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(投稿:by 僻地の産科医)
本日の医療ニュースです!
しばらく活動量がが落ちると思いますけれど、
ごめんなさい。やたら忙しくて。
明石市民病院 消化器科の医師大量退職 体制縮小へ
神戸新聞 2009年2月26日
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001724136.shtml
明石市立市民病院(鷹匠町)は二十六日、消化器科の医師十一人のうち八人が三月末までに退職すると発表した。医師不足のため後任医師が確保できず、病院は三月以降、消化器系の入院、救急患者の受け入れを休止。新しい外来患者の受け入れを見合わせるなど、診療体制を大幅に縮小する。病院によると、消化器科の吉田俊一部長(59)が三月から市内の民間病院院長に就くため、部下に当たる女性医長とともに二月末で退職。さらに研修医三人を含む医師六人が三月末で退職する。吉田部長は同科唯一の消化器系指導医で、技術指導を受ける立場の研修医らが退職する結果になったという。
消化器科は食道、胃、腸などの消化管などが専門。外来患者は二〇〇七年度で延べ約二万六千人、入院患者は同約千五百人に上り、市内の消化器系医療の基幹病院だった。四月以降は、残る医師三人体制で現在通院中の外来患者を診察する方針で、治療内容によってはほかの病院を紹介する。
同病院事務局は「慰留に努めたが残念。患者や市民には迷惑をかけて申し訳ない」としている。
運営法人が来年度辞退/発達障害者支援センター 県は新委託先を公募
沖縄タイムス 2009年2月26日
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-02-26-E_1-001-2_003.html?PSID=d532e24d0ed2a274c2210f40a2e42c10
呉の夜間救急、輪番維持 共済病院の小児科医退職
中国新聞 2009年2月26日
http://www.chugoku-np.co.jp/Health/An200902260327.html
救急患者の受け入れを中止する千歳市民病院循環器科
北海道新聞 2009年2月26日
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/149519.html
【千歳】市立千歳市民病院はこのほど、四月から循環器科の救急患者受け入れを中止することを決めた。北大から同科に派遣されている常勤医師が現行の二人から一人に減るためで、入院患者のベッド数も現在の十七床から二床に減らす。これにより二〇〇九年度の入院患者受け入れ数の想定は約七百三十人となり、〇八年度見込みより約三千八百人減少する。
同病院によると、一月初めに、北大循環器内科から、医局員の開業や人員の減少などのため、派遣医師を一人減らすとの連絡があった。同病院はほかの医大などに派遣を要請したが断られた。同病院循環器科は、医師二人が夜間の救急待機を交互に務め、平日は二人とも毎日、外来と入院患者往診がある。一人では救急対応はできず、受け入れの中止を決めた。入院患者数も大幅に減らし、入院を必要とするカテーテル検査などの一部検査も中止する。0八年度の循環器科の外来受け入れ数(見込み)は二万八百人、入院患者数は約四千五百人。外来診療に影響はない。
救急患者は札幌東徳洲会病院(札幌)、恵み野病院(恵庭)、苫小牧市立病院、王子総合病院(以上苫小牧)の計四病院に搬送される。同病院の宮崎肇事務局長は「非常に残念で市民に申し訳ない。(患者を)たらい回しにすることはない」と話している。
臨床研修医、全国定員14%減の9500人 10年度から厚労省
日本経済新聞 2009/02/26
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090226AT3S2502F25022009.html
厚生労働省は二〇一〇年度から医師の臨床研修制度を大きく変えるのに合わせ、臨床研修医の全国の募集定員を、研修希望者数の一・一倍の九千五百人程度に抑える方向で調整に入った。これまで全国定員は希望者数の一・三倍の一万一千人前後で推移しており、約一四%の定員減になる。都道府県ごとに定員の上限も設けるため、定員数を希望者数に近づけることで「医師不足の地域にも研修医が集まりやすくなる」とみている。
現行の臨床研修制度では、研修医受け入れ病院の定員の合計を全国定員にしてきたが、厚労省と文部科学省が十八日にまとめた制度見直し策の一環で、一〇年度から国が全国の定員総枠を設けることにした。二十六日に開く医道審議会の医師臨床研修部会で厚労省が定員目標を示す見通し。
全国定員は最近五年は一万一千人程度で推移しており、〇九年度は研修希望者が八千四百十六人、定員は一・三倍の一万一千二百九十二人となる予定。一〇年度は定員を約一四%減の九千五百人程度にとどめる。希望者数は定員を下回るが、都道府県の定員の上限も抑制されるため、研修医は希望する地域に行きにくくなる。
