(投稿:by 僻地の産科医)
昨日はちょっとお休みしてしまいましたo(^-^)o ..。*♡
医療志民の会、続けていきます!
さて、各論の第一バッターは、
神奈川県こども医療センター
新生児科 豊島勝昭先生です!
NICUというのはいまや赤ちゃんの40人に一人が入る場所ですが、
当事者になって初めてNICU医療を知る人が多い分野です。
グラフのように、
・妊婦の高齢化
・若年化
・また生殖医療の発展
により早産児は増えていますが、逆に新生児が良くなる可能性も高くなってきており、そのため在院日数が伸び、病棟は常に満床の状態です。
神奈川県は慢性的にNICUのベッドが不足しています。
出生数も多いのです。
ここでNICUの一日を見ていただきますと、
夜中から始まって、夕方になっても大勢でワラワラやっています。
一人でできる医療ではない。
また夜も昼もない。
医師が足りない状態です。
でもこのような過労状態でも患者さん
ご家族の笑顔が私達の原動力です。
私の目標です!
NICUの存在や、スタッフが頑張っていることを
すこしでも多く知ってもらうために
様々なイベントをやっています!
2008年に県知事の訪問がありましたが
現場の人手不足の状況など生の声を必死で訴えました。
いま、新生児医療は危機に直面しています。
医師が足りない、看護師が足りない。財源も足りない。
それでも少しづつでも後進を育成していきたいと
様々な試みをしています。
たとえば、県を越えて新生児科医の相互教育制度などもやっています。
これも知事に訴えて始まったことですが、短期有給研修医制度です。
たとえばこのように、様々な県から研修に来ている状態がわかります。
大人でさえ暮らしづらい大変な時代ですが、
こどもを大切にしない国には未来がありません!
とくに新生児は「大変だ」と訴えることすら出来ない。
こういった子供たちを守っていくために、
皆様と一緒に頑張っていきたいと思っています。
突然の訪問、失礼いたします。
私は医療関係者でもなく、
一児の子を持つ一般の主婦で
souと申します。
あるきっかけで、
小児医療・新生児医療について
関心を持ち、調べていたところ
こちらにたどり着きました。
本格的に勉強するというわけでは
ないのですが、
自分なりに情報を収集しながら
学びたいと思っているところです。
もしよろしければ
これからも時々おじゃまして
拝見してもよろしいでしょうか?
投稿情報: sou | 2009年4 月20日 (月) 22:21