(関連目次)→新型インフルエンザについても集めてみましたo(^-^)o
(投稿:by 僻地の産科医)
これからWHOでフェーズ4と引き上げるかどうかの話し合いが行われます。
結果を待っているところです。
新型インフルエンザに関する情報は Influenza.jp/
リレンザに関する情報は Relenza.jp/ をご覧ください。
厚生労働省 新型インフルエンザ対策関連情報(英語版はこちら)
“深刻も世界的流行か不明”
NHK 2009年04月25日
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015629841000.html
メキシコとアメリカで豚インフルエンザのヒトへの感染が相次いでいることについて、WHO=世界保健機関のマーガレット・チャン事務局長は日本時間の25日夜、世界的な流行を引き起こす可能性はあるものの現段階では確かなことは言えないという認識を示しました。
WHOのマーガレット・チャン事務局長は25日、日本時間の25日午後10時すぎ、ジュネーブで記者会見しました。この中でチャン事務局長は「現状は深刻で、さらに注意深く見ていく必要がある」としたうえで、「世界的な流行を引き起こす潜在的な可能性はあるが、現段階では確かなことは言えない」と述べました。またチャン事務局長は「これまでのところ、ほかの地域への感染拡大を示す兆候はない」と述べました。新型インフルエンザへのWHOの警戒レベルは6段階にわかれ現在は下から3番目の「フェーズ3」で、ヒトからヒトへの感染はほとんど見られない段階です。この警戒レベルを引き上げるかどうかについてチャン事務局長は「まだ情報が十分にないため、判断するにはさらに数日はかかるだろう」と述べました。
【豚インフル情報】新種ウイルス、主に「若い成人」発症
サーチナニュース 2009年4月25日
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0425&f=national_0425_032.shtml
世界保健機構は24日付で、メキシコと米国で人への感染が確認された豚インフルエンザの状況を発表した。
◆若い健康な成人に発症例が多い
◆地理的に離れた複数の場所で流行
――などで、非常に危惧されるという。ウイルスはH1N1亜型で、これまでに豚や人から検出されたことがないタイプという。
メキシコ政府の発表によると、同国でインフルエンザ様疾患の発生が確認されたのは3月18日。患者は増え続け、4月23日までに首都圏で854人以上の肺炎患者が出た。うち59人は死亡した。その他、メキシコ中部のSan Luis PoTosiでは24人が発生し、3人が死亡。米国国境に近いMexicaliでは4人が発症した。同地区で死亡例は出ていない。メキシコの発症では、18例がカナダで豚インフルエンザウイルスH1N1亜型と確認された。うち12例は米カリフォルニアの発症例で確認されたウイルスと遺伝的な近縁性が認められた。
インフルエンザは通常、幼児や高齢者の発症が多いが、今回の流行では、大部分が健康で若い成年だ。また、動物のウイルスが人に感染した事例であることや、地理的に離れた複数の場所で流行が発生していることで、今回の流行が危惧されている。
今回、流行しているウイルスは、これまで人や豚からは検出されたことがないタイプのものだ。インフルエンザ治療薬のオセルタミビル(商品名:タミフル)では効果がみられるが、アマンタジンとリマンタジンには耐性がある(効果が低いまたは認められない)。
注目集めるフェーズ「4」=WHOの6段階-豚インフル
時事通信 2009年4月25日
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009042500376
【ジュネーブ25日時事】豚インフルエンザへの不安の高まりを受け、世界保健機関(WHO)が判定するインフルエンザの警報が改めて注目を集めている。「フェーズ」と呼ばれる警戒レベルは6段階。現在は「3」だが、今回の豚インフルエンザ感染の拡大を受けて「4」となるかが注目点だ。
6段階のフェーズは
(1)人への感染リスクは低い
(2)人への感染のリスクはより高い
(3)人から人への感染はないか極めて限定されている
(4)人から人への感染が増加していることの証拠がある
(5)人から人への感染がかなりの数ある
(6)効率よく持続した人から人への感染が確立-
と警戒度が上がっていく。
フェーズが次の段階に移るかどうかは、最終的にチャンWHO事務局長が決める。各国はこれに沿って対策を取ることになり、世界に広がる影響は絶大だ。このため、分析は慎重の上にも慎重に進められる。「パニックを起こしたくてやっているわけではない」(外交筋)からだ。
ただ、「3」は家族間の感染など極めて限定された状況を意味している。今回はメキシコと米国で国境をまたぎ、かなり離れた場所で感染者を出し、そのウイルスが同一の遺伝子構造を持つことが確認された。これをどうみるのか、WHO内の議論の行方を世界が注視している。
WHO事務局長「豚インフル、状況は深刻」
日本経済新聞 2009年4月25日
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090425AT2M2501N25042009.html
【ジュネーブ=古谷茂久】世界保健機関(WHO)は25日夕(日本時間同日深夜)、メキシコと米国で豚インフルエンザの人への感染が多数確認されたのを受け、世界各国の専門家で構成する緊急委員会を開く。感染状況の深刻度や感染の拡大防止策を協議し、チャン事務局長に報告する。WHOはこれを受けて、新型インフルエンザのパンデミック(世界的大流行)に備えて6段階に設定されている警戒水準(フェーズ)の見直しも検討する見通しだ。