定員の変更は研修医優位の売り手市場だった病院選びを研修病院の買い手市場に変え、医師不足の地域に研修医を振り向けるのが狙い。
ただ病院の研修医受け入れ努力を損ねるとの指摘もあり、厚労省の目標通りの数字に落ち着くかは微妙だ。
臨床研修見直し、医道審に具体案を提示
キャリアブレイン 2009年2月26日
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/20815.html
研修医の募集定員、医師の「派遣」実績で
キャリアブレイン 2009年2月26日
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/20813.html
「臨床研修制度等に関する意見のとりまとめ」(臨床研修制度のあり方等に関する検討会)の公表について
文部科学省 2009年2月26日
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/21/02/1246964.htm
民間病院、6倍200拠点に 公立に代わる地域医療、厚労省が育成策
日本経済新聞2009/02/26
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090226AT3S2200425022009.html
政府は地域医療の中核となる民間病院の育成策を固めた。産科や小児救急などを備え、公共性の高い民間病院を経営する「社会医療法人」を増やすため、税制優遇を拡充するのが柱。来年度から固定資産税を非課税にして同法人の経営を支援し、公立病院に代わる地域医療の中核に育てる。二〇一三年度には法人数を今の六倍の二百に増やす計画。医師不足が深刻な地域の産科や小児科を確保する狙いもある。
社会医療法人は〇七年四月から始まった制度。救急、災害、へき地、周産期、小児救急の五つの医療分野のいずれかで一定の実績があることや透明性の高い経営体制などを条件に都道府県が認定する。地域医療で中心的な役割を担ってもらう狙いがある。認定されると一般の民間医療法人より法人税が軽減されるほか、公募債の発行による資金調達を認められるといった優遇措置がある。
来年度からは税制優遇措置を拡大し、固定資産税のほか、都市計画税、不動産取得税を非課税とする。今国会に提出済みの税制関連法案に盛り込んだ。固定資産税は毎年かかる固定費として病院経営への影響が大きい。厚生労働省は非課税にすることで一病院当たり年約二千万円の減税効果が見込めるとしている。
医療法人は現在、全国に約四万五千あり、このうち社会医療法人は三十、傘下病院は三十三にとどまる。認定要件が厳しいのが一因だが、厚労省は「税制優遇の拡充で、一般の医療法人が社会医療法人に移行する努力を促せる」とみており、五年後には二百法人に増やす考え。一法人が複数の病院を設置することもあるため、目標を達成すれば二百超の拠点を確保できる見通しだ。
【埼玉】軽症小児の救急 社保大宮病院に 来月から移管
2009/02/26 日本経済新聞
さいたま市は二十五日、深夜・早朝帯の軽症小児の救急医療を三月一日から社会保険大宮総合病院で実施すると発表した。これまで担当していた大宮医師会市民病院が二月末で閉院することを受けた措置。市内の医師会や市立病院、さいたま赤十字病院などの医師らがチームを組み、午後十時から午前七時までの診療を分担する。
社保大宮総合病院:深夜に初期救急の小児、受け入れ--さいたま /埼玉
毎日新聞 2009年2月26日
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20090226ddlk11040283000c.html
大宮総合病院に委託 初期小児救急 来月からさいたま市 市民病院の閉院で
東京新聞 2009年2月26日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20090226/CK2009022602000093.html
小児救急 北区の病院で 来月から 深夜・早朝の軽症対応/埼玉
読売新聞 2009年2月26日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20090225-OYT8T01136.htm
【埼玉】一般病床 3割削減 東松山市民病院 条例改正案市が提出へ 医師流出には歯止め
東京新聞 2009年2月26日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20090226/CK2009022602000094.html
【東京】港区 区内病院と連携 がん在宅療養でモデル事業 緊急時に病床確保
2009/02/26 日本経済新聞
