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(投稿:by 僻地の産科医)
そういう本が発売されたようです(>▽<)!!!
こちらでも紹介されていますね。
予定通りの暴走
S.Y.’s Blog 2008-12-19
http://d.hatena.ne.jp/shy1221/20081219/p2
で、M3からこのようなお知らせが出ていました!
Doctors Communityの内容を
掲載した書籍の出版について
http://www.m3.com/announcements/081219.html
弊社医師専用掲示板「Doctors Community」の内容を掲載した、『ネットで暴走する医師たち』(鳥集徹著、WAVE出版)について、弊社の見解を以下の通りお知らせ致します。
<今回の経緯と弊社の対応について>
このほどWAVE出版から上梓された、『ネットで暴走する医師たち』(鳥集徹著)には、「Doctors Community」の内容を掲載した部分が随所にありました。
まず、弊社から、WAVE出版および著者である鳥集徹氏に、掲示板の内容を提供したことは一切ございません。著書の中では、「医師専用掲示板の書き込みは、ネット上の誹謗中傷を問題視する複数の会員医師の協力を得て入手しました」との記載があります。
また「Doctors Community」の「利用規約」の第3条(掲示板の内容に関する著作権の帰属・転載の禁止) には、
「会員は、掲示板に投稿をする場合には、当該投稿に関する著作権(著作権法第27条および第28条に定める権利を含む)を弊社に譲渡したとみなされることに同意するものとします。
会員は、掲示板になされた投稿に関し、弊社の許諾を得ずに、掲示板外に転載し、または第三者に開示しないものとします。」
と規定しています。
弊社は、より良き医療の実現に貢献することを企業理念として掲げております。この「Doctors Community」もこの理念の下で運営しており、弊社サイトの医師会員が相互の意見交換を通じて、医学・医療等に関する知識・情報の向上に役立てていただくことを目指しています。
『ネットで暴走する医師たち』が出版された趣旨は定かではございませんが、特定のスレッドのみを抽出し、医師・患者の対立を煽るような内容に見受けられました。弊社としては誠に遺憾に感じております。弊社は、今回の事態に関し然るべき対応を取るべく検討しております。
<m3.com Community運営方針について>
当掲示板サイトについて、「患者への中傷が溢れている」などの、いたずらに医療不信を煽るようなマスコミの報道や、会員医師限定のサイトの内容が恣意的、部分的に許可無く転載、開示されている現状に対し、極めて遺憾に思っております。
弊社は、今回の件に限らず、マスコミを含む非会員に対して、当サイトの閲覧や内容についての公開は、一切許可しておりません。会員の皆様におかれましても、「利用規約」を遵守し、当サイトの投稿内容を外部に開示することのないようご協力をお願い致します。また、ID、パスワードを第三者に利用させることも規約にて禁止致しておりますので、もしそのようなケースをご存知でしたら、弊社までご連絡いただきますようお願い申し上げます。
今後ともご支援、ご愛顧の程、どうぞよろしくお願い致します。
【2008年12月24日 追記】
弊社は、12月24日付けで株式会社WAVE出版に対し、今回の書籍の出版についての遺憾表明、および当サイト利用規約第3条(掲示板の内容に関する著作権の帰属・転載の禁止)に基づいて、違法性を指摘する文書を送付しました。
鳥集徹さんの「ネットで暴走する医師たち」のあとがきには冒頭で下記のように書かれています。
「誹謗中傷の本書かへん?」
勝村久司さんから携帯に電話がかかってきたのはお盆前だった。
08年8月11日にWAVE出版を初めて訪れ、勝村さんが信頼しているという編集者・小嶋裕子さんを紹介された」と書かれています。
勝村久司さんは中医協委員で公的な立場にありますから、違法行為に関わるのは立場上許されないのではないかと思います。
普段から医師の自律とか責任とかおっしゃられていますから、m3.com側の提訴があれば、責任を取っていただきたいと思います。
投稿情報: 近森正昭 | 2008年12 月27日 (土) 13:10
読まれたのですか。。。
すごい。尊敬します。
(私には読めません。多分、いらいらするから)
というか、そんな舞台裏書いちゃっていいのでしょうか?
逆に心配になります。大丈夫かしらん?
投稿情報: 僻地の産科医 | 2008年12 月27日 (土) 16:46
そもそも、当該書籍におけるm3.com内当該スレッドの引用が、著作権法にかなうものであるかどうか、でしょう。
他方このブログでは、単に記事内容と画像をコピペしただけの、著作権法で認められた引用の範囲を逸脱していることが強く疑われるブログエントリー記事は多数存在しますが、その点についてはいかがお考えでしょうか。
投稿情報: うみねこ | 2009年1 月17日 (土) 06:23
著作権については、主張されて連絡してきた方とはきちんと交渉の上、削除することでお話がまとまれば削除していますし、お話合いの上で、「今のところはこのままでよい」と判断された場合はそのようにさせていただいております。
実の所、無償宣伝もかねていると判断され、転載をお願いされる(歓迎している)会社もあり、従来の「著作権」とは若干違った方向性に世の中が動いてきているようにも感じますが、いかがでしょうか?
これはブログの性格や全体の雰囲気によっても対応の違いがあるとは思いますが、当ブログに関しては、比較的「材料そのもの」を提供していることで、(このことによって「引用の範囲を逸脱している」と判断されてのコメントでしょうが)色が着きにくく、会社として「引用されるだけでアクセス数が増加する、あと評価されているように感じるので歓迎」という判断につながっているようです。
「著作権」はその権利を持つものが判断すべきことですので、その都度申し出があればそこで交渉ということにしております。
ところでM3に関しては、「書きこみそのものについてM3が著作権を有する」という規約があったので、それをもって著作権騒動につながっているものと思われます。
投稿情報: 僻地の産科医 | 2009年1 月17日 (土) 09:45
あ、ちなみに今まで、「ご興味あれば載せてください」とお願いされてきたものは数多くありますが、実際に著作権でご連絡がありましたのは2件のみですo(^-^)o。
投稿情報: 僻地の産科医 | 2009年1 月17日 (土) 09:49
著者のm3無断転載に関する責任転嫁には呆れてしまいます。
http://www.conflict-management.jp/journal_cont/20090115J-14.htm
<著者インタビュー>
『ネットで暴走する医師たち』著者、鳥集 徹 氏
投稿情報: Nobody | 2009年1 月18日 (日) 00:34