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(投稿:by 僻地の産科医)
今日の医療ニュースですo(^-^)o ..。*♡
まずは佐藤先生、お疲れ様でした。
Yahooニュースコメント欄を見ると、
まだあんまり理解してもらえていないんだなぁ・・・。と思います。
上告するような新たな証拠があるとは思えませんが、
上告のないことを願っています。2週間ですね。
臨月の神話
ssd’s Diary 2009-03-23
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案外知られていない医療訴訟の現実
東京日和@元勤務医の日々 2009/03/26
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県立中部病院が北上に完成 医師不足は未解消 /岩手
河北新報 2009年03月27日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090327t31007.htm
岩手県医療局が北上、花巻厚生の両病院を統合させる県立中部病院(434床)が北上市に完成し、26日、現地で落成式が行われた。診療科は新たに9つ増えて25科と統合効果もみられるが、小児科や産婦人科は医師不足が解消されておらず、新病院にとって4月開院は厳しい船出にもなりそうだ。
関係者約120人が出席した式典で、達増拓也知事は「地域医療体制の充実に向けて高度で信頼される病院を目指す」とあいさつ。その後、病室や医療機器を見学した。新病院は敷地面積9万平方メートルで、地上5階、地下1階建ての延べ床面積3万3000平方メートル。県内3カ所目の緩和ケア病棟(24床)や、がんの早期発見に有効な陽電子放射断層撮影装置(PET)を整備している。医師は研修医11人を含む62人体制と、県医療局が当初目指した65人程度より少なくなった。麻酔科の常勤医を確保できず、小児科(医師2人)も花巻厚生病院の医師1人が今春退職して非常勤で手伝う。産婦人科(2人)も十分ではないのが現状だ。
県医療局は東北大や弘前大などに医師派遣の増員を申し出たが、医師不足のため実現できなかった。このため、新病院は「里帰り出産の受け入れを原則制限し、小児科も休日などで開業医と連携した対応をしていく」(担当者)という。田村均次医療局長は「大学には引き続き派遣増員を要望する。研修医にも選んでもらえる病院にしたい」と語った。
県立中部病院は2病院の老朽化に伴い、岩手中部圏域の高度医療を担う「広域基幹病院」として移転新築した。総事業費は約138億円。29日には患者約120人を新病院に移送する。
里帰り出産“お断り” 上五島病院、医師減で受け入れ困難/長崎
長崎新聞 2009年03月27日
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090327/01.shtml
県離島医療圏組合(会長・金子知事)が運営する上五島病院(新上五島町青方郷)が五月以降、産婦人科の常勤医師が一人になることで、町外からの里帰り出産を受け入れない方針であることが二十六日分かった。同町内には同病院以外に出産を取り扱う医療機関はなく、住民らからは医師確保を求める声が上がっている。
同病院ではここ数年、年間約百七十件の出産を取り扱っており、このうち五十件程度が里帰り出産。現在は長崎大から派遣を受けた常勤の産婦人科医二人がいるが、女性医師一人が育児を理由に退職する意向。五月以降は出産に対応できる常勤医師は一人になるため、新上五島町外に住む妊婦の受け入れを断ることにした。里帰り出産を希望する同町出身の女性(27)=福岡県在住=は「里帰り出産した際、手助けをしてもらえる母親がいることはものすごく心強かった。今後も里帰り出産できる体制を保ってほしい」と願いを込める。
この問題は同日開かれた県離島医療圏組合議会でも取り上げられた。議員を務める新上五島町議は「故郷に帰れば、両親や親せきがいて、安心して出産できるのに、という意見もある」として改善を要望。同組合の矢野右人副会長(県病院事業管理者)は「里帰りする人は島よりも都会の地域から来る。都会には島よりは出産に対応できる医療機関があるので、離島を守るために理解してほしい」と述べた。同組合は医師の補充に努力する方針だが、めどは立っていない。同町の井上町長は「全国的な医師不足の中、離島での確保は特に難しい。町と病院が連携し、何とか医師を確保できるように努力したい」と話した。
同組合が運営する病院のうち、上五島病院のほかに出産に対応できる五島中央病院(五島市)、対馬いづはら病院、上対馬病院の三カ所については受け入れの制限はしない方針。
県央中核病院計画:医療関係者加えた検討会を 4医師会が知事に要望 /新潟
毎日新聞 2009年03月27日
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20090327ddlk15040161000c.html
いわき市が日曜・休日の診療時間を拡大
福島放送 2009年03月27日
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2009032720