東京都港区は二〇〇九年度、がんになったときでも自宅で療養できるようにするため、「在宅緩和ケア」のモデル事業を始める。区内の中核病院に病床を確保し、在宅療養中に容体が急変した場合などの受け皿とする。病院で患者や家族の相談事業も実施する。区は一三年をめどに在宅がん患者専門の拠点を設置し、本格的な支援体制を整える。
区によると行政主導で在宅ケアの体制をつくるのは、全国でも珍しいという。病床は区内二カ所の中核病院に一床ずつ確保する。在宅ケアの課題として、患者の容体が急変した時に空き病床がなかったりするため、即座に入院するのが難しいことが指摘されていた。
患者が自宅での療養を希望しても、家族はどうしたらいいのかわからないケースも多い。このため区内の中核病院三カ所で、医師や看護師などが患者や家族の相談に応じる。
区民に広く在宅緩和ケアを知ってもらう周知活動も実施する。三月十四日には港区麻布区民センターで「住みなれた場所でがんと向き合おう」と題したセミナーを開催。医師や薬剤師などが在宅ケアの現状や経験などを話す。
診療所のネットワーク化も検討する。現在、区内で在宅療養を支援する診療所が二十三カ所ある。区は四月をメドにこれらの診療所が、がん患者に対応しているか、二十四時間往診しているかなどを調査。今後の診療体制などを研究する。
港区は〇七年、区内の中核病院の代表、在宅緩和ケアの専門家らをメンバーとした推進協議会を設け、今年一月に基本方針をまとめた。病院内の相談体制の強化、容体急変時の受け入れ先の確保、区民への情報提供の充実など今後の政策の方向性を盛り込んだ。
区は一三年をメドに、「在宅緩和ケア・ホスピスケア支援センター」(仮称)を設置する方針。家族が用事があるときや介護に疲れたときに、患者を一時的に預かる機能などを検討している。
同区ががん患者の介護経験者を対象にした調査では、約半数が終末期を自宅で過ごしたいと考えているという。急速な高齢化が進む一方で病床数の大幅な増加は見込みにくいため、区は自宅での療養の重要性が高まるとみている。
がん診療拠点に県立成人病センター 厚生労働省、4月から4年間
京都新聞 2009年2月26日
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009022600214&genre=A2&area=S00
【山梨】県立中央、北病院 独法化へ院内検討委 来月にも立ち上げ
山梨日日新聞 2009年02月26日
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/02/26/15.html
【長野】伊那中央病院運営審議会 経営改革プラン案を了承
伊那Myウェブニュース 2009/2/26
http://inamai.com/news.php?c=shakai&i=200902251840250000033079
【山梨】がん拠点病院更新→専従の医師確保ネック
朝日新聞 2009年02月26日
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000902250006
日本の論点PLUS「地方の自立は可能か」 2008年版
夕張は地域行政の縮図 。住民ニーズの肥大化が行政サービスを破綻させた
村上智彦 (夕張医療センター所長)
http://www.bitway.ne.jp/bunshun/ronten/ocn/sample/ron/08/038/r08038BNB1.html
院内保育園、効果ズバリ 徳山医師会病院 医師ら確保、離職も防ぐ
中国新聞 2009年2月26日
http://www.chugoku-np.co.jp/Health/An200902260329.html
福岡市立こども病院:移転問題 議会答弁の訂正遅れに抗議文--自民市議団 /福岡
毎日新聞 2009年2月26日
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090226ddlk40040343000c.html
銚子市立総合病院:休止問題 「正当な理由ない」銚子市長が解職請求に弁明書 /千葉
毎日新聞 2009年2月26日
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090226ddlk12040241000c.html
医療機器共同利用を 東胆振日高10病院、連携へ報告書
北海道新聞 2009年2月26日
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/149523.html
赤字改善へ効率化 舞鶴市民病院、新たな方針
京都新聞 2009年2月26日
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009022600071&genre=C4&area=K60
