(関連目次)→新型インフルエンザについても集めてみましたo(^-^)o
(投稿:by 僻地の産科医)
着々と数字が増えています。
一方でこっそりと鳥インフルエンザも
パンデミックに向けて準備中ですo(^-^)o ..。*♡(in エジプト)
豚インフルで米緊急事態宣言、メキシコの死者103人に
読売新聞 2009年4月27日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090427-00000475-yom-int
【ワシントン=山田哲朗、リオデジャネイロ=小寺以作】豚インフルエンザ感染の世界的拡大を受けて、米政府は26日、「公衆衛生に関する緊急事態」を宣言した。米国では新たにオハイオ州で感染が確認され、感染者は累計で5州20人となった。
被害が最も深刻な発生国メキシコでは、豚インフルエンザが疑われる死者は103人に達し、このうち22人の感染が確認された。同国は引き続き非常事態を発令している。
カナダの保健当局も同日、6人の感染を確認。この結果、感染者を出したのは計3か国となった。このほか、英国、コロンビア、ブラジルなど7か国で感染の疑いが浮上している。
米政府の緊急事態は、ナポリターノ国土安全保障長官がホワイトハウスで宣言した。これにより、連邦政府が州、地方自治体の関連機関を統轄し、全米で柔軟に緊急事態に対処できるようになる。例えば、米食品医薬品局(FDA)には通常の手続きを踏まずに薬品や医療機器を使用する権限が与えられ、検査のため研究施設を優先使用できる。
具体的には、インフルエンザ流行に備えて米政府が備蓄していた抗インフルエンザ薬のタミフル、リレンザ合計5000万人分の4分の1を、メキシコと国境を接し、感染者を出したカリフォルニア、テキサス州などを中心に配布する。国防総省は、700万人分のタミフルを調達する。この宣言は、ハリケーンなど自然災害でしばしば出されるが、今回のように感染症で出るのは珍しい。
米政府は、「病気の症状がある人は外出せず、公共機関利用も控えてほしい」と呼びかけた。メキシコへの渡航禁止措置は取らないが自粛は要請している。在メキシコの米国大使館は26日、メキシコ人や、日本人を含む外国人に対する米国行きのビザ発給を最長1週間延期すると発表した。今週、発給するはずだった約5100人が対象となる。メキシコのコルドバ保健相は26日、感染が疑われる死者は103人に達し、疑いによりこれまで入院した1614人のうち約400人が入院中と明らかにした。
米疾病対策センター(CDC)の幹部は26日の記者会見で、「感染者の報告はまだ増えると見られるが、季節性のインフルエンザでも豚インフルエンザでも、ワクチン製造には何か月もかかる」と述べた。
豚インフルの人への感染拡大、世界的大流行に懸念高まる
ロイター 2009年4月27日
(1)http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-37713420090427
(2)http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-37713420090427?pageNumber=2&virtualBrandChannel=0
[メキシコ市 26日 ロイター] 豚インフルエンザの人への感染がメキシコに加え米国とカナダでも確認され、新型インフルエンザのパンデミック(世界的大流行)に対する懸念が高まっている。
メキシコのコルドバ保健相は26日、地元テレビに対し、豚インフルエンザウイルスの感染が原因とみられる死者は103人に達したと述べた。感染が疑われる約1600人のうち、約400人が入院しているという。その他の国でこれまで感染が確認されたケースは、米国が20件、カナダが6件。欧州各国、イスラエル、ニュージーランドなどアメリカ大陸外の地域でも感染が確認される可能性がある。ただし、今のところメキシコ以外で感染によるとみられる死者の報告はない。豚インフルエンザの人への感染拡大で、外国為替市場では米ドルに代わる通貨として円やスイスフランに買いが入り、ドルは対円で約1カ月ぶりの安値に下落した。
米疾病対策センター(CDC)は緊急事態を宣言。米国内でも死者が出る事態となる可能性があると警戒している。豚インフルエンザの人への感染拡大は、メキシコ経済にも大きな影響を及ぼす。経済危機のあおりで、すでに下落しているメキシコペソは、26日の電子取引で約3%下落した。
世界保健機構(WHO)は豚インフルエンザの人への感染拡大を「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」と認識。事態がパンデミックへと発展する危険性があるとしている。新型インフルエンザウイルスが世界的に広まれば、世界的な経済危機で打撃を受けている世界経済にとって、さらなる試練となる。1968年の「香港インフルエンザ」の世界的な大流行では、死者数は100万人にのぼった。
米国内でも感染が確認されたことを受け、米当局者はロシュ(ROG.VX)の抗ウイルス薬「タミフル」、およびグラクソ・スミスクライン(GSK.L)の抗ウイルス薬「リレンザ」の国内備蓄の4分の1を配布する予定であることを明らかにした。この2つはどちらも豚インフルエンザの感染治療に有効であることが示されている。
米国では、ニューヨーク州でこれまで8人の児童の感染が確認されている。メキシコ外の他の感染者と同様、症状は比較的軽いという。豚インフルエンザに人が感染した時の症状としては、通常のインフルエンザ感染時にみられる急激な発熱、筋肉痛、のどの痛みや乾いた咳に加え、嘔吐や下痢の症状が多くみられるという。今のところ、感染した人が豚と直接接触したと確認されたケースはない。保健当局は、今のところメキシコでのみ感染によるとみられる死者が出ていることについて、理由は不明としている。米疾病対策センター(CDC)アン・シュチャット博士は「米国で感染が確認されたウイルスが、メキシコのウイルスと種類が違うと判断するのは、時期尚早だ」と述べた。
