ..。*♡
高齢者への感染がほとんどないことについて、
「過去に似たようなウィルスがあった可能性」
「高齢者は免疫をもっている可能性」
が示唆されています。
となると、妊婦さんは危険という可能性が高いです(>_<)!!!
(サイトカイン・ストームなら逆に安全な可能性が高かったのですが)
たしかに米で亡くなった患者さんも妊婦さんでした。
ただメキシコからの報告では男性患者が多いようでこのあたりもまだ不明です。
さて、途上国へウィルスが侵入を始めました。
スペイン・英の情報収集急ぐ
NHK 2009年5月7日
http://www3.nhk.or.jp/news/t10015806561000.html
WHO=世界保健機関は、新型インフルエンザに対する警戒レベルの引き上げをめぐって最終的に判断するため、ヨーロッパでヒトからヒトへの持続的感染が起きているかどうかを見極めたいとしており、とりわけ感染者が多いスペインとイギリスからのより詳しい情報収集を急いでいます。
新型インフルエンザをめぐり、WHOは、国際的な警戒レベルを今の「フェーズ5」から「フェーズ6」に近く引き上げる方向で本格的な検討に入っています。WHOでは、アメリカとメキシコに加え、もうひとつの地域でヒトからヒトへの持続的な感染が確認されれば「フェーズ6」に引き上げるとしていて、感染が拡大し続けているヨーロッパに注目しています。とりわけ重大な関心を持っているのが、ヨーロッパでもとりわけ感染者が多いスペインとイギリスで、専門家の間では、両国ではヒトからヒトへの持続的な感染が広がりつつあるという見方が強まっています。ただ、関係者によりますと、警戒レベルの引き上げをめぐって最終的に判断するためには、両国での感染拡大の状況を見極めるためのより詳しい情報が必要だということで、WHOでは両国からのさらなる情報収集を急いでいます。
感染確認 2000人超える
NHK 2009年5月7日
http://www3.nhk.or.jp/news/t10015806651000.html
新型インフルエンザは、アメリカで感染が確認された人が235人増えて642人となり、世界で感染が確認された人は24の国と地域であわせて2114人と2000人を超え、死者の数は44人となっています。
アメリカのCDC=疾病対策センターは、アメリカではワシントン州やオクラホマ州で初めての感染が確認され、感染者は235人増加して、これまでに41の州で642人に上ると発表しました。また、カナダで新たに36人の感染が確認されたのをはじめ、ポーランドで初めて女性1人の感染が確認されたほか、スペインで8人、イギリスで4人、フランスでも2人の感染が新たに確認されました。これで、世界でこれまでに感染が確認された人は、24の国と地域であわせて2114人に上り、死者の数は44人となりました。国別に見ると、▽メキシコで1112人、▽アメリカで642人、▽カナダで201人、▽スペインで81人、▽イギリスで32人、▽ドイツで9人、▽フランスで7人、▽ニュージーランド、イスラエルで4人、▽韓国とエルサルバドルで2人、▽香港、オーストリア、スイス、オランダ、デンマーク、アイルランド、ポルトガル、スウェーデン、ポーランド、それにコスタリカ、コロンビア、グアテマラでそれぞれ1人の感染が確認されています。
GW帰国ラッシュ、検疫官の疲労ピークに
日本経済新聞 2009年5月7日
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090507AT1G0501705052009.html
発熱の診察拒否相次ぐ 都内で92件、「新型」過剰に警戒
日本経済新聞 2009年5月5日
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090506AT1G0501005052009.html
医療機関に適切な対応要請 東京の診察拒否で厚労省
47NEWS 2009年5月6日
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009050601000508.html
過剰な診察拒否見直しを?タミフルは余ってないのにどうしろと?