県立中央、北病院 独法化へ院内検討委
山梨日日新聞 2009年2月26日
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/02/26/15.html
医療を守る NICUできずな深める 低出生体重児の母親ケア
中日新聞 2009年2月26日
http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2009022602000084.html
県バンクに2人目医師 /和歌山
10月から那智勝浦町立病院へ 特典研修後2年5か月勤務
読売新聞 2009年2月26日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20090225-OYT8T01094.htm
DPC新係数、在院日数の評価や地域実情に配慮を <中医協・基本問題小委>
Japan Medicine Mail 2009/02/26
中医協の診療報酬基本問題小委員会(委員長=遠藤久夫・学習院大教授)は25日、DPCの調整係数に代わる新たな機能評価係数に関して、DPC評価分科会での検討内容の報告を受けた。委員からは平均在院日数に着目した係数設定や地域の実情に応じた評価を求める意見が出た。
具体策への踏み込みで甘さ指摘 <日医、臨床研修制度見直しで見解>
Japan Medicine Mail 2009/02/26
日本医師会は25日、厚生労働省と文部科学省が合同で設置した「臨床研修制度のあり方等に関する検討会」の意見の取りまとめ案に対する見解を発表した。同日の定例会見で内田健夫常任理事は、取りまとめ案には一定の範囲で日医の意見が反映されているとして評価する一方、日医が「グランドデザイン2009」で提示した新医師臨床研修制度の改革案と比較して具体策への踏み込みに甘さがあると指摘。「検討会の取りまとめ案は十分なものとは言えない」との認識を示した。
医業損益差額が過去最悪 <赤字病院も増加、公私病連・08年病院調査>
Japan Medicine Mail 2009/02/26
全国公私病院連盟と日本病院会は25日、2008年6月に実施した病院運営実態分析調査の概要を発表した。医業収益から医業費用を差し引いた100床当たりの医業損益差額は月約1260万円の赤字で過去最悪となった。赤字病院の割合も76.2%と、過去5年間で最高だった。公私病連は「病院経営は極めて厳しい局面に突入している」としている。
【ゆうゆうLife】医療 介護 病院を出される(4)
MSN産経ニュース 2009年2月26日
(1)http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/090226/wlf0902260807003-n1.htm
(2)http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/090226/wlf0902260807003-n2.htm
(3)http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/090226/wlf0902260807003-n3.htm
診療費未収金回収 弁護士に委託 滋賀県 3病院7200万円
京都新聞 2009年2月26日
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009022600211&genre=A2&area=S00
滋賀県は26日、県立3病院で患者から支払われていない診療費などの未収金について、回収業務の委託契約を大阪市の弁護士法人と締結した。回収ノウハウを持つ弁護士に委託することで、年々増加している未収金の回収率アップを図る。
成人病センター、小児保健医療センター、精神医療センターの3病院で、納付期限から1年以上経過し、患者から支払う意思が示されていない未収金について、患者との支払い督促などの折衝や請求、居所不明者の調査などの業務を委託する。今月下旬に対象の未収金を選び、催告書をあらためて発送したうえで、3月下旬に弁護士法人へ対象者の氏名や住所、診療日時などのデータを提供する。治療行為にかかわる情報は、原則として提供データから除外する。
県立3病院では未収金に対して、これまで病院ごとに文書や電話で支払いを督促していた。しかし、回収専従の職員がおらず、未収金総額は3病院合わせて年500万円程度の増加を続けている。昨年3月までの診療で未収金は、3病院で計約7200万円。
子宮がん検診に公費負担 京都市方針、妊婦健診とセットで無料
京都新聞 2009年2月26日
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009022600177&genre=A2&area=K00
日本一アクセスの多い医師ブロガー Bermudaさんて誰?