緊急委員会に先立ちチャン事務局長は同日、電話で記者団などに豚インフルエンザについて説明し、「事態は急速に進んでおり、状況は深刻だ」と指摘。各国に監視体制を強化するよう求めた。世界的な感染拡大になるかどうかについては、現状では断言できないという見方を示した。
鳥インフル、ベトナムで09年4人目の死者
日本経済新聞 2009年4月25日
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2009042507508h1
【ハノイ=岩本陽一】ベトナムで23歳の女性が鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)に感染し、同国北部タインホア省の病院で22日に死亡したことが明らかになった。保健省の医師によると国内では今年、4人目の死者という。地元メディアが伝えた。女性は今月16日に発症、高熱と呼吸困難を訴えて20日に入院していた。ベトナムでの鳥インフルエンザウイルスによる死者はこれまでに合計56人となった。
相談の電話が殺到 対応に追われる厚労省
中日新聞 2009年4月25日
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009042501000842.html
豚インフルエンザ問題を受けて厚生労働省は25日、職員が24時間態勢での情報収集に追われた。午後に設置した電話相談窓口には「メキシコに行くがどうしたらよいのか」「現地の状況が知りたい」などの問い合わせが相次ぎ、用意した10回線がすぐにふさがった。
問題を所管する新型インフルエンザ対策推進室は、職員が慌ただしく出入りしながら情報確認に当たった。深夜や未明に海外から情報が入ることに備え、担当者は24時間の交代勤務態勢。関係機関や研究者に問い合わせたり、都道府県担当者との連絡に追われたりした。
省内に幹部らが詰める「情報共有連絡室」も設置。ある幹部は「新しい情報がなかなか入らない」と困惑した表情で話し、「世界保健機関(WHO)で一定の判断が出なければ、省としても行動を起こしにくい」ともどかしそうな様子だった。
水際対策として同省は急きょ、メキシコからの帰国者に対し、サーモグラフィーでの発熱検査などを強化するよう全国の検疫所に指示。メキシコ、米国への渡航者に配布する注意喚起のチラシも作った。検疫所では、発熱やせきなどインフルエンザのような症状があった人についてはすぐに診察し、必要があれば医療機関に運ぶ。厚労省の電話相談窓口は26日も午前9時から午後9時まで対応する。番号は03(3501)9031。
豚インフル、同一ウイルスの見方 米当局
日本経済新聞 2009年4月25日
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2009042502739h1
【ニューヨーク=中前博之】米疾病対策センター(CDC)は24日、人から人へ感染する新型の豚インフルエンザウイルスによる症例が米国内で計8件見つかったと明らかにした。患者はいずれも軽症だったが、初期解析では重症例が多いメキシコの患者から採取されたウイルスと「同一」と判明。国境を越えた感染拡大が確認されたことを受け、米当局はワクチン開発の準備も含め、警戒を強めている。
メキシコ保健当局は同日夕、豚インフルエンザの疑いがある患者は1000人を超え、死者は68人に達したと公表。世界保健機関(WHO)は感染状況を評価するため、世界の専門家で構成する緊急委員会を25日にも開く方針を固めた。
WHO、専門家緊急委員会を開催へ
TBS News 2009年4月25日
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4117245.html
メキシコで、人への豚インフルエンザウイルスの感染が確認されたことを受け、WHO=世界保健機関は、日本時間の午後11時から、専門家による緊急委員会をスイスのジュネーブで開く予定です。
WHOの専門家緊急委員会では、メキシコで感染が広がっている、豚インフルエンザウイルスの感染拡大防止策について協議が行われます。また、新型インフルエンザの大流行に備える警戒レベルを「人から人への感染が増加する兆候がある段階」へと引きあげることについても検討します。メキシコで豚インフルエンザによって死亡したとみられる人は、この3週間で68人に上り、メキシコ政府はさらに、およそ1000人に感染の疑いがあることを明らかにしています。
メキシコ、観客なしでサッカー 豚インフル予防接種に市民殺到
47NEWS 2009年4月25日
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009042501000719.html
【メキシコ市25日共同】町中の薬店に「マスク売り切れ」の張り紙。人気のサッカーチームもスタジアムに観客を入れずに試合-。豚インフルエンザの感染が広がるメキシコ市周辺の市民は大きな不安に包まれた。
24日午前には、メキシコ市の各地の病院で予防接種を求める人々が殺到、長い列をつくった。「娘が感染していたら…。まだ考えたくない」。1週間前からせきが止まらないという娘(15)を連れ、国立病院で診察の順番を待っていたアドリアン・アンダさんはAP通信に語った。スペイン通信によると、メキシコ市などでは計750万人の生徒や学生が通う3万の学校や大学が休校に。「市全体が閉鎖される」とのデマが流れ、仕事を休んでスーパーへ日用品の買い占めに走った人もいたという。
メキシコ・サッカー連盟は政府の要請を受け、強豪チームがメキシコ市で対戦する日曜日の2試合について、観客を入れずに試合を行うことを決めた。ともにチケットは売り切れの好カードで経済的損失は大きいが、連盟の事務局長は「今はお金は重要じゃない」。一方、レンタルDVD店は週末を外出せずに自宅で過ごそうという客で盛況だった。
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