28日に南相馬で地域医療を考える講演会
福島放送 2009年03月27日
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2009032719
旧大牟田労災病院、「常勤医早急に確保を」・・・炭じん爆発患者ら国に訴え /福岡
読売新聞 2009年03月27日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20090327-OYT8T00041.htm
大牟田市の社会保険大牟田吉野病院(旧大牟田労災病院)に入院、通院中の一酸化炭素(CO)中毒患者らでつくる「三池高次脳連絡会議」(芳川勝議長)は26日、同市で厚生労働省の職員と会い、診療体制の確立を訴えた。同会議と厚労省は2006年3月、治療業務についての確認書を交わしたが、今も履行のめどが立っておらず、患者や家族からは不満の声が相次いでいる。旧労災病院は死者458人、CO中毒患者839人を出した旧三井三池炭鉱三川鉱の炭じん爆発事故を受けて設立。吉野病院に引き継がれた後も26人が入院、約20人が通院している。
確認書では、〈1〉病床を50床から100床に増やす〈2〉神経内科、リハビリテーション科など4科を確保して各科に常勤医師を置く――などとしているが、いずれも実現していない。
交渉では、厚労省側が、内科と神経内科の非常勤医師が来院する頻度を増やすことなどを説明。常勤医の確保については「申し訳なく思っており、一日も早く確保するよう努力したい」と述べるにとどまった。国の新年度予算では、同病院で医師を確保するための経費(約4270万円)が初めて計上される見通しだが、医師不足の中で常勤医を確保できるかどうかは不透明な状況という。
芳川議長は「わずかに進展したものの、3年たっても確認書には程遠い内容。早急に常勤医を確保し、今後の病院の見通しを示してほしい」と話している。
CO患者入通院 吉野病院問題 医師増員めど立たず 付き添いの適用は拡充
西日本新聞 2009年03月27日
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/85681
応援医師:「報酬低過ぎる」 山形大蔵王協、意見まとめる /山形
毎日新聞 2009年03月27日
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090327ddlk06040216000c.html
消防・救急体制:府が整備推進計画策定 広域化で充実・強化 /京都
毎日新聞 2009年03月27日
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20090327ddlk26010605000c.html
小田原市消防本部:最新の情報指令システム運用 救急到着が1分短縮 /神奈川
毎日新聞 2009年03月27日
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20090327ddlk14040225000c.html
消防局が消防緊急通信指令システムを一新 和歌山市
MSN産経ニュース 2009年03月27日
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/090327/wky0903270322007-n1.htm
消防救急艇:海を走る“救急車”完成 島しょ部の患者搬送 /愛媛
毎日新聞 2009年03月27日
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20090327ddlk38040645000c.html
来月から常勤医7人増 医師不足の津島市民病院/愛知
中日新聞 2009年03月27日
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20090327/CK2009032702000029.html
第5部・先進事例【1】 地域で育てる(千葉県東金市)
徳島新聞 2009年03月27日
http://www.topics.or.jp/special/122545421731/2009/03/2009_123812119062.html
水原郷病院、移転新築協議へ
新潟日報 2009年03月27日
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&newsNo=158044
県立病院改革 県民医療に安心と安定を
琉球新報 2009年03月27日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-142193-storytopic-11.html
国の改革案、府対策協で反発相次ぐ 研修医定員「偏在、解決せず」
京都新聞 2009年03月27日
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009032700032&genre=A2&area=K00
山梨大が助産師外来の運用マニュアル
山梨日日新聞 2009年03月27日