YUCASEE MEDIA 2009年02月24日
(1) http://media.yucasee.jp/posts/index/218
(2) http://media.yucasee.jp/posts/index/218/2
(3) http://media.yucasee.jp/posts/index/218/3
近視治療:「レーシック手術」で角膜炎など集団感染 東京
毎日新聞 2009/02/25
http://mainichi.jp/select/science/news/20090226k0000m040085000c.html
東京都中央区保健所は25日、「銀座眼科」(中央区銀座6、溝口朝雄=ともお=医師)で、レーザーを使って近視を治す「レーシック手術」を受けた患者67人が角膜炎や結膜炎を発症したと発表した。手術に用いる医療器具の滅菌が不十分だったのが原因とみて調べている。
保健所によると、感染したのは、同眼科で昨年9月23日から今年1月17日までにレーシック手術を受けた639人のうち少なくとも67人で、1人は入院中。医療器具を高圧蒸気で滅菌する機械が故障し、消毒が不十分だったためとみられる。手術を受けた患者が続けて角膜炎を発症したが、今年1月に滅菌する機械を交換した後は収まったので、同眼科は、患者や保健所には知らせていなかったという。今月、患者が治療に行った別の眼科医の通報で同保健所が立ち入り調査していた。
レーシック手術は、レーザーで角膜を削り光の屈折度を減らして近視を矯正する。短時間でできるため、人気が高い。保険は適用されない。日本眼内レンズ屈折手術学会によると、昨年1年間で国内で40万~45万件が実施された。
銀座眼科レーシック手術集団感染 中央区保健所、当面の間の診療禁止を通達
FNN 2009/02/26
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00150132.html
東京・銀座にある眼科の診療所で、近視を矯正する手術を受けた患者67人が、角膜炎などに感染していることがわかった。保健所は、医療器具の消毒が不十分だったとことが原因と発表している。
25日午後4時ごろ、銀座眼科の溝口朝雄院長は「医師として、やはり問題があったと思います」、「自分が器具の点検、整備などをきちんとしていなかったのは事実なので、深くその点は反省しております」と述べた。
2008年9月以降、銀座眼科でレーシック手術を受けた患者639人の1割にあたる67人が、感染性角膜炎など異常を訴え、2人は入院した。
レーシック手術とは、目の角膜にレーザーを当て、視力を矯正するもので、手術時間が短く、日帰りも可能とあって注目を集めている。
銀座眼科は、9万5,000円という格安の料金で、インターネットを通じ宣伝していた。しかし、銀座眼科で手術を受けた人は「目がすごい炎症しちゃって、痛くて開けられない状態」、「『医療ミスですか』と言ったら、『そう言われても過言ではない』って言ってたんで」と話した。保健所は、医療機器の消毒不十分が原因としたうえで、診療所の衛生管理に問題があったと指摘した。角膜の表面をめくる「マイクロケラトーム」という器具の消毒が不十分だったため、感染が拡大したとみられる。
銀座眼科で手術を受けた人は「『水で消毒している』と言うわけですよ。何で消毒しているんですかと聞いたら、水蒸気だか水で消毒していると。びっくりした」と話した。銀座眼科の溝口院長は「器具の洗浄、滅菌等をいろいろ変更しまして、自分の勝手な解釈ですが、感染症は起きるはずがないと思い込んでいた」と話した。
本来、目の手術には、よりいっそうの注意が必要とされる。
慶応大学医学部の坪田一男眼科医は「目というのは血管がないので、基本的に感染しやすいんですよ。だから気をつけないといけない」、「細菌が目に入っちゃうんですよね。機械が消毒されていない、手が消毒されていない。また、空気が汚れているとかね、どれか1つでも駄目だったら、問題になります」と話した。
集団感染を引き起こした今回の事態に、石原都知事は「病院そのものがずさんだね。そういうことがあっちゃならないことだよね」と話した。保健所は、当面の間、診療禁止を通達した。厚生労働省は、レーシック手術を行う全国の医療機関に感染防止の徹底を指導するよう、各自治体に通知した。
妊婦死亡訴訟で請求棄却求める/高松赤十字病院
四国新聞 2009年2月26日
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20090226000236
高松赤十字病院(香川県高松市番町)に出産のため入院していた香川県高松市内の女性=当時(30)=が死亡、生まれた女児が重度の障害を負ったのは、主治医らが出産時に必要な帝王切開の処置を行わなかったためとして、女性の夫らが、病院を運営する日本赤十字社(東京都)と当時の主治医に対し、約2億4600万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が25日、高松地裁(吉田肇裁判長)であった。病院側は請求の棄却を求める答弁書を提出、全面的に争う姿勢を示した。
訴えによると、女性は2004年11月8日、主治医から、帝王切開が必要な「全前置胎盤」の疑いがあると診断されたが、病院が適切な処置をしなかったため、出産に備え入院した05年1月6日深夜に容態が急変。翌日未明に心肺停止状態となり、病院が女性の救命活動を優先したため、帝王切開で生まれた女児は低酸素脳症の影響で脳に障害が残った。女性は同日死亡した。
8500万円支払いなどで和解 出産時医療ミス/福島
河北新報 2009年2月26日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090226t63043.htm
