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(投稿:by 僻地の産科医)
明日、東京で開かれますo(^-^)o!!
発起人の中には友達が多いです。
今回のプレゼンテーターに労務問題に詳しい方がいて、
その方の話を聞きたいと思っています!
4/11(土)17:00~20:00
「医療志民の会設立シンポジウム」
を学術総合センターにて開催致します。
詳細はこちら:
http://iryoushimin.cocolog-nifty.com/blog/symposium.html
【参考記事】
小松秀樹先生にも会える!4/11開催☆『医療志民の会設立シンポジウム』
東京日和@元勤務医の日々 2009/04/04
http://skyteam.iza.ne.jp/blog/entry/980507/
「医療のニュージーランド化を防げ」
―政策提言グループが活動開始―
(医療タイムス 2009年4月6日 No1912 p26)
○…90年代後牛はちょっとした幕末ブームの時代だった。「維新」という言葉がはやり、私塾が各地に誕生した。有為な人材も登場した。当時、「ベンチャー三銃士」と呼ばれた孫正義ソフトバンク社長、南部靖之パソナグループ代表、浮田秀雄エイチ・アイ・エス会長の3人。彼らは、今では革新派の経済人として影響力を発揮している。
同じような現象が医療界で起きるかもしれない。11日に発足記念のシンポジウムを開く医療志民の会(共同代表・佐藤章福島県を医科大学教授、入谷貴子全国骨髄バンク推進連絡協議会長)は、医療制度の改革を志している。会は「明治維新における薩長同盟のようにこれまで反目しあってきた者同士が大義のために互いに協力し合う」とうたう。
全国の医師、患者、学者、ジャーナリストらがメンバーとなり、政策提言などを行っていく。
○…発足の趣意書はニュージーランドの地城医療を例に挙げて、「ニュージーランドでは、1984年以降医療費が抑制され、今では地方の公立病院はほとんど閉鎖され、地域医療は完膚なきまでに叩きのめされた。日本でも公立病院が閉鎖されつつある。ニュージーランドの危機は、日本の未来の姿である」と医療危機が迫っていることを提起する。
会の基本方針には志が示されている。「政府の持つ情報の開示を求め、医療政策の検証を可能にするとともに政策決定過程の透明化と合理化を回る」「地域ごとの特性を考慮した医療提供体制を住民とともに構築する」「患者と医療提供者で情報を共有し、ともに疾病に立ち向かう」一改革志向型の会にありかちな唯我独吟への傾斜はなく、抑制の効いたメッセージだ。会発起人の小松秀樹虎の門病院泌尿質料部長は「民が官に依存することをやめて、自ら政策を考え、自らを律し、公共を建設し、それを維持発展させることが何より求められている」と抱負を述べる。
○…会は複数のプロジェクトを通じて、医師と患者、行政と市民、勤務医と開業医などが協働して課題に取り組む計画だ。「今は、医療にとって産みの苦しみの時間なのかもしれない」と実感を語る女性医師は、会の発足を評価する。「医療従事者だけでなく、多分野多業種の人々が有機的に連携し、ものを考えていくようになってきたことは素晴らしい」。
医療IT化などの国策とは異なる土俵だけに医療界の慣行に縛られる必要はない。医療危機の解決は待ったなしの状況だが、このような会を発展させる定石は、小さな成功の積み重ねだろう。どこまで成果をヒげるかは未知数で、守旧派を含め医療関係者の評価もさまざまに違いない。だが、医療制度への新たな問いかけとして、取り組みを受け止めたい。
財界の方々は、ニュージランドの医療に学べですからね。http://www.excite.co.jp/News/release/JCN47775.html
前途多難ですね
投稿情報: R・Y・U | 2009年4 月12日 (日) 00:55