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/03/27/12.html
結論、再び先送り 銚子市立病院指定管理者/千葉
東京新聞 2009年03月27日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20090327/CK2009032702000080.html
2200億円撤回「各党で一致、その方向に」 <与謝野財務相>
Japan Medicine Mail 2009/3/27
与謝野馨財務相(経済財政、金融担当相)は26日の参院予算委員会で、社会保障費の自然増2200億円削減を撤回すべきとの質問に対し、「自民党も民主党もほかの政党も、この点についてはほぼ一致しているのではないか。各党が一致していれば、政策はそういう方向に行くのではないかと思う」と述べ、2200億円削減を継続することは難しいとの認識を示した。民主党の蓮舫氏に対する答弁。
高度医療、診療所も実施可に <評価会議、要件見直し了承>
Japan Medicine Mail 2009/3/27
厚生労働省の高度医療評価会議(座長=猿田享男・慶応大名誉教授)は26日、「高度医療評価制度」の実施機関の要件などに関する見直し案を了承した。<1>緊急時対応が可能な体制<2>医療安全対策に必要な体制―を持つ場合、診療所でも実施を可能とする。
同制度は、薬事法上未承認などの医療機器・医薬品を用いた先進医療技術について、一定の条件の下に保険診療との併用を認める仕組み。
第98回看護師国試、4万5784人が合格
Japan Medicine Mail 2009/3/27
厚生労働省は26日、第95回保健師、第92回助産師、第98回看護師国家試験の合格者を発表した。看護師国試は5万906人が受験し、4万5784人が合格。合格率は89.9%で前回に比べて0.4ポイント減少した。
オンライン義務化に「風穴開けた」 日医・中川常任理事
日刊薬業 2009/03/27
日本医師会の中川俊男常任理事は25日の定例会見で、2年前に閣議決定した「規制改革推進のための3か年計画」を再改定し、レセプトオンライン請求完全義務化に新たな例外規定の追加を可能とする文言を加える方向で修正される見通しとなったことを受け、「風穴を開けることができた。これは日医だけでなく、47都道府県医師会の懸命な活動による大きな成果だ」と高く評価した。再改定は31日に閣議決定される見通し。
自民党の関係議員に対しても「頑張ってくれた。高く評価したい」と述べた。ただ中川常任理事は、現時点では従来の閣議決定に上書きされることが明らかになった段階との見方を強調。「各論はこれから」とも述べ、引き続きこの問題に取り組む決意を表明した。
さらに「一部報道で『後退』とされたが、一方的に抵抗勢力のように見られた」と憤りを示し、「われわれは地域医療を守りたい一心で取り組んでいる」と強調した。
社会保障費「2200億円抑制」 財務相 見直し表明
日本経済新聞 2009/03/27
与謝野馨財務・金融・経済財政相は二十六日の参院予算委員会で、社会保障費の伸びを毎年二千二百億円抑制する政府方針を見直す方針を表明した。六月ごろに経済財政諮問会議(議長・麻生太郎首相)で取りまとめる政府の経済財政運営の基本指針「骨太方針二〇〇九」に反映。年末の二〇一〇年度予算編成で具体化される見通しだ。
財務相は抑制方針について「自民党も民主党もほかの政党もこの点は(見直す方向で)ほぼ一致しているのではないか。一致していれば政策はおのずとそういう方向にいく」と述べた。民主党の蓮舫氏への答弁。
青森消防組合:病院研修の救急救命士、患者の奥歯を傷つける 治療費で示談 /青森
毎日新聞 2009年03月27日
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090327ddlk02040319000c.html
◇治療費7500円で示談
青森地域広域消防事務組合の議会定例会が26日あり、組合所属の救急救命士が病院研修で女性患者の奥歯を傷つけ、治療費7500円を支払うことで示談したことを明らかにした。
組合によると、救急救命士は昨年11月、気管にチューブを入れて気道を確保する気管挿管の研修中、女性患者の奥歯に器具を誤ってあててしまったという。女性は歯がぐらつくようになり、治療を受けた。04年の救急救命士法改正で、救急救命士は病院研修を受ければ気管挿管ができるようになり、この救命士も研修中だった。
損賠訴訟:豊後大野・おがた病院、処置ミス死認定--地裁判決 /大分
毎日新聞 2009年03月27日
http://mainichi.jp/area/oita/news/20090327ddlk44040671000c.html
◇「市は2700万円支払え」
豊後大野市の公立おがた総合病院に腰痛治療で入院した女性(当時85歳)が多臓器不全で死亡したのは、処置を誤り床ずれの患部から細菌が感染したことなどが原因として、女性の遺族が同病院を運営する同市に慰謝料など約3300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、大分地裁であった。金光健二裁判長は病院側の過失を認め、約2700万円の支払いを命じた。