出産時の医師らの不適切な対応で次女が脳性まひになり、4歳9カ月で死亡したとして、福島市の法科大学院研究生幕田智広さん(42)と妻の美江さん(42)が福島県立医大(福島市)に1億円の損害賠償を求めた訴訟は26日、医大が和解金8500万円を支払い、出産事故防止に向けた改善策を講じることで、仙台高裁で和解した。
和解条項に盛り込まれた改善策は(1)妊婦やその夫から十分なインフォームドコンセント(十分な説明と同意)を得る(2)切迫子宮破裂の兆候を認めた場合、速やかに緊急帝王切開を行う(3)原告の意見を聞いた上で、医師や看護師ら向けの要領や指針を半年以内に作成する―が内容。記者会見で、智広さんは「判決を得たかった気持ちもあるが、和解は医療の在り方を考えてもらう上で有意義だったと思う」と評価。美江さんも「前(再発防止)に進んでいくことができる。次女の死は無駄ではなかった」と語った。
福島地裁は昨年5月、「母親が痛みを訴えた段階で診察すれば、切迫子宮破裂を診断できた可能性があった」と過失を認め、医大に約7300万円の賠償を命じた。医大は「診察が必要な異常は認められなかった上、速やかに帝王切開に切り替えても、脳性まひが回避できたかどうかは不確実だ」と主張していた。地裁判決によると、美江さんは1995年、医大病院で次女を出産中に子宮が破裂。医師は帝王切開に切り替えたが、準備を怠って開始に手間取るなどしたため、次女は仮死状態で生まれ、重度の脳性まひになった。
順大静岡病院の医療過誤損賠訴訟:順天堂に7100万円支払い命令 /静岡
毎日新聞 2009年2月26日
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090226ddlk22040136000c.html
◇過失認め順天堂に--地裁沼津支部判決
順天堂大静岡病院(伊豆の国市長岡)で函南町の女性(当時34歳)が死亡したのは、病院側が手術後の注意義務を怠ったためとして、女性の遺族らが同病院を経営する学校法人順天堂(東京都文京区)に約1億円の損害賠償を求めていた訴訟の判決が25日、地裁沼津支部であった。千徳輝夫裁判長は同病院の過失を認め、約7100万円の支払いを命じた。
判決によると、女性は鼻血が止まらず、06年2月に同病院に入院。同年3月、出血を抑えるために右足の付け根からカテーテルを挿入して血管をふさぐ物質を注入する血管塞栓(そくせん)術を受けた。術後、止血のため右足のつけ根を重しで圧迫されてベッドで寝かされ、翌朝に歩いたところで倒れ、3日後に肺梗塞(こうそく)で亡くなった。
裁判では、原告側が「重しで長時間圧迫したため、血の塊ができて肺に詰まった」と主張。病院側は「1~2時間程度しか重しを置いていない」と反論していた。判決では「長時間重しを乗せた状態にして、血の塊ができないようにする処置を怠った」として、病院側のミスを認定した。
釧路赤十字が労災の安全面をチェック
釧路新聞 2009年2月26日
http://www.news-kushiro.jp/news/20090226/200902261.html
赤十字センター職員が血液型取り違え 福島の患者に輸血
MSN産経ニュース 2009年2月26日
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090226/crm0902261340028-n1.htm
獣医師に慰謝料24万支払い命令 飼い主「犬の死は輸血準備不足」/愛知
読売新聞 2009年2月26日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20090226-OYT8T00084.htm
福岡大病院で延命治療中止 人工心肺装置の60代男性
共同通信 2009/02/26
http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009022501001166.html
福大病院が延命治療中止、指針沿い心肺補助装置外す
読売新聞 2009年2月26日
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090226-OYS1T00596.htm
少子化調査:期待する政策「妊娠・出産の支援」55%
毎日新聞 2009年2月26日
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090227k0000m010080000c.html
負担増でも育児支援9割 少子化で内閣府調査
47NEWS 2009年2月26日
http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009022601001101.html
「周産期医療体制の整備を」が急増
TBS News 2009年2月26日
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4071473.html
自分の卵子で49歳女性出産 体外受精で、国内最高齢か
47NEWS 2009年2月26日
http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009022601000244.html
<続報>日本人への「ヤミ臓器移植」、執刀医の謝礼は200万円―中国
レコードチャイナ 2009/02/25
http://www.recordchina.co.jp/group/g28910.html
新生児のいない新生児室/韓国
朝鮮日報 2009年2月26日
http://www.chosunonline.com/news/20090226000026
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