うろうろドクター 2009/5/6
http://blogs.yahoo.co.jp/taddy442000/29134651.html
【豚インフル】インド、5人を検査中
インド新聞 2009年5月6日
http://indonews.jp/2009/05/5-15.html
カナダ感染者200人超す 前日から36人増加
47NEWS 2009年5月7日
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009050701000061.html
新型インフル、米感染者が642人に急増 1日で1.5倍以上に
日本経済新聞 2009年5月7日
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090507AT2N0600206052009.html
感染研 高齢者に免疫の可能性
NHK 2009年5月6日
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015802351000.html
新型インフルエンザの海外での広がりについて、国立感染症研究所の田代眞人インフルエンザウイルス研究センター長は、6日に開かれた説明会で「最新の報告によると、患者の中に通常のインフルエンザでは多い高齢者がほとんどいない。何らかの免疫を持っている可能性があるのではないか」と述べました。
これは、東京・新宿区の国立感染症研究所で6日に開かれた説明会のテレビ中継で、インフルエンザウイルス研究センターの田代眞人センター長が述べたものです。田代センター長は、多くの感染者が確認されているメキシコやアメリカなどからの最新の報告に基づいて「患者は60歳以上がほとんどいないことがわかってきた。理由はよくわからないが、高齢者は新型のウイルスに対する何らかの免疫を持っている可能性がある」と述べました。また、重症化している患者について「毒性の強さは通常のインフルエンザ程度とみられ、健康な人が重症化することはほとんどないようだ。しかし、糖尿病や透析の治療を受けている人などの場合には症状が重くなっており、感染の拡大防止が重要なことに変わりはない」と指摘しました。
季節性インフルと新型インフル、2種のワクチンが必要-WHO
ブルームバーグ 2009年5月7日
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003011&sid=aNNXZgIl410Q&refer=jp_asia
世界的大流行を予期=米保健当局
時事通信 2009年5月7日
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009050700089
【ワシントン6日時事】米疾病対策センター(CDC)のベッサー所長代行は6日の記者会見で、世界保健機関(WHO)が新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)を示す「フェーズ6」に引き上げることを予期していると述べた。
同所長代行は「他の国々の感染状況から、フェーズ6に引き上げられなければ驚きだ」と語った。
CDCは同日、全米の新型インフルエンザの感染者数を642人と発表。このほか、感染が疑われる人が42州で845人いるという。
発症7日以内に治療すれば大半回復 メキシコの専門医
朝日新聞 2009年5月5日
http://www.asahi.com/special/09015/TKY200905040214.html
【サンパウロ=平山亜理】新型の豚インフルエンザが最初に発生したメキシコで、治療の最前線にいる国立呼吸器系疾患研究所付属病院(メキシコ市)の専門医、アンハラ・イゲラ感染症部長が3日、朝日新聞の電話インタビューに答え、発症後7日以内に治療を受けた人のほとんどは回復していると明らかにした。
イゲラ部長によると、死亡例の大半は、今回の新型インフルエンザの知識がないまま、症状が重くなるまで、ただの風邪だと思い、高額の負担につながる医療機関で受診せず、市販薬で治そうとした人たち。発症後15日間を過ぎるまで治療を受けなかった人の96%が死亡している。
今回の新型インフルエンザでは、メキシコにほとんどの死者が集中していることが最大のなぞとされてきた。専門医によるこうした証言は、低所得者層の医療へのアクセスの悪さが、特に流行初期の段階で高い死亡率につながった可能性を裏づけるものだ。 この病院は、転院も含めて新型インフル症例を国内最多規模で扱っている。これまでに新型インフルの疑いの濃い重症者が136人入院し、うち21人が死亡した。世界保健機関(WHO)の検査で、21人のうち5人はすでに新型インフルと確認された。
手遅れになってから受診したことによる死亡例は、メキシコ政府もまだ事態を認識していなかった3月下旬から4月上旬までが多かった。現在はインフルエンザに関する知識が広まった結果、初期症状が出てすぐ通院する人が増えたこともあり、ここ数日は死者は出ていないという。入院した重症者136人でみると男性が74%、女性が26%と男性が多く、年齢は15歳以上64歳未満に集中していた。タクシー運転手や美容院従業員、医師や看護師ら、人と接する機会の多い職業の人が多い。また、公共交通機関を利用する傾向も高かった。
潜伏期間は個人差があるが、家族間などで感染時期が特定できるケースから推定すると、感染後3~7日たって発症する。39度程度の高熱とともにせきや鼻水が出て、頭痛や筋肉痛、腹痛や下痢症状を訴える。緑か黄色のたん、場合によっては血の混ざったたんが出る。発症後72時間後ごろから、肺炎を併発して重症化、特に重い場合は多臓器不全を起こして死亡に至る例が多いという。
イゲラ部長は、発症して7日以内の抗ウイルス剤タミフル投与などの治療は明らかに有効だとした。ただし、心臓病や糖尿病など他の病気を患っている場合はタミフルが効かない例もみられたという。 一方、こうした情報のメキシコ政府による集約は後手に回った可能性もある。米疾病対策センター(CDC)の調査報告によると、メキシコ初の発症例は3月17日。保健省の担当部局が全国の病院に警告を出し、通常見られないような重症の肺炎例の報告を求めたのは、1カ月後の4月17日のことだった。
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