判決などによると、女性は04年1月26日、同病院に入院。2月4日の腰の手術で、麻酔のチューブなどを固定していた布製のばんそうこうが腰のあたりに紛れ込み、圧迫された腰に床ずれが発生。2月末ごろ患部から、細菌に感染した。また、手術後から微熱が継続し7月23日、敗血症が原因の多臓器不全で死亡した。判決では、「手術中に紛れ込んだばんそうこうが床ずれを引き起こし、感染症への適切な対応を怠った」などとして、病院側の過失を認めた。同病院事務長は「判決を受け取ったばかりで、内容を精査して今後の対応を考えたい」としている。
「注射で大動脈に傷、死亡」 遺族、大崎市民病院を提訴
河北新報 2009年03月27日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090327t13023.htm
大崎市民病院(宮城県大崎市)で胸にたまった水を抜く注射を受けた男性=当時(79)=の容体が急変し死亡したのは、胸の大動脈を傷つけたためだとして、宮城県北の70代の妻ら遺族3人が26日までに、病院を運営する市に計2350万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。訴えによると、男性は昨年5月26日、胸に水がたまる症状が出て同病院に入院。医師は翌日、検査のため肋骨(ろっこつ)の間に注射針を刺して胸水を採取した。間もなく男性の呼吸が停止し、28日に出血性ショックで死亡した。遺体検案書には「胸水採取の際、大動脈を刺したと推測される」との記載があり、遺族側は「医師の注射ミスで大量出血を招いた。臓器や血管を傷つけないよう、細心の注意を払う義務を怠った」と主張している。大崎市民病院は「遺族と話し合いを続けていただけに、提訴に至ったのは残念だ。現時点では、事故は偶発的に生じたと考え、検証している」と話している。
2600万円の賠償命令 公立おがた病院
大分合同新聞 2009年03月27日
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_123811705144.html
腰痛治療の手術を受けた豊後大野市の男性=当時(85)=が公立おがた総合病院で院内感染し、適切な治療を受けずに死亡したとして、男性の遺族が同市に損害賠償を求めた訴訟の判決言い渡しが二十六日、大分地裁であり、金光健二裁判長は病院側の過失を認め、市に約二千六百万円を支払うよう命じた。
判決によると、男性は二〇〇四年二月四日に手術を受け、七月二十三日に死亡した。金光裁判長は病院側の過失として「手術中に男性の腰骨付近に布製のばんそうこうを放置したまま約二十九時間、見過ごし、このばんそうこうの圧迫によって床擦れが生じた。床擦れから感染症にかかる可能性を念頭に置いて、適切な検査や治療をする注意義務を怠った」と判断。
「男性は高齢で救命できなかった」などとした病院側の主張を退け、「感染症の推移の確認をせず、敗血症といえるほど病状がひどくなっても適切な薬を投与しなかった」と指摘し、過失と死亡との因果関係を認めた。
同病院の後藤和幸事務長は「判決内容をよく精査し、今後の対応を検討したい」とコメントした。
手術時期遅れ下半身麻痺 1億円超賠償命令
MSN産経ニュース 2009年03月26日
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090327/trl0903270014002-n1.htm
脊髄(せきずい)にできた腫瘍(しゅよう)の摘出手術が適切ではなかったため下半身まひなどの後遺症が残ったとして、島根県在住の男性(60)と家族らが、手術を受けた松江市の玉造厚生年金病院を運営する厚生年金事業振興団と執刀医に計約3億4000万円の賠償を求めた訴訟の判決が26日、東京地裁であった。秋吉仁美裁判長は計約1億800万円の支払いを命じた。男性は平成8年10月、同病院で脊髄に腫瘍があるとの診察を受け、12月に手術を受けたが、下半身まひなどの後遺症が出た。
秋吉裁判長は、摘出手術について、執刀医が「11月の段階で手術が必要だったと認識していた」と指摘。その上で、適切な時期に手術を受けた場合、統計から「手術前に歩行可能な状態で手術をすれば、術後も80%は同じくらいの歩行機能を維持することが可能だった」として、執刀医の責任を認めた。
イレッサ副作用死:投薬訴訟 遺族側の請求棄却--地裁沼津支部判決 /静岡
毎日新聞 2009年03月26日
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090327ddlk22040269000c.html
肺がん治療薬「イレッサ」による副作用とその後の不適切な処置で裾野市内の男性(当時65歳)が死亡したとして、遺族が沼津市立病院(沼津市東椎路)を経営する沼津市などに約1200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、地裁沼津支部であった。秋田智子裁判官は遺族側の請求を棄却した。判決文によると、肺がん治療中の男性は03年4月、同病院でイレッサを投与された。その後呼吸の苦しさを訴えて、緩和するため塩酸モルヒネを投与されたが、同7月に呼吸不全で死亡した。遺族は「イレッサで間質性肺炎になった。モルヒネの投与量も過剰だった」と訴えていた。これに対し、秋田裁判官は「副作用で間質性肺炎を発症したとする医学的根拠はない。モルヒネの使用量も不適切でなかった」と認定した。