豚インフルエンザでWeb上にパニックが広がる
TechCrunch 2009年4月27日
http://jp.techcrunch.com/archives/20090426swine-flu-spreads-panic-over-the-web/
今朝(米国時間4/26)合衆国は、豚インフルエンザの感染者がニューヨーク、オハイオ、カンザス、テキサス、カリフォルニアの各州で計20名確認されたことを受けて、public health emergency〔仮訳: 公衆衛生緊急事態〕を宣言した。メキシコでは80名以上が死亡し、カナダやフランスなど、そのほかの国に広がった可能性もある。政府は国民にパニックにならないようにと呼びかけているが、致死率の高そうなインフルエンザに対する恐怖が、Twitter、Google、それにさまざまなブログに急速に広まりつつある。
豚インフルは現在、Twitter上の最多トピックであり、この病気に関する最新のニュースをめぐる投稿が短時間で大量に集まっている。ほかの州に広まっていないか、CDC(Center for Disease Control, 疾病管理センター)からどんな発表があったか、などが主な話題だ。
Google Trendsのデータによると、目下”Swine Flu Ohio”が27番目に多い検索キーワードであり、”CDC”と”Swine Flu Symptoms”がいずれも100位以内にある。
豚インフルの広がりを示すGoogle Mapsも作られている。下の地図は、ある生物医学系の技術者が作ったGoogle Mapで、合衆国とメキシコにおける確認患者と未確認の両方を、色分けして地図上に落としている。
全Web上のブログ記事中の検索語の出現回数をグラフで表しているTechnoratiのインデクスでは、ブログ記事中のSwine Fluという語句の出現数が金曜日に急上昇し、今日(米国時間4/26(日))は2800に迫っている。
米の豚インフル感染者19人に NY高校、多数が症状
47NEWS 2009年4月27日
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009042601000015.html
【ワシントン26日共同】米ニューヨーク市は26日、同市クイーンズ地区の私立高校で100人以上の生徒が頭痛や吐き気などの症状を訴え、検体検査を受けた9人のうち8人の豚インフルエンザへの感染を確認したと発表した。また、中西部カンザス州で2人の豚インフルエンザウイルス感染を確認、カリフォルニア州でも新たに1人が確認され、米国の感染者は計19人となった。米国で感染が水面下で広まっていることを示す事態だ。これまでに入院したのはカリフォルニア州の2人だけで、そのほかはニューヨークの事例も含めて症状は軽度。全員が既に回復したか、快方に向かっている。ニューヨークの生徒の検体は米疾病対策センター(CDC)が詳しく検査している。75人が23日ごろに保健室を訪れて発覚、ほかにも症状を訴える生徒がいた。休暇中にメキシコを旅行した人がおり、市当局が検査を進めていた。カンザス州の2人は夫婦で、夫が最近メキシコを訪問した。
政府が豚インフルで会議、全閣僚出席
TBS News 2009年4月27日
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4118412.html
豚インフル 「非常事態」で一致/WHO緊急委 警戒引き上げ見送り
日本農業新聞 2009年4月27日
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin2/article.php?storyid=675
帰国後10日以内の従業員の発熱、保健所に連絡を、厚労省が豚インフル対策
nikkei BPnet 2009年4月27日
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20090427/149479/
ワクチン製造、豚インフルを優先…厚労相方針
読売新聞 2009年4月27日
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090427-OYT1T00650.htm
舛添厚生労働相は27日、豚インフルエンザ用のワクチン製造について、「(毎冬流行する)季節性インフルエンザに優先して行いたい」と述べ、早急に対策を講じる方針を明らかにした。ワクチンのもとになるウイルスの入手を急いでおり、早ければ今秋にも供給が開始できる。
一方、季節性用のワクチン製造は一時停止する方針で、今冬の流行シーズンには、季節性のワクチンの十分な供給ができない可能性が高い。ワクチンは通常、5、6月から製造に入り、供給までに4~5か月かかる。原料の有精卵や製造設備が限られているため、豚インフルエンザ用のワクチンを製造するには、季節性用の製造を切り替える必要があり、厚労省が検討していた。季節性インフルエンザは、国内だけで毎年1500万人近くが感染し、多い年には高齢者を中心に1万5000人の死亡に影響を与えている。
鳥インフル:エジプトで06年の初確認から死者26人に
毎日新聞 2009年4月26日
http://mainichi.jp/select/world/news/20090426k0000m030046000c.html
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