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(投稿:by 僻地の産科医)
肥満妊婦は先天異常児を産む確率が高い、米研究
AFPB 2009年02月11日
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2570415/3778370
【2月11日 AFP】肥満妊婦は先天異常児を産む可能性が(通常の妊婦よりも)わずかに高いとする複数の調査結果が、10日の「アメリカ内科学会誌(Journal of the American Medical Association、JAMA)」に発表された。それによると、肥満妊婦が先天異常児を産む絶対リスクは高いわけではないが、神経管欠損の子どもが産まれる確率は2倍程度、二分脊椎の子どもが産まれる確率は2倍以上高くなるという。
母体肥満に関連した先天異常としては、ほかに口蓋裂、口唇口蓋裂、直腸肛門奇形、水頭症、四肢減形成などが挙げられるという。2004年の調査によると、米国の15歳以上の女性のうちBMI値(肥満度指数)が30以上の「肥満」は3人に1人にのぼっている。
先天異常は死産や乳児死亡の主原因となっており、早産や幼児期疾患の要因にもなる。米国では、乳児の5人に1人が死亡している。
アメリカでは、貧困層の方がむしろ肥満(ファストフードのため)ということなので、安いファストフードに偏った食生活が影響している可能性を否定できません。
出来れば(無理だろうけど)食生活が違って同程度の肥満という妊婦を比較してみたいところですね。
投稿情報: 山口(産婦人科) | 2009年2 月15日 (日) 16:20