脳動脈瘤手術めぐり、広島県に330万賠償命令
MSN産経ニュース 2009年3月26日
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090326/trl0903262328015-n1.htm
広島県立広島病院で受けた脳動脈瘤(りゅう)の手術後に左半身がまひしたとして、同県海田町の女性(44)が7200万円の賠償を求めた訴訟の判決で、広島地裁は26日、県に330万円の支払いを命じた。
能勢顕男裁判長は判決理由で、担当医について手術中の処置の過失や手術前の説明義務違反を一部認定。障害との因果関係は否定したが、「過失がなければ障害が残らなかった相当程度の可能性はあった」と指摘、精神的損害を認めた。判決によると、女性は17年1月14日の手術中に脳動脈瘤が破裂し、大量に出血。左半身にまひが残った。広島県は「主張が一部認められず残念。判決文を確認し、今後の対応を決めたい」としている。
浜松医大・川上教授 後発品効果、海外でも一様ではない
日刊薬業 2009/03/27
浜松医科大病院の川上純一教授・薬剤部長は26日、京都市で開催の日本薬学会年会のランチョンセミナー(東和薬品共催)で講演し、後発医薬品の使用促進では、グローバルな視点を持ちつつ、合理的使用へ進むべき方向性を考えるべきだとの持論を語った。川上氏は、海外と国内の後発品の市場状況、使用実態、制度背景などを多角的に分析した上で、「海外の状況や情報は単純には日本に当てはまるとは限らない」と述べ、海外各国での後発品使用実態とその経済効果も一様ではないことに理解を持つ視点を求めた。
例えば米国では、先発医薬品は後発品投入とともに市場シェアを短期に失うが、先発薬価は下がらず、後発品全体の数量ウエートと金額ウエートの落差が鮮明なこと、一方でドイツでは先発品シェアは徐々に下がる傾向があり、同時に先発品価格も下がり、数量と金額のウエート格差も大きくはなく、医療経済的効果は薄くなるなどと指摘した。
国内では、国立大学病院での使用状況分析を通じて、大学病院間でも後発品使用品目数割合は2~10%程度の範囲で格差があること、DPC下では注射薬の使用ウエートが高まる傾向があるなどの印象を示し、特に注射薬では「(先発、後発にこだわらない)“自然値”としての使用率の高まり」も生じているとした。
川上氏は先発品と後発品の「同等性」にも触れ、昨年12月の米JAMA誌で同等性が肯定されるリポートが掲載されるなど、海外でも同等性論議が続いていることを示した。
重篤副作用検討会 20種類のマニュアル案を大筋了承
日刊薬業 2009/03/27
重篤な副作用の疾患別対応マニュアル作成を行う厚生労働省の「重篤副作用総合対策検討会」(座長=松本和則・獨協医科大特任教授)は25日、関係学会の作業班がまとめた20種類のマニュアル案について審議した。いずれも内容についてはおおむね了承されたが、委員から「患者向けの記載が分かりにくい」などの意見が上がったことから今後、事務局が関係学会と打ち合わせて表現を修正する。修正には1~2カ月程度かかる見通し。同検討会は当初、2005年度から4年計画で約120種類のマニュアルを作成する予定だったが、期間を2年間延長し、さらに60種類程度を追加する。
審議されたマニュアル案は、▽網膜・視路障害▽緑内障▽肺水腫▽胸膜炎、胸水貯留▽高血糖▽急性汎発性発疹性膿疱症▽末梢神経障害▽ギラン・バレー症候群(急性炎症性脱髄性多発神経根ニューロパチー、急性炎症性脱髄性多発根神経炎)▽ジスキネジア▽痙攣・てんかん▽ビスホスホネート系薬剤による顎骨壊死▽薬物性口内炎▽抗がん剤による口内炎▽甲状腺中毒症▽甲状腺機能低下症▽急性膵炎(薬剤性膵炎)▽心室頻拍▽うっ血性心不全▽骨粗鬆症▽閉尿・排尿困難--の各疾患。
これまでにスティーブンス・ジョンソン症候群や急性腎不全など13疾患のマニュアルが作成・公表されている。
喫煙・飲酒胎児に影響
読売新聞 2009年03月27日
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/plus/20090327-OYT8T00369.htm?from=yoltop
妊娠15週目前の禁煙で胎児へのリスク減少、豪・NZ医師チーム
AFPBB News 2009年03月27日
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2586779/3964259
ペットによる転倒でけが、毎年8万件に=米調査
ロイター 2009年03月27日
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-37203920090327
金利スワップ裏目で“病む” 米医療機関 追加担保の憂き目
フジサンケイ ビジネスアイ 2009年03月27日
http://www.business-i.jp/news/bb-page/news/200903270018a.